JPH0458260B2 - - Google Patents
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- JPH0458260B2 JPH0458260B2 JP58058329A JP5832983A JPH0458260B2 JP H0458260 B2 JPH0458260 B2 JP H0458260B2 JP 58058329 A JP58058329 A JP 58058329A JP 5832983 A JP5832983 A JP 5832983A JP H0458260 B2 JPH0458260 B2 JP H0458260B2
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- Japan
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- power supply
- inverter
- commercial power
- switch
- semiconductor switch
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 22
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 5
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 4
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、状況に応じてインバータあるいは
商用電源のいずれかから負荷に連続的に給電する
電源制御システムに関する。
商用電源のいずれかから負荷に連続的に給電する
電源制御システムに関する。
インバータと商用電源を併用するこの種の電源
制御システムとしては、従来、第1図に示すもの
が知られている。
制御システムとしては、従来、第1図に示すもの
が知られている。
商用電源1とインバータ2の出力は、それぞれ
サイリスタなどの半導体スイツチSW1およびSW2
を介して負荷4に到る共通給電路3に接続されて
いる。インバータ2は同期制御回路5によつて制
御され、その出力が商用電源1と同期している。
2系統の半導体スイツチSW1とSW2は、状況に応
じて制御回路6によつて相補的にかつ瞬間的にオ
ン・オフ切換制御される。これにより、商用電源
1か、あるいはこれに同期したインバータ2のい
ずれかから、瞬断も生じることなしに、連続的に
負荷4への給電が行なわれる。
サイリスタなどの半導体スイツチSW1およびSW2
を介して負荷4に到る共通給電路3に接続されて
いる。インバータ2は同期制御回路5によつて制
御され、その出力が商用電源1と同期している。
2系統の半導体スイツチSW1とSW2は、状況に応
じて制御回路6によつて相補的にかつ瞬間的にオ
ン・オフ切換制御される。これにより、商用電源
1か、あるいはこれに同期したインバータ2のい
ずれかから、瞬断も生じることなしに、連続的に
負荷4への給電が行なわれる。
例えば、通常時にスイツチSW1がオフ、スイツ
チSW2がオンとなつていて、インバータ2から給
電されている。その状態でインバータ2の異常が
検出されたり、あるいは変流器7と検出回路8に
てインバータ2の出力電流が過大になつたこと
(負荷4側の異常)が検出された場合など、スイ
ツチSW1をオン、スイツチSW2をオフにして、商
用電源1からの給電に切換える制御が働く。
チSW2がオンとなつていて、インバータ2から給
電されている。その状態でインバータ2の異常が
検出されたり、あるいは変流器7と検出回路8に
てインバータ2の出力電流が過大になつたこと
(負荷4側の異常)が検出された場合など、スイ
ツチSW1をオン、スイツチSW2をオフにして、商
用電源1からの給電に切換える制御が働く。
上述した従来の電源制御システムでは、次のよ
うな問題があつた。
うな問題があつた。
上記のように、負荷4側の事故でインバータ2
の出力電流が増大すると、転流不能となる前に商
用電源1に切換えられる。その後も負荷4側の短
絡事故などが継続していると、負荷4に大きな電
