JPH0459770B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0459770B2
JPH0459770B2 JP17409986A JP17409986A JPH0459770B2 JP H0459770 B2 JPH0459770 B2 JP H0459770B2 JP 17409986 A JP17409986 A JP 17409986A JP 17409986 A JP17409986 A JP 17409986A JP H0459770 B2 JPH0459770 B2 JP H0459770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
cleaning
wafer
ice
ice particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17409986A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6329515A (ja
Inventor
Takeki Hata
Hayaaki Fukumoto
Toshiaki Oomori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Sanso Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Taiyo Sanso Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Sanso Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Taiyo Sanso Co Ltd
Priority to JP17409986A priority Critical patent/JPS6329515A/ja
Publication of JPS6329515A publication Critical patent/JPS6329515A/ja
Publication of JPH0459770B2 publication Critical patent/JPH0459770B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、半導体ウエハの洗浄方法に関する
ものである。
[従来の技術] 第3図を参照して、従来の半導体ウエハの洗浄
方法が概略的に図解されている。半導体ウエハ2
1の表面に超純水がジエツトノズル22によつて
噴付けられる。これと同時に、矢印Rの方向に回
転しているブラシ23を矢印Tの方向でウエハ表
面にスライドさせることによつて、ウエハ表面の
汚染粒子などを洗浄除去している。
[発明が解決しようとする問題点] 第3図に示されたような従来のウエハ洗浄方法
においては、(1)約10μm以下の超微細な汚染粒子
などの洗浄除去が困難であり、(2)洗浄ブラシの摩
耗によつてウエハに汚染が生じることがあり、(3)
ブラシの摩耗による静電気が発生して洗浄効果を
低下させるなどの不都合があつた。
したがつて、本発明は、超微細な汚染粒子など
の洗浄除去を効果的に達成し得るとともに、ブラ
シの摩耗による汚染やブラシの摩擦による静電気
の発生などを排除し得るウエハ洗浄方法を提供す
ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明のウエハ洗浄方法は、半導体ウエハ表面
に氷の粒子を噴射し、同時に、ウエハおよび氷の
粒子の噴射雰囲気の温度を調節して氷の粒子の粒
径を制御しながらウエハを洗浄する。
[作用] 本発明のウエハ洗浄方法において、噴射された
氷の粒子はウエハ表面上の微細粒子を効果的に吹
き飛ばすとともにウエハ表面を摩擦して付着して
いる汚れを除去し、さらに氷の溶けた水は汚染物
質の溶媒として作用する。
[発明の実施例] 第1図を参照して、本発明のウエハ洗浄方法の
好ましい一実施例が概略的に図解されている。た
とえば、断面が400×400mm2で高さが1200mmの容器
1は、液体窒素源2から供給された液体窒素3に
よつて高さ500mmまで満されている。この液体窒
素3において、散気管4から窒素ガスを300/
m2・minの割合で噴き出すことによつて、液体窒
素3の表面に数mmの波を生じさせる。この窒素ガ
スは液体窒素源2から熱交換器5を介して与えら
れる。一方、容器1の上部に設けられたノズル6
には、純水源7から2.0Kg/cm2Gの圧力と0.1/
minの流量で純水が供給されるとともに、2.0
Kg/cm2Gの圧力と8N/minの流量で窒素ガス
が供給される。そして、純水がノズル6から霧状
に噴射される。こうして、液体窒素3内に噴射さ
れた純水の霧は瞬時に微細な氷の粒子8となる。
上記の噴射条件では、約20μmレベルの氷粒子が
形成されるが、これらの微細な氷の粒子は純水の
噴射条件や液体窒素中の滞在時間などを調節する
ことによつて種々に制御することができる。
こうして製造された氷の粒子8は、たとえばス
クリユーフイーダ9によつてホツパ10内に輸送
される。ホツパ10内の氷粒子は次にブラスト装
置11に供給される。このブラスト装置11はた
とえば高圧気体エジエクタ方式のものであつて、
5Kg/cm2Gの高圧で1Nm3/minの流量の窒素ガ
スによつて、氷粒子を0.3/minの割合で噴射
させる。このとき、温風器14aによつて5−80
℃の清浄な一定の温風15をウエハ12および氷
