JPH0459719A - エアゾール用樹脂組成物 - Google Patents

エアゾール用樹脂組成物

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JPH0459719A
JPH0459719A JP16808790A JP16808790A JPH0459719A JP H0459719 A JPH0459719 A JP H0459719A JP 16808790 A JP16808790 A JP 16808790A JP 16808790 A JP16808790 A JP 16808790A JP H0459719 A JPH0459719 A JP H0459719A
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aerosol
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meth
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JP16808790A
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English (en)
Inventor
Toyoyuki Sugiura
豊幸 杉浦
Yuujirou Uchiyama
内山 雄二朗
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Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd
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Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はエアゾール用樹脂組成物に関する。
さらに詳しくは、液化石油ガスとの相溶性にすぐれ、た
とえばセットローション、ヘアーローション、ヘアーム
ース、ヘアークリームなどの整髪剤などとして好適に使
用しうるエアゾール用樹脂組成物に関する。
[従来の技術] エアゾール用整髪剤などに用いられるエアゾ−ル用樹脂
組成物として、従来からジアセトンアクリルアミド、(
メタ)アクリル酸、アルキル基の炭素数が8〜18の(
メタ)アクリル酸エステルおよびアルキル基の炭素数が
1〜3の(メタ)アクリル酸エステルからなるエアゾー
ル用樹脂組成物(特公昭50−8538号公報)、(メ
タ)アクリル酸、アルキル基の炭素数が8〜18の(メ
タ)アクリル酸エステルおよびその他の重合性単量体か
らなるエアゾール用樹脂組成物(特公昭44−3123
8号公報)などが用いられている。
前記エアゾール用樹脂組成物は、いずれもエアゾールの
噴射剤としてフロンガスまたはフロンガスと液化石油ガ
スとの混合ガスと組合せて用いられるものであり、たと
えば液化石油ガスのみと組合せて用いたばあいには、相
溶性がわるく、均一な分散状態をうろことができないも
のである。
ところで、フロン系噴射剤は、今日大気中のオゾン層を
破壊するものとして世界的に撤廃されようとしているも
のであるため、フロン系噴射剤に代替しうる噴射剤とし
て光などの影響下でそれ自体またはその分解物がオゾン
と反応することかなく、オゾン層を破壊するおそれが小
さい液化石油ガスか注目されている。
しかしながら、前記したように、従来のエアゾール用樹
脂組成物は、液化石油ガスとの相溶性がわるいので、噴
射剤として液化石油ガスを用いたばあいには、エアゾー
ル容器内における分散状態がわるくなり、均質なスプレ
ー状態をうろことができないため、天然ガスとの相溶性
にすぐれたエアゾール用樹脂組成物の開発が待ち望まれ
ている。
[発明が解決しようとする課題] そこで本発明者らは、前記従来技術に鑑みて液化石油ガ
スとの相溶性にすぐれたエアゾール用樹脂組成物を開発
するべく鋭意研究を重ねた結果、炭素数3〜5の分枝鎖
状のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレート
および(メタ)アクリル酸を同時に併用したばあいには
、液化石油ガスとの相溶性にすぐれた樹脂組成物がえら
れ、さらにががる樹脂組成物は、整髪剤として用いたば
あいにはセット力および洗浄性にもすぐれることを見出
し、本発明を完成するにいたった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、 一般式(I): CH2−C−C00R2(1) (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は炭素数
3〜5の分枝鎖を有するアルキル基を示す)で表わされ
るアクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エス
テル40〜90重量%、(B)アクリル酸、メタクリル
酸およびイタコン酸よりなる群から選ばれた少なくとも
1種の単量体5〜25重量%、 (C)−殺伐(I): CH2−C−COOR3[]I) (式中、R1は前記と同じ、R3は炭素数8〜I8のア
ルキル基を示す)で表わされるエステル0〜30重量%
、および (D+その他のビニル系単量体0〜30重量%からなる
エアゾール用樹脂組成物に関する。
[作用および実施例コ 本発明のエアゾール用樹脂組成物は、前記したように、 囚−殺伐(I): CH2−C−C00R2(I) (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は炭素数
3〜5の分枝鎖を有するアルキル基を示す)で表わされ
るアクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エス
テル(以下、人成分という)40〜90重量%、 (8]アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸より
なる群から選ばれた少なくとも1種の単量体(以下、B
)成分という)5〜25重量%、[C)−殺伐(■): CH2婁 C−COOR3(I[) (式中、R1は前記と同じ、R3は炭素数8〜18のア
ルキル基を示す)で表わされるエステル(以下、FC+
Cl成分う)0〜30重量%、および(D)その他のビ
ニル系単量体(以下、(D)成分という)0〜30重量
% から構成される。
前記(ロ)成分は、前記したように、−殺伐(I)で表
わされるアクリル酸エステルおよび/またはメタクリル
酸エステルであり、えられる樹脂組成物に、液化石油ガ
スに対する溶解性を付与し、また樹脂組成物によって形
成された被膜に適度の硬度および耐水性を付与する成分
である。なお、−殺伐(1)において、R2は炭素数4
〜5の分枝鎖を有するアルキル基であることが好ましく
、とくに炭素数4の分枝鎖を有するアルキル基であるこ
とが好ましい。
前記囚成分の具体例としては、たとえばイソプロピル(
メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート
、セカンダリ−ブチル(メタ)アクリレート、ターシャ
リ−ブチル(メタ)アクリレート、ターシャリ−アミル
(メタ)アクリレート、ネオペンチル(メタ)アクリレ
ートなどがあげられ、これらの成分は単独でまたは2種
以上を混合して用いられる。
なお、これらのなかではイソブチル(メタ)アクリレー
ト、セカンダリ−ブチル(メタ)アクリレート、ターシ
ャリ−ブチル(メタ)アクリレートがとくに好ましい。
前記囚成分の使用量は、重合に供せられる全単量体に対
して40〜90重量%、好ましくは50〜85重量%と
なるように調整することが望ましい。
前記囚成分の使用量が40重量%よりも少ないばあいに
は、液化石油ガスへの溶解性が低下するようになり、ま
た90重量%をこえるばあいには、形成された被膜が脆
くなり、また洗浄性が低下する。
前記(B)成分は、前記したように、アクリル酸、メタ
クリル酸およびイタコン酸から選ばれた少なくとも1種
であり、えられる樹脂組成物に親水性および洗浄性を付
与し、また該樹脂組成物を整髪剤として用いるばあいに
は、髪への密着性を向上せしめる成分である。
前記[B)成分の使用量は、重合に供せられる全単量体
に対して5〜25重量%、好ま′シ<は10〜25重量
%となるように調整することが望ましい。
前記(Bl成分の使用量が5重量%よりも少ないばあい
には、えられる樹脂組成物を用いて形成された被膜が水
に対して難溶性を呈し、洗浄性が低下するようになり、
また25重量%をこえるばあいには、液化石油ガスに対
する溶解性が低下し、粘着性が大きくなりすぎるように
なる。
前記(C)成分は、前記したように、−殺伐lで表わさ
れる(メタ)アクリル酸のエステルであり、えられる樹
脂組成物を用いて形成された被膜に柔軟性および耐水性
を付与せしめるために好適に使用しうる成分である。
前記(Cl成分の具体例としては、たとえば2−エチル
ヘキシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アク
リレート、パルミチル(メタ)アクリレート、ステアリ
ル(メタ)アクリレ−・トなどがあげられ、これらの成
分は単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
前記(C)成分の使用量は、重合に供せられる全単量体
に対して0〜30重量%、好ましくは0〜20重量%で
ある。前記(C)成分の使用量が30重量%をこえるば
あいには、えられる樹脂組成物の粘着性が大きくなりす
