JPH0458490B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0458490B2
JPH0458490B2 JP59148943A JP14894384A JPH0458490B2 JP H0458490 B2 JPH0458490 B2 JP H0458490B2 JP 59148943 A JP59148943 A JP 59148943A JP 14894384 A JP14894384 A JP 14894384A JP H0458490 B2 JPH0458490 B2 JP H0458490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane
polyol
resistance
group
diisocyanate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59148943A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6126616A (ja
Inventor
Michihiro Ishiguro
Koji Hirai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP59148943A priority Critical patent/JPS6126616A/ja
Publication of JPS6126616A publication Critical patent/JPS6126616A/ja
Publication of JPH0458490B2 publication Critical patent/JPH0458490B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/0677Accessories therefor for guiding, supporting or tensioning the casting belts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は耐加水分解性、耐かび性、低温特性、
耐油性、耐摩耗性、接着性等に優れたポリウレタ
ンの製造法に関するものである。 従来よりポリウレタンの製造に、ポリエーテル
ポリオールやポリエステルポリオールが一般に使
用されているが、耐摩耗性、強伸度、耐油、耐溶
剤性、接着性等の面よりポリエステルポリオール
の方が優れている。しかしながら耐加水分解性や
耐かび性等の面よりはポリエーテルポリオールの
方が良好であり、ポリエーテルポリオールおよび
ポリエステルポリオールは共に一長一短を有して
いる。これらの双方の欠点をカバーする目的でポ
リエーテルポリオール(例えばポリテトラメチレ
ングリコール)とポリエステルポリオール(例え
ばポリカプロラクトングリコール)の共重合や両
末端ε−カプロラクトン変性ポリテトラメチレン
グリコールの使用等が考案されているが、むしろ
両者の短所の方がより明らかにでて改良の意味は
ほとんど得られていないのが実情である。 本発明者らは、これらの事情に鑑みポリエーテ
ルポリオールとポリエステルポリオールの長所を
併せ有し、その上低温特性にも優れるポリウレタ
ンの製造法について種々検討の結果、ポリオール
とポリイソシアナート及び必要により鎖伸長剤を
反応させてポリウレタンを製造するに際し、ポリ
オール成分として分子内に
【式】基(A)及び− (CH24O−基(B)を有しかつ(A)/(B)の割合が重量
比で1/4〜4/1である平均分子量600〜7000
のポリオールを使用する事により耐加水分解性、
耐かび性を低下させることなくポリエステルポリ
オールの特長を有しかつ低温特性にも優れるポリ
ウレタンの製造法を見出したものである。 分子内に
【式】基 及び−(CH24O−基を有する平均分子量600〜
77000のポリオールとは、具体的にはβ−メチル
−δ−バレロラクトンをポリテトラメチレンエー
テルグリコールで開環重合することにより得られ
るポリオールである。この際、
【式】基(A)と− (CH24O−基(B)の割合(A)/(B)は重量比で1/4
〜4/1にするのが本発明の効果を達成するのに
良好な範囲である。さらに好ましくは1/3〜
3/1である。この様して得られるポリマーポリ
オールは結晶性を有しないかあるいはあつても極
めて小さく、したがつてポリウレタンにしてもソ
フトセグメントの結晶硬化も認められずかつ低温
特性に優れる特長を有するものである。A基の重
量割合が大になるにつれて結晶性は低下し液状化
してゆく。したがつて液状であることが厳しく要
求される場合にはA基の重量割合を大きくするの
が好ましい。 この様に本発明のポリオールは、ポリテトラメ
チレングリコールより低粘度であり、フオーム、
マイクロセルラー、接着剤、注型エラストマー、
防水材、床材等の用途に使用される場合にきわめ
て作業性に優れるのみならず、耐加水分解性、耐
かび性、低温特性、引張強度、耐摩耗性、耐油
性、接着性もきわめて良好であり、ポリエーテル
系とポリエステル系ポリウレタンの長所を併せ有
するものである。 なお本発明において、ポリテトラメチレングリ
コールでβ−メチル−δ−バレロラクトンを開環
重合する時、さらに他のラクトン、例えばε−カ
プロラクトン等を開環共重合することも可能であ
り、分子内にランダムにまたはブロツク的に
【式】基が導入され たポリオールも使用しうるものである。ただしあ
まり多量の他のラクトンが導入された場合には耐
加水分解性の低下を招くので、他のラクトンは全
