JPH04584Y2 - - Google Patents

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JPH04584Y2
JPH04584Y2 JP1985028159U JP2815985U JPH04584Y2 JP H04584 Y2 JPH04584 Y2 JP H04584Y2 JP 1985028159 U JP1985028159 U JP 1985028159U JP 2815985 U JP2815985 U JP 2815985U JP H04584 Y2 JPH04584 Y2 JP H04584Y2
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band
tuning
tuner
fixed capacitor
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はテレビジヨンチユーナ、特に
CATV用チユーナのようにVHF帯の広帯域受信
に好適するVHF用チユーナの同調回路に関する。
従来の技術 CATVの普及は割当チヤンネルの増加に伴な
い広帯域化しつつあり、その受信に使用するチユ
ーナも広帯域化への対応が要請されている。こう
した状況で、通常、UHF帯域とVHF帯域の両域
を受信可能にするよう単一のシールドケース内に
多数の独立したチユーナ回路を収容して広帯域化
の対応としている。例えば、USチヤンネル割当
方式における133乃至140チヤンネル用CATVチ
ユーナでは、第6図に示すように、単一シールド
ケース1にUHFチユーナ部2とVHFチユーナ部
3を収容して、VHF帯域とUHF帯域の両域に亘
つた入力信号を各入力端子4,5から入力し出力
端子6からIF出力信号を導出している。このう
ち、VHFチユーナ部3は入力信号を高域バンド
と中域及び低域バンドに選択するバンド選択器
7、高域シングルバンド用チユーナ部8、及び中
域及び低域2バンド用チユーナ部9を具備して構
成し、それぞれのチユーナ部において受信帯域の
特定領域内のチヤンネル受信を可能とする。
第7図はこれをより具体化するものであり、
133乃至140チヤンネル用CATVチユーナの回路
ブロツク図である。このチユーナは一般放送用の
UHF及びVHF帯域の82チヤンネルに加えて
CATV専用チヤンネルが受信可能に構成される
ものであり、UHFチユーナ部2、VHF高域用チ
ユーナ部8、及びVHF中域及び低域用チユーナ
部9の3組のチユーナ部を具備し、各チユーナ部
にはそれぞれRF入力増幅段11〜13、混合段
14〜16及び局部発振段17〜19が含まれ
る。このうち、VHF帯域の2組のチユーナ部8,
9はバンド選択器7のスイツチング素子のON−
OFF動作で制御され、それぞれの受信帯に応じ
てVHF入力端子5からの信号が所望のチユーナ
部と結合される。また、UHFチユーナ部2と
VHF高域用チユーナ部8の各混合段14,15
のIF出力信号はVHF中域及び低域用チユーナ部
9の混合段16の一部をIF信号増幅器として利
用しており、この混合段16の出力信号はIFフ
イルタ回路20を経てIF出力端子6から導出さ
れている。この種のCATVチユーナについては
実開昭59−6331号、及び実開昭59−56841号公報
に開示されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記CATVチユーナにおいて
はVHFチユーナ部をバンド選択器と2組のチユ
ーナ回路とにより構成するので構造的に複雑にな
り、チユーナコストの上昇を招いている。それ故
に、この種の広帯域チユーナでは構成の簡素化を
図りつつ所望の同調を得ることが望まれていた。
従つて、本考案は上記に鑑み提案されたもので
あり、VHFチユーナ部を少なくともRF入力増幅
段と混合段に関して全域共通として構成する新規
且つ改良された広帯域用チユーナの提供を目的と
する。特に、VHF帯域のFR入力増幅段と混合段
を高域、中域及び低域の3バンド用同調回路で構
成することにより共通化することを目的とする。
ところで可変容量ダイオード素子と高域、中域
及び低域に切換える同調コイルとで同調回路を構
成すると各バンドの同調可変範囲は最も広くと
れ、結果として全バンドとして広帯域のチユーナ
とすることができると考えられる。
ところがこのような同調回路は局部発振段にも
必要であるが、局部発振段の同調回路を前述のよ
うに可変容量ダイオード素子と同調コイルのみで
構成すると可変容量ダイオード素子を大容量とす
る時、(低周波に同調時)発振の停止を生じがち
である。
この現像は同調コイルの小さい時(高域バンド
時)に生じやすい。
一方チユーナの局部発振はたとえ受信すべき信
号のない周波数に対応する同調周波数でも停止す
ると自動チユーニング動作等に不具合が生じるこ
とがあり、可変容量ダイオード素子に印加される
チユーニング電圧がほとんど0Vでも正常に発振
することが好ましい。
そこで少なくとも局部発振回路の同調回路は高
