JPH0459494B2 - - Google Patents

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JPH0459494B2
JPH0459494B2 JP58227644A JP22764483A JPH0459494B2 JP H0459494 B2 JPH0459494 B2 JP H0459494B2 JP 58227644 A JP58227644 A JP 58227644A JP 22764483 A JP22764483 A JP 22764483A JP H0459494 B2 JPH0459494 B2 JP H0459494B2
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JP
Japan
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output shaft
ceramic
shaft
piezoelectric effect
braking
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JP58227644A
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Hisashi Sugimoto
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Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Okuma Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/14Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2121/00Type of actuator operation force
    • F16D2121/18Electric or magnetic
    • F16D2121/28Electric or magnetic using electrostrictive or magnetostrictive elements, e.g. piezoelectric elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は圧電効果セラミツクの電歪効果を利用
して制動部を作動させるようにしたブレーキ装置
に関する。
例えば産業用ロボツトのアクチユエーターのう
ち油圧・空圧機器を駆動源とするものでは、制御
弁の働きにより油圧・空気機器への作動流体の供
給を断つてロボツトの作動停止及びその停止位置
の保持を行うようにしている。しかしながら、制
御弁の応答性、作動流体の圧縮性、慣性力等の影
響で作動停止の応答性が悪く、特に緊急時には作
動停止の応答遅れによる事故発生の慮れが大き
い。このため産業用ロボツトのアクチユエータに
あつては、応答性の良いブレーキ装置の出現が要
望されている。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は応答性の良く、且つ構造が簡単なブレ
ーキ装置を提供するにある。
本発明は、積層形の圧電効果セラミツクが電圧
の印加により歪を生じ、その歪の発生の応答性が
良好なることに着目し、この歪を利用してブレー
キ装置を作動させようとしたもので、第1の発明
は、割り溝を形成して拡径及び縮径可能にされ自
身が有する縮径方向の弾発力により内側に挿通支
持した軸を締め付けて当該軸を制動状態にする筒
形の軸受部と、前記割り溝内に配設され前記軸受
部の周方向に伸張するように歪むことにより軸受
部を拡径させて前記軸の制動を解除する圧電効果
セラミツクとを具備して成るブレーキ装置にあ
り、第2の発明は、軸を挿通支持した可撓性ある
筒状の軸受部と、この軸受部と該軸受部を内側に
収納した外筒部との間に配設され軸受部の径方向
に伸長するように歪むことにより軸受部を前記軸
に圧接させて軸を制動状態にする圧電効果セラミ