使用ラクトンの50%以下に抑えるのが好ましい。 なお本発明で使用するポリオールの分子量は
600〜7000の範囲であり、600より小さいと低温特
性、屈曲性が不良となり、逆に7000以上となる強
度物性面より好ましくない。 本発明で低温特性が良好になるのはポリテトラ
メチレンオキサイド基がポリマーポリオール分子
のほぼまん中に位置しているからであると考えら
れる。 また本発明と類似の考え方でポリテトラメチレ
ングリコールでε−カプロラクトンを開環重合し
たポリマーグリコールは耐加水分解性、耐かび性
が極端に低下、したがつて好ましい変性ではな
く、この事実からは本発明の効果を予測すること
は全く不可能である。 以上より本発明のポリマーポリオールを使用し
たポリウレタンは従来技術では得ることのできな
い性能を有するポリウレタンとして画期的なもの
である。 本発明で使用される有機ポリイソシアネートと
しては、例えばジフエニルメタンジイソシアナー
ト、2,4−トリレインジイソシアネート、2,
6−トリレンジイソシアネート、フエニレンジイ
ソシアナート、1,5−ナフチレンジイソシアナ
ート、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジフエニルメ
タンジイソシアナート、キシリレンジイソシアナ
ート、トルイレンジイソシアナート等の芳香族ジ
イソシアネートや、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネート、4,4′−ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアネート、水添化
キシリレンジイソシアナート等の脂肪族または脂
環族ジイソシアネートが挙げられる。ポリイソシ
アネートは単独で用いても、また混合して用いて
もよい。 またポリウレタンの合成において、2個以上の
活性水素原子を有する低分子化合物が通常鎖伸長
剤として使用されているが、本発明の方法におい
てもこれらの活性水素原子含有化合物を使用する
ことができる。これら活性水素原子含有化合物の
代表例として、例えば、エチレングリコール、ブ
タンジオール、プロピレングリコール、1,6−
ヘキサンジオール、1,4−ビス(β−ヒドロキ
シエトキシ)ベンゼン、1,4−シクロヘキサン
ジオール、ビス(β−ヒドロキシエチル)テレフ
タレート、キシリレングリコール等のジオール類
や、水、ヒドラジン、エチレンジアミン、プロピ
レンジアミン、キシリレンジアミン、イソホロン
ジアミン、ピペラジン、フエニレンジアミン、ト
リレンジアミン、アジピン酸ジヒドラジド、イソ
フタル酸ジヒドラジド等が挙げられ、これらは化
合物は単独で、あるいは混合して用いてもよい。
さらに必要により、一価の低分子アルコール、低
分子アミンなどを変性剤として用いることもでき
る。 ポリウレタンを得るための操作方法に関しては
公知のウレタン化反応の技術が用いられる。例え
ばポリオールと活性水素を有する低分子化合物と
を混合し、これらの化合物の活性水素原子数と
NCO基の比が約1:0.7〜1:1.3となる割合の量
のポリイソシアナート化合物を加えて60〜130℃
位の温度で反応させる事によりポリウレタンを得
ることができるが、より高分子量にするためには
NCOとOHのモル比を極力1に近づければ良い。
この反応を、酢酸エチル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルキシド、テトラヒドロフラン、
イソプロパノール、メチルエチルケトン、トルエ
ン、エチルセロソルブ等の1種または2種以上か
らなる溶媒中で行なうこともできる。この時の濃
度としては10〜70重量%の範囲内が好ましい。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。
なお実施例中耐加水分解性とは、得られた厚さ
200μのフイルムを相対湿度95%、温度70℃の雰
囲気中(ジヤングルテスト条件)で10週間放置し
たのちの表面のベタツキ、表面の亀裂、剥離等を
調べたものであり、変化の無い時は◎、ベタツキ
の発生程度は〇、表面の亀裂、剥離、ベタツキが
大きいものを×ないし××で示した。耐かび性は
ブドウ糖ペプトン寒天培養基上に厚さ200μのフ
イルムを添付して、5種のかびの混合胞子懸濁液
を接種して30℃、湿度90〜95%で培養して4ケ月
後の表面の劣化状態を調べたものであり、変化の
ないものを◎、かびにより割れが発生したもの
×、割れの大きいものを××で表わした。なお、
この試験にはJIS Z2911−1960かび抵抗性試験記
載のアスペルギルス・ニゲルATCC9642、ペニシ
リウム・ルテウムATCC9644、リゾープス・ニグ
リカンスS.N.32、トリコデルマーT−
1ATCC9645、ケトミウム・クロボスム
ATCC6205の5種のかびを用いた。 また耐溶剤性は、ポリウレタンを200μの厚さ
のフイルムとし、このフイルムをトルルエンに24
時間浸漬した後の重量膨潤度で表わした。低温特
性については、東洋測器(株)製直読式動的粘弾性測
定器バイブロンModel DDV−(110H2)によ
る主分散温度(Tσ)を測定することにより評価
した。耐酸化劣化性は厚さ70μのフイルムを120
℃で200時間放置後の引張強度保持率で表わした。
また実施例において使用したポリウレタンの原料
であるポリオール、ポリイソシアナートおよび鎖
伸長剤については略号を用いて示したが、略号と
化合物との関係は第1表のとおりである。 実施例1、比較例1、3、4 第2表に示した原料を用い、ポリウレタンを製
造した。すなわち、ポリオールとポリイソシアナ
ートと鎖伸長剤の所定量を窒素下75℃で酢酸エチ