域バンドにおいては等価回路として第3図に示す
ように同調コイル、可変容量ダイオード素子及び
固定コンデンサで構成しなければならない。しか
もこの固定コンデンサの容量はかなり小さいもの
となる。局部発振回路の同調回路に固定コンデン
サを用いると、トラツキング補正の必要上、値は
異なるもののFR入力増幅段、混合段の同調回路
にも固定コンデンサを用いる必要がある。
周知のように固定コンデンサを用いると、可変
容量ダイオード素子と同調コイルのみで構成した
同調回路に比較して可変巾が狭くなり、固定コン
デンサの容量値が小さいほど可変巾が狭くなる。
しかも可変容量ダイオード素子、固定コンデン
サを各バンド共通に用い同調コイルのみ切換える
と、高域の動作安定化の為に選んだ小さい容量の
固定コンデンサが、他のバンドの同調可変巾をも
狭くするので全体として、広帯域のチユーナとな
らないという問題があつた。
そこで、この考案は同調コイルと共に固定コン
デンサも切換えて、高域バンドにあつては小さい
容量として帯域巾は狭くなつても動作の安定を計
り、中域、低域のバンドにあつては動作不安定と
はなりにくいので極力大きな容量の固定コンデン
サとして広帯域として、全体として広帯域で安定
な動作をする、しかも少なくともRF入力増幅段
及び混合段を各バンド共通化した広帯域用VHF
チユーナの提供を目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案によれば、CATV用チユーナとして好
適の広帯域用VHFチユーナは、高域、中域及び
低域の3バンド構成から成る同調回路が少なくと
もRF入力増幅段と混合段に使用され、3バンド
同調回路の同調特性が確保される。この場合に局
部発振段は高域用単一バンド同調回路を含む第1
局部発振段と中域及び低域用2バンド同調回路を
含む第2局部発振段の2組の回路で構成してチユ
ーナ回路の安定化を図ることもできるし、本考案
の特徴とする3バンド同調回路に類似する3バン
ド同調回路を含む単一の局部発振段とすることも
できるが少なくとも高域バンドの同調回路は等価
回路として、固定コンデンサを含んで構成され
る。
一方、本考案の特徴とする3バンド同調回路は
可変容量ダイオード素子、トラツキング補正用固
定コンデンサに加えて高域、中域及び低域用同調
コイルとこれらコイルをバンド選択に応じて切り
換えるスイツチング素子と高周波通過用コンデン
サを含むバンド切換手段があり、具体的構成とし
て可変容量素子に直列接続したトラツキング補正
用固定コンデンサを有し、この固定コンデンサと
並列に第2の固定コンデンサとスイツチング素子
の直列回路を接続して成り、このスイツチング素
子を選択バンドに応じて高域バンド時にはOFF
動作させ、中低域バンド時はON動作させ所望す
るトラツキング補正用容量を得るようにする。こ
こでトラツキング補正用固定コンデンサは高域バ
ンド時安定に動作すべく選ばれた局部発振段の同
調回路と良好なトラツキングを得るよう選ばれ
る。第2の固定コンデンサは中域・低域バンド時
所望の広帯域とすべく局部発振回路の同調回路と
のトラツキング特性を得つつ極力大きい値に選ば
れる。従つて、各帯域とも満足する同調特性が得
られる。
作 用 上記チユーナ構成においては少なくともRF入
力増幅段と混合段とが全域共通のブロツク構成に
でき構成簡素化を図る。ここで補正用コンデンサ
が付加回路の第2の固定コンデンサとスイツチン
グ素子によりバンド選択に応じて容量調整でき全
域に対して満足するトラツキングが得られ、高域
バンド巾を安定な動作を得るために狭くしても
中・低域バンドの巾を広くすることができ、合わ
せて広帯域とすることができる。従つて、
CATV用チユーナなどのワイドバンドチユーナ
として好適する。
実施例 以下本考案に係る実施例について図面を参照し
つつ詳述する。
第1図は本考案に係る広帯域用チユーナのブロ
ツク図であり、RF入力端子21とIF出力端子2
2間にRF入力増幅段23、混合段24、局部発
振段25を具備して構成され、増幅段23と混合
段24、それに局部発振段(図示せず)には高
域、中域及び低域用3バンド同調回路が含まれ
る。各帯域のチヤンネル割当は任意に選定される
が、例えばU.S.チヤンネル割当方式では次のよう
にすることができる。
低域バンド(LOW) ……ローバンド(2〜6ch)。
中域バンド(MID) ……ミツドバンド(A5〜A−1とA〜Ich)、
ハイバンド(7〜13ch)。
高域バンド(HYPER) ……スーパハイバンド(J〜Wch)及びハ
イパバンド(AA〜FFFch)。
このような個別チヤンネルの3バンド区分は、
少なくとも増幅段23と混合段24に関し、第2
図に示すような、3バンド同調回路30により構
成される。この同調回路30は、可変容量ダイオ
ード31、補正用固定コンデンサ32、高域、中
域及び低域用同調コイル33〜35、及びスイツ
チングダイオード36〜39と結合用のハイパス
コンデンサ41〜44のバンド切換手段により構
成する。ここでスイツチングダイオード39は本
考案の特徴とする付加容量としての第2の固定コ
