JPH0356409A - 整髪用スプレー組成物 - Google Patents

整髪用スプレー組成物

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JPH0356409A
JPH0356409A JP19167789A JP19167789A JPH0356409A JP H0356409 A JPH0356409 A JP H0356409A JP 19167789 A JP19167789 A JP 19167789A JP 19167789 A JP19167789 A JP 19167789A JP H0356409 A JPH0356409 A JP H0356409A
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Kanji Narasaki
奈良崎 幹二
Shigeoki Kawaguchi
重興 川口
Yoshio Matsumoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、優れた整髪効果を発揮する、アニオン樹脂を
含有し石油系液化ガス等を噴射剤とする整髪用エアゾー
ルスプレー組底物に関する。
〔従来の技術〕
整髪用樹脂としては、 ■ カルボキシベタイン部を親木基とする共重合体であ
る両性イオンポリマー ■ ビニルピロリドン等を親水部とする共重合体である
ノニオン性ポリマー ■ アクリル酸、メタクリル酸等のカルボキシル基を有
する重合性不飽和単量体またはその塩を親木基とする共
重合体であるアニオン性ポリマー等が知られている。
アニオン性ポリマーは、毛髪のセント力、フイルムの硬
度等の性能の面で優れた整髪用樹脂であることは公知で
あり、このボリマーについては、既に特公昭44−31
238、特公昭50−6538号公報等により知られて
いる。
これらの整髪用樹脂は、エアゾールスプレーの形態で使
用されるのが一般的であり、樹脂のアルコール溶液に噴
射剤としてトリクロロモノフルオ口メタン(F11)、
ジクロロジフルオロメタン(F12)、ジクロロテトラ
フルオ口エタン(Fl14)等のハロゲン化炭化水素を
圧人使用することが一般的に行なわれてきた。しかし近
年、地球的環境上の問題により噴射剤として、プロパン
、ブタン等の炭化水素をハロゲン化炭化水素に代えて使
用することが増加している。
しかしながら従来のア二オン性ボリマーを用いて、炭化
水素を噴射剤とするエアゾールスプレーとした場合には
、エアゾールスプレー容器中に於で、溶液中のポリマー
の溶解度が低下し、溶液の不均一化、ポリマーの析出等
により、スプレーされた塗膜が不均一であったり、バル
ブで目詰まりを起こすという問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記問題点を解決し、炭化水素を噴射剤とす
る整髪用エアゾールスプレーとして優れた性能を有する
整髪用スプレー組成物を提供するものである。
〔課題を解決するための具体的手段〕
本発明は、 (A)炭素数1〜7のアルキル又はアルケニル基を有す
る(メタ)アクリレート単量体+1) ; 30〜70
重量%、 炭素数9〜24のアルキル又はアルケニル基を有する(
メタ)アクリレート単量体(2);10〜50重景%、 カルボキシル基を有する重合性不飽和単量体またはその
塩(3) i 1 0〜40重量%、カルボキシル基を
有する重合性不飽和単量体+4) ; 0〜20重量%
を共重合してなるアニオン性樹脂=0.5〜15重景% 〔但し、(メタ)アクリレート単量体(11及び(2)
アクリレート単量体(1)及びアルケニル基が分岐構造
である単量体が、単量体(1)及び(2)の合計量に対
して50重量%以上である。
〕(B)エタノール、プロパノール、イソプロパノール
、1−メトキシプロパノール、及びその混合物からなる
群から選ばれる溶剤:lO〜89.5重量%、及び (C)プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、2,2
−ジメチルプロパン、イソペンクン、ジメチルエーテル
からなる群から選ばれる噴射剤=10〜75重量% で構戊される整髪用スプレー組成物を提供するものであ
る。
(A)アニオン性樹脂 本発明に於ける(A)成分のアニオン性樹脂は前記の必
須単量体3種〔単量体(1)、(2)、{3}〕、及び
任意単量体1種〔単量体(4)〕を共重合したものであ
る.これらの単量体は、各群内で併用することができる
単量体fllは、アクリル酸ないしメタクリル酸〔以下
、(メタ)アクリル酸という〕のアルキル又はアルケニ
