JP2007176947A - ヘアセット剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗い流し性、溶解性並びに処理した髪の手触り及びセット力等の従来技術におけ欠点を有しないヘアセット剤を提供する。
【解決手段】A)モノマーAとしてのt−ブチルアクリレート30〜72重量%、
B)モノマーBとしてのメタクリル酸10〜28重量%及び
C)モノマーCとしてのエチルアクリレート、又はエチルアクリレートとN−t−ブチルアクリルアミドとの混合物3〜60重量%(ここで、モノマーCの少なくとも1つは、30℃より低いガラス転移温度を有するホモポリマーを生じる)をラジカル重合することにより得られ、その際、コポリマーのカルボキシル基が部分的に又は完全に中和されている、t−ブチルアクリレート又はt−ブチルメタクリレートを基礎とするK価10〜50を有するコポリマーをフィルム形成体として含有する、ヘアセット剤により解決される。
【選択図】なし

Description

本発明は、
A)モノマーAとしてのt−ブチルアクリレート又はt−ブチルメタクリレート又はそれらからの混合物30〜72重量%、
B)モノマーBとしてのアクリル酸又はメタクリル酸又はそれらからの混合物10〜28重量%及び
C)モノマーCとしてのラジカル共重合可能なモノマー又はラジカル共重合可能なモノマー混合物(ここで、モノマーCの少なくとも1つは、30℃より低いガラス転移温度を有するホモポリマーである)0〜60重量%
をラジカル重合することにより得られ、その際、コポリマーのカルボキシル基が部分的に又は完全に中和されている、t−ブチルアクリレート又はt−ブチルメタクリレートを基礎とするK価10〜50を有するコポリマーをフィルム形成体として含有する、新規のヘアセット剤に関する。
欧州特許(EP−A)第379082号明細書からは、
A)t−ブチルアクリレート又はt−ブチルメタクリレート75〜99重量%、
B)アクリル酸又はメタクリル酸1〜25重量%及び
C)他のラジカル共重合可能なモノマー0〜10重量%
をラジカル重合することにより得られ、その際、コポリマーのカルボキシル基が、通常通り、アミンによって部分的に又は完全に中和されている、t−ブチルアクリレート及び/又はt−ブチルメタクリレートを基礎とするK価10〜50を有するコポリマーをフィルム形成体として含有する、ヘアセット剤が公知である。
しかしながら、この技術水準から公知の剤において、なおも改良の必要があるのは、髪からのポリマーの洗い流し性、純粋な有機溶剤を基礎としかつ従って生態学的に危険性の調合物に今日だんだんと取って代わっている水含有調合物中でのフィルム形成体の溶解性、並びに処理した髪の手触り及びセット力である。それというのも、技術水準のヘアセット剤を用いて処理された髪は、大抵、ごわごわしすぎるか又は粗すぎる手触りである。
欧州特許(EP−A)第379082号明細書
本発明の課題は、従って、前記の欠点をもはや有しないヘアセット剤を提供することであった。
従って、冒頭で定義したヘアセット剤が見つけられた。
モノマーCは、コポリマーの特徴を変性するために使用する。有利な実施態様において、このために、C〜C18−アルキルアクリレート又は−メタクリレート、殊にC〜C−アルキルアクリレート又は−メタクリレート、又はこの(メタ)アクリレートとN−C〜C18−アルキルアクリルアミド又は−メタクリルアミド、殊にN−C〜C−アルキルアクリルアミド又は−メタクリルアミドとからの混合物を使用する。前記(メタ)アクリレート及び(メタ)アクリルアミドにおけるC〜C−アルキル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、s−ブチル及びt−ブチルがこれに該当する。
モノマーCとして、分枝されていないC〜C−アルキルアクリレートを単独で又は分枝鎖状N−C〜C−アルキルアクリルアミドとの混合物で使用する場合に、殊に良好な結果が得られる。このために、エチルアクリレート、又はエチルアクリレートとN−t−ブチルアクリルアミドとの混合物は、殊に有利である。
有利な実施態様において、フィルム形成体として使用されたコポリマーの組成は、
A)モノマーA50〜72重量%、殊に60〜70重量%、
B)モノマーB12〜25重量%、殊に15〜23重量%及び
C)モノマーC3〜38重量%、殊に7〜25重量%である。
モノマーAの72重量%の上限は、殊に厳密である。それというのも、それを越えると、本発明によるヘアセット剤の有利な特性は、もはや認められないからである。モノマーA72〜75重量%の含有率の間のヘアセット剤の特性スペクトルにおける明らかな変化は、殊に、欧州特許(EP−A)第379082号明細書から公知の剤を考慮すると意想外であった。
他の有利な実施態様において、フィルム形成体として使用されたコポリマーは、