ツクとを具備してなるブレーキ装置にある。
以下本発明を産業用ロボツトにおけるアクチユ
エーターのブレーキ装置に適用した一実施例につ
き第1図乃至第7図を参照しながら説明する。
まず本実施例において使用する積層形の圧電効
果セラミツクについて第1図に基づき説明する。
この圧電効果セラミツク1は、近時、日本電気株
式会社により開発実用化されたもので、セラミツ
ク板2と内部電極板3とを交互に積層一体化して
焼結した素子を所望の形状・大きさに切断し、全
周面に露出した内部電極板3を左右両側面におい
て一層おきに絶縁材4により電気的に絶縁すると
共に、左右両側面に外部電極5及び6を形成して
構成したものである。従つて、内部電極板3は一
層おきに外部電極板5及び6に電気的に接続され
ている。本圧電効果セラミツク1は従来の圧電効
果セラミツクとは異なり、印加電圧が低くても
(例えば100Vでも)或る量以上の歪を発生し、電
圧を繰返し印加しても全く劣化しない(実験によ
れば電圧パルスを5億回以上連続的に印加しても
劣化は何らみとめられなかつた。)という特徴を
有する。反面、本圧電効果セラミツク1は従来の
圧電効果セラミツクと同様に積層厚を余り厚くす
ることは困難で、9mm程度が限界とされている。
ちなみに本圧電効果セラミツク1のセラミツク板
2としては、マグネシウム・ニオブ酸鉛とチタン
酸鉛の二成分固溶体セラミツク、(1−X)Pb
(Mg13Nb23)O3−PbTiO3,のうち例えばX
が0.35近くのものが使用されている。
次に産業用ロボツトのアクチユエーターを示す
第2図において、7は駆動体で、これらは上述の
圧電効果セラミツクの歪をある程度大きな変位と
して取出すためのもので、その具体的構成は第5
図及び第6図に示されている。即ち、第5図及び
第6図において、8は金属製の筒体で、この筒体
8の一端側に形成された雌ねじ9に栓体を兼ねる
コネクター10を螺合してロツクナツト11によ
り固定している。12は筒体8の中空内部に嵌着
された摩擦係数の小なる例えばポリアセタール樹
脂製の絶縁筒で、これの内部に円形もしくは小判
形に形成された前述の圧電効果セラミツク1を多
数積み重ね状態に収納しており、これら圧電効果
セラミツク1は接着剤により相互に結合されてい
て絶縁筒12対し摺動自在になつている。13は
電気抵抗の低い電線で、ここでは銀線を用いてお
り、外部電極5及び6のうち同一極性どうしの電
極の一箇所ずつをロー付け等により電気的に接続
している。この電線13は圧電効果セラミツク1
間にたるみを残してロー付けされている。また電
線13は圧電効果セラミツク1を絶縁筒12内に
挿入した時に生ずる空間Sを利用して配線してい
る。そして、コネクター10側に位置する一個の
圧電効果セラミツク1の両外部電極5及び6に接
続されたリード線14及び15を筒体8外方に導
出し、以てリード線14及び15を電源に接続し
たとき各圧電効果セラミツク1が電源に対し並列
に接続されるようにしている。尚、16は圧電効
果セラミツク1とコネクター10との間に設けた
セラミツク製の絶縁板である。17はプランジヤ
で、このプランジヤ17を筒体8の他端部内方に
摺動自在に挿入し、その挿入端をセラミツク製の
絶縁板18を介して圧電効果セラミツク1に当接
させている。
而して第2図のアクチユエーターは上述のよう
に構成された駆動体7から取出される変位を更に
大きく増幅して出力するもので、第2図中、19
はアクチユエーターの基体であり、円筒状をなす
胴体20の図示上下両側に蓋体21及び22をね
じ締め手段により固着して構成されている。23
はアクチユエータの出力軸で、上側の蓋体21の
中央の軸受部としての円筒部24に上下方向に往
復動可能に支持されており、この出力軸23の逆
円錐状をなす下端部には六個の球状の凹部23a
が形成されている。また、下側の蓋体22の内底
部中央に支持体25が突設されており、この支持
体25の円錐状をなす外周面部には六個の球状の
凹部25aが形成されている。斯かる基体19内
には駆動体7を例えば六個放射状に配列したもの
を一組として、当該駆動体7の組が上下方向に複
数段配設されている。この場合、駆動体7は出力
