JPH0460337A - 自動風呂装置における浴槽水位の検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、器具本体から循環追焚管路を経由して浴槽へ
の湯張りを行ない、がっ、浴槽中の水位を圧力センサに
より検出し、浴槽水位が設定水位に達したことを検出す
ると湯張りを自動的に停止させるようにした自動風呂装
置における浴槽水位の検出方法に関するものである。

Ｃ従来の技術〕 前記の如き自動風呂装置の従来例を第３図に示す。この
装置は、器具本体内に給湯用熱交換器１と追焚用熱交換
器２とを具備し、給湯用熱交換器１の出湯管３から分岐
された注湯電磁弁４を有する分岐管路を楯環追焚管路５
に接続し、その循環追焚管路には追焚電磁弁６とポンプ
７および圧力センサ８とを有し、浴槽への湯張りは、追
焚電磁弁６を閉じると共に注湯電磁弁４を開いて循環追
焚管路の一方を介して行なっている。

すなわち、従来は、運転スイッチをオンすると、電磁弁
４，６を開いて配管内のエア抜きを行なうための注湯（
水）を行ない、次いで電磁弁４，６を−旦閉じ、次いで
追焚電磁弁６を閉じたまま注湯電磁弁４を開き、この状
態で圧力センサ８により浴槽９中の水位を検出しつつ設
定水位までの注湯を行なって湯張りし、浴槽中の水位が
設定水位に達したことを検出すると電磁弁４，６を閉じ
、次いで注湯電磁弁４を閉じたまま追焚電磁弁６を開き
、ポンプ７を駆動して追焚き運転を行ない、浴槽中の湯
温が設定温度に達したことを検出するとポンプ７を停止
させると共に追焚電磁弁６を閉しるように構成されてい
る。なお、この種の自動風呂装置は１図示を省略したマ
イコン制御部により自動的に前記の如く運転されるので
あるが、その湯張り水位の制御は、器具設置時に第４図
に示す水位（Ｐ）−水量（Ｑ）グラフを記憶させておき
、そのＰ−Ｑグラフと湯張り中の圧力センサ８によって
検出した浴槽水位に対応する圧力Ｐ（実際には電圧とし
て検出される）とを比較し、圧力センサ８が設定水位に
達した圧力を検出すると自動的に湯張りを停止させる。

なお、前記Ｐ−Ｑグラフは、浴槽の循環口までは検出値
が一定で、それより水位が上昇すると検出値が上昇する
ことを利用し、浴槽循環口の高さを基準点とするもので
ある。

［発明が解決しようとする課題〕 従来の浴槽への湯張りは、前記の如く、循環追焚管路の
一方を介して行なっているので、給湯器の能力を活かし
た大流量での湯張りを行なうことができず、このため、
湯張りに長時間必要とするという問題がある。

また、循環追焚管路の往管と戻り管とを介して湯張りを
行なうと、注湯動圧の影響を受けて正確な浴槽水位を検
出することが困難となる。

また、追焚き中に浴槽水位を検出しようとすると、追焚
き管路内がポンプの作動によって動圧となっているため
、浴槽水位を正確に検出することが困難である。

本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、循環
追焚き管路の往管と戻り管との双方を介して短時間内に
湯張りを行なっても正確な浴槽水位を検出することがで
き、かつ、循環追焚き中でも正確な水位を検出すること
ができる浴槽水位の検出方法を提供することを目的とす
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、前記の如き目的を達成するため、器具本体か
ら循環追焚管路を経由して浴槽への湯張りを行ない、か
つ、浴槽中の水位を圧力センサにより検出し、浴槽水位
が設定水位に達したことを検出すると湯張りを自動的に
停止させるようにした自動風呂装置において、検圧口を
浴槽中に開口させた部材に圧力センサを配設し、かつ、
前記循環追焚管路に流水によって発電してその電力を貯
え得る発電、充電機を配設すると共に、その発電。

充電機によって得られた電力を電源として前記圧力セン
サによって得た水位信号を制御部に無線で送信し得る無
線送信部を設け、前記圧力センサにより浴槽水位を検出
し、その検出信号を前記無線送信部を介し制御部に送信
すべくなしたことを特徴とする。

〔作用〕

本発明は、前記の如く、検圧口を浴槽中に開口させた部
材に圧力センサを配設したので、湯張り中や循環追焚き
中でも正確な浴槽水位を静圧として検出することができ
、かつ、その検出信号を流水によって得た電力を電源と
して無線で制御部に送信するので、圧力センサへの電気
配線を必要とすることなく浴槽水位を制御することがで
きる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図および第２図について
説明する。