B)モノマーAとしてのt−ブチルアクリレート
B)モノマーBとしてのメタクリル酸
C)モノマーCとしてのエチルアクリレート、又はエチルアクリレートとN−t−ブチルアクリルアミドとの混合物
から形成される。
記載されたコポリマーは、公知の方法により、モノマーA、B及び場合によりCのラジカル共重合により製造される。この際、慣例の重合技術により、例えば、懸濁−、乳化−又は溶液重合の方法により作業する。
ラジカルに進行する重合反応のための開始剤としては、慣例のペルオキソ−又はアゾ化合物、例えばジベンゾイルペルオキシド、t−ブチルペルピバレート、t−ブチル−ペル−2−エチルヘキサノエート、ジ−t−ブチルペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、アルカリ金属−又はアンモニウムペルスルフェート、アゾ−ビス−イソブチロニトリル、過酸化水素又はレドックス開始剤を、有利には、モノマーの重量に対して0.1〜2重量%の量で使用する。モノマー及び溶剤もしくは分散剤の量は、有利には、コポリマーの30〜80重量%溶液もしくは分散液または懸濁液を保持するように選択する。残留モノマー含量を低めるために、後重合を、一般的に公知の方法により行うことができる。
コポリマーは、10〜60、特に15〜40のK価を有するべきである。自体公知の方法で、重合条件、例えば重合温度及び開始剤濃度の選択により、それぞれ所望のK価に調節することができる。場合により、殊に乳化重合及び懸濁重合の適用の際に、調節剤、殊に硫黄化合物、例えばメルカプトエタノール、2−エチルヘキシルチオグリコレート、チオグリコール酸又はドデシルメルカプタンの使用がK価の減少のために付加される。K価は、フィケンチャー、Cellulosechemie,Bd.13,58〜64頁(1932)により、25℃で、1重量%エタノール溶液中で測定され、かつ分子量の大きさに関する程度を示す。
このようなコポリマーは、通常50〜130℃、殊に60〜100℃のガラス転移温度を有する。
ヘアセット剤を乳化重合により製造する場合、得られる分散液を、直接、水性ヘアセット調合物中に入れることができるか、又は分散液の乾燥、例えば噴霧乾燥を行い、従って、ヘアセット剤を粉末として使用し、かつ加工することができる。
本発明によるヘアセット剤中で使用するために、こうして得られたコポリマーのカルボキシル基を、通常、アルカリ金属ヒドロキシド又は特にアミンで、部分的に又は完全に、有利には5〜100%、特に30〜95%中和する。中和は、有利には、
−場合によりエーテル化された形で存在するアルカノール基中にC原子2〜5個を有するモノ−、ジ−又はトリアルカノールアミン、例えばモノ−、ジ−及びトリエタノールアミン、モノ−、ジ−及びトリ−n−プロパノールアミン、モノ−、ジ−及びトリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチルプロパノール及びジ(2−メトキシエチル)アミン、
−C原子2〜5個を有するアルカンジオールアミン、例えば2−アミノ−2−メチルプロパン−1,3−ジオール及び2−アミノ−エチルプロパン−1,3−ジオール又は
−殊にC原子5〜10個を有する1級、2級又は3級アルキルアミン
を用いて行われる。
殊に良好な結果は、2−アミノ−2−メチルプロパノール、トリイソプロパノールアミン及び2−アミノ−2−エチルプロパン−1,3−ジオールを用いて得られる。
アルカリ金属ヒドロキシドとしては、中和のために、とりわけ、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムが適当である。
本発明によるヘアセット剤は、例えば、ヘアジェル、液体ヘアセット剤、ヘアフォームとして、かつとりわけスプレー調合物の形の髪型セット剤として使用される。殊に、次の成分を含有するヘアスプレー調合物は、殊に有利である;
−部分的に又は完全に中和されたコポリマー0.1〜20重量%、特に0.5〜10重量%、殊に2〜10重量%
−水1〜99.9重量%、特に5〜50重量%、殊に10〜40重量%
−慣例の有機溶剤、例えばとりわけエタノール、イソプロパノール及びジメトキシメタン及びその他にアセトン、n−プロパノール、n−ブタノール、2−メトキシプロパン−1−オール、n−ペンタン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン又はジクロロメタン又はそれらの混合物0〜95重量%、特に20〜60重量%、殊に25〜50重量%
−慣例の噴射剤、例えばプロパン、n−ブタン、イソブタン、2,2−ジメチルブタン、n−ペンタン、イソペンタン、ジメチルエーテル、ジフルオロエタン、フルオロトリクロロメタン、ジクロロジフルオロメタン又はジクロロテトラフルオロエタン又はそれらの混合物0〜90重量%、特に30〜80重量%、殊に45〜70重量%。
