JPS6126613A - ポリウレタン製ロ−ル - Google Patents

ポリウレタン製ロ−ル

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Publication number
JPS6126613A
JPS6126613A JP59146551A JP14655184A JPS6126613A JP S6126613 A JPS6126613 A JP S6126613A JP 59146551 A JP59146551 A JP 59146551A JP 14655184 A JP14655184 A JP 14655184A JP S6126613 A JPS6126613 A JP S6126613A
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JP
Japan
Prior art keywords
polyol
polyurethane
resistance
roll
valerolactone
Prior art date
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Pending
Application number
JP59146551A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hirai
広治 平井
Michihiro Ishiguro
通裕 石黒
Takayuki Okamura
岡村 高幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
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Publication of JPS6126613A publication Critical patent/JPS6126613A/ja
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐加水分解性、耐かび性および作業性に優れか
つ耐摩耗性の良好な製鉄、製紙及び印刷インキ等のロー
ルに関するものである。
従来よシ末端に水酸基を有するポリエステルと有機ジイ
ンシアナート及び所望により鎖伸長剤を反応させて得ら
れるポリウレタンよりロールを製造することは公知であ
る。この際使用されるポリエステルポリオールは常温で
固体であるためこれを液状化することにより作業性を改
良し使用されていることもよく知られている。この液状
化の方法としてポリエステルポリオールを構成するジオ
ール成分の一部にジエチレングリコールやプロピ=1− レンゲリコール等を導入することが行なわれているが反
面欠点も多く出る。すなわちこれらのジオールを導入す
る事によりポリウレタンの機械的物性が大幅に低下した
り、耐加水分解性、耐酸化劣化性が大きく低下すること
は良く知られている。つ′!多レジエチレングリコール
導入によりひきおこされる致命的欠陥は、機械的物性、
耐加水分解性、耐酸化劣化性の低下である。耐摩耗性や
耐屈曲性もこのため当然低下する。またプロピレングリ
コールの導入によりもたらされる致命的欠点は、機械的
物性の低下である。すなわちプロピレングリコール等の
ごとく二級水酸基を有するグリコールの導入はこの傾向
がきわめて顕著である。さらにポリエステルジオールの
低粘度化の効果もジエチレングリコールよシ小さく多量
の導入を必要とするため、この傾向がより顕著になる。
液状化を考えなければ好ましいジオールはエチレングリ
コールやブタンジオールの単独使用及び併用使用である
。しかしながら、エチレングリコールやブタンジオール
よりのポリエステルポリオ−ルでは耐加水分解性の点か
ら見ればまだまだ不十分であυ、例えば製紙ロールや印
刷ロールのごとく、たえず水に接触しているような場合
大きな問題となる。すなわち表面亀裂が入ったυペタつ
きを発生したり、あるいは耐摩耗性が著しくそこなわれ
ることとなる。この現象は、特にアルカリ性の水を使用
する製紙ロールにおいて顕著である。
耐加水分解性の良好なポリエステルポリオールにポリカ
プロラクトングリコールがあるが、これとても十分な耐
加水分解性を有しておらず問題である。さらにかびの発
生もポリエステルポリオールの使用の場合不可避である
本発明者らはこれらの事情にかんがみ鋭気検討の結果、
ポリウレタンロールを構成するポリオ−CH30 構成+、!:L−’(O予肉K −0−CH2−CH2
、CH−CH2−A −基を有する平均分子t500〜
5000のポリエステルポリオールを用いることによシ