ぎ、また該樹脂組成物を用いて形成された被膜が柔かく
なりすぎると同時に洗浄性が低下するようになる。
前記(D)成分は、前記囚〜(C)成分以外の他のビニ
ル系単量体であり、えられる樹脂組成物を用いて形成さ
れた被膜に適度な硬度や柔軟性を付与せしめるために好
適に使用しうる成分である。
前記(Cl成分の具体例としては、たとえばメチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、シク
ロヘキシル(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、ビニル
ピロリドン、(メタ)アクリルアミド、ジアセトン(メ
タ)アクリルアミドなどがあげられ、これらの成分は単
独でまたは2種以上を混合して用いられる。
前記■)成分の使用量は、重合に供せられる全単量体に
対して0〜30重量%、好ましくは0〜20重量%であ
る。前記(DJ酸成分使用量が30重量%をこえるばあ
いには、えられる樹脂組成物の液化石油ガスに対する溶
解性が低下するようになる。
本発明のエアゾール用樹脂組成物は、前記穴〜[D+酸
成分所望量を調整し、親水性溶媒中で共重合することに
よりえられる。
ここで親水性溶媒とは、水に対する溶解度が10g/水
100g (25℃)以上である有機溶媒をいう。
かかる親水性溶媒の具体例としては、たとえばメチルア
ルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール
、ブチルアルコール、アセトン、メチルセロソルブ、エ
チルセロソルブ、ブチルセロソルブ、ジオキサン、酢酸
メチル、ジメチルホルムアミドなどがあげられ、これら
の溶媒は通常単独でまたは2種以上を混合して用いられ
る。なお、本発明の樹脂組成物か人体の皮膚に付着する
ことかあるような用途に用いられるばあいには、その安
全性を考慮して前記溶媒のなかでもエタノール、イソプ
ロピルアルコールを用いることがとくに好ましい。
前記穴〜(D)成分の重合は、通常前記穴〜[D+酸成
分親水性溶媒に溶解し、重合開始剤を添加し、たとえば
チッ素ガスなどの不活性ガス気流下で加熱しながら攪拌
することにより行なうことができる。
前記重合開始剤としては、一般に溶液重合法に用いられ
ているものであればとくに制限はなく、その具体例とし
ては、たとえば過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイルな
どの過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス
イソバレロニトリルなどのアゾ系化合物などがあげられ
る。
なお、重合に際しては、前記親水性溶媒の使用量は、重
合に供せられる全単量体の濃度が30〜60%程度とな
るように調整することが好ましい。ただし、前記重合に
供せられる全単量体の濃度が50%をこえるばあいには
、前記全単量体を分割して徐々に添加して重合を行なう
ことが急激な重合反応熱の発生を避け、安全に重合を行
なううえて好ましい。
重合温度は、用いる重合開始剤の種類などによって異な
るので一概には決定することができないが、通常重合開
始剤の10時間半減期温度とすることが好ましく、とく
に用いた親水性溶媒の還流温度に近いことがより再現性
の高い重合を行なうことができるので好ましい。
また、重合時間は、8時間よりも短いばあいには重合が
不完全となって未反応の七ツマ−が残存することがある
ため、8時間以上、好ましくは12〜36時間とするこ
とが望ましい。
なお、残存モノマーが存在するか否かは、−船釣な手法
、たとえばPSDB法などにより二重結合が存在するか
否かを確認することにより行なうことができる。
かくしてえられるエアゾール用樹脂組成物は、共重合体
力月0000〜150000程度の重量平均分子量を有
するものであり、通常そのままの状態または溶媒を除去
した状態で使用しうるものであるか、さらに水溶性を付
与するために、前記エアゾール用樹脂組成物にたとえば
水溶性塩基性物質などを加えて中和することが好ましい
。このばあい、中和率は50〜90%であることか好ま
しい。かかる中和率は50%未満であるばあいには、水
溶性が低下し、また洗浄性が小さくなる傾向があり、ま
た90%をこえるばあいには、えられたエアゾール用樹
脂組成物を用いて形成された被膜の耐水性が低下するよ
うになる。
前記水溶性塩基性物質としては、たとえばアンモニア水
、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエ
タノールアミン、モノイソプロパツールアミン、ジイソ
プロパツールアミン、トリイソプロパツールアミン、モ
ルホリン、アミノメチルプロパツール、アミノメチルプ
ロパンジオール、アミノエチルプロパンジオールなどが