ルエステルであり、アルキル又はアルケニル基の炭素数
がl〜7のものである。
単量体(1)の具体例を挙げれば、例えば、メチル(メ
タ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、イソ
プロピル〈メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリ
レート、イソブチル(メタ)アクリレート、ターシャリ
ーブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アク
リレート等があ全。
単量体(1)の使用量は、全単量体に対して30〜70
重量%、好ましくは35〜65重量%である。30重量
%未満では得られる共重合樹脂のフィルム(以下フィル
ムと略す〉はプロソキング感を呈する様になり、70重
量%を越えると得られるフィルムは柔軟性、及び延展性
が低下する。更に単量体(11の使用量が全単量体に対
して70重量%を越えた場合、(C)成分の噴射剤に対
する溶解性が低下する。
単量体(2)は、(メタ)アクリル酸のアルキル又はア
ルケニルエステルであり、アルキル又はアルケニル基の
炭素数が9〜24のものである。
単量体(2)の具体例を挙げれば、例えば、ラウリル(
メタ)アクリレート、分岐トリデシル(メタ)アクリレ
ート、パルξチル(メタ)アクリレート、分岐ペンタデ
シル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリ
レート、オレイル(メタ〉アクリレート、ベーヘニル(
メタ)アクリレート等がある。
単量体(2)の使用量は、全単量体に対して10〜50
重量%、好ましくは15〜45重量%である。lO重量
%未満では、(C)戒分である噴射剤に対する溶解性が
低下し、50重量%を越えると得られるフィルムはブロ
ッキング感を呈する様になる。
これらの(メタ〉アクリレート単量体は、単量体(1)
又は(2)がアルキルメタクリレートであるものが好ま
しく、共にアルキルメタクリレートであるものが、より
好ましい。
単量体(11及び単量体(2)に於いて、そのエステル
のアルキル基及びアルケニル基が分岐構造である単量体
が、(メタ)アクリレート単量体(1)及び(2)の合
計量に対して50重量%以上であり、分岐構造を有する
エステル単量体が50重量%未満の場合、(C)成分で
ある噴射剤に対する熔解性が低下する。
単量体(3)は、カルボキシル基を有する重合性不飽和
単量体またはその塩である。単量体(3)の具体例を挙
げれば、例えば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無
水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、ビニル酢酸、ク
ロトン酸等の重合性不飽和カルボン酸、及び多塩基酸無
水物(例えば、無水フタル酸、無水蓚酸等)とヒドロキ
シル基含有不飽和単量体(例えば、ヒドロキシエチル(
メタ)アクリレート、ヒドロキシプ口ビル(メタ)アク
リレート等)とのハーフエステル、及び上記力ルボキシ
ル基を有する重合性不飽和単量体の塩がある。
カルボキシル基を有する重合性不飽和単量体は必要に応
じ、単量体段階、又は重合後段階で部分中和または完全
中和して使用することが出来、中和に使用する塩基性化
合物としては、例えばアンモニア水、水酸化リチウム、
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム;モノー、ジー、若
しくはトリエタノールアミン;モノー、ジー若しくはト
リイソプロパノールアミン;モルホリン、アミノメチル
プロバノール、アξノエチルプロパンジオール、リジン
等がある。
単量体(3)の使用量は、全単量体に対してlO〜40
重量%、好ましくは15〜35重量%である。IO重量
%未満では、得られるフィルムは水に難溶となり洗髪の
際問題を生しる。50重量%を越えると、(C)戒分で
ある噴射剤に対する溶解性が低下し、更に得られるフィ
ルムは吸湿性が増加しプロッキング感を呈する様になり
、毛髪の整髪効果(セント力)は低下する。
単量体(4)は、上記(11〜(3)以外の重合性不飽
和単量体であり、得られるフィルムに適度の硬度、及び
適度の柔軟性等を与えて感触を変化させる目的で必要に
応じて共重合体一戒分とすることが出来る。
この単量体(4)の具体例を挙げれば、例えば、ヒドロ
キシプ口ピル(メタ〉アクリレー1−、ボリエチレング
リコール七ノ (メタ)アクリレート、(メタ)アクリ
ロイルオ−キシプ口ピルトリメトキシシラン、(メタ)
