JPH0459195B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0459195B2 JPH0459195B2 JP22337888A JP22337888A JPH0459195B2 JP H0459195 B2 JPH0459195 B2 JP H0459195B2 JP 22337888 A JP22337888 A JP 22337888A JP 22337888 A JP22337888 A JP 22337888A JP H0459195 B2 JPH0459195 B2 JP H0459195B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake lever
- handlebar
- brake
- finger
- mounting bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000004932 little finger Anatomy 0.000 description 3
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、自転車のハンドル部に装着するブレ
ーキレバー装置に関するものである。
ーキレバー装置に関するものである。
（従来の技術）
第５図および第６図は、従来の自転車ブレーキ
レバー装置の一例を示すもので、図中１はハンド
ルレバー、２はグリツプ、３はブレーキレバー取
付用の取付金具、４はその取付金具３をハンドル
バー１に締結するための締結用バンド、５はブレ
ーキレバーで、５ａはその把持部、６はブレーキ
レバー５を取付金具３に枢支するための枢支ピ
ン、７は取付金具３に一端を固着したアウターワ
イヤ、８（第６図参照）はインナーワイヤ、９は
インナーワイヤ８に連結すると共に、ブレーキレ
バー５を嵌入したワイヤニツプルである。
レバー装置の一例を示すもので、図中１はハンド
ルレバー、２はグリツプ、３はブレーキレバー取
付用の取付金具、４はその取付金具３をハンドル
バー１に締結するための締結用バンド、５はブレ
ーキレバーで、５ａはその把持部、６はブレーキ
レバー５を取付金具３に枢支するための枢支ピ
ン、７は取付金具３に一端を固着したアウターワ
イヤ、８（第６図参照）はインナーワイヤ、９は
インナーワイヤ８に連結すると共に、ブレーキレ
バー５を嵌入したワイヤニツプルである。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながらブレーキレバー装置において、第
６図に示すように、枢支ピン６の中心点を０と
し、ワイヤニツプル９の中心点をＡとし、ブレー
キレバー５の把持部５ａにおいて、ブレーキ操作
時に小指がほぼ接する位置をN1とし、薬指がほ
ぼ接する位置をN2とし、中指がほぼ接する位置
をN3とし、人差指がほぼ接する位置をN4とする
と、従来のブレーキレバー装置では、小指の作用
上のてこ比であるON1／OA、および薬指の作用
上のてこ比であるON2／OAは比較的大きいが、
これに対して中指の作用上のてこ比である
ON3／OA、および人差指の作用上のてこ比であ
るON4／OAは小である。
６図に示すように、枢支ピン６の中心点を０と
し、ワイヤニツプル９の中心点をＡとし、ブレー
キレバー５の把持部５ａにおいて、ブレーキ操作
時に小指がほぼ接する位置をN1とし、薬指がほ
ぼ接する位置をN2とし、中指がほぼ接する位置
をN3とし、人差指がほぼ接する位置をN4とする
と、従来のブレーキレバー装置では、小指の作用
上のてこ比であるON1／OA、および薬指の作用
上のてこ比であるON2／OAは比較的大きいが、
これに対して中指の作用上のてこ比である
ON3／OA、および人差指の作用上のてこ比であ
るON4／OAは小である。
すなわち従来のブレーキレバー装置では、小指
および薬指によるブレーキ操作はかなり有効に作
用するが、人差指および中指によるブレーキ操作
はてこ比が小さいためあまり有効ではない。
および薬指によるブレーキ操作はかなり有効に作
用するが、人差指および中指によるブレーキ操作
はてこ比が小さいためあまり有効ではない。
その上、指の力は一般に、小指および薬指より
も、人差指および中指の方が大きいから、この点
よりも従来のブルーキレバー装置は、力の損失が
大きい。したがつて特に握力が弱い子供や、女性
にとつては、この握力の有効利用が強く要望され
ている。
も、人差指および中指の方が大きいから、この点
よりも従来のブルーキレバー装置は、力の損失が
大きい。したがつて特に握力が弱い子供や、女性
にとつては、この握力の有効利用が強く要望され
ている。
（課題を解決するための手段）
上述の課題を解決するため本発明においては、
ハンドルバーに取付金具を介して回転自在に軸着
したブレーキレバーにおいて、ハンドルバーの後
方にブレーキレバーの支点を設けると共に、その
ブレーキレバーの把持部をハンドルバーの前方に
配置して自転車用ブレーキレバー装置を構成す
