JPH0460540B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0460540B2
JPH0460540B2 JP61150517A JP15051786A JPH0460540B2 JP H0460540 B2 JPH0460540 B2 JP H0460540B2 JP 61150517 A JP61150517 A JP 61150517A JP 15051786 A JP15051786 A JP 15051786A JP H0460540 B2 JPH0460540 B2 JP H0460540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
itv camera
image data
ultraviolet irradiation
inspection
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61150517A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS636432A (ja
Inventor
Katsumi Kubo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP15051786A priority Critical patent/JPS636432A/ja
Publication of JPS636432A publication Critical patent/JPS636432A/ja
Publication of JPH0460540B2 publication Critical patent/JPH0460540B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、原子力発電所や再処理施設等の潤
滑系統や冷却系統の油漏れを検出する漏洩検出装
置に関するものである。
(従来の技術) 原子力発電所や再処理施設においては潤滑系統
や冷却系統を有し、これら各系統の健全性確保の
ために毎日、パトロール員による点検、監視が行
われている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したパトロール員による点検、監視ポイン
トは、例えば110万Kwの発電プラントで約2000
点にも達し、これに多大な労力と時間を費やさな
ければならなかつた。
また、点検、監視場所が狭隘であつたり、放射
線線量率レベルの高い場所があつたりして、点
検、監視の作業自体が大変でもあつた。
本発明は上記の問題点を解決するためになされ
たもので、油たまりを効果的に検出すると共に、
監視員の危険を取り除いて点検、監視の負担を著
しく軽減することのできる漏洩検出装置の提供を
目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ITVカメラと、このITVカメラの
撮影領域に紫外線を照射する紫外線照射装置と、
前記ITVカメラの撮影領域を明るく照らし出す
照明装置と、前記ITVカメラ、紫外線照射装置
および照明装置を搭載する移動台車と、前記照明
装置を点灯させて前記ITVカメラの映像信号を
処理すると共に、得られたデータと予め格納して
あるデータとを比較することにより、前記移動台
車の走行可能領域であることを認識して前記移動
台車を走行させ、かつ、油たまりの点検監視ポイ
ントを認識して前記移動台車を停止させ、停止中
の一定時間だけ前記照明装置を消灯させ、その代
わりに前記紫外線照射装置を点灯させる運行制御
手段と、前記紫外線照射装置の点灯中の前記
ITVカメラの映像信号を処理して油たまりの有
無を判定する画像データ処理手段と、この画像デ
ータ処理手段の処理結果を表示する表示装置とを
備えたことを特徴とする漏洩検出装置にある。
(作用) 一般に、冷却系統や潤滑系統の配管から油が漏
洩すると油たまりを生じることから、油たまりに
よつて漏洩を検出することができる。
しかしながら、油たまりを肉眼で検出するには
光を照射したり、点検角度を変えたりして油たま
りであることの確認ができるけれども、これを
ITVカメラで撮影し、その映像から油たまりを
点検するには相当の困難を伴う。
本発明においては、ITVカメラ、紫外線照射
装置および照射装置を移動台車に搭載し、照明装
置を点灯させた時のITVカメラの映像信号に基
いて移動台車の走行可能領域であることを認識し
て移動台車を走行させ、かつ、油たまりの点検監
視ポイントを認識してこの移動台車を停止させ、
移動台車の停止中、一定時間だけ前記照明装置を
消灯させ、その代わりに紫外線照射装置を点灯さ
せ、このときのITVカメラの映像信号を処理す
ることにより、油たまりの有無を判定し、その結
果を表示装置に表示するようにしたので、油たま
りの効果的な検出ができると共に、点検、監視場
所が点在したり、放射線線量率レベルの高い場所
があつたりする悪環境下での点検監視操作の自動
化が達成されて点検員の負担が軽減される。
(実施例) 第2図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図である。同図において、ITVカメラ1と、
このITVカメラ2の撮影領域に紫外線を照射す
る紫外線照射装置2と、同じくITVカメラの撮
影領域を明るく照らし出す照明装置3とが移動台
車4に搭載されている。このうち、ITVカメラ
1には、映像信号を8ビツトのデイジタル信号に
変換するアナログプロセツサ5が接続されてい
る。また、アナログプロセツサ5と、デイジタル
信号を入力して画像処理を行う演算ユニツト6
と、この画像処理に用いたり、処理結果を記憶さ
せたりするフレームメモリ7と、制御プロセツサ
8および演算プロセツサ9とが高速バス11で接
続されるほか、アナログプロセツサ5、演算ユニ
ツト6およびフレームメモリ12がビデオバス1
2で接続されている。次に、高速バス11に繋が
る入出力バス13には表示装置10が接続される
ほか、インタフエース14を介して紫外線照射装
置2および照明装置3が接続され、さらに、イン
タフエース15を介して移動台車4が接続されて
いる。
なお、ITVカメラ1、紫外線照射装置2およ
び照明装置3は移動台車4に搭載された状態で点
検、監視ポイントに順次、移動せしめられるが、