、このポリエステルポリオールが低粘度の液状であるた
め作業性および加工性に優れかつそれからのポリウレタ
ン製ロールは、耐摩耗性、耐加水分解性、耐油性、耐酸
化劣化性が良好で上記の目的がことごとく達成されるこ
とを見出した。
CHs   O I    It 分子内に一〇−CH2・CH2・CM−CHz・C−を
有する平均分子t500〜5000のポリオールとは具
体的にはポリ(β−メチル−δ−バレロラクトン)ポリ
オールまたはこれを含むポリオール混合物、あるいはβ
−メチル−δ−バレロラクトンを一成分として開環共重
合することによ)得られる平均分子量500〜5000
のブロックまたはランダム共重合ポリオールである。
ポリ(β−メチル−δ−バレロラクトン)ポリ、t −
ルit 、β−メチル−δ−バレロラクトンをエチレン
グリコールやブタンジオール等の低分子多価アルコール
で開環重合することによシ得られるものである。
同様な方法により得られるポリ(ε−カプロラクトン)
ポリオールや、またジオールとジカルボン酸よシの縮合
重合によシ得られるポリエステルポリオールは、一般に
融点が30〜60℃と高く、かつ結晶化傾向が大きいた
め、これらのポリオールから得られるポリウレタンはソ
フトセグメント成分の結晶硬化を起こし弾性が損われや
すく、さらにこれらポリオールは溶融粘度が高くポリウ
レタンを合成する際の作業性に支障を来たすことがある
が、ポリ(β−メチル−δ−バレロラクトン)ポリオー
ルはそれ自体が無定形ポリマーであり、かつ室温で極め
て低粘度の液体であるため、上記のような欠点を有して
いない。
本発明において、ポリ(β−メチル−δ−バレロラクト
ン)ポリオールがポリオールのうちの20重t%以上、
特に40重t%以上である場合に、耐加水分解性の点で
好ましい結果が得られ、単独使用の場合、すなわちポリ
オールの全量がポリ(β−メチル−δ−バレロラクトン
)ポリオールである場合に最も優れた耐加水分解性が得
られる。さらに他の効果として結晶化傾向の大きなポリ
エチレンアジペートポリオールやポリへキサメチレンア
ジペートポリオールの20重量%以上、特に40重量係
以上をポリ(β−メチル−δ−バレロラクトン)ポリオ
ールに代えることにより、得られるポリウレタンは耐加
水分解性を有すると共に結晶化も抑制されたものとなる
ため、低温特性および弾性物性の良好なものとなる。
さらに他のラクトンとの共重合体、レリえばε−カプロ
ラクトンとβ−メチル−δ−バレロラクトンとを開環共
重合することによ抄得られるところの分子内にランダム
にまたはブロック的に4)・CH2H3 ・CH2・CM −CH2・CO−基が導入されたポリ
オールを用いる場合や、アジペート系ポリエステルポリ
オールとβ−メチル−δ−バレロラクトンよりのブロッ
クポリマーポリオールを用いる場合であっても、ポリオ
ール成分において20重量%、特に40重Hs 菫チ以上の−0・CH2・CH2・CH−CH2・CO
−基を有する場合には同上の効果が得られる。
本発明において、ポリオールの平均分子量は、通常50
0〜5,000である。また、−〇・Cfh・CH26
一 CHs 、凸H−CHz・C〇−基を有するポリオールと併用で
きるポリオールとしては、通常ポリウレタンの製造に用
いられている換金てが挙げられる。
有機ポリインシアネートとしては、例えばジフェニルメ
タンジインシアネート、2.4−1リレンジインシアネ
ート、2.6−1リレンジイソシアネート、フェニレン
ジイソシアネート、1.5−ナフチレンジイソシアネー
ト、3.3’−ジクロロ−4,イージフェニルメタンジ
インシアネート、キシリレンジインシアネート、トルイ
レンジインシアネート等の芳香族ジイソシアネートや、
ヘキサメチレンジイソシアネート、インホロンジイソシ
アネー)、4.4’−ジシクロヘキシルメタンジインシ
アネート、水添化キシリレンジイソシアネート等の脂肪
族または脂環族ジイソシアネートが挙げられる。
ポリイソシアネートは単独で用いても、また混合して用
いてもよい。
またポリウレタンの合成において、2個以上の活性水素
原子を有する低分子化合物が通常鎖伸長剤として使用さ
れているが、本発明の方法においてもこれらの活性水素
原子化合物を使用することができる。これら活性水素原
子含有化合物の代表例として、例えば、エチレングリコ
ール、ブタンジオール、プロピレングリコール、1,6
−ヘキサンジオール、1.4−ビス(β−ヒドロキシエ
トキシ)ベンゼン、114−シクロヘキサンジオール、
ビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレート、キシレ
ングリコール等のジオール類や、水、ヒドラジン、エチ
レンジアミン、プロピレンジアミン、キシリレンジアミ