る。
ハンドルバーに取付金具を介して回転自在に軸着
したブレーキレバーにおいて、ハンドルバーの後
方にブレーキレバーの支点を設けると共に、その
ブレーキレバーの把持部をハンドルバーの前方に
配置して自転車用ブレーキレバー装置を構成す
る。
（作用）
上述のように本発明においては、ハンドルバー
の後方にブレーキレバーの支点を設けると共に、
そのブレーキレバーの把持部をハンドルバーの前
方に配置するようにしたから、ブレーキレバーの
枢支点０から前記したN3，N4までの距離が従来
のものより非常に大きくなつた。
の後方にブレーキレバーの支点を設けると共に、
そのブレーキレバーの把持部をハンドルバーの前
方に配置するようにしたから、ブレーキレバーの
枢支点０から前記したN3，N4までの距離が従来
のものより非常に大きくなつた。
したがつて本発明によれば、指全体の操作力が
従来のものに対して非常に有効にブレーキ力に変
換することができる。このため握力の弱い子供や
女性用のブレーキレバー装置としても十分適した
ものになる。
従来のものに対して非常に有効にブレーキ力に変
換することができる。このため握力の弱い子供や
女性用のブレーキレバー装置としても十分適した
ものになる。
また本発明によれば、ブレーキレバーの枢支点
が後方へ移る結果、ブレーキワイヤ（アウターワ
イヤ）をハンドルバーに近接して配設することが
できる。このため従来のように、ハンドルバーの
前方に突出して配置されたブレーキワイヤが、フ
ロントバスケツトやフロントバツグと干渉するお
それがなくなる上に、自転車の外観もよくなる。
が後方へ移る結果、ブレーキワイヤ（アウターワ
イヤ）をハンドルバーに近接して配設することが
できる。このため従来のように、ハンドルバーの
前方に突出して配置されたブレーキワイヤが、フ
ロントバスケツトやフロントバツグと干渉するお
それがなくなる上に、自転車の外観もよくなる。
（実施例）
以下、第１図〜第４図について本発明の一実施
例を説明する。図中前記符号と同一の符号は同等
のものを示す。
例を説明する。図中前記符号と同一の符号は同等
のものを示す。
本実施例においては、取付金具３を直接ハンド
ルバー１に嵌着できるようにし、ハンドルバー１
の後方の取付金具３の二股部３ａ，３ｂ（第２図
参照）に締結ボルトを兼ねた枢支ピン６を挿通
し、その枢支ピン６の突出部にブレーキレバー５
の基部５ｂ（第２，３図参照）を嵌合し、ナツト
１０により取付金具３をハンドルバー１に締結す
ると共に、ブレーキレバー５を回転自在に枢支す
る。なお第２図に示す１１，１２は座金、１３は
カラー、１４はアウターワイヤ７の一端を取付金
具３に連結するためのアウター受けである。
ルバー１に嵌着できるようにし、ハンドルバー１
の後方の取付金具３の二股部３ａ，３ｂ（第２図
参照）に締結ボルトを兼ねた枢支ピン６を挿通
し、その枢支ピン６の突出部にブレーキレバー５
の基部５ｂ（第２，３図参照）を嵌合し、ナツト
１０により取付金具３をハンドルバー１に締結す
ると共に、ブレーキレバー５を回転自在に枢支す
る。なお第２図に示す１１，１２は座金、１３は
カラー、１４はアウターワイヤ７の一端を取付金
具３に連結するためのアウター受けである。
上述のように構成した本発明のブレーキレバー
装置は、第４図に示すように４本の指をブレーキ
レバー５の把持部５ａにかけてブレーキ操作する
のであるが、この場合本発明によれば、第１図に
示すようにON3，ON4が従来のものより非常に
長くなる。したがつて中指と人差指による作用上
のてこ比であるON3／OAおよびON4／OAが従
来のもより大きくなり、その結果ブレーキ操作時
における握力、特に人差指と中指の力を有効に利
用することができるようになる。
装置は、第４図に示すように４本の指をブレーキ
レバー５の把持部５ａにかけてブレーキ操作する
のであるが、この場合本発明によれば、第１図に
示すようにON3，ON4が従来のものより非常に
長くなる。したがつて中指と人差指による作用上
のてこ比であるON3／OAおよびON4／OAが従
来のもより大きくなり、その結果ブレーキ操作時
における握力、特に人差指と中指の力を有効に利
用することができるようになる。
第７は横座標に前記したブレーキレバー５の把
持部５ａ上の位置であるN1，N2，N3，N4をと
り、縦座標にてこの比であるON／OAをとつて
示した特性図で、Ｘは本発明装置の特性曲線であ
り、Ｙは従来装置の特性曲線である。
持部５ａ上の位置であるN1，N2，N3，N4をと
り、縦座標にてこの比であるON／OAをとつて
示した特性図で、Ｘは本発明装置の特性曲線であ
り、Ｙは従来装置の特性曲線である。
（発明の効果）
上述のように本発明において、ハンドルバー１
の後方にブレーキレバー５の支点を設けると共
に、そのブレーキレバー５の把持部５ａをハンド
ルバー１の前方に配置するようにしたから、ブレ
ーキレバー５の枢支点０から前記したN3，N4ま
での距離が従来のものより非常に大きくなつた。
の後方にブレーキレバー５の支点を設けると共
に、そのブレーキレバー５の把持部５ａをハンド
