JPH0449350B2 - - Google Patents

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JPH0449350B2
JPH0449350B2 JP58192956A JP19295683A JPH0449350B2 JP H0449350 B2 JPH0449350 B2 JP H0449350B2 JP 58192956 A JP58192956 A JP 58192956A JP 19295683 A JP19295683 A JP 19295683A JP H0449350 B2 JPH0449350 B2 JP H0449350B2
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JP
Japan
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driver
stage
complex
relay member
driving body
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Hisashi Sugimoto
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Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Okuma Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/04Constructional details
    • H02N2/043Mechanical transmission means, e.g. for stroke amplification
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/50Piezoelectric or electrostrictive devices having a stacked or multilayer structure

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は積層形の圧電効果セラミツクの歪を利
用して産業用ロボツトのアーム等の動作源に利用
できるようにしたアクチユエーターに関する。
例えば産業用ロボツトのアクチユエーターは、
一般にモータ或いは油圧・空圧機器を使用し、回
転或いは直線運動として出力するようにしてい
る。しかしながら、上記のアクチユエーターは大
形で且つ重いものになり勝ちである外、モータを
使用したものでは、回転の立上りが遅いため、応
答速度が遅く精度の点でも劣るという問題があ
り、また、油圧・空圧機器を使用したものでは、
シリンダ内のプランジヤやケーシング内のベーン
の摺動による摩擦損失或いは圧力流体の漏れ等が
あるため、応答速度が遅く精度も悪いという問題
がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は圧電効果セラミツクの歪みを利用する
ことにより、応答速度及び精度に優れる上、圧電
効果セラミツクの小さな歪みを増幅して大きな変
位として取り出すことができるアクチユエーター
を提供するにある。
本発明は、基体と、筒体内に圧電効果セラミツ
ク板を積層し電圧の印加により生ずるこれら圧電
効果セラミツク板の歪みを作動部の変位として取
り出す駆動体を複数備えた駆動体複合体と、出力
部と、外周側中継部材と、中央側中継部材とを有
するアクチユエーターであつて、前記基体は、筒
状の胴体の両端が蓋及びによつて閉鎖されたもの
からなり、前記出力部は、前記基体の蓋に該基体
の軸方向に移動可能に取り付け支持されて前記駆
動体複合体の出力を取り出すものであり、前記外
周側中継部材は、前記胴体の内側に軸方向に移動
可能に嵌合され、前記駆動体複合体は、前記駆動
体を放射状で且つ前記基体の軸方向に対し傾けて
配列して構成され、該駆動体複合体は、前記胴体
の内部に複数段に配列収納されて、各段の駆動体
複合体の駆動体の中央部端が前記中央側中継部材
に回動可能に結合され、外周部端が前記外周側中
継部材に回動可能に結合され、第1段目の駆動体
複合体の駆動体の外周部端又は中央部端は前記蓋
又は胴体に固定された外周側支持体又は中央側支
持体に回動可能に結合され、最終段の駆動体複合
体の駆動体の中央部端は前記出力部の端部に回動
可能に結合され、各段の駆動体複合体の駆動体の
作動部の変位が順次次段の駆動体複合体に伝達さ
れて前記出力部を変位させるように構成したこと
を特徴とするものである。
以下本発明の第1実施例を第1図乃至第7図に
基づいて説明する。
まず本実施例において使用する積層形の圧電効
果セラミツクについて第1図を参照して説明す
る。この圧電効果セラミツク1は、近時、日本電
気株式会社により開発実用化されたもので、圧電
効果セラミツク板2(以下単にセラミツク板2と
称する)と内部電極板3とを交互に積層一体化し
て焼結した素子を所望の形状・大きさに切断し、
全周面に露出した内部電極板3を左右両側面にお
いて一層おきに絶縁材4により電気的に絶縁する
と共に、左右両側面に外部電極5及び6を形成し
て構成したものである。従つて、内部電極板3は
一層おきに外部電極板5及び6に電気的に接続さ
れている。本圧電効果セラミツク1は従来の圧電
効果セラミツクとは異なり、印加電圧が低くても
(例えば100Vでも)或る量以上の歪を発生し、電
圧を繰返し印加しても全く劣化しない(実験によ
れば電圧パルスを5憶回以上連続的に印加しても
劣化は何らみとめられなかつた。)という特徴を
有する。反面、本圧電効果セラミツク1は従来の
圧電効果セラミツクと同様に積層厚を余り厚くす
ることは困難で、9mm程度が限界とされている。
ちなみに本圧電効果セラミツク1のセラミツク板
2としては、マグネシウム・ニオブ酸鉛とチタン
酸鉛の二成分固溶体セラミツク、(1−X)Pb
(Mg13Nb23)O3−PbTiO3、のうち例えばX
が0.35近くのものが使用されている。
次に本発明に係るアクチユエーターを示す第2
図において、7は駆動体で、これらは上述の圧電
効果セラミツクの歪をある程度大きな変位として
取出すためのもので、その具体的構成は第5図及
び第6図に示されている。即ち、第5図及び第6
図において、8は金属製の筒体で、この筒体8の
一端側に形成された雌ねじ9に栓体を兼ねるコネ
クター10を螺合してロツクナツト11により固
定している。12は筒体8の中空内部に嵌着され
た摩擦係数の小なる例えばポリアセタール樹脂製
の絶縁筒で、これの内部に円形もしくは小判形に
形成された前述の圧電効果セラミツク1を多数積
み重ね状態に収納しており、これら圧電効果セラ
ミツク1は接着剤により相互に結合されていて絶
縁筒12対し摺動自在になつている。13は電気
抵抗の低い電線で、ここでは銀線を用いており、
外部電極5及び6のうち同一極性どうしの電極の
一箇所ずつをロー付け等により電気的に接続して
いる。この電線13は圧電効果セラミツク1間に
たるみを残してロー付けされている。また電線1
3は圧電効果セラミツク1を絶縁筒12内に挿入
した時に生ずる空間Sを利用して配線している。
そして、コネクター10側に位置する一個の圧電
効果セラミツク1の両外部電極5及び6に接続さ
れたリード線14及び15を筒体8外方に導出
し、以てリード線14及び15を電源に接続した
とき各圧電効果セラミツク1が電源に対し並列に
接続されるようにしている。尚、16は圧電効果
セラミツク1とコネクター10との間に設けたセ
ラミツク製の絶縁板である。17は作動部として
のプランジヤで、このプランジヤ17を筒体8の
他端部内方に摺動自在に挿入し、その挿入端をセ
ラミツク製の絶縁板18を介して圧電効果セラミ
ツク1に当接させている。
而して本発明のアクチユエーターは上述のよう
に構成された駆動体から取出される変位を更に大
きく増幅して出力するもので、第2図中、19は
アクチユエーターの基体であり、円筒状をなす胴
体20の図示上下両側に蓋体21及び22をねじ
締め手段により固着して構成されている。そし
て、上側の蓋体21の中央に出力部たる出力軸2
3が軸受24を介して上下方向に往復動可能に支
持されており、この出力軸23の逆円錐状をなす
下端部には六個の球状の凹部23aが形成されて