アクリルアミド、ダイア七トンアクリルアミド等の(メ
タ)アクリル系誘4体、スチレン、クロロスチレン、ビ
ニルトルエン等の芳香族系重合性ビニル単量体、N−ビ
ニルビロリドン、酢酸ビニル等の重合性ビニル単量体が
ある。
単量体f4)の使用量は、全単量体に対してO〜20重
量%、好ましくはO−15重景%である。
本発明の(A) FIi.分のアニオン性樹脂は、上記
の単量体を親水性溶媒中で共重合させることにより得ら
れる。ここで「親水性溶媒」とは、水に対する溶解度が
1 0 (g/ 100g/25℃〕以上である有機溶
媒を意味する。
適当な親水性有機溶媒としては、炭素数1〜4の脂肪族
アルコール、特に1価アルコール、例えばメタノール、
エタノール、プロバノール、イソプロパノール等が好ま
しい。またエチレングリコール等の2価アルコールその
他エチルセロソルブ、プチルセロソルブ、プチルセロソ
ルブアセテート、ジオキサン、酢酸メチル、ジメチルホ
ルムアミド等が用いられる。
「親水性溶媒」は、含水状態のものでもよい。
含水の程度は重合溶媒の観点から使用する全単量体が所
定濃度に溶解する範囲内で自由である.例えば、5%含
水エタノールがある。
重合は、通常の溶液重合法、例えば各単量体を前記溶媒
に溶解し、ラジカル重合開始剤を添加し、窒素気流下に
加熱攪拌することからなる方法によって行なう。ラジカ
ル重合開始剤としては、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウ
ロイル等の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル等の
アゾ化合物が好ましい。単量体はその全種類、及び全量
を重合初期から存在させるのが昔通であるが、単量体の
種類及び/又は量に関して分割添加を行なうことも出来
る。溶媒使用量は、生威共重合体溶液の濃度が30〜6
5重量%程度となるようなものであることが好ましい。
単量体、重合開始剤の添加方法、及び溶媒使用量等の重
合条件は適宜選択できるが、得られる重合体の分子量が
s.ooo〜soo.oooとなる範囲とすることが好
ましい。
この様にして得られたアニオン性樹脂の親水性溶媒溶液
は、そのままの形で使用することが出来、また溶剤を除
去すればアニオン性樹脂を固体として取り出すことが出
来、次記の(B)成分の溶剤で稀釈し使用することも出
来る。
(B)溶剤 (B)戒分の溶剤は、(A)戒分のアニオン性樹脂また
はアニオン性樹脂の親水性溶媒溶液を稀釈するのに用い
る。この溶剤は前記低級アルコール及びその混合物から
なる群から選ばれる溶剤であって、水を20重量%以内
の範囲で含有していてもよい。
好ましい稀釈用溶剤としては、エタノール、エタノール
とイソプロパノールの混合溶剤、及び5容量%の水を含
有したエタノールがある。
(C)噴射剤 本発明の整髪用スプレー組成物は、(A)成分を(B)
威分て稀釈して得られた溶液をスプレー容器内に入れ(
C)威分の噴射剤を加圧封入することによりスプレーと
して用いることが出来る。
.:(7)(C)a分の噴射剤は、プロパン、ノルマル
ブタン、イソブタン、2,2−ジメチルプロパン、イソ
ペンクン、ジメチルエーテル、及ヒその混合物からなる
群から選ばれた液化ガスであり、ジフルオ口ジクロロメ
タン、フルオロトリクロロメタン等のフフ化炭素水素類
、メチレンクロライド等の塩化炭化水素類、及び窒素、
二酸化炭素等と混合使用してもよい。
好ましい噴射剤としては、プロパン、ノルマルブタン、
イソブタンの混合物を主威分としてなる石油系液化ガス
、及び前記石油系液化ガスとジメチルエーテルとの混合
物があり、封入圧力は2〜1 0 kg/cn” G 
( 20℃)が好まシイ。
成分(A)(アニオン性樹脂)の使用量は、成分(A)
〜或分(C)の全体量に対して0.5〜15重量%、好
ましくは1〜lO重量%である。0. 5重蛋%未満で
は毛髪のセント(カールリテンション〉が不十分となり
15重量%を越えると毛髪にざわつき等の違和感を与え
る様になる。戊分(B)(溶剤)の使用量は、或分(A
)〜威分(C)の全体量に対して10〜89.5重量%
、好ましくは30〜84重量%である。10重量%未満
では毛髪にざわつき等の違和感を与え、89.5重量%
を越えると、毛髪にスプレー塗布した際、乾燥速度が遅
くなる問題を生じる。戒分(C)(噴射剤)の使用量は
成分(A)〜或分(C)の全体量に対して10〜75重
量%、好ましくは15〜65重量%である。10重量%
未満ではスプレー時に微細な噴霧ができ難く、毛髪にス
プレー塗布した際、乾燥速度が遅くなる等の問題があり