流が流れ続けるため、その過大電流で商用電源1
側の半導体スイツチSW1を破壊してしまう。サイ
リスタなどの半導体スイツチでは、過大電流によ
る破壊は一般に、短絡破壊となり、従つて負荷4
への給電は続けられる。その結果、スイツチSW1
の短絡破壊は商用電源1からの給電時には認識さ
れない。
の出力電流が増大すると、転流不能となる前に商
用電源1に切換えられる。その後も負荷4側の短
絡事故などが継続していると、負荷4に大きな電
流が流れ続けるため、その過大電流で商用電源1
側の半導体スイツチSW1を破壊してしまう。サイ
リスタなどの半導体スイツチでは、過大電流によ
る破壊は一般に、短絡破壊となり、従つて負荷4
への給電は続けられる。その結果、スイツチSW1
の短絡破壊は商用電源1からの給電時には認識さ
れない。
上記の状態から、負荷4の事故が回復した場合
などには、再びインバータ2への給電に切換える
べく、スイツチSW1にオフ指令、スイツチSW2に
オン指令が与えられる。しかし、スイツチSW1は
短絡していることからオフせず、その結果、次の
ような問題を生ずる。
などには、再びインバータ2への給電に切換える
べく、スイツチSW1にオフ指令、スイツチSW2に
オン指令が与えられる。しかし、スイツチSW1は
短絡していることからオフせず、その結果、次の
ような問題を生ずる。
即ち、スイツチSW1が短絡故障時にあると電圧
を取出す検出点が同一点であるので、同期制御回
路5によるインバータ2の制御が正常になされな
くなる。これを具体的に述べると、同期制御回路
5としては、一般に、商用電源1とインバータ2
の出力波形の位相比較を行ない、その位相差信号
に基づいてインバータ2を制御するPLL(位相ロ
ツクループ)方式が採用されているので、例えば
商用電源1とインバータ2の出力の位相が検出で
きなければ、正常な制御が行なえない。上記のよ
うに、スイツチSW1が短絡破壊した状態でスイツ
チSW2がオンになると、商用電源1とインバータ
2の出力が重畳するため、同期制御回路5では両
電源波の位相差を検出することが不可能となる。
を取出す検出点が同一点であるので、同期制御回
路5によるインバータ2の制御が正常になされな
くなる。これを具体的に述べると、同期制御回路
5としては、一般に、商用電源1とインバータ2
の出力波形の位相比較を行ない、その位相差信号
に基づいてインバータ2を制御するPLL(位相ロ
ツクループ)方式が採用されているので、例えば
商用電源1とインバータ2の出力の位相が検出で
きなければ、正常な制御が行なえない。上記のよ
うに、スイツチSW1が短絡破壊した状態でスイツ
チSW2がオンになると、商用電源1とインバータ
2の出力が重畳するため、同期制御回路5では両
電源波の位相差を検出することが不可能となる。
そのために、インバータ2の正常な同期運転が
なされず、負荷4への給電は極めて不安定なもの
となる。特に問題となるのは、商用電源側のスイ
ツチSW1が短絡故障であるか否かを判別できるの
は、例えば商用電源側よりインバータ側え切換え
た時点でスイツチSW1を介してインバータ側え横
流が流れるので、この横流が流れた時点で始めて
スイツチSW1の短絡故障を判別可能となり、故障
の検出が遅れることである。このように検出遅れ
があると、横流が継続でき流れるので負荷電動等
が生ずると電源側の電圧が低下し、負荷には良質
の電力を供給することができず影響が非常に大き
い。
なされず、負荷4への給電は極めて不安定なもの
となる。特に問題となるのは、商用電源側のスイ
ツチSW1が短絡故障であるか否かを判別できるの
は、例えば商用電源側よりインバータ側え切換え
た時点でスイツチSW1を介してインバータ側え横
流が流れるので、この横流が流れた時点で始めて
スイツチSW1の短絡故障を判別可能となり、故障
の検出が遅れることである。このように検出遅れ
があると、横流が継続でき流れるので負荷電動等
が生ずると電源側の電圧が低下し、負荷には良質
の電力を供給することができず影響が非常に大き
い。
この発明は上述した従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的は、商用電源側の半導体
スイツチが短絡破壊を起こした状態にてインバー