ル中で40重量%固形分となる様にして反応させポ
リウレタンを得た。 この溶液のポリウレタン濃度を10重量%に調整
したのち、この液ガラス板上に流延し、乾燥して
厚さ70μおよび200μのフイルムを得た。このフイ
ルムを種々の物性試験に供した。その結果を第3
表に示した。 実施例2、3、比較例2 第2表に示した原料を用い、実施例1と同様に
して反応させ、末端水酸基のポリウレタンを得
た。このポリウレタン溶液に対してコロネートL
を10部配合した。このポリウレタン溶液から実施
例1と同様にしてフイルムを得て、種々の物性試
験に供した。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリオールとポリイソシアナート及び必要に
    より鎖伸長剤を反応させてポリウレタンを製造す
    るに際し、ポリオール成分として分子内に
    【式】基(A)及び(− CH24O−基(B)を有しかつ(A)/(B)の割合が重量比
    で1/4〜4/1である平均分子量600〜7000の
    ポリオールを使用する事を特徴とするポリウレタ
    ンの製造法。
JP59148943A 1984-07-17 1984-07-17 優れた性能を有するポリウレタンの製法 Granted JPS6126616A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59148943A JPS6126616A (ja) 1984-07-17 1984-07-17 優れた性能を有するポリウレタンの製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59148943A JPS6126616A (ja) 1984-07-17 1984-07-17 優れた性能を有するポリウレタンの製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6126616A JPS6126616A (ja) 1986-02-05
JPH0458490B2 true JPH0458490B2 (ja) 1992-09-17

Family

ID=15464125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59148943A Granted JPS6126616A (ja) 1984-07-17 1984-07-17 優れた性能を有するポリウレタンの製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6126616A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8652642B2 (en) * 2009-09-17 2014-02-18 Mitsubishi Plastics, Inc. Biaxially oriented polyester film

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6126616A (ja) 1986-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3066084B2 (ja) 円筒状部品の被覆に有用なポリウレタン組成物
US6747117B2 (en) Polyurethane/urea composition for coating cylindrical parts
JPS6369873A (ja) ポリウレタン塗料組成物
JPH0458803B2 (ja)
US4551518A (en) Process for production of polyurethane
JPS6126612A (ja) 耐加水分解性の良好なポリウレタンの製法
JPS60195117A (ja) ポリウレタンの製造法
US5086110A (en) Aqueous polyurethane dispersions
US20010051219A1 (en) Rotational casting method for coating a flexible substrate and resulting coated flexible article
JPH0458490B2 (ja)
JPH0377810B2 (ja)
KR100557838B1 (ko) 수성 용융형 폴리우레탄 접착제 및 이의 제조방법
JP3351479B2 (ja) ポリウレタン樹脂の製造方法
US20020010304A1 (en) Low temperature cure MDI prepolymers
JPS63202610A (ja) ポリウレタンの製造法
JPH09208653A (ja) 硬化型ポリウレタンの製造方法
JP2961771B2 (ja) 合成皮革用ポリウレタン樹脂の製造方法
JPH0458491B2 (ja)
JPH0354965B2 (ja)
MXPA02005179A (es) Un procedimiento para preaparar composiciones termoplasticas de poliuretano libres de eflorescencias.
JPS6114221A (ja) 耐かび性に優れた熱可塑性ポリウレタンの製造法
JPS6126613A (ja) ポリウレタン製ロ−ル
JP3414041B2 (ja) 注型用ポリウレタン系エラストマー組成物及びその成形品
JP3978768B2 (ja) 熱硬化性ポリウレタンエラストマーの製造方法
JPH0262570B2 (ja)