軸23の往復動方向(図示上下方向)に対し傾け
て配設するものであり、その傾斜方向は一段ずつ
交互に逆となるように定められ且つ各段相互間が
次のようにして連結される。即ち第2図乃至第4
図において、26は胴体20内に上下方向に往復
動可能に嵌合配置された複数個の摺動環で、これ
の内周部には下端から上端近くまで延びる六個の
第1の溝26a及び上端から下端近くにまで延び
る六個の第2の溝26bが形成されている。27
は複数個の錐状体で、略逆円錐状をなす下部外周
面には球状の第1の凹部27aが形成されている
と共に略円錐状をなす上部外周面には球状の第2
の凹部27bが形成されている、而して、第1段
目(最下段)の駆動体7を放射先端側のコネクタ
ー10側が斜め上方に傾くように配置してそのプ
ランジヤ17を支持部25の凹部25aに回動可
能に嵌合連結すると共にコネクター10を第1段
目(最下段)の摺動環26の第1の溝26aに回
動可能に嵌合連結する。そして、第2段目の駆動
体7を放射状先端側のコネクター10側が斜め下
方に傾くように配置してそのコネクター10を第
1段目の摺動環26の第2の溝26bに回動可能
に嵌合連結すると共にコネクター10を第1段目
の錐状体27の第1の凹部27aに回動可能に嵌
合連結し、次いで第3段目の駆動体7を第1段目
の駆動体7と同方向の傾斜配置としてそのプラン
ジヤ17を第1段目の錐状体27の第2の凹部2
7aに回動可能に嵌合連結すると共にコネクター
10を第2段目の摺動環26の第1の溝26aに
回動可能に嵌合連結し、更に第4段目の駆動体7
を第2段目の駆動体7と同方向の傾斜配置として
そのコネクター10を第2段目の摺動環26の第
2の溝26bに回動可能に嵌合連結すると共にプ
ンジヤ17を第2段目の錐状体27の第1の凹部
27aに回動可能に連結するというように、最終
段(最上段)の駆動体7に至るまで摺動環26及
び錐状体27によつて順次連結してゆく。そし
て、最終段の駆動体7のプランジヤ17を出力軸
23の凹部23aに回動可能に嵌合連結し、以上
にて駆動体7が各段相互に連結されると共に第1
段目の駆動体7の一端部が基体19に連結され且
つ最終段の駆動体の一端部が出力軸23に連結さ
れるものである。28は圧縮スプリングで、上側
の蓋体21と出力軸23の鍔部23bとの間に設
けられ、出力軸23を下方に付勢している。そし
て、この圧縮スプリング28の付勢力により各段
の駆動体7は圧縮力を受け、これにて駆動体7、
摺動環26及び錐状体27が連結状態を維持する
ようになされている。
さて、29は被制動体に相当するアクチユエー
ターの出力軸23を制動するためのブレーキ装置
で、このブレーキ装置29は前記上側の蓋体21
の円筒部24を制動部とし、この円筒部24の出
力軸23への締付け力を利用して出力軸23を制
動し、その締付け力を解くことによつて制動解除
する構成のものである。以下このことを詳述する
に、蓋体21は金属製で、第3図にも示すように
円筒部24の内周面から外周側に向けて一本の割
り溝30を形成して円筒部24を拡径及び縮径方
向に弾性変形可能にしている。この場合、割り溝
30の終端部を比較的径大な円形孔31とし、円
筒部24の弾性変形性をより高めると共に応力集
中を防止するようにしている。また、出力軸23
の嵌合前における円筒部24の内径寸法を出力軸
23の外形寸法よりもやや小さく形成し、出力軸
23を円筒部24に嵌合したとき、円筒部24が
自身の弾性力で出力軸23に所定の締め代をもつ
て接し該出力軸23を締め付けるように構成して
いる。そして、割り溝30内に制動解除用の圧電
効果セラミツク1を配設し、この圧電効果セラミ
ツク1に通電したときに生ずる円筒部24の周方
向に伸長する歪により割り溝30を押し拡げて円
筒部24を拡径方向に弾性変形させ、以て出力軸
23への円筒部24の接触を解いて換言すれば、
締め付けを解いて制動解除するようにしている。
次に上記構成の作用を説明する。まずアクチユ
エーターの出力軸23を往復動させる場合には、
ブレーキ装置29の圧電効果セラミツク1に通電
し出力軸23の制動を解除した状態にしておく。