あげられ、これらの化合物は通常単独てまたは2種以上
を混合して用いられる。
本発明のエアゾール用樹脂組成物は、たとえばエアゾー
ル用整髪剤などとして好適に使用しつるものであり、こ
のようなエアゾール用整髪剤として使用するばあいには
、その樹脂固形分が1〜IO重量%含有されるように水
溶性溶剤に溶解し、えられた溶液40〜60容量%と噴
射剤としての液化石油ガス60〜40容量%からなるエ
アゾール組成物をエアゾール用容器に充填することによ
りエアゾール製品とすることができる。
なお、前記液化石油ガスの組成についてはとくに限定は
なく、たとえばプロパン、ノルマルブタンおよびイソブ
タンの1種または2種以上の混合物などがあげられる。
つぎに本発明のエアゾール用樹脂組成物を実施例に基づ
いてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例の
みに限定されるものではない。
実施例1 環流冷却器、温度計、チッ素導入管、滴下ロートおよび
攪拌装置を取付けた500m1容の五つロフラスコにタ
ーシャリ−ブチルアクリレート83部(重量部、以下同
様)、アクリル酸17部およびエタノール100部を入
れ、これにα、α−アゾビスイソブチロニトリル0.2
部を加えてチッ素気流下で80℃で加熱還流した。重合
開始6時間後に、α、α゛−アゾビスイソブチロニトリ
ル0,2部を追撚し、さらに6時間重合して反応を完結
した。
えられた樹脂組成物を50℃以下に冷却し、40%アミ
ノメチルプロパツールのエタノール溶液39.4部を添
加し、酸の中和率を75%とした。
つぎに、これにエタノール50部を添加して樹脂固形分
40重量%の液状樹脂組成物をえた。えられた樹脂の重
量平均分子量を測定したところ、85000であった。
つぎにえられた樹脂組成物の物性として液化石油ガス相
客限界値および水溶性を以下の方法に基づ゛いて調べた
。その結果を第1表に示す。
(液化石油ガス相溶限界値) 液化石油ガス用充填バルブを有する耐圧ガラス容器(満
注量:100m1)に樹脂固形分濃度が10重量%の樹
脂組成物エタノール溶液10gを添加したのち、液化石
油ガス(プロパン35.6重量%、ノルマルブタン46
.2重量%およびイソブタン18.2重量%)を圧力4
 kg/ c−・Gでガラス容器内に充填し、室温(2
5℃)下でガラス容器の内壁にクモリが生じたときの液
化石油ガスの使用量を測定し、下式に基づいて液化石油
ガス相溶限界値を求める。
[液化石油ガス相溶限界値(%)] [液化石油ガスの使用量(g)] 十[樹脂組成物のlO%エタ ノール溶液(g)〕 (水溶性) 樹脂組成物の40%エタノール溶液5gに水45gを加
え、以下の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準) ◎二5分間以内に完全に溶解する。
O:15分間以内に完全に溶解する。
×:濁りを生じる。
実施例2〜15 実施例1で用いたのと同じ500m1容の五つロフラス
コに第1表に示した(At〜0)成分100gおよびア
ゾビスイソブチロニトリル0.2gを加え、またアミノ
メチルプロパツールの40%エタノール溶液の使用量を
第1表に示すように変更したほかは、実施例1と同様に
して樹脂組成物を調製した。
えられた樹脂組成物の物性を実施例1と同様にして調べ
た。その結果を第1表に示す。
実施例1B 実施例1において、2回に分けて添加されたα、α′ア
ゾビスイソブチロニトリル0.2部をそれぞれ過酸化ベ
ンゾイル0,2部にかえたほかは実施例1と同様にして
樹脂組成物を調製した。
えられた樹脂組成物の物性を実施例1と同様にして調べ
た。その結果を第1表に示す。
第1表に示した結果から、従来のエアゾール用樹脂組成
物の液化石油ガス相溶性限界値(44〜45%)に比べ
て、本発明の実施例1〜16てえられたエアゾール用樹
脂組成物は、該液化石油ガス相溶性限界値に格段にすぐ
れたものであることかわかる。
処方例1〜16 液化石油ガス用充填バルブを有する耐圧ガラス容器(滴
注量:100m1)に樹脂固形分濃度が10重量%の樹
脂組成物エタノール溶液10gを添加したのち、液化石
油ガスを圧力4 kg/ c−・Gでガラス容器内に1
0g充填し、整髪用エアゾール製品を作製した。
つぎにえられたエアゾール製品を用いて整髪剤のセット
力および形成されたフィルムの物性を以下の方法にした
がって調べた。その結果を第2表に示す。
(セット力) 長さ25cmの毛髪2gに、整髪剤を20cmの距離か
ら10秒間噴霧したのち、この毛髪を外径1,2印のカ
ーラ−に巻き、40℃の温風で60分間かけて乾燥した
のち、カーラ−から毛髪をはずし、温度30℃、相対湿
度80%の雰囲気中に垂直に吊した直後の長さ(gl)
と1時間放置後の長さ(Ω2)を測定し、カールリテン
ションを次式から算出した。