いる。また、下側の蓋体22の内底部中央に中央
側支持体たる支持体25が突設されており、この
支持体25の円錐状をなす外周面部には六個の球
状の凹部25aが形成されている。斯かる基体1
9内には第3図に示すように駆動体7を例えば六
個放射状に配列したものを一組として、当該駆動
体7の組が上下方向に複数段配設されており、こ
の各駆動体7の組を駆動体複合体Dとして構成し
ている。この場合、駆動体7は出力軸23の往復
動方向(図示上下方向;基体19の軸方向に同
じ)に対し傾けて配設するものであり、その傾斜
方向は一段ずつ交互に逆となるように定められ且
つ各段相互間が次のようにして連結される。即ち
第2図乃至第4図において、26は胴体20内に
上下方向に往復動可能に嵌合配置された複数個の
外周側継部材たる摺動環で、これの内周部には下
端から上端近くまで延びる六個の第1の溝26a
及び上端から下端近くにまで延びる六個の第2の
溝26bが形成されており、第2の溝26bの終
端は第1の溝26aの終端よりも低位となるよう
に設定されている。27は中央側中継部材たる複
数個の錐状体で、略逆円錐状をなす下部外周面に
は球状の第1の凹部27aが形成されていると共
に略円錐状をなす上部外周面には球状の第2の凹
部27bが形成されている。而して、第1段目
(最下段)の駆動体複合体Dの駆動体7を放射先
端側のコネクター10側が斜め上方に傾くように
配置してそのプランジヤ17(中央部端)を支持
部25の凹部25aに回動可能に嵌合連結すると
共にコネクター10(外周部端)を第1段(最下
段)の摺動環26の第1の溝26aに回動可能に
嵌合連結する。そして、第2段目の駆動体複合体
Dの駆動体7を放射状先端側のコネクター10側
が斜め下方に傾くように配置してそのコネクター
10を第1段目の摺動環26の第2の溝26bに
回動可能に嵌合連結すると共にプランジヤ17を
第1段目の錐状体27の第1の凹部27aに回動
可能に嵌合連結し、次いで第3段目の駆動体複合
体Dの駆動体7を第1段目の駆動体複合体Dの駆
動体7と同方向の傾斜配置としてそのプランジヤ
17を第1段目の錐状体27の第2の凹部27a
に回動可能に嵌合連結すると共にコネクター10
を第2段目の摺動環26の第1の溝26aに回動
可能に嵌合連結し、更に第4段目の駆動体複合体
Dの駆動体7を第2段目の駆動体複合体Dの駆動
体7と同方向の傾斜配置としてそのコネクター1
0を第2段目の摺動環26の第2の溝26bに回
動可能に嵌合連結すると共にプランジヤ17を第
2段目の錐状体27の第1凹27aに回動可能に
連結するというように、最終段(最上段)の駆動
体複複合体Dの駆動体7に至るまで摺動環26及
び錐状体27によつて順次連結してゆく。そし
て、最終段の駆動体複合体Dの駆動体7のプラン
ジヤ17を出力軸23の凹部23aに回動可能に
嵌合連結し、以上にて各段の駆動体複合体Dの駆
動体7が相互に連結されると共に第1段目の駆動
体複合体Dの駆動体7の一端部が基体19に連結
され且つ最終段の駆動体複合体Dの駆動体7の一
端部が出力軸23に連結されるものである。28
は圧縮スプリングで、上側の蓋体21と出力軸2
3の鍔部23bとの間に設けられ、出力軸23を
下方に付勢している。そして、この圧縮スプリン
グ28の付勢力により各段の駆動体7は圧縮力を
受け、これにて駆動体7、摺動環26及び錐状体
27が連結状態を維持するようになされている。
次に上記構成の作用を説明するに、本実施例に
おいては全ての駆動体7に同時通電することを基
本とする。駆動体7に通電すると、その各圧電効
果セラミツク1に所定の電圧が印加され、各圧電
効果セラミツク1が積み重ね方向に伸長する如く
歪む。この歪みは圧電効果セラミツク1個々では
微少なものであるが、多数の圧電効果セラミツク
1が積み重ね状態に設けられていることから、プ
ランジヤ17には多数の圧電効果セラミツク1の
歪の総和が作用し、従つてプランジヤ17が圧電
効果セラミツク1に強く押圧されて、矢印A方向
に進出するように直線的に変位する。すると、駆
動体7が傾けて配設されていることから、プラン
ジヤ17の矢印A方向の変位により摺動環26、
錐状体27及び出力軸23を押上げようとする分