この状態で駆動体7に通電すると、その各圧電効
果セラミツク1に所定の電圧が印加され、各圧電
効果セラミツク1が積み重ね方向に伸張する如く
歪む。この歪みは圧電効果セラミツク1個々では
微少なものであるが、多数の圧電効果セラミツク
1が積み重ね状態に設けられていることから、プ
ランジヤ17には多数の圧電効果セラミツク1の
歪の総和が作用し、従つてプランジヤ17が圧電
効果セラミツク1に強く押圧されて、矢印A方向
に進出するように直線的に変位する。すると、駆
動体7が傾けて配設されていることから、プラン
ジヤ17の矢印A方向の変位により摺動環26、
錐状体27及び出力軸23を押上げようとする分
力が生じ、この結果、駆動体7が傾斜度合を高め
る如く回動しつつ摺動環26、錐状体27及び出
力軸23を上方に変位させる。ところが、駆動体
7は各段相互間が摺動環26及び錐状体27によ
り連結されているため、各段の駆動体7はそれよ
りも下方の駆動体7による各摺動環26及び錐状
体27の押上量の和相当分だけ押上げられるよう
になる。従つて、実際の出力軸23の上方への変
位量は各段の駆動体7による押上げ量の総和とし
て現われ、出力軸23が上方に大きく変位する。
次に、駆動体7を断電すると、その圧電効果セラ
ミツク1が縮む如く元の状態に戻り、これに伴い
出力軸23が圧縮スプリング28のばね力により
下方に押し戻されると共に、駆動体7が圧縮スプ
リング28のばね力により傾斜度合を低める如く
回動しつつプランジヤ17を反矢印A方向に後退
させるよう変位せしめ、斯くして全てが元の状態
に戻る。
ところで、駆動体7のプランジヤ17の変位量
は比較的小さく、プランジヤ17によつて産業用
ロボツトのアーム等を直接駆動することは実際上
困難である。しかしながら、本実施例のアクチユ
エーターによれば、プランジヤ17の変位を増幅
して出力することができる。このことを第7図に
より原理的に説明するに、駆動体は通電前角度θ
だけ傾斜してO−Y1間にあり、通電によりプラ
ンジヤが進出するとOを中心に回動してO−Y2
間に位置するとし、そのときのプランジヤの進出
変位量をΔx,押上変位量をΔyとすると、01・cosθ、0 11・sinθ、 (0 1+Δy)2=(1+Δx)2−(0
2=(1+Δx)2−(1・cosθ)2 計算の簡略化のために歪率をρとしΔx=1・ρと
すると、 (0 1+Δy)2=(11・ρ)2−(
1・cosθ)2=(12 ・{(1+ρ)2−cos2θ}、1・sinθ+Δy=
1・√(1+)22 故にΔy= 1・{√1+)22−sinθ} Δy/Δx=√(1+ρ)2−cos2θ−sinθ/ρ さて、ρ=8×10、θ=1degとした場合、 Δy/Δx=√1.00082−0.9996954−0.0174524/0.0008
=32.74 となる。従つて、駆動体7の一段当りの押上量は
プランジヤ17の変位量の32.74倍となり、駆動
体7が例えば10段設けられていれば出力軸の変位
量はプランジヤ17のそれの327.4倍となる。
ちなみにθ=1.5゜ではΔY/ΔXは27.04、2゜では
22.74、2.5゜では19.46、3゜では16.93となる。
以上のことから理解できるように、本実施例の
アクチユエーターでは駆動対7により圧電効果セ
ラミツク1の歪みをある程度大きな変位として取
出し、更にその変位を増幅して出力することがで
きるので、産業用ロボツトのアームの駆動源とし
て利用できるものである。
さて、ロボツトの動作を停止すべく、ブレーキ
装置29の圧電効果セラミツク1を断電する。す
ると、ブレーキ装置29の圧電効果セラミツク1
が縮む如く元の状態に戻るため、円筒部24が自
信の弾性復元力で縮径方向に変形し、出力軸23
を強く締め付け、これによつて生ずる強い摩擦力
でもつて出力軸23を制動し、その停止位置に保
持する。このように、ブレーキ装置29は圧電効
果セラミツク1の断電に伴う円筒部24の縮径方
向の弾性変形により、出力軸23を制動する構成
であるから、円筒部24をヤング率の大きな材料
で製作しておくことにより、制動解除状態から制
動状態への移行速度が速くなり、瞬時に出力軸2
3を制動することができ、緊急時の事故防止極め