ンデンサ40と直列接続した直列回路を構成し、
補正用固定コンデンサ32と並列接続にして挿入
される。尚45は直流阻止用コンデンサ、46〜
52は可変容量ダイオードやスイツチングダイオ
ードに直流印加させるバイアス抵抗であり、同調
端子53の同調電圧、バンドスイツチング端子5
4〜57のバンド切換電圧をそれぞれ供給可能に
している。
この同調回路30はバンド切換動作において次
のように作用する。先ず、高域帯域のチヤンネル
受信ではバンドスイツチング端子55に電圧供給
されスイツチングダイオード36の導通によつて
第3図の高周波等価回路を形成し、可変容量ダイ
オード31の容量値可変によつて所望チヤンネル
を選局する。このときのトラツキング補正容量は
コンデンサ32の選定で決められている。
次に、中域帯域の受信にはバンドスイツチング
端子54及び56に電圧供給され、第4図に示す
高周波等価回路を形成する。この場合には補正容
量がコンデンサ32と並列に第2の固定コンデン
サ40が付加されるので両コンデンサの容量和と
なり、これによつて共通の可変容量ダイオード3
1を使用して中域の同調可変巾を拡大する。更
に、低域帯域の受信にはバンドスイツチング端子
54及び57に電圧供給され、第5図に示す高周
波等価回路を形成する。この場合は中域帯域の受
信と同様に補正容量が得られトラツキングの調整
が図られ、満足な帯域巾の同調特性を実現する。
なお、この場合に端子57から印加されるスイツ
チング電圧はスイツチングダイオード38を導通
状態にすると同時にそのカソード側電位を他のス
イツチングダイオード36,37に逆バイアスし
て遮断状態の確立を図る。この作用は他のバンド
選択時も同様であり、所望しないスイツチング素
子の遮断状態を確立させる。
本考案の3バンド同調回路はVHチユーナ部の
少なくともRF入力増幅段23と混合段24に使
用されるものであり、局部発振段については3バ
ンド同調回路を用いて単一構成とするほかに二組
の局部発振回路として構成しローカル信号の安定
化を図ることもできるが少なくとも高域バンドの
同調回路は可変容量ダイオード素子、同調コイル
に固定コンデンサも加えて構成し可変容量ダイオ
ード素子に印加するチユーニング電圧がほぼ0V
になつても安定に発振するよう構成する必要があ
る。従つて上記実施例は動作の安定を前提としつ
つ、中、低域のバンド巾が狭くなることを防止す
るので、従来のチユーナ部構成に比べて同調特性
を満足させつつ構成の簡易化が図られる。
考案の効果 本考案では増幅段と混合段の簡素化が図られ、
バンド選択手段をトラツキング補正容量の調整に
も利用した。従つて、同調特性を損うことなしに
簡素化された低価格チユーナを提供するなど実用
的価値が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る広帯域用チユーナのブロ
ツク図、第2図は第1図の増幅段と混合段に用い
た3バンド同調回路図、第3図乃至第5図は同じ
く各バンド受信時の高周波等価回路図、第6図は
従来のコンビネーシヨンチユーナブロツク図、及
び第7図は第6図のより具体化した回路構成図で
ある。 21……入力端子、22……出力端子、23…
…RF入力増幅段、24……混合段、30……3
バンド同調回路、31……可変容量ダイオード
(素子)、32……補正用固定コンデンサ、33〜
35……同調コイル、36〜39……バンド切換
用スイツチングダイオード(素子)、40……第
2の固定コンデンサ、41〜45……ハイパスコ
ンデンサ、53……同調端子、54〜57……バ
ンドスイツチング端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高域、中域及び低域用の3バンド同調回路を含
    むRF入力増幅段と混合段を具備し、少なくとも
    高域バンドの局部発振段の同調回路が可変容量ダ
    イオード素子、これに直列接続の固定コンデンサ
    及び同調コイルを含んで構成されるVHFチユー
    ナにおいて、 前記3バンド同調回路は可変容量ダイオード素
    子、これに直列接続の補正用固定コンデンサ、高
    域、中域及び低域用同調コイルを選択的に切換え
    るバンド切換手段、及び前記補正用固定コンデン
    サと並列接続する第2の固定コンデンサとスイツ
    チング素子の直列回路からなり、このスイツチン
    グ素子を選択バンドに応じて中、低域時ON、高
    域時OFFに動作させて所望の同調特性を得るよ
    うにしたことを特徴とする広帯域用チユーナ。
JP1985028159U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH04584Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5710094Y2 (ja) * 1972-02-15 1982-02-26

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