これ以外の構成要素は全て監視室等に設置され
る。
次に、第1図は第2図に示した実施例を、部分
的に機能ブロツクで示したブロツク図であり、図
中第2図と同一の符号を付したものはそれぞれ同
一の要素を示す。そして、ITVカメラ1の映像
情報に基いて移動台車4を制御する運行制御手段
21、この運行制御手段21の運行位置信号に応
じて紫外線照射装置2および照明装置3の点滅を
制御する照明制御手段22、ITVカメラ1の映
像信号を処理する画像データ処理手段23、およ
び、この画像データ処理手段23の処理結果を表
示装置10に表示させる表示制御手段24を備え
たものである。
上記のように構成された本実施例の動作を、第
1図に従つて、さらに、第3図乃至第6図の画像
例をも参照して説明する。
先ず、点検、監視を開始するべく照明制御手段
22で照明装置3を点灯すると、ITVカメラ1
は第3図に示すような画像、すなわち、通路14
の両側に白線15が引かれ、その側部に弁17を
有する配管16を設置した画像VAを撮影し、そ
の映像信号を運行制御手段21に与える。運行制
御手段21は映像信号を8ビツトのデイジタル画
像データに変換し、続いて、連続するデイジタル
画像データに微分処理を施して境界(エツジ)を
検出し、さらに、区域分けを行つて番号付けする
ことにより第4図に示す画像VBに対応する画像
データを得る。そして、移動台車4の走行可能領
域が110と番号付けされた領域であることを認識
して走行を開始し、点検、監視ポイントで停止す
る。また、同様にして次から次へと点検、監視ポ
イントまで移動して停止する。この場合、運行制
御手段21を構成する制御プロセツサ8には点
検、監視ルートの地図情報が格納されており、こ
の地図上に記述されている場所と、自己の位置と
を比較し、両者が一致した点検、監視ポイントに
て移動台車を停止させることになる。
次に、移動台車4が停止すると、その停止信号
に基いて照明制御手段22が照明装置3を消灯さ
せ、その代わりに紫外線照射装置2を一定時間動
作させる。
ちなみに、第3図に示す弁17の部分が油漏れ
の点検、監視ポイントでその床面に油たまり18
があつたとすると、紫外線の照射によつて油中の
蛍光物質が発光し、紫外線の照射を中止しても発
光を続ける。
このように、紫外線の照射を中止した直後の発
光像がITVカメラ1で撮影され、第5図に示す
ように紫外線照射像20を有する画像VCに対応
する映像信号がITVカメラ1から出力される。
ここで、画像データ処理手段23は、映像信号
を8ビツトのデイジタル信号に変換すると共に、
その画像にヒストグラム処理を施して画像中の最
高値が255(輝度max)になるようにコントラス
トを強調する。その後、再度ヒストグラム処理を
施して明暗部の谷の部分を求め、この谷の部分の
値を閾値として2値化処理を行なう。続いて2値
化処理した結果を、第6図に示す画像VDのよう
に領域分割された画素の総和が3以上のものを取
り出して面積を計測する。
以上の処理により、油たまりに対応した画素面
積が所定値、つまり、3以上あるとき配管16
(第3図)に漏洩があるものとして表示制御手段
24が表示装置10に表示させる。
上述した操作を点検、監視ポイント毎に繰返す
ことにより潤滑系統や冷却系統の油洩れを自動的
に検出することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明によつて明らかなように、本発明に
よれば、原子力発電施設や再処理施設で行なわれ
ている油漏洩の点検、監視を確実に行なうことが
でき、しかも、点検、監視場所が点在したり、放
射線線量率レベルの高い場所があつたりする悪環
境下での点検監視作業を自動化し得ることから、
点検員の負担を軽減することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を、部分的
に機能ブロツクで示したブロツク図、第2図は同
実施例のハードウエアの構成を示すブロツク図、
第3図乃至第6図は同実施例の動作を説明するた
めの画像例である。 1……ITVカメラ、2……紫外線照射装置、
3……照明装置、4……移動台車、5……アナロ
グプロセツサ、6……演算ユニツト、7……フレ
ームメモリ、8……制御プロセツサ、9……演算
プロセツサ、10……表示装置、21……運行制
御手段、22……照明制御手段、23……画像デ
ータ処理手段、24……表示制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ITVカメラと、このITVカメラの撮影領域
    に紫外線を照射する紫外線照射装置と、前記
    ITVカメラの撮影領域を明るく照らし出す照明
    装置と、前記ITVカメラ、紫外線照射装置およ
    び照明装置を搭載する移動台車と、前記照明装置
    を点灯させて前記ITVカメラの映像信号を処理
    すると共に、得られたデータと予め格納してある
    データとを比較することにより、前記移動台車の
    走行可能領域であることを認識して前記移動台車
    を走行させ、かつ、油たまりの点検監視ポイント
    を認識して前記移動台車を停止させ、停止中の一
    定時間だけ前記照明装置を消灯させ、その代わり
    に前記紫外線照射装置を点灯させる運行制御手段
    と、前記紫外線照射装置の点灯中の前記ITVカ
    メラの映像信号を処理して油たまりの有無を判定
    する画像データ処理手段と、この画像データ処理
    手段の処理結果を表示する表示装置とを備えたこ
    とを特徴とする漏洩検出装置。 2 前記運行制御手段は、前記ITVカメラの映
    像信号を画像データに変換し、この画像データの
    境界を検出し、境界によつて区域分けされた領域
    と予め格納された地図情報とを比較して走行可能
    領域および油たまりの点検監視ポイントを認識す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    漏洩検出装置。
