JPH0476352A

JPH0476352A - 自動風呂装置における浴槽水位の検出方法

Info

Publication number: JPH0476352A
Application number: JP2187193A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Anzai; 安西　雅博
Original assignee: Gastar Co Ltd
Current assignee: Gastar Co Ltd
Priority date: 1990-07-17
Filing date: 1990-07-17
Publication date: 1992-03-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、器具本体から循環追焚管路を経由して浴槽へ
の湯張りを行ない、かつ、浴槽中の水位を圧力センサに
より検出し、浴槽水位が設定水位に達したことを検出す
ると湯張りを自動的に停止させるようにした自動風呂装
置における浴槽水位の検出方法に関するものである。

〔従来の技術〕

前記の如き自動風呂装置の従来例を第４図に示す。この
装置は、器具本体内に給湯用熱交換器１と追焚用熱交換
器２とを具備し、給湯用熱交換器１の出湯管３から分岐
された注湯電磁弁４を有する分岐管路を循環追焚管路５
に接続し、その循環追焚管路には追焚電磁弁６とポンプ
７および圧力センサ８とを有し、浴槽への湯張りは、追
焚電磁弁６を閉じると共に注湯電磁弁４を開いて循環追
焚管路の一方を介して行なっている。

すなわち、従来は、自動スイッチをオンすると、電磁弁
４，６を開いて配管内のエア抜きを行なうための注湯（
水）を行ない、次いで電磁弁４，６を一旦閉じ１次いで
追焚電磁弁６を閉じたまま注湯電磁弁４を開き、この状
態で圧力センサ８により浴槽９中の水位を検出しつつ設
定水位までの注湯を行なって湯張りし、浴槽中の水位が
設定水位に達したことを検出すると電磁弁４を閉じ、次
いで注湯電磁弁４を閉じたまま追焚電磁弁６を開き、ポ
ンプ７を駆動して追焚き運転を行ない、浴槽中の湯温が
設定温度に達したことを検出するとポンプ７を停止させ
ると共に追焚電磁弁６を閉じるように構成されている。

なお、この種の自動風呂装置は、図示を省略したマイコ
ン制御部により自動的に前記の如く運転されるのである
が、その湯張り水位の制御は、器具設置時に第５図に示
す水位（Ｐ）−水量（Ｑ）グラフを記憶させておき、そ
のＰ−Ｑグラフと湯張り中の圧力センサ８によって検出
した浴槽水位に対応する圧力Ｐ（実際には電圧として検
出される）とを比較し、圧力センサ８が設定水位に達し
た圧力を検出すると自動的に湯張りを停止させる。

〔発明が解決しようとするｉｌｌ！題〕ところが、前記
の如き従来技術は、浴槽９の側壁に循環追焚管路と連通
する循環口９ａを取付けているため、浴槽循環口９ａよ
り上方の水位は検出できるが、浴槽循環口９ａより下側
の水位は検出することができないという問題がある。

また、前記の従来技術は、浴槽への湯張りを循環追焚管
路の一方を介して行なっているので、給湯器の能力を活
かした大容量での湯張りを行なうことができず、このた
め、湯張りに長時間必要とするという問題がある。

本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、浴槽
の底部からの水位を検出することができ、しかも、＠ｉ
環追焚管路の往管と戻り管との双方を介して短時間内に
湯張りを行なっても正確な浴槽水位を検出することがで
きる浴槽水位の検出方法を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、前記の如き目的を達成するため、給湯用熱交
換器により加熱された湯を浴槽水の循環追焚管路を介し
て浴槽へ湯張りし、かつ、浴槽内の水位を圧力センサに
より検出し、浴槽水位が設定水位に達したことを検出す
ると湯張りを自動的に停止させるようにした自動風呂装
置において、浴槽の排水栓に検圧管を埋設すると共に、
その検圧管と連通ずるチューブを排水栓用の鎖にそって
浴槽外に導出して圧力センサを配設し、かつ、前記循環
追焚管路に流水によって発電してその電力を貯え得る発
電、充電機を配設すると共に、その発電、充電機を電源
として水位信号を制御部に無線で送信し得る無線送信部
を設け、前記圧力センサにより浴槽水位を検出し、その
検出信号を前記無線送信部を介し制御部に送信して浴槽
底部からの水位を検出することを特徴とする。

〔作用〕

本発明は、前記の如く、浴槽の排水栓に検圧管を埋設す
ると共に、その検圧管と連通ずるチューブを排水栓用の
鎖にそって浴槽外に導出して圧力センサを配設したので
、圧力センサは浴槽中の底面からの水位を検出すること
ができると共に、排水栓に検圧管を埋設したにもかかわ
らず排水栓の操作に何等の支障もなく、従って５発電、
充電機を一旦駆動して予め充電しておけば、前記の如く
して圧力センサにより検出した底面からの検出信号を無
線で制御部に送信して設定水位の湯張りを制御すること
ができる。

また、本発明は、前記の如く、浴槽の排水栓に検圧管を
埋設して浴槽水位を検出するので、循環追焚管路の往管
と戻り管とを介して大流量で湯張り、しても正確な浴槽
水位を静圧として検出することができ、このため湯張り
の所要時間を大幅に短縮することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図および第２図について
説明する。