力が生じ、この結果、駆動体7が傾斜度合を高め
る如く回動しつつ摺動環26、錐状体27及び出
力軸23を上方に変位させる。ところが、駆動体
7は各段相互間が摺動環26及び錐状体27によ
り連結されているため、各段の駆動体7はそれよ
りも下方の駆動体7による各摺動環26及び錐状
体27の押上量の和相当分だけ押上げられるよう
になる。従つて、実際の出力軸23の上方への変
位量は各段の駆動体7による押上げ量の総和とし
て現われ、出力軸23が上方に大きく変位する。
次に、駆動体7を断電すると、その圧電効果セラ
ミツク1が縮む如く元の状態に戻り、これに伴い
出力軸23が圧縮スプリング28のばね力により
下方に押し戻されると共に、駆動体7が圧縮スプ
リング28のばね力により傾斜度合を低める如く
回動しつつプランジヤ17を反矢印A方向に後退
させるよう変位せしめ、斯して全てが元の状態に
戻る。
ところで、駆動体7のプランジヤ17の変位量
は比較的小さく、プランジヤ17によつて産業用
ロボツトのアーム等を直接駆動することは実際上
困難である。しかしながら、本発明のアクチユエ
ーターによれば、プランジヤ17の変位を増幅し
て出力することができる。このことを第7図によ
り原理的に説明するに、駆動体は通電前角度θだ
け傾斜してO−Y1間にあり、通電によりプラン
ジヤが進出するとOを中心に回動してO−Y2
に位置するとし、そのときのプランジヤの進出変
位量を△x、押上変位量△yをすると、1OY2 ・cosθ,122・sinθ,(1 2+△y)2 =(2+△x)2−(12 故に(2・sinθ+△y)2=(2+△x)2
2・cosθ)2計算の簡略化のために歪率をρと
し△x=2・ρとすると、 (1 2+△y)2 =(22・ρ 2=−(2・cosθ)2 =(22{(1+ρ)2−cos2θ}2・sinθ
+△
y =2・√(1+)22 故に△y=2・(√1+)22−sinθ
) △y/△x=√(1+ρ)2−cos2θ−sinθ/ρ さて、ρ=8×10-4、θ=1degとした場合、 △y/△x=√1.00082−0.9996954−0.0174524/0.000
8 =32.74となる。従つて、駆動体複合体Dの一
段当りの押上量はプランジヤ17の変位量の
32.74倍となり、駆動体複合体Dが例えば10段設
けられていれば出力軸23の変位量はプランジヤ
17のそれの327.4倍となる。
ちなみにθ=1.5゜では△Y/△xは27.04、2゜で
は22.74、2.5゜では19.46、3゜では16.93となる。
尚、上記実施例では摺動環26の両溝26a及
び26bを上段の駆動体複合体Dの駆動体7用の
第2の溝26bの終端が下段の駆動体複合体D駆
動体7の用の第1の溝26aの終端よりも低位と
なるようにしたので、上下の駆動体7が交差する
ようになつて基体19の長さを短縮できるが、第
8図に示す第2実施例のように第1及び第2の溝
26a及び26b夫々摺動環26の下半部及び上
半部に形成し、駆動体7が交差することのないよ
うにしてもよい。
次に第9図は第3実施例を示すもので、上記実
施例との相違は各段の駆動体複合体Dの駆動体7
を相互に連結する構造にある。即ち、29は胴体
20内に摺動可能に嵌合配置された外周側中継部
材たる摺動環で、これには六個の球状の凹部29
aが形成されている。また、摺動環29には、各
段の駆動体複合体Dを仕切るように仕切部たる仕
切盤30が一体に形成されている。そして、この
仕切盤30の両面のうち、出力軸23とは反対側
の面(下面)の中央部には中央側中継部材として
の錐状部31が一体に突設されており、この錐状
部31にも六個の球状の凹部31aが形成されて
いる。而して、この実施例では各段の駆動体複合
体Dの駆動体7の傾き方向は全て同一で放射先端
側のコネクター10側が斜め下方に傾くように配
置されている。そして、第1段目の駆動体複合体
Dの駆動体7のコネクター10を下側の蓋体22
の内底部に嵌着した外周側支持体たる固定環32
の球状の凹部32aに回動動可能に嵌合連結する
と共にプランジヤ17を第1段目の仕切盤30の
錐状部31の凹部31aに回動可能に嵌合連結
し、以下第2段目の駆動体複合体Dの駆動体7の
コネクター10を第1段目の摺動環29の凹部2