粒子の噴射雰囲気に供給する。高圧エジエクタ1
1から噴射される氷の粒子の表面層はこの温風中
を通過する際に一部が溶解され、もとの粒径の1/
10〜1/100になる。このように、噴射雰囲気の温
度を適切に調節することにより、氷粒子の粒径を
さらに微細に制御することができ、ウエハ12の
表面に付着しているサブミクロンオーダの汚染粒
子13や汚れを洗浄除去することができる。
この場合、微細な汚染粒子や汚れを微細な氷粒
子の衝撃によつて効果的に吹き飛ばしながら、溶
解した水は汚染物質の溶媒として作用する。この
ように、従来の洗浄ブラシを全く使用しないの
で、ブラシの摩耗による汚染や帯電性のブラシの
摩擦による静電気の発生から解放される。
第2図は本発明のもう1つの実施例を示してお
り、温風器14aの代わりにホツトプレート14
bが用いられていることを除けば第1図の実施例
と同様である。ウエハ12はホツトプレート14
b上に配置されて、室温から200℃のウエハ温度
に制御される。こうして、ウエハ洗浄に作用する
氷の微粒子の強度や粒径を制御して、微細な汚染
粒子13や汚れを洗浄除去する。
本発明のさらにもう1つの実施例によれば、超
純水に炭酸ガスを含ませることによつて1MΩ・
cm以下の比抵抗に下げられた水から製造された氷
粒子を噴射する。この場合、この低抵抗の水が静
電気を解放するように作用するので、洗浄時にお
ける帯電の問題を一層心配のないものにする。さ
らに、炭酸ガスを含む水は生菌の排除により効果
的である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、微細な氷粒子
の噴射雰囲気の温度を調節することによつて氷粒
子の粒径を制御し、微細な氷粒子の衝撃によつて
ウエハ表面上の微細な汚染粒子や汚れを摩擦除去
して吹き飛ばしながら、溶解した水は汚染物質の
溶媒として作用するので、優れた洗浄効果が得ら
れる。また、従来の洗浄ブラシを全く使用しない
ので、ブラシの摩耗による汚染や帯電性のブラシ
の摩擦から生じる静電気の発生による洗浄効果の
低下から解放される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を概略的に図解して
いる。第2図は本発明のもう1つの実施例を概略
的に図解している。第3図は従来のウエハ洗浄方
法を概略的に図解している。 図において、1は製氷容器、2は液体窒素源、
3は液体窒素、4は散気管、5は熱交換機、6は
ノズル、7は純水源、8は氷粒子、9はスクリユ
ーフイーダー、10はホツパ、11はブラスト装
置、12は半導体ウエハ、13は汚染粒子、14
aは温風器、14bはホツトプレート、15は温
風を示す。なお各図において同一符号は同一内容
または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体ウエハの洗浄において、 前記半導体ウエハ表面に氷の粒子を噴射し、 同時に、前記ウエハおよび前記氷の粒子の噴射
    雰囲気の温度を調整することによつて、前記氷の
    粒子の粒径を制御しながら前記ウエハを洗浄する
    ことを特徴とする半導体ウエハの洗浄方法。 2 前記ウエハおよび前記氷の粒子の噴射雰囲気
    の温度は温風機によつて調整されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の半導体ウエハの
    洗浄方法。 3 前記ウエハおよび前記氷の粒子の噴射雰囲気
    の温度はホツトプレートによつて調整されること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体
    ウエハの洗浄方法。 4 前記ウエハおよび前記氷粒子の噴射雰囲気の
    温度は温風機およびホツトプレートによつて調整
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の半導体ウエハの洗浄方法。 5 前記温風機からの温風の温度は5−80℃の範
    囲で調整されることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項または第4項記載の半導体ウエハの洗浄方
    法。 6 前記ホツトプレートによつて、前記ウエハの
    温度は室温から200℃の間で調整されることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項または第4項記載
    の半導体ウエハの洗浄方法。 7 前記氷の粒子はガスの噴流によつて噴射され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第6項のいずれかの項に記載の半導体ウエハの洗
    浄方法。 8 前記氷の粒子は1μm〜5mmの粒径であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第7
    項記載の半導体ウエハの洗浄方法。 9 前記氷は超純水の氷であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれかの
    項に記載された半導体ウエハの洗浄方法。 10 前記氷は超純水に炭酸ガスが混入された水
    の氷であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第8項のいずれかの項に記載された半導
    体ウエハの洗浄方法。 11 前記超純水に炭酸ガスが混入された水は