、75重量%を越えると毛髪にスプレー塗布した際、乾
燥速度が速すぎて毛髪への均一塗布が出来ない等の問題
がある。
本発明のスプレー組放物は、公知の添加剤ないし補助剤
、例えばミリスチン酸イソプロビル、フタル酸エチル等
のエステル類、グリセリン、ポリエチレングリコール等
の多価アルコール類、シリコーン化合物類、パラフィン
、スクワラン等の油剤、カチオン性、アニオン性、両性
、ノニオン性の界面活性剤、カチオン性、両性、ノニオ
ン性の整髪用樹脂、染料、顔料等の着色剤、UV吸収剤
、防腐剤、香料等を必要に応じて添加使用することは可
能である。
〔実施例〕
以下、製造例、及び実施例により本発明を説明する。尚
、これらの例中の記載に於ける「部」、及びr%」は、
重量基準で表わし、「表1〜2」中の(A)アニオン性
樹脂の配合量は、有効或分量としての重量%で表わす。
製造例l 環流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素置換用ガラス管
、及び撹拌装置を取り付けた五つ目フラスコに、イソブ
チルメタクリレー150部、メチルメタクリレート5部
、ステアリルメタクリレートl5部、ベヘニルアクリレ
ート5部、メタクリルM25部、及びエタノール100
部を入れ、アゾビスイソプチロニトリル0. 6部を加
えて、窒素気流下80℃で環流加熱して6時間重合を行
なった。
次に、冷却下、メタクリル酸の等モルの70%に相当す
るアミノメチルブロパノールの40%エタノール溶液を
フラスコに滴下し、更にエタノールを加えアニオン性樹
脂rA−IJの40%エタノール溶液を得た。尚、得ら
れた樹脂の平均分子量は80. 000であった。
製造例2 製造例lと同様の装置に、イソブチルアクリレート20
部、クーシャリープチルメタクリレート20部、分岐ト
リデシルメタクリレート20部、ステアリルメタクリレ
ー110部、メタクリル酸30部、及びエタノール15
0部を入れ、過酸化ベンゾイル0.9部を加えて、窒素
気流下80℃で環流加熱して6時間重合を行なった。
次に、冷却下、メタクリル酸の等モルの70%に相当す
るアミノメチルフ゜ロバノールの40%エタノール溶液
をフラスコに滴下し、更にエタノールを加えアニオン性
樹脂rA−2Jの40%エタノール溶液を得た。尚、得
られた樹脂の平均分子量は45,000であった。
製造例3 製造例1と同様の装置に、イソブチルメタクリレート4
0部、ターシャリープチルアクリレート5部、ラウリル
メタクリレート10部、ステアリルメククリレート20
部、メタクリル酸18部、アクリル酸7部、及びエタノ
ール80部を入れ、アゾビスイソプチロニトリル0.6
部を加えて、窒素気流下80℃で環流加熱して8時間重
合を行なった。
次に、冷却下、使用した酸の等モルの70%に相当する
トリエタノーノレアξンの40%エタノ−ル溶液をフラ
スコに滴下し、更にエタノールを加えアニオン性樹脂r
A−3Jの40%エタノール溶液を得た。尚、得られた
柑脂の平均分子量は150,000であった。
製造例4 製造例lと同様の装置に、イソプロビルメタクリレート
5部、イソブチルメタクリレート35部、シクロヘキシ
ルメタクリレート5部、デシルメタクリレート15部、
へヘニルメタクリレート15部、メタクリル酸15部、
ダイア七トンアクリルアミドlO部及びエタノール10
0部を入れ、過酸化ベンゾイル0.6部を加えて、窒素
気流下80℃で環流加熱して6時間重合を行なった。
次に冷却下、メタクリル酸の等モルに相当するアξノメ
チルブロパノールの40%エタノール溶液をフラスコに
滴下し、更にエタノールを加えアニオン性樹脂rA−4
Jの40%エタノール溶液を得た。尚、得られた樹脂の
平均分子量は75, 000であった。
製造例5 製造例lと同様の装置に、イソブチルメタクリレート6
0部、メチルメタクリレート15部、ステアリルメタク
リレート20部、メタク−リル酸5部、及びエタノール
100部を入れ、アゾビスイソブチロニトリル0.6部
を加えて、「製造例1」同様に重合、及びアミノメチル
プロバノール中和を行い、アニオン性樹脂rA−5Jの
40%エタノール溶液を得た。尚、得られた樹脂の平均
分子量は85, 000であった。
製造例6 製造例1と同様の装置に、イソプチルメタクリレート3
0部、ノルマルプチルメタクリレート20部、メチルメ
タクリレート5部、ステアリルメタクリレート20部、
メタクリル酸25部、及びエタノール100部を入れ、
アゾビスイソブチロニトリル0.6部を加えて、製造例
1と同様に重合、及びアミノメチルプロパノール中和を
行い、アニオン性樹脂rA−6Jの40%エタノール溶