JP15051786A 1986-06-26 1986-06-26 漏洩検出装置 Granted JPS636432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15051786A JPS636432A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 漏洩検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15051786A JPS636432A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 漏洩検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS636432A JPS636432A (ja) 1988-01-12
JPH0460540B2 true JPH0460540B2 (ja) 1992-09-28

Family

ID=15498588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15051786A Granted JPS636432A (ja) 1986-06-26 1986-06-26 漏洩検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS636432A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03199938A (ja) * 1989-12-27 1991-08-30 Hamamatsu Photonics Kk 液漏れ検査方法
JP5863007B2 (ja) * 2011-09-08 2016-02-16 サントリーホールディングス株式会社 容器の液漏れ検査装置
JP6032054B2 (ja) * 2013-02-20 2016-11-24 トヨタ自動車株式会社 把持装置の当接部材
JP7075286B2 (ja) * 2018-05-31 2022-05-25 株式会社荏原製作所 ポンプ設備およびポンプ設備の点検方法
JP7096780B2 (ja) * 2019-02-14 2022-07-06 株式会社日立製作所 漏油検出装置及び漏油検出方法
CN110174223B (zh) * 2019-07-03 2021-01-29 云南电网有限责任公司电力科学研究院 一种变压器本体渗漏油面积检测系统及方法
CN110455463A (zh) * 2019-08-09 2019-11-15 云南电网有限责任公司电力科学研究院 变电站设备油污检测系统及方法
CN117406474A (zh) * 2022-07-06 2024-01-16 苏州极刻光核科技有限公司 电光调制器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5786743A (en) * 1980-11-20 1982-05-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Grease measuring device
JPS591718U (ja) * 1982-06-28 1984-01-07 日本道路公団 工事規制用標識体の標識材
JPS59176641A (ja) * 1983-03-28 1984-10-06 Idemitsu Kosan Co Ltd 油圧油
JPS628132A (ja) * 1985-07-05 1987-01-16 Nomura Sogo Kenkyusho:Kk 光and回路装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5786743A (en) * 1980-11-20 1982-05-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Grease measuring device
JPS591718U (ja) * 1982-06-28 1984-01-07 日本道路公団 工事規制用標識体の標識材
JPS59176641A (ja) * 1983-03-28 1984-10-06 Idemitsu Kosan Co Ltd 油圧油
JPS628132A (ja) * 1985-07-05 1987-01-16 Nomura Sogo Kenkyusho:Kk 光and回路装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS636432A (ja) 1988-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5446849B2 (ja) ワイヤーロープ検査装置
CN101292153A (zh) 用于检查运行的钢丝绳的方法和设备
JP6989444B2 (ja) 作業端末、漏油検出装置、及び、漏油検出方法
KR20170039737A (ko) 누유 검출 장치와 방법
JPH0460540B2 (ja)
JPH10282063A (ja) 表面疵自動検査装置
CN103389312A (zh) 铜管检测系统
JP2020176909A (ja) 鉄スクラップ検品方法および鉄スクラップ検品システム
JP4581424B2 (ja) 外観検査方法及び画像処理装置
JPH05143714A (ja) 画像処理を利用した走行車両の異常監視方法及び異常監視システム
JP4398282B2 (ja) パンタグラフのすり板検査装置。
JPH04238592A (ja) 結束棒鋼自動検数装置
JP2002168791A (ja) 多元照明を用いた検査装置
US11994448B2 (en) Leakage oil detection device and leakage oil detection method
JP2004361085A (ja) 外観検査装置
JPH03218045A (ja) 太陽電池セル検査装置
JPH04223262A (ja) 蛍光磁粉探傷における画像処理方法
JPH08186808A (ja) 画像処理方法及びその装置
JPH043820B2 (ja)
JP3017414B2 (ja) コイル内径だれ検出方法及びその検出装置
JPH01207878A (ja) 輪郭検査装置
JPH03205540A (ja) 欠陥検出方法
JPH04299785A (ja) 色むら検査装置
JP2874121B2 (ja) 管体の製品検査方法
JPH07159141A (ja) ワーク表面検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term