て有効である。しかも、出力軸23を支持する円
筒部24を出力軸24に接して制動力を与える制
動部として利用でき、しかも該円筒部24を圧電
効果セラミツク1により直接動作させて制動及び
制動解除できるので、構造が簡単で、小形に構成
できる。また、特に本実施例のように、圧電効果
セラミツク1の断電により制動がかかるようにす
れば、停電時に自動的に制動されてその停電時の
位置に正確に保持でき、再起動時に位置ずれを修
正する必要がなくなる。
次に第8図及び第9図は本発明の他の実施例を
示すもので、円筒部24と同様の円筒部32の内
側にシリンダ32aを嵌着し、更にそのシリンダ
32aの内側に軸受部としての弾性変形可能なチ
ユーブ33を嵌着して該チユーブ33により出力
軸23を往復動可能に支持し、そしてシリンダ3
2aに120度の角度ピツチをもつて孔34を形成
し、この孔34内に外筒としての円筒部32とチ
ユーブ33との間に位置するようにして圧電効果
セラミツク1を配設した構成のものである。この
構成において、出力軸23の動作時には圧電効果
セラミツク1を断電状態にして出力軸23を往復
動可能にする。そして制動時に圧電効果セラミツ
ク1に通電すると、該圧電効果セラミツク1がチ
ユーブ33の径方向に伸長するように歪を生じ、
これによりチユーブ33が第8図及び第9図に二
点鎖線で示すように内方に押圧されて出力軸に強
く圧接し、これによつて生ずる強い摩擦力でもつ
て出力軸23を制動する。この後圧電効果セラミ
ツク1を断電すると、該圧電効果セラミツク1が
縮む如く元の状態に戻るため、チユーブ34が自
身の弾性復元力で元の状態に戻り出力軸23から
離反して制動解除する。
このように構成した本実施例によれば、出力軸
23を支持するチユーブ33を出力軸23に接し
て制動力を与える制動部として利用でき、しかも
該チユーブ33を圧電効果セラミツク1により直
接動作させて制動及び制動解除できるので、構造
が簡単で、小形に構成できる。
本発明は以上の説明から明らかなように、軸を
支持する軸受部を軸に接して制動力を与える制動
部として利用でき、しかも該軸受部を圧電効果セ
ラミツクの歪みにより直接動作させて制動及び制
動解除できるので、構造が簡単で、小形に構成で
きる上、通断電に伴う歪み発生の応答性が非常に
良好な圧電効果セラミツクにより軸受部を動作さ
せるので、応答性に優れ、特に緊急時の事故防止
上有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の第1実施例を示
し、第1図は圧電効果セラミツクの概略を示す断
面図、第2図はアクチユエーターの縦断面図、第
3図は要部の拡大横断面図、第4図はアクチユエ
ーターの分解斜視図、第5図は駆動体の縦断面
図、第6図は第5図中−線に沿う縦断面図、
第7図は変位増幅の原理図であり、第8図及び第
9図は本発明の他の実施例を示す要部の縦断面図
及び横断面図である。 図中、1は圧電効果セラミツク、7は駆動体、
17はプランジヤ、19は基体、23は出力軸、
24は円筒部(軸受)、29はブレーキ装置、3
0は割り溝、33はチユーブ(軸受部)、32は
外筒である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 割り溝を形成して拡径及び縮径可能にされ自
    身が有する縮径方向の弾発力により内側に挿通支
    持した軸を締め付けて当該軸を制動状態にする筒
    形の軸受部と、前記割り溝内に配設され前記軸受
    部の周方向に伸長するように歪むことにより軸受
    部を拡径させて前記軸の制動を解除する圧電効果
    セラミツクとを具備して成るブレーキ装置。 2 軸を挿通支持した可撓性ある筒状の軸受部
    と、この軸受部と該軸受部を内側に収納した外筒
    部との間に配設され軸受部の径方向に伸長するよ
    うに歪むことにより軸受部を前記軸に圧接させて
    軸を制動状態にする圧電効果セラミツクとを具備
    してなるブレーキ装置。
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