タからの給電に切換えられたとき、上記スイツチ
破壊を速かに検出し、負荷へ悪影響を及ぼすこと
なく安定に給電を継続できるとともに、インバー
タ側の半導体スイツチを破壊するなどの悪影響も
生じないようにした電源制御システムを提供する
ことにある。
たものであり、その目的は、商用電源側の半導体
スイツチが短絡破壊を起こした状態にてインバー
タからの給電に切換えられたとき、上記スイツチ
破壊を速かに検出し、負荷へ悪影響を及ぼすこと
なく安定に給電を継続できるとともに、インバー
タ側の半導体スイツチを破壊するなどの悪影響も
生じないようにした電源制御システムを提供する
ことにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、負
荷に到る共通給電路側に流れる負荷電流の有無を
検出する手段と、商用電源側から上記共通給電路
側へ流れる商用電源電流の有無を検出する手段
と、インバータ側から上記共通給電路側へ流れる
インバータ電流の有無を検出する手段と、商用電
源側半導体スイツチにオフ指令・インバータ側半
導体スイツチにオン指令が与えられたとき、上記
商用電源電流が検出されるか、あるいは上記負荷
電流が直前まで検出されていてかつ上記インバー
タ電流が検出されない場合に、上記商用電源側半
導体スイツチにオン指令を与えるとともに上記イ
ンバータ側半導体スイツチにオフ指令を与える制
御手段とを備えたことを特徴とする。
荷に到る共通給電路側に流れる負荷電流の有無を
検出する手段と、商用電源側から上記共通給電路
側へ流れる商用電源電流の有無を検出する手段
と、インバータ側から上記共通給電路側へ流れる
インバータ電流の有無を検出する手段と、商用電
源側半導体スイツチにオフ指令・インバータ側半
導体スイツチにオン指令が与えられたとき、上記
商用電源電流が検出されるか、あるいは上記負荷
電流が直前まで検出されていてかつ上記インバー
タ電流が検出されない場合に、上記商用電源側半
導体スイツチにオン指令を与えるとともに上記イ
ンバータ側半導体スイツチにオフ指令を与える制
御手段とを備えたことを特徴とする。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第2図はこの発明による電源制御システムの構
成を示す。同図において、第1図と同一あるいは
対応する部分には同一符号を付している。
成を示す。同図において、第1図と同一あるいは
対応する部分には同一符号を付している。
商用電源1、インバータ2、半導体スイツチ
SW1とSW2、共通給電路3、負荷4の接続関係は
第1図の従来のものと同じである。同期制御回路
5は、商用電源1を基準信号としインバータ2の
出力を入力信号として両信号の位相差を検出する
位相比較器PDと、この位相比較器PDの出力を平
滑するローパスフイルタLPFと、このローパス
フイルタLPFの出力を制御信号とする電圧制御
型可変周波数発振器VCOとからなり、この発振
器VCOの出力でインバータ2を制御し、インバ
ータ2の出力を商用電源1に同期させる位相ロツ
クループ(PLL)を構成している。
SW1とSW2、共通給電路3、負荷4の接続関係は
第1図の従来のものと同じである。同期制御回路
5は、商用電源1を基準信号としインバータ2の
出力を入力信号として両信号の位相差を検出する
位相比較器PDと、この位相比較器PDの出力を平
滑するローパスフイルタLPFと、このローパス
フイルタLPFの出力を制御信号とする電圧制御
型可変周波数発振器VCOとからなり、この発振
器VCOの出力でインバータ2を制御し、インバ
ータ2の出力を商用電源1に同期させる位相ロツ
クループ(PLL)を構成している。
共通給電路3に流れる負荷電流Ioは、変流器1
0と、この変流器10の交流出力を直流に交換す
る整流回路11と、この整流回路11の出力を適
宜なしきい値でレベル弁別するレベル弁別回路1
2によつて検出される。つまり、ある微少値以上
の負荷電流Ioが存在すると、弁別回路12の出力
aが“1”となり、そうでない場合には出力aは
“0”となる。
0と、この変流器10の交流出力を直流に交換す
る整流回路11と、この整流回路11の出力を適
宜なしきい値でレベル弁別するレベル弁別回路1
2によつて検出される。つまり、ある微少値以上
の負荷電流Ioが存在すると、弁別回路12の出力
aが“1”となり、そうでない場合には出力aは
“0”となる。
同様に、商用電源1側から共通給電路3側へ流
れる商用電源電流I1は、交流器13と、整流回路
14と、レベル弁別回路15で検出され、電流I1
が所定値以上あると弁別回路15の出力bが
“1”となり、そうでない場合には出力bは“0”
となる。
れる商用電源電流I1は、交流器13と、整流回路
14と、レベル弁別回路15で検出され、電流I1
が所定値以上あると弁別回路15の出力bが
“1”となり、そうでない場合には出力bは“0”
となる。
同様に、インバータ2側から共通給電路3側へ
流れるインバータ電流I2は、変流器16と、整流
回路17と、レベル弁別回路18で検出され、電
流I2が所定値以上あると弁別回路18の出力cが
“1”となり、そうでない場合には出力cは“0”
となる。
流れるインバータ電流I2は、変流器16と、整流
回路17と、レベル弁別回路18で検出され、電
流I2が所定値以上あると弁別回路18の出力cが
“1”となり、そうでない場合には出力cは“0”
となる。
商用電源1側およびインバータ2側の半導体ス
イツチSW1およびSW2は、フリツプフロツプ19
によつて択一的に切換制御される。つまり、フリ
ツプフロツプ19がセツトされ、その出力Qが
“1”になると、ゲート回路20を介してスイツ
チSW1がオン駆動され、逆にフリツプフロツプ1
9がリセツトされ、その出力Qが“1”になる
と、ゲート回路21を介してスイツチSW2がオン
駆動される。換言すると、フリツプフロツプ19
のセツト状態がスイツチSW1→オン、スイツチ
SW2→オフの指令状態であり、そのリセツト状態
がスイツチSW1→オフ、スイツチSW2→オンの指
令状態である。
イツチSW1およびSW2は、フリツプフロツプ19
によつて択一的に切換制御される。つまり、フリ
ツプフロツプ19がセツトされ、その出力Qが
“1”になると、ゲート回路20を介してスイツ
チSW1がオン駆動され、逆にフリツプフロツプ1
9がリセツトされ、その出力Qが“1”になる
と、ゲート回路21を介してスイツチSW2がオン
駆動される。換言すると、フリツプフロツプ19
のセツト状態がスイツチSW1→オン、スイツチ
SW2→オフの指令状態であり、そのリセツト状態
がスイツチSW1→オフ、スイツチSW2→オンの指
令状態である。
このフリツプフロツプ19は、上述した各電流
検出信号a,b,cと、他の系から与えられるイ
ンバータ給電の指令信号S2と、インバータ2の
異常信号S1に従つて、論理回路G1〜G5およ
び判別回路22,23を介して、以下のように制
御される。
検出信号a,b,cと、他の系から与えられるイ
ンバータ給電の指令信号S2と、インバータ2の
異常信号S1に従つて、論理回路G1〜G5およ
び判別回路22,23を介して、以下のように制
御される。
まずインバータ異常信号S1が“0”で(正常
を示す)、インバータ給電の指令信号S2が“1”
であると、異常信号S1をNOT回路G2で反転
した信号と指令信号S2との論理積がAND回路
G1で成立し、このAND回路G1の出力が“1”
となり、この信号でフリツプフロツプ19がリセ
ツトされる。従つて、スイツチSW1がオフ、スイ
ツチSW2がオンとなり、インバータ2から給電さ
れる。
を示す)、インバータ給電の指令信号S2が“1”
であると、異常信号S1をNOT回路G2で反転
した信号と指令信号S2との論理積がAND回路
G1で成立し、このAND回路G1の出力が“1”
となり、この信号でフリツプフロツプ19がリセ
ツトされる。従つて、スイツチSW1がオフ、スイ
ツチSW2がオンとなり、インバータ2から給電さ
れる。
次に、異常信号S1が“1”になるか、指令信
号S2が商用電源1からの給電を示す“0”にす
ると、NOT回路G2,G3、AND回路G1、
OR回路G4,G5において、AND回路G1の出
力が“0”になると同時に、OR回路G5の出力
が“1”となる。よつてフリツプフロツプ19が
セツトされ、スイツチSW1がオン、スイツチSW2
がオフとなり、商用電源1から給電される。
号S2が商用電源1からの給電を示す“0”にす
ると、NOT回路G2,G3、AND回路G1、
OR回路G4,G5において、AND回路G1の出
力が“0”になると同時に、OR回路G5の出力
が“1”となる。よつてフリツプフロツプ19が
セツトされ、スイツチSW1がオン、スイツチSW2
がオフとなり、商用電源1から給電される。
先に説明したように、商用電源1への切換え
は、例えばインバータの異常時、点検時になされ
る。かかる状態でその後なんらかの回復措置がと
られ、再びインバータ2からの給電に切換えられ
るとき、異常信号S1が“0”でインバータ給電
指令信号S2が“1”となる。これでフリツプフ
ロツプ19がリセツトされ、スイツチSW1にオフ
指令、スイツチSW2にオン指令が与えられる。こ
のときスイツチSW1,SW2が正常であれば、指令
どうりに応答する。
は、例えばインバータの異常時、点検時になされ
る。かかる状態でその後なんらかの回復措置がと
られ、再びインバータ2からの給電に切換えられ
るとき、異常信号S1が“0”でインバータ給電
指令信号S2が“1”となる。これでフリツプフ
ロツプ19がリセツトされ、スイツチSW1にオフ
指令、スイツチSW2にオン指令が与えられる。こ
のときスイツチSW1,SW2が正常であれば、指令
どうりに応答する。
上述の切換時に、スイツチSW1が前述したよう
に短絡破壊をおこしていたとする。すると、スイ
ツチSW1は指令どうりにオフせず、そのために商
用電源1とインバータ2の出力とが重畳し、競合
してしまい、インバータ2の同期制御が不能にな
ると共に、商用電源側よりインバータ側え横流が
流れ込む。このとき、本システムでは速かにフリ
ツプフロツプ19をセツトし、スイツチSW2をオ
フして再び商用電源1からのみの給電状態にす
る。これは判別回路22の作用による。判別回路
22は、フリツプフロツプ19の出力と前記商
用電源電流I1の検出信号bとを監視しており、出
力が“1”となつてインバータ2からの給電指
令になつたにもかかわらず、信号bが“1”で電
流I1が流れていることを示している場合、その出
力dを“1”にし、OR回路G5を介してフリツ
プフロツプ19をセツトする。これで負荷4への
悪影響を最少限にとどめることができる。
に短絡破壊をおこしていたとする。すると、スイ
ツチSW1は指令どうりにオフせず、そのために商
用電源1とインバータ2の出力とが重畳し、競合
してしまい、インバータ2の同期制御が不能にな
ると共に、商用電源側よりインバータ側え横流が
流れ込む。このとき、本システムでは速かにフリ
ツプフロツプ19をセツトし、スイツチSW2をオ
フして再び商用電源1からのみの給電状態にす
る。これは判別回路22の作用による。判別回路
22は、フリツプフロツプ19の出力と前記商
用電源電流I1の検出信号bとを監視しており、出
力が“1”となつてインバータ2からの給電指
令になつたにもかかわらず、信号bが“1”で電
流I1が流れていることを示している場合、その出
力dを“1”にし、OR回路G5を介してフリツ
プフロツプ19をセツトする。これで負荷4への
悪影響を最少限にとどめることができる。
また、もう一方の判別回路23は次のように動
作する。フリツプフロツプ19がリセツトされて
出力が“1”になつたとき、すなわち商用電源
1からインバータ1による給電に切換えられたと
き、判別回路23は、その直前まで負荷電流Ioが
流れていて検出信号aが“1”であつたにもかか
わらず、切換直後にインバータ電流I2が流れずに
検出信号Cが“0”となつている場合、出力eを
“1”にし、OR回路G5を介してフリツプフロ
ツプ19をセツトする。これで再び商用電源1か
らの給電に戻り、負荷4への悪影響を最少限にと
どめる。
作する。フリツプフロツプ19がリセツトされて
出力が“1”になつたとき、すなわち商用電源
1からインバータ1による給電に切換えられたと
き、判別回路23は、その直前まで負荷電流Ioが
流れていて検出信号aが“1”であつたにもかか
わらず、切換直後にインバータ電流I2が流れずに
検出信号Cが“0”となつている場合、出力eを
“1”にし、OR回路G5を介してフリツプフロ
ツプ19をセツトする。これで再び商用電源1か
らの給電に戻り、負荷4への悪影響を最少限にと
どめる。
なお、以上の本発明による対策は、インバータ
2から商用電源1の給電に切換える場合にも応用
することができる。
2から商用電源1の給電に切換える場合にも応用
することができる。
以上詳細に説明したように、この発明に係る電
源制御システムによれば、給電切換用の半導体ス
イツチの破壊などによる負荷への悪影響を極めて
小さくすることができ、給電の安定性、信頼性が
大きく向上する。
源制御システムによれば、給電切換用の半導体ス
イツチの破壊などによる負荷への悪影響を極めて
小さくすることができ、給電の安定性、信頼性が
大きく向上する。
第1図は従来の電源制御システムの構成図、第
2図はこの発明の一実施例による電源制御システ
ムの構成図である。 1……商用電源、2……インバータ、3……共
通給電路、4……負荷、5……同期制御回路、1
0,13,16……変流器、20,21……ゲー
ト回路、22,23……判別回路。
2図はこの発明の一実施例による電源制御システ
ムの構成図である。 1……商用電源、2……インバータ、3……共
通給電路、4……負荷、5……同期制御回路、1
0,13,16……変流器、20,21……ゲー
ト回路、22,23……判別回路。
Claims (1)
- 1 商用電源およびこれに同期制御されるインバ
ータの出力をそれぞれ半導体スイツチを介して負
荷に至る共通給電路に接続し、上記商用電源側半
導体スイツチと上記インバータ側半導体スイツチ
とを瞬間的にオン・オフ切換制御し、上記商用電
源または上記インバータのいずれかから継続的に
負荷に給電するシステムにおいて、上記共通給電
路に流れる負荷電流の有無を検出する手段と、上
記商用電源側から上記共通給電路側へ流れる商用
電源電流の有無を検出する手段と、上記インバー
タ側から上記共通給電路側へ流れるインバータ電
流の有無を検出する手段と、上記商用電源側半導
体スイツチ(又はインバータ側半導体スイツチ)
にオフ指令、上記インバータ側半導体スイツチ
(又は商用電源側半導体スイツチ)にオン指令が
与えられたとき、上記商用電源電流が検出される
か、あるいは上記負荷電流が直前まで検出されて
いてかつ上記インバータ電流が検出されない場合
に、上記商用電源側半導体スイツチにオン指令を
与えるとともに上記インバータ側半導体スイツチ
にオフ指令を与える制御手段とを備えたことを特
徴とする電源制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58058329A JPS59185127A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 電源制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58058329A JPS59185127A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 電源制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59185127A JPS59185127A (ja) | 1984-10-20 |
JPH0458260B2 true JPH0458260B2 (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=13081254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58058329A Granted JPS59185127A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 電源制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59185127A (ja) |
-
1983
- 1983-04-01 JP JP58058329A patent/JPS59185127A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59185127A (ja) | 1984-10-20 |
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