液を得た。尚、得られた樹脂の平均分子量は80,00
0であった。
製造例7 製造例lと同様の装置に、イソブチルメタクリレート6
0部、メチルメタクリレート15部、メタクリル酸25
部、及びエタノールlOO部を入れ、アゾビスイソブチ
ロニトリル0. 6部を加えて、製造例1と同様に重合
、及びアミノメチルプロパノール中和を行い、アニオン
性樹脂rA−7Jの40%エタノール溶液を得た。尚、
得られた樹脂の平均分子量は75. 000であった。
製造例8 製造例lと同様の装置に、イソブチルメタクリレート3
0部、ステアリルメタクリレー}20部、メタクリル酸
50部、及びエタノール100部を入れ、アゾビスイソ
ブチロニトリル0.6部を加えて、製造例1と同様に重
合、及びアミノメチルブロパノール中和を行い、アニオ
ン性樹脂rA−7Jの40%エタノール溶液を得た。尚
、得られた樹脂の平均分子量は65.000であった。
実施例1 アニオン性樹脂rA−IJB部、エタノール72部を耐
圧ガラス製スプレー瓶に入れ、次にプロパン/ノルマン
プタン/イソブタンが2 0/5 0/30の重量比で
混合された噴射剤20部をスプレー瓶に圧入しスプレー
サンプルを得る。
このスプレーサンプルを評価すると、表1に示す如く優
れた性能を示した。
実施例2〜7 スプレー組或を表1のMi戒として、実施例lと同様の
操作を行いスプレーサンプルを得た。このスプレーサン
プルを評価すると、表lに示す如く優れた性能を示した
比較例1〜7 スプレー組或を表2のMi戒として、実施例lと同様の
操作を行いスプレーサンプルを得た。このスプレーサン
プルを評価すると、表2に示す如く性能に於て問題があ
った。
尚、表1〜2に於で、スプレー組戒中の(C)噴射剤の
略号は下記のガス組戒を意味する。
〈ガス組戒(重量比)〉 Qas−1:プロパン/ノルマンブタン/イソブタン−
2 0/5 0/3 0 Gas−2ニフ゜ロパン/ノノレマンフ゛タン/イソブ
タン−3 0/4 4/2 6 Gas−3:プロパン/イソブタン−20/80 また、表1〜2中の性能は、下記の様に評価したもので
ある。
○は良好; △不十分; ×は不良 〈低温安定性〉 スプレーサンプルを−10℃に三日間放置し、内容液の
状態(白濁、又はポリマー析出)を評価する。
〈乾燥性〉 スプレーサンプルをガラス板上に3秒間スプレーし、時
間毎の乾燥状態を視覚で評価する。
〈フィルム平滑性〉 スプレーサンプルをガラス板上に3秒間スプレーし、2
0℃、60%RH(相対湿度)の雰囲気に、1日放置し
て、目視、及び視覚で評価する。
〈洗浄性〉 フィルム平滑性と同様に作成したガラス板を40℃の2
%シャンプー含有温水に浸漬した場合の各時間毎のフィ
ルム熔解状態より評価する。
くセフト力〉 23(IJI1,2gの毛髪にスプレーサンプルを10
秒間スプレーし、l, 2cm径のカーラーに巻き、乾
燥後、30℃、90%RH(相対湿度)雰囲気下に吊し
、カールリテンションを測定する。
くフレーキング〉 セント力評価と同様に作威した毛髪を櫛でといた場合の
毛髪よりの剥離樹脂の量を評価する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)炭素数1〜7のアルキル又はアルケニル基を有す
    る(メタ)アクリレート単量体(1);30〜70重量
    %、炭素数9〜24のアルキル又アルケニル基を有する
    (メタ)アクリレート単量体(2);10〜50重量%
    、カルボキシル基を有する重合性不飽和単量体(3);
    10〜40重量%、及び、上記(1)〜(3)以外の重
    合性不飽和単量体(4);0〜20重量%を共重合して
    なるアニオン性樹脂:0.5〜15重量% 〔但し、(メタ)アクリレート単量体(1)及び(2)
    に於て、そのアルキル基及びアルケニル基が分岐構造で
    ある単量体が、単量体(1)及び(2)の合計量に対し
    て50重量%以上である。〕(B)エタノール、プロパ
    ノール、イソプロパノール、1−メトキシプロパノール
    、及びその混合物からなる群から選ばれる溶剤;10〜
    89.5重量%、及び (C)プロパン、ノルマンブタン、イソブタン、2,2
    −ジメチルプロパン、イソペンタン、ジメチルエーテル
    からなる群から選ばれる噴射剤;10〜75重量% で構成される整髪用スプレー組成物。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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