    1MΩ・cm以下の比抵抗を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第10項記載の半導体ウエハの
    洗浄方法。
JP17409986A 1986-07-22 1986-07-22 半導体ウエハの洗浄方法 Granted JPS6329515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17409986A JPS6329515A (ja) 1986-07-22 1986-07-22 半導体ウエハの洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17409986A JPS6329515A (ja) 1986-07-22 1986-07-22 半導体ウエハの洗浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6329515A JPS6329515A (ja) 1988-02-08
JPH0459770B2 true JPH0459770B2 (ja) 1992-09-24

Family

ID=15972630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17409986A Granted JPS6329515A (ja) 1986-07-22 1986-07-22 半導体ウエハの洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6329515A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243730A (ja) * 1988-08-04 1990-02-14 Taiyo Sanso Co Ltd 半導体ウエハの洗浄装置
JPH02130921A (ja) * 1988-11-11 1990-05-18 Taiyo Sanso Co Ltd 固体表面洗浄装置
JPH02270322A (ja) * 1989-04-11 1990-11-05 Taiyo Sanso Co Ltd 半導体ウェハの洗浄装置
JPH03116832A (ja) * 1989-09-29 1991-05-17 Mitsubishi Electric Corp 固体表面の洗浄方法
US6676766B2 (en) * 2000-05-02 2004-01-13 Sprout Co., Ltd. Method for cleaning a substrate using a sherbet-like composition
JP4639452B2 (ja) * 2000-09-26 2011-02-23 ダイキン工業株式会社 基板洗浄方法およびその装置
CN115415220B (zh) * 2022-08-30 2023-08-22 江苏龙升药业有限公司 一种可连续对姜黄清洗的设备及清洗方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6329515A (ja) 1988-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02130921A (ja) 固体表面洗浄装置
US5035750A (en) Processing method for semiconductor wafers
JP4578644B2 (ja) ドライアイススノー噴射洗浄装置と洗浄方法
JPH03116832A (ja) 固体表面の洗浄方法
JPH0459770B2 (ja)
KR100563843B1 (ko) 기판세정장치 및 기판세정방법
US20080135070A1 (en) Method and apparatus for active particle and contaminant removal in wet clean processes in semiconductor manufacturing
JP2529431B2 (ja) 洗浄装置
JPH06140378A (ja) 円筒状基板用の二酸化炭素精密清掃システム
JPH0479326A (ja) 基板表面の洗浄装置
TW446584B (en) Surface cleaning method and apparatus
JPS61156740A (ja) 半導体製造装置
JPH09509529A (ja) 二酸化炭素の雪を用いた陰極線管電子銃の清掃
JP3512868B2 (ja) 洗浄方法
JPS62226629A (ja) 半導体ウエハの洗浄方法
SE8600774D0 (sv) Apparat for kylning av het gas
JPS61265275A (ja) ブラスト装置
JP2957229B2 (ja) 基板表面の洗浄装置
JP3942689B2 (ja) トナー製造装置の洗浄方法
JPH02270322A (ja) 半導体ウェハの洗浄装置
JPH04188828A (ja) 基板洗浄装置
JPS6419730A (en) Surface treatment device for semiconductor wafer
JPH0536662A (ja) 半導体ウエハ洗浄方法及び装置
JPH03286529A (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JPH0878374A (ja) ウエーハキャリヤの洗浄方法及びその装置