噴射剤(噴射ガス)としては、前記化合物のうち、とりわけ、炭化水素、殊にプロパン、n−ブタン、n−ペンタン及びそれらからの混合物並びにジメチルエーテル及びジフルオロエタンが使用される。場合により、前記した塩素化された炭化水素1種以上を、噴射剤混合物中で、しかしながら噴射剤混合物に対して約20重量%までの僅かな量でのみ共使用する。
本発明によるヘアセット剤は、殊に噴射剤の添加なしのポンプ式スプレー調合物のためにも又は噴射剤として慣例の圧縮ガス、例えば窒素、圧縮空気又は二酸化炭素を有するエーロゾルスプレーのためにも適当である。
更に、このスプレー調合物は、更に、僅かな量のパヒュームオイルを例えば0.1〜0.5重量%含有していてよい。
水含有標準スプレー処方物は、例えば、次の組成を有する:
2−アミノ−2−メチルプロパノールで100%まで中和されたコポリマー 2〜10重量%
エタノール 10〜76重量%
水 2〜40重量%
ジメチルエーテル 10〜40重量%。
本発明によるヘアセット剤中に含有されるコポリマーは、スプレー調合物中の無極性噴射剤との、殊に炭化水素、例えばプロパン又はn−ブタン又はそれらの混合物との高い相容性により優れている。これは、良好なヘアセット効果を、明らかに、カール保持に関する高い値(この際、これは、大抵80%より上である)において有する。更に、本発明によるヘアセット剤は、それが髪を実質的に粘着させないことにより優れている。
とりわけ、本発明によるヘアセット剤は、従来技術の剤において改良の必要があるものとして冒頭で記した使用技術的特性において、優れた結果を有する。これらは、アルコール、例えばエタノール又はイソプロパノール及びこれらのアルコールと水との混合物中で澄明に溶解性である。溶液の澄明性は、溶液が標準スプレー処方物中で噴射剤、例えばジメチルエーテルと一緒に使用される場合にも保持される。本発明によるヘアセット剤は、申し分なく髪から洗い流すことができる。それを用いて処理された髪は、高いしなやかさ及び心地よい自然な手触りを有する。その際、セット効果は同時に高く、従って、基本的に、ヘアスプレー処方物中でのフィルム形成体の必要量を減少することができる。
ヘアセット剤の特性の目標とされる調節のために、本発明によるコポリマーを他のヘアセットポリマーとの混合物として使用することは有利である。他のヘアセットポリマーとしては、市販のポリマー、例えばポリビニルピロリドン、ビニルピロリドンと酢酸ビニルとからのコポリマー、酢酸ビニルとクロトン酸とからのコポリマー、酢酸ビニルとプロピオン酸ビニルとクロトン酸とからのコポリマー、又はアクリレート/アクリルアミドを基礎とするコポリマーがこれに該当する。このような混合物は、本発明によるコポリマー及び他のヘアセットポリマーを、重量比1対99〜99対1で含有していてよい。
例1〜15のための製造工程及び比較例A〜D
例2(乳化重合)
ラウリル硫酸ナトリウム1g、市販の非イオン乳化剤6.7g、水100g、エチルヘキシルチオグリコレート1.3g、メタクリル酸60g、t−ブチルアクリレート210g及びエチルアクリレート30gからエマルションを製造し、これを、水500gを含有する重合容器中への流入法で、重合の間に、約75〜85℃で約2〜4時間かかって添加した。開始剤、水100g中に溶かした過硫酸ナトリウム1gを、同様に、重合の間に連続的に供給した。残留モノマー含量の減少のために、引き続きレドックス開始剤(t−ブチルヒドロペルオキシド/アスコルビン酸)を加え、かつ後重合した。
例1、3〜11及びA〜Dの製造を、例2と同様にして行った。
例12(溶液重合)
t−ブチルアクリレート105g、エチルアクリレート30g、アクリル酸15g、t−ブチルペルピバレート0.5g及びエタノール25gを75℃まで加温した。粘度増加で認められる重合の開始後に、同時にt−ブチルアクリレート945g、エチルアクリレート270g、アクリル酸135g及びエタノール270g、及びエタノール90g中のt−ブチルペルピバレート6.0gの溶液を、6時間かかって添加し、その際、温度を、穏やかに沸騰して77〜80℃に保った。引き続き、エタノール400g中の2−5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン3.0gの溶液を添加し、その後、反応容器を気密に閉じ、130℃まで加熱し、かつこの温度で3時間保った。得られた溶液の重合含量を、エタノール約550gを用いて50重量%に調節した。ターポリマーは、32.5のK価を有した(25℃で、1.0%エタノール溶液中で測定)。
例13及び14の製造を、例12と同様にして行った。
例15(懸濁重合)