25−Ω 2 [カールリテンション] −−x 100 (%)25
−Ω なお、カールリテンションが60%以上のものを合格(
表中、「○」印)とし、また60%未満のものを不合格
(表中、「×」印)とした。
(フィルムの物性) イ)洗浄性 たて2.5CIl+、よこ 7.5cmのガラス板に前
記整髪剤を20CI11の距離から5秒間噴霧したのち
、20℃にて3時間風乾してフィルムを形成した。
このガラス板を40℃の0.2%シャンプー含有温水に
静置浸漬し、フィルムの溶解状態の経時変化を調べ、以
下に示す評価基準にしたがって評価した。
(評価基準) O:30分間以内に完全に溶解する。
6840分間以内に完全に溶解する。
×:40分間経過後もフィルムが残存する。
(ロ)耐水性 たて2.5(至)、よこ 7.5cmのガラス板に前記
整髪剤を20cmの距離から5秒間噴霧したのち、20
℃にて3時間風乾してフィルムを形成した。
このガラス板を40℃の温水に静置浸漬し、フィルムの
溶解状態の経時変化を調べ、以下に示す評価基準にした
がって評価した。
(評価基準) o:60分間以上でもまったく溶解しない。
6240〜60分間以内に部分的に溶解が認められる。
×:40分間以内に部分的に溶解が認められる。
四耐ブロッキング性 長さ25cmの毛髪2gに整髪剤3gを均一にスプレー
により塗布した。この毛髪を40℃の温風で60分間か
けて乾燥し、市販のくしを用いてそのくし通りの状態を
以下の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準) Oコひっかかりがなく、くしがなめらかに通る。
Δ:ひっかかりはあるが、くしを通すことができる。
×:<シが通らない。
(ニ)フレーキング 耐ブロッキング性を調べるために、<シて毛髪をといた
ときに、樹脂の脱落の有無を調べ、以下の評価基準に基
づいて評価した。
(評価基準) O:脱落なし。
△:脱落をわずかに認める。
×:脱落が多い。
(ホ)平滑性 2.5cmX  7.5c+nのガラス板に前記整髪剤
を20cmの距離から5秒間噴霧したのち、20℃にて
3時間風乾してフィルムを形成した。つぎに形成したフ
ィルム面を指で触感を調べ、平滑性を以下に示す評価基
準に基づいて評価した。
(評価基準) O二完全になめらかである。
△:ややざらつきがある。
X:かなりざらつきがあ゛る。
(へ)透明性 たて2.5cm、よこ 7.5cmのガラス板に前記整
髪剤を20cmの距離から5秒間噴霧したのち、20℃
にて3時間風乾してフィルムを形成した。
つぎに形成したフィルムの状態を目視により観察し、以
下の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準) O:完全に透明である。
62部分的に白化している。
×:全面が白化している。
第2表に示した結果から、処方例1〜16でえられた整
髪剤は、いずれもフレーキングの発生がなく、セット力
、洗浄性、耐ブロッキング性、平滑性および透明性にす
ぐれたものであることがわかる。
[発明の効果コ 本発明のエアゾール用樹脂組成物は、噴射剤として用い
られる液化石油ガスとの相溶性にすぐれたものであるか
ら、エアゾール容器内から均質な状態で噴射剤とともに
噴出させることができるものである。また、本発明のエ
アゾール用樹脂組成物は、洗髪剤によって容易に除去し
うるちのであり、しかも耐ブロッキング性にもすぐれた
ものである。
さらに、本発明のエアゾール用樹脂組成物は、頭髪に対
する親和性にすぐれたものであるから、たとえばエアゾ
ール用整髪剤などとして好適に使用しうるちのである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子またはメチル基、R^2は炭
    素数3〜5の分枝鎖を有するアルキル基を示す)で表わ
    されるアクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸
    エステル40〜90重量%、 (B)アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸より
    なる群から選ばれた少なくとも1種の単量体5〜25重
    量%、 (C)一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は前記と同じ、R^3は炭素数8〜18
    のアルキル基を示す)で表わされるエステル0〜30重
    量%、および (D)その他のビニル系単量体0〜30重量%からなる
    エアゾール用樹脂組成物。 2 中和率が50〜90%である請求項1記載のエアゾ
    ール用樹脂組成物。
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