ン、インホロンジアミン、ピペラジン、フェニレンジア
ミン、トリレンジアミン、アジピン酸ジヒドラジド、r
イソフタル酸ジヒドラジド等が挙げられ、これら化合物
は単独で、あるいは混合して用いてもよい。さらに必要
によシ、−価の低分子アルコール、低分子アミンなどを
変性剤として用いることもできる。
ポリウレタンロール全得るための操作方法としては公知
の方法が用いられる。たとえばポリエステルポリオール
と過剰の有機ジイソシアナートよシ末端インシアナート
のプレポリマーを合成し、これに鎖伸長剤を添加するプ
レポリマー法、さらには上記三成分を一緒に混合して反
応させるワンショット法等がある。これらの化合物の活
性水素原子数とNCO基の比が約1:1近辺か、あるい
はイソシアナート過剰で反応させるのが通常である。
反応温度として40〜120℃を採用すれば良好な物性
が得られる。これらの反応は鋳型の中でおこなわれ直ち
にポリウレタンロールが得られる。
以下実施例によυ本発明をさらに具体的に説明する。な
お実施例中製紙用に製造したポリウレタンロールの耐摩
耗性はテーパー型試験機(H−22、荷重100(1,
1000回)での摩耗量(巧)でもって表わした。また
耐加水分解性は裏紙用に製造したポリウレタンロールな
1年間の実用テストに供したのちテーパー型試験機での
摩耗量(+++y)及びその表面状態の変化でもって評
価した。表面に亀裂、ベタツキが多く発生したものは×
X〜×、変化が少しあるものを■、変化がきわめて小さ
いものをOで示した。
なお1本発明で用いた原料は略号をもって示したが、略
号と化合物との関係は第1表のとお9である。
実施例1〜5 比較例1〜6 種々の分子量のポリエステルジオールと有機ジイソシア
ナートを表2の組成にもとづいて80℃の温度で反応さ
せ、末端イソシアナートのプレポリマーをつくつ九。つ
いで鎖伸長剤を添加し、鋳型の中で100℃で反応させ
、製紙用ポリウレタンロールを得た。このロールについ
て一年間の実用テストを行ない耐摩耗性および耐加水分
解性の評価を行なった。加水分解をよく受けたものは表
面亀裂も大きく耐摩耗性も著しく不良となっている0 第    1    表 第     2    表 第    3    走

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分子内に▲数式、化学式、表等があります▼基を有する
    ポリウレタンからなるポリウレタン製ロール。
JP59146551A 1984-07-13 1984-07-13 ポリウレタン製ロ−ル Pending JPS6126613A (ja)

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JP59146551A JPS6126613A (ja) 1984-07-13 1984-07-13 ポリウレタン製ロ−ル

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JP59146551A JPS6126613A (ja) 1984-07-13 1984-07-13 ポリウレタン製ロ−ル

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JPS6126613A true JPS6126613A (ja) 1986-02-05

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JP59146551A Pending JPS6126613A (ja) 1984-07-13 1984-07-13 ポリウレタン製ロ−ル

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62205387A (ja) * 1986-03-06 1987-09-09 Bridgestone Corp 事務機器用ロ−ル
CN109851749A (zh) * 2019-01-21 2019-06-07 东莞市腾崴塑胶制品有限公司 一种硬棕海绵及制备方法

Cited By (3)

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JP2577884B2 (ja) * 1986-03-06 1997-02-05 株式会社ブリヂストン 事務機器用ロ−ル
CN109851749A (zh) * 2019-01-21 2019-06-07 东莞市腾崴塑胶制品有限公司 一种硬棕海绵及制备方法

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