9aに回動可能に嵌合連結する共にプランジヤ1
7を第2段目の仕切盤30の錐状部31の凹部3
1aに嵌合連結するというように順に最終段の駆
動体複合体Dに至まで摺動機29及び錐状部31
を介して連結し、最終段の駆動体複合体Dの駆動
体7のプランジヤ17を出力軸23の凹部23a
に連結している。このように構成しても駆動体7
の通断電により出力軸23を大きく上下に往復動
させることができる。
本発明は以上の説明から明らかなように、駆動
体により圧電効果セラミツク板の歪をある程度大
きな変位として取出し、さらにその変位を増幅し
て出力することができるので、産業用ロボツトの
アーム等の駆動源としての利用が可能となる。し
かも圧電効果セラミツクの電歪効果を利用して出
力部を変位させる構成であるから、応答性が良く
且つ変位の精度も高いという種々の優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の第1実施例を示
し、第1図は圧電効果セラミツクの概略を示す断
面図、第2図はアクチユエーターの横断面図、第
3図は各段の駆動体の配列状態を示す横断面図、
第4図はアクチユエーターの分解斜視図、第5図
は駆動体の縦断面図、第6図は第5図中−線
に沿う縦断面図、第7図は変位増幅の原理図であ
り、第8図及び第9図は夫々本発明の第2及び第
3の各実施例を示す第2相当図である。 図中、2は圧電効果セラミツク板、7は駆動
体、8は筒体、17はプランジヤ(作動部)、1
9は基体、20は胴体、21,22は蓋、23は
出力軸(出力部)、25は支持体(中央側支持
体)、26は摺動環(外周側中継部材)、27は錐
状体(中央側中継部材)、29は摺動環(外周側
中継部材)、30は仕切盤(仕切部)、31は錐状
部(中央側中継部材)、32は固定環(外周側支
持体)、Dは駆動体複合体である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基体19と、筒体8内に圧電効果セラミツク
    板2を積層し電圧の印加により生ずるこれら圧電
    効果セラミツク板2の歪みを作動部17の変位と
    して取り出す駆動体7を複数備えた駆動体複合体
    Dと、出力部23と、外周側中継部材26と、中
    央側中継部材27とを有するアクチユエーターで
    あつて、 前記基体19は、筒状の胴体20の両端が蓋2
    1及び22によつて閉鎖されたものからなり、 前記出力部23は、前記基体19の蓋21に該
    基体19の軸方向に移動可能に取り付け支持され
    て前記駆動体複合体Dの出力を取り出すものであ
    り、 前記外周側中継部材26は、前記胴体20の内
    側に軸方向に移動可能に嵌合され、 前記駆動体複合体Dは、前記駆動体7を放射状
    で且つ前記基体19の軸方向に対し傾けて配列し
    て構成され、 該駆動体複合体Dは、前記胴体20の内部に複
    数段に配列収納されて、各段の駆動体複合体Dの
    駆動体7の中央部端が前記中央側中継部材27に
    回動可能に結合され、外周部端が前記外周側中継
    部材26に回動可能に結合され、第1段目の駆動
    体複合体Dの駆動体7の外周部端又は中央部端は
    前記蓋22又は胴体20に固定された外周側支持
    体32又は中央側支持体25に回動可能に結合さ
    れ、最終段の駆動体複合体Dの駆動体7の中央部
    端は前記出力部23の端部に回動可能に結合さ
    れ、各段の駆動体複合体Dの駆動体7の作動部1
    7の変位が順次次段の駆動体複合体Dに伝達され
    て前記出力部23を変位させるように構成したこ
    とを特徴とするアクチユエーター。 2 外周側中継部材29は、内側に各段の駆動体
    複合体D間を仕切る仕切部30を有し、この仕切
    部30の両面のうち、出力部23とは反対側の面
    に中央側中継部材31が一体に設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のア
    クチユエーター。
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