t−ブチルアクリレート70g、エチルアクリレート12g及びメタクリル酸18gを、順に、分子量250000のポリアクリル酸0.9g、C原子14〜15の平均鎖長を有するパラフィンスルホネート混合物を基礎とする市販の乳化剤1g及び調節剤としての2−メルカプトエタノール0.3gを含有する水250g中で、撹拌下に、70℃まで加温した。引き続き、t−ブチル−ペル−2−エチル−ヘキサノエート0.02gを少量宛で添加した。最後の割り当ての開始剤を添加後に、90℃で更に3.5時間、完了するまで重合させた。引き続き、100℃の水蒸気を、4時間かかって約300gの水が蒸留するまで吹き付け、その際、残るモノマーが完全に除去された。得られたポリマー懸濁液を濾別し、かつ微細な不溶の粒子の除去のために水で洗浄し、かつ約50℃の温度の空気流で乾燥させ、その際、0.3〜1.5mmの平均粒度を有する易流動性の粉末が得られた。K価は40であった(1重量% エタノール中で測定)。
使用技術的特性
次の表は、例1〜15及び比較例A〜Dの組成、カール保持、洗い流し性、澄明溶解性、手触り及びセット効果の値を示す。
カール保持は、極端な気候条件下でのヘアセット効果の程度である。これらを、約15cmの長さの髪での通常のウオーターウエーブ(Wasserwelle)によって得られ、かつそれぞれのスプレー調合物を10cm離れたところから4秒間噴霧されたカールでのモデル試験で測定する。25℃及び相対湿度90%での温度調節室中での吊り下げたカールの5時間の滞留時間後に、その元の形に対するカールの変形(拡張)を測定する。より高い値は、高いセット効果を表し、すなわち、100%では、元の形が完全に得られたままである。
髪からのポリマーの洗い流し性、手触り(処理した髪の感触)及びセット効果(モデルヘッドでの髪のセットの強さ)をそれぞれ、1〜5の点数で評価した;
その際、
1=非常に良好、2=良好、3=なおも良好、4=劣悪、5=非常に劣悪
を表す。
ポリマーの澄明溶解性を、55:40:5の重量比のエタノール、水及びポリマーの混合物中で、次のように評価した;
+=澄明溶解性
−=濁った。
全ての測定及び点数付けを、それぞれ、コポリマーが2−アミノ−2−メチルプロパノールで100%まで中和された通常の標準スプレー処方物を用いて測定した。
表の説明
TBA=t−ブチルアクリレート
MAS=メタクリル酸
AS=アクリル酸
EA=エチルアクリレート
TBAA=N−t−ブチルアクリルアミド
Figure 2007176947
Figure 2007176947

Claims (7)

  1. A)モノマーAとしてのt−ブチルアクリレート又はt−ブチルメタクリレート又はそれらからの混合物30〜72重量%、
    B)モノマーBとしてのアクリル酸又はメタクリル酸又はそれらからの混合物10〜28重量%及び
    C)モノマーCとしてのラジカル共重合可能なモノマー又はラジカル共重合可能なモノマー混合物(ここで、モノマーCの少なくとも1つは、30℃より低いガラス転移温度を有するホモポリマーである)0〜60重量%
    をラジカル重合することにより得られ、その際、コポリマーのカルボキシル基が部分的に又は完全に中和されている、t−ブチルアクリレート又はt−ブチルメタクリレートを基礎とするK価10〜50を有するコポリマーをフィルム形成体として含有する、ヘアセット剤。
  2. モノマーCは、C〜C18−アルキルアクリレート又は−メタクリレートか、又はC〜C18−アルキルアクリレート又は−メタクリレートとN−C〜C18−アルキルアクリルアミド又は−メタクリルアミドとの混合物である、請求項1記載のヘアセット剤。
  3. フィルム形成体は、
    A)モノマーA50〜72重量%、
    B)モノマーB12〜25重量%及び
    C)モノマーC3〜38重量%
    から形成されている、請求項1又は2記載のヘアセット剤。
  4. フィルム形成体は、
    A)モノマーAとしてのt−ブチルアクリレート、
    B)モノマーBとしてのメタクリル酸及び
    C)モノマーCとしてのエチルアクリレート、又はエチルアクリレートとN−t−ブチルアクリルアミドとの混合物
    から形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のヘアセット剤。
  5. このために慣例の溶剤及び場合による噴射剤の他に、請求項1から4までのいずれか1項記載のコポリマーを0.1〜20重量%含有する、スプレー調合物の形のヘアセット剤。
  6. 付加的に他の慣例の、ヘアセットのために適当なポリマーを含有する、請求項1から5までのいずれか1項記載のヘアセット剤。
  7. ヘアセット剤中のフィルム形成体としての請求項1から4までのいずれか1項記載のコポリマーの使用。
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