第１図および第２図において、１は給湯用熱交換器、２
は追焚用熱交換器、３は出湯管、４は注湯電磁弁、５は
循環追焚管路、７はポンプ、９は浴槽を示し、リモコン
１０に浴槽水位と沸き上り湯温とを設定した後、運転ボ
タンを押すと、給湯用熱交換器１により所望の温度に加
熱した湯を循環追焚管路５の往管と戻り管とを介して浴
槽９中に湯張りし、必要に応じポンプ７を駆動して浴槽
中の湯水を追焚用熱交換器２により追焚きし得るように
構成されている。なお、１１は流水スイッチで追焚きに
際し流水スイッチ１１がオンすると、追焚用熱交換器の
バーナ（図示を省略した）を燃焼せしめるものである。

なお、前記の如き運転は、図示を省略したマイコン制御
部により制御される。

本発明においては、第２図に示すように、浴槽のゴム製
排水栓１２中に検圧口１３ａを上方に向けた検圧管１３
を埋設して排水栓１２と検圧管１３とを一体化させ、か
つ、その検圧管１３の内部と連通ずるチューブ１４を排
水栓用のｆｉ１５にそわせて浴槽外に導出し、そのチュ
ーブ１４の他端を圧力センサ８と連通させる。すなわち
、第２図に示す実施例は、鎖１５を中空管状としてその
内部にチューブ１４を挿通し、その他端を鋲取付具１６
の内部水路１６ａと連通させ、その鋲取付具の内部水路
を圧力センサ８と連通させたものである。１７はナツト
を示す。

なお、第２図に示す実施例は、中空管状の鎖を使用して
その内部にチューブを挿通した実施例を示しているが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。

また、本発明においては、第１図に示すように、循環追
焚管路５に流水によって発電してその電力を貯え得る発
電、充電機１８を配設し、その発電。

充電機１８を電源とする送信制御基板１９を設け、その
送信制御基板１９と前記圧力センサ８とを接続し、かつ
、送信制御基板１９に送信部２ｏを取付け、圧力センサ
８により得た水位信号を送信部２０からリモコン１０に
内蔵した受信部に無線により送信し得るようにする。

なお、第１図においては、発電、充電機１８、送信制御
基板１９、送信部２０をそれぞれ別々に示しているが、
実施に際してはこれらを１つの無線送信ユニットとして
組付けておき、この無線送信ユニットを循環追焚管路５
の往管または戻り管に配設するようにする。また、前記
の発電、充電機１８は、循環追焚管路内に水が流れると
羽根車を回転させて発電し、得られた電力を蓄電池に充
電する簡単なものでよい。

本発明は、前記の如く、浴槽の排水栓１２に検圧管１３
を埋設し、その検圧管と連通ずるチューブを排水栓用の
鎖にそって浴槽外に導出して圧力センサ８を配設したの
で、予め発電、充電機１８を運転して充電させておけば
、圧力センサ８により底部からの正確な浴槽水位を検出
して無線によりリモコン１０の受信部に発信することが
でき、これにより第３図に示すような浴槽底部からの水
位（Ｐ）−水量（Ｑ）グラフを得ることができる。

また、本発明は、前記の如く、浴槽の排水栓中に埋設し
た検圧管に圧力センサを接続したので、圧力センサは湯
張り中の動圧や循環追焚き時の動圧の影響を受けること
がなく、このため循環追焚管路の往管と戻り管とを介し
て浴槽中に大流量の湯張りをすることができ、これによ
り湯張りに要する時間を短縮することができる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、浴槽の底部からの
水位を正確に検出することができ、かつ、循環追焚管路
の往管と戻り管とを介して短時間で湯張りを行なうこと
ができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した自動風呂装置の一例を示す水
系統図、第２図はその一部を拡大した浴槽の一部断面図
、第３図は本発明によって検出された水位−水量グラフ
の説明図である。第４図は従来の自動風呂装置の水系統
図である。第５図は従来の水位−水量グラフの説明図で
ある。１・・・給湯用熱交換器、２・・・追焚用熱交換器、３
・・・出湯管、４・・・注湯電磁弁、５・・・循環追焚
管路、７・・・ポンプ、８・・・圧力センサ、９・・・
浴槽、１０・・・リモコン、１１・・・流水スイッチ、
１２・・・排水栓、１３・・・検圧管、１３ａ・・・検
圧口、１４・・・チューブ、１５・・・鎖、１６・・・
鋲取付具、１８・・・発電、充電機、１９・・・送信制
御基板、２０・・・送信部。第囚第図Ｑ第図

Claims

【特許請求の範囲】

１、給湯用熱交換器により加熱された湯を浴槽水の循環
追焚管路を介して浴槽へ湯張りし、かつ、浴槽内の水位
を圧力センサにより検出し、浴槽水位が設定水位に達し
たことを検出すると湯張りを自動的に停止させるように
した自動風呂装置において、浴槽の排水栓に検圧管を埋
設すると共に、その検圧管と連通するチューブを排水栓
用の鎖にそって浴槽外に導出して圧力センサを配設し、
かつ、前記循環追焚管路に流水によって発電してその電
力を貯え得る発電、充電機を配設すると共に、その発電
、充電機を電源として水位信号を制御部に無線で送信し
得る無線送信部を設け、前記圧力センサにより浴槽水位
を検出し、その検出信号を前記無線送信部を介し制御部
に送信して浴槽底部からの水位を検出することを特徴と
する自動風呂装置における浴槽水位の検出方法。