第１図および第２図において、１は給湯用熱交換器、２
は追焚用熱交換器、３は出湯管、４は注湯電磁弁、５は
循環追焚管路、７はポンプ、９は浴槽を示し、リモコン
１０に浴槽水位と沸き上り湯温とを設定した後運転ボタ
ンを押すと、給湯用熱交換器１により所望の温度に加熱
した湯を楯環追焚管路５の往管と戻り管とを介して浴槽
９中に湯張りし、必要に応じポンプ７を駆動して浴槽中
の湯水を追焚用熱交換器２により追焚きし得るように構
成されている。なお、１１は流水スイッチで、追焚きに
際し流水スイッチ１１がオンすると追焚用熱交換器のバ
ーナ（図示を省略した）を燃焼せしめるものである。な
お、前記の如き運転は図示を省略したマイコン制御部に
より制御される。

本発明においては、第１図に示すように、浴槽９の側壁
に検圧口１２ａを浴槽に向けて開口させた部材１２を取
付け、あるいは、第２図に示すように、浴槽に取付けた
循環口９ａに浴槽に向けて開口させた検圧口１．２　ａ
を形成し、その検圧口１２ａと連通させて圧力センサ８
を配設する。

また、循環追焚管路５に流水によって発電してその電力
を貯え得る発電、充電機１３を配設しその発電、充電機
１３を電源とする送信制御基板１４を設け、その送信制
御基板１４と前記圧力センサ８とを接続し、かつ、送信
制御基板１４に送信部１５を取付け、圧力センサ８によ
り得た水位信号を送信部１５からリモコン１０に内蔵し
た受信部に無線により送信し得るようにする。

なお、第１図および第２図においては、発電。

充電機１３、送信制御基板１４、送信部１５をそれぞれ
別々に示しているが、実施に際してはこれらを１つの無
線送信ユニットとして組付けておき、この無線送信ユニ
ットを循環追焚管路５の往管または戻り管に配設するよ
うにする。また、前記の発電、充電機］−３は、循環追
焚管路内に水が流れると羽根車を回転させて発電し、得
られた電力を蓄電池に充電する簡単なものでよい。

本発明は、前記の如く、検圧口を浴槽中に開口させた部
材に圧力センサを配設したので、湯張りや循環追焚き中
でも正確な浴槽水位を静圧として検出することができ、
かつ、浴槽水位の検畠時にポンプ７を駆動して循環追焚
管路５中の湯水を還流させれば、発電、充電機１３によ
り得られた電力を電源として圧力センサ８によって検出
した水位信号を無線でリモコンの受信部に送信するので
、浴室内に電気配線工事を施すことなく正確な浴槽水位
を検出して水位を制御することができる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、湯張り中の注湯動
圧や循環追焚き時のポンプ駆動による動圧に影響される
ことなく正確な浴槽水位を検出してリモコンや制御基板
の受信部にその信号を送ることができ、これにより、浴
槽への湯張り時間を短縮すると共に、追焚き中でも正確
な浴槽水位を検出することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す自動風呂装置の水系統
図、第２図は同じく他の例を示す水系統図である。第３
図は従来例を示す水系統図、第４図は浴槽の水位（Ｐ）
−水量（Ｑ）グラフである。 １・・・給湯用熱交換器、２・・・追焚用熱交換器、４
・・注湯電磁弁、５・・・循環追焚管路、７・・・ポン
プ、８・・・圧力センサ、９・・・浴槽、１０・・・リ
モコン、１１・・流水スイッチ、１２・・・圧力センサ
取付部材、１２ａ・・・検圧口、１３・・・発電、充電
機、１４・・・送信制御基板、１５・・・送信部。 第４図 奪 ゝ基′ｉＩ点

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 器具本体から循環追焚管路を経由して浴槽への湯張りを
   行ない、かつ、浴槽中の水位を圧力センサにより検出し
   、浴槽水位が設定水位に達したことを検出すると湯張り
   を自動的に停止させるようにした自動風呂装置において
   、検圧口を浴槽中に開口させた部材に圧力センサを配設
   し、かつ、前記循環追焚管路に流水によって発電してそ
   の電力を貯え得る発電、充電機を配設すると共に、その
   発電、充電機によって得られた電力を電源として前記圧
   力センサによって得た水位信号を制御部に無線で送信し
   得る無線送信部を設け、前記圧力センサにより浴槽水位
   を検出し、その検出信号を前記無線送信部を介し制御部
   に送信すべくなしたことを特徴とする自動風呂装置にお
   ける浴槽水位の検出方法。