ルバー１の前方に配置するようにしたから、ブレ
ーキレバー５の枢支点０から前記したN3，N4ま
での距離が従来のものより非常に大きくなつた。
したがつて本発明によれば、指全体の操作力が
従来のものに対して非常に有効にブレーキ力に変
換することができる。このため握力の弱い子供や
女性用のブレーキレバー装置としても十分適した
ものになるという効果が得られる。
従来のものに対して非常に有効にブレーキ力に変
換することができる。このため握力の弱い子供や
女性用のブレーキレバー装置としても十分適した
ものになるという効果が得られる。
また本発明によれば、ブレーキレバー５の枢支
点０が後方へ移る結果、ブレーキワイヤ（アウタ
ーワイヤ７）をハンドルバー１に近接して配置す
ることができる。このため従来のように、ハンド
ルバー１の前方に突出して配置されたブレーキワ
イヤ（アウターワイヤ７）が、フロントバスケツ
トやフロントバツグ（図示せず）と干渉するおそ
れがなくなる上に、自転車の外観もよくなるとい
う効果も得られる。
点０が後方へ移る結果、ブレーキワイヤ（アウタ
ーワイヤ７）をハンドルバー１に近接して配置す
ることができる。このため従来のように、ハンド
ルバー１の前方に突出して配置されたブレーキワ
イヤ（アウターワイヤ７）が、フロントバスケツ
トやフロントバツグ（図示せず）と干渉するおそ
れがなくなる上に、自転車の外観もよくなるとい
う効果も得られる。
第１図は本発明のブレーキレバー装置を付した
自転車のハンドルバーのグリツプ部の平面図、第
２図は第１図の一部を断面で示す側面図、第３図
は第１図の下面図、第４図は第１図のブレーキ操
作状態を示す作用説明図、第５図は従来装置の平
面図、第６図はその各力点の説明図、第７図は本
発明装置と従来装置との特性比較図である。 １……ハンドルバー、２……グリツプ、３……
取付金具、５……ブレーキレバー、５ａ……把持
部、６……枢支ピン、７……アウターワイヤ、８
……インナーワイヤ、９……ワイヤニツプル。
自転車のハンドルバーのグリツプ部の平面図、第
２図は第１図の一部を断面で示す側面図、第３図
は第１図の下面図、第４図は第１図のブレーキ操
作状態を示す作用説明図、第５図は従来装置の平
面図、第６図はその各力点の説明図、第７図は本
発明装置と従来装置との特性比較図である。 １……ハンドルバー、２……グリツプ、３……
取付金具、５……ブレーキレバー、５ａ……把持
部、６……枢支ピン、７……アウターワイヤ、８
……インナーワイヤ、９……ワイヤニツプル。
Claims (1)
- １ ハンドルバーに取付金具を介して回動自在に
軸着したブレーキレバーにおいて、ハンドルバー
の後方にブレーキレバーの支点を設けると共に、
そのブレーキレバーの把持部をハンドルバーの前
方に配置することを特徴とする自転車用ブレーキ
レバー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22337888A JPH0274489A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 自転車用ブレーキレバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22337888A JPH0274489A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 自転車用ブレーキレバー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0274489A JPH0274489A (ja) | 1990-03-14 |
| JPH0459195B2 true JPH0459195B2 (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=16797209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22337888A Granted JPH0274489A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 自転車用ブレーキレバー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0274489A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015226653A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
1988
- 1988-09-08 JP JP22337888A patent/JPH0274489A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0274489A (ja) | 1990-03-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |