JPH0457810A - スチレン―メチルメタクリレート共重合体の製造法 - Google Patents

スチレン―メチルメタクリレート共重合体の製造法

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JPH0457810A
JPH0457810A JP16845190A JP16845190A JPH0457810A JP H0457810 A JPH0457810 A JP H0457810A JP 16845190 A JP16845190 A JP 16845190A JP 16845190 A JP16845190 A JP 16845190A JP H0457810 A JPH0457810 A JP H0457810A
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JP
Japan
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methyl methacrylate
styrene
monomer
tank
raw material
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JP16845190A
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English (en)
Inventor
Masanori Nakamura
中村 昌紀
Ken Yoshioka
謙 吉岡
Taku Nakagawa
卓 中川
Tetsuo Segawa
瀬川 哲雄
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Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、透明性に優れたスチレン−メチルメタクリ
レート共重合体の製造法に係り、特に分子量分布がシャ
ープで組成も均一であり、光学用途等に好適なスチレン
−メチルメタクリレート共重合体を連続塊状重合法で製
造するためのスチレン−メチルメタクリレート共重合体
の製造法に関する。
〔従来の技術〕
スチレンとメタクリル酸メチルとを共重合させて得られ
るスチレン−メチルメタクリレート共重合体(MS樹脂
)は、透明であって優れた成形性と物理的性質とを兼ね
備えており、広く汎用されている有用なプラスチックで
あり、特にその優れた透明性を利用した光学レンズ、光
ディスク等の光学用途に期待されている。
そして、MS樹脂を連続塊状重合法で製造する方法とし
て、例えば特公昭42−13.609号公報、特公昭4
4−23.506号公報、特公昭61−35.208号
公報等が提案されている。
しかしながら、特公昭42−13.609号公報記載の
方法は、二つの熱透過性壁の熱交換面Sとこの間を通過
するスチレン単量体とメタクリル酸メチル単量体とから
なる単量体混合物の厚さeとの間の比(s / e )
がこの単量体混合物の単位容積当り少なくとも0 、 
1 cm−2cgsの値を有するような特殊な反応装置
を使用し、これら二つの熱透過性壁の間を約15分から
3時間の時間(反応時間)で薄層を形成させながら単量
体混合物を通過させて共重合させるものであるが、この
方法では、特にメタクリル酸メチル単量体の重合速度が
早く、二つの熱透過性壁の間を通過する単量体混合物の
最初と最後における混合割合が変動し、このために製造
されるMS樹脂の組成を均一にすることが困難である、
という問題がある。
また、特公昭44−23.506号公報記載の方法は、
コイルパイプループと称される重合反応器を使用し、こ
の重合反応器のループ回路内に単量体混合物を送り込み
、このループ回路内に設けられたポンプでループ回路内
の反応混合物を強制的に循環させつつ共重合させ、原料
の単量体混合物の導入位置から離れた位置で再循環重合
混合物の一部を取り出すようにしたものであるが、この
方法ではコイルパイプループ内を循環し共重合か進行す
るにつれて重合混合物の粘度が上昇し、その流動性が低
下するために重合混合物の共重合体濃度あるいは重合転
化率を高くすることができず、せいぜい60重量%止ま
りであり、重合後に行う脱揮処理等の後処理や大量生産
の際の設備等において不利である。
更に、特公昭61−35.208号公報記載の方法は重
合反応混合物中に溶媒と少量の安定剤とを添加し、汎用
性のある複数の種型反応器を使用して重合反応混合物中
の共重合体濃度を段階的に高め、最終的に70〜85重
量%とじて取り出すものであるが、この方法においては
各種型反応器における単量体混合物の混合割合が変動し
て均一な組成のMS樹脂の製造が難しいほか、共重合系
での異物の発生量が比較的高いという問題がある。
ところで、光学用途のMS樹脂については、単にその透
明性に優れているだけでなく、光の透過あるいは進行、
屈折等に影響のある異物の混入が可及的に少ないことが
必要であるが、上記従来の連続塊状重合法によっては、
透明性を改善し、異物の混入を可及的に少なくして光学
用途の要求を満足するものは与えられていない。例えば
、光学用途として、光屈折率が±0.001以内に入る
ものが望まれるが、そのためにはMS樹脂の組成変動が
MMA含有量±0.5重量%以内、分子量分布(&/「
)が2.5以内、50趨以上の異物の混入が100g中
数個以内等の条件を満足することが必要であり、従来の
製造法ではかかるMS樹脂を製造することは困難であっ
た。
そして、本発明者らは、この原因を究明すべ〈従来の連
続塊状重合法によるスチレン−メチルメタクリレート共
重合体の製造プロセスの検討を行った結果、主としてM
S樹脂の組成(MMA含有量)の変動、分子量分布(&
 /1に; )のブロード化、異物の混入等が原因で光
屈折率のバラツキや透明性の悪化が生じ、光学用途等に
適したMS樹脂を連続塊状重合で製造することが困難に
なることを突き止め、更に、異物の混入については、そ
の原因を追跡した結果、共重合系の系外から混入する異
物として原料の単量体中に存在するセルロース等の埃や
重合設備周辺からの化学繊維等の埃等の異物があり、ま
た、共重合系の系内で生じるものとして配管等の接続部
のガスケットや重合反応混合物に接しながら摺動する攪
拌装置回転軸の軸とその軸受部摺動面等で物理的に生じ
る異物や重合反応混合物が酸素の存在下に過度に加熱さ
れた際に生じる焼は異物が存在することを突き止めた。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本発明者らは、連続塊状重合法でMS樹脂を製
造する際における上記の開題点、すなわち組成変動、分
子量分布(& / 贋)のブロード化更には共重合系の
系内外からの異物の混入を効果的に抑制することができ
るMS樹脂の連続塊状重合法について鋭意研究を重ねた
結果、1つの完全混合反応槽を使用して特定の条件下で
重合させることによりMS樹脂中の組成変動と分子量分
布(Mw / in )のブロード化を防止でき、更に
、共重合系に導入される原料溶液と脱揮処理後の共重合
生成物をそれぞれフィルターで濾過することにより、共
重合系の系内外から混入する異物、特に100g中50
趨以上の異物を可及的に除去できることを見出し、本発
明を完成した。
従って、本発明の目的は、光学用途等に適したスチレン
−メチルメタクリレート共重合体を連続塊状重合法で有
利に製造することができるスチレン−メチルメタクリレ
−1・共重合体の製造法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、スチレン単量体とメタクリル酸メ
チル単量体及び必要に応じて添加される溶媒とを主体と
する原料溶液を共重合系に連続的に導入し、この共重合
系で所定の共重合体濃度まで塊状共重合させ、次いでこ
の共重合系から連続的に抜き出される重合反応混合物を
加熱減圧下に脱揮処理するスチレン−メチルメタクリレ
ート共重合体の製造法において、原料溶液を攪拌レイノ
ルズ数R7゜1.3以上及び/又は槽内循環流量Q(f
/hr)とフィード量F(7/hr)との循環比(Q/
F)15以上の攪拌条件下に槽内温度分布±1℃以内に
管理して重合温度120〜180℃の条件で共重合体濃
度60〜80重量%まで重合させ、この完全混合反応槽
から抜き出される重合反応混合物を高温減圧下に脱揮処
理するスチレン−メチルメタクリレート共重合体の製造
法である。
本発明方法で使用されるスチレン単量体とメタクリル酸
メチル単量体とを主体とする原料溶液において、各単量
体の配合割合は、特に限定されるものではないが、通常
、スチレン単量体が90〜10重量%でメタクリル酸メ
チル単量体が10〜90重量%である。そして、この原
料溶液については、上記各単量体と反応せず、共重合系
内の重合反応混合物と相溶性があり、しかも、共重合系
の全工程を通じて生成した共重合体を析出させないよう
な溶媒を使用することが望ましい。この様な溶媒として
は、好ましくは例えばエチルベンゼン、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素を挙げることができ
、その使用量については、原料溶液中のメタクリル酸メ
チル単量体の割合が高いほど、生成する共重合体の還元
粘度が高いほど、また、共重合温度が低いほど多量に使
用するのがよいが、通常全原料溶液中に25重量%以下
、好ましくは3〜15重量%である。溶媒使用量が多く
なりすぎると、脱揮処理での負荷が高くなって好ましく
ない。なお、この原料溶液中には可溶性の有機過酸化物
開始剤や連鎖移動剤等を必要に応じて添加してもよい。
原料溶液を共重合系に導入する際に系外から混入する異
物を可及的に除去しておく必要があることから、できる
だけ濾過精度の高いフィルターを使用して除去するのが
よく、例えば樹脂ファイバー製フィルター、メタルファ
イバー製フィルター等、好ましくはメタルファイバー製
フィルターを挙げることができ、その濾過精度は通常1
0趨以下、好ましくは0.5/、#n程度のものである
のかよい。なお、この原料用フィルターによる濾過処理
は、原料溶液調製後に行ってもよく、また、この原料溶
液調製前の各単量体や溶媒について行ってもよいことは
勿論である。
また、本発明で使用する完全混合反応槽としては、それ
が攪拌下に均一流動状態が維持され、槽内温度分布を±
1℃以内に管理して操作できるものであればよい。そし
て、この反応槽としては好ましくはドラフトチューブ付
スクリュー攪拌翼若しくはリボン翼を備えた反応器(S
D反応器)であり、また、共重合系内での異物の混入を
防止するため、これらの完全混合反応槽についてはその
装置接続部のガスケットを金属製とし、かつ、重合反応
混合物に接しながら摺動する攪拌装置回転軸の軸とその
軸受部の材質が互いに耐摩耗性硬質合金で構成されてい
ることが望ましい。従来の様にガスケットが石綿型であ
ったり、グランドパツキンがテフロン及び黒鉛製である
と、これらガスゲットやクランドパツキンからの異物が
混入し易く、光学用途に適した共重合体を製造すること
が難しくなる。好ましい金属製ガスケットとしては、例
えば酸化や腐蝕性のないステンレス製のものを挙げるこ
とができる。
この様な完全混合反応槽での共重合条件については、基
本的にはこの様な完全混合反応槽を攪拌下に満液状態で
槽内温度分布±1℃以内に管理し、重合温度120〜1
80℃、好ましくは130〜175℃の条件で共重合体
濃度50〜80重量%、好ましくは60〜70重量%ま
で重合させる。重合温度が120℃より低いと反応速度
か遅くなりすぎると共に高分子量の樹脂が生じて後工程
が難しくなるという問題かあり、また、180℃より高
くなると除熱ができずに重合が暴走して閉塞したり、低
分子量の樹脂が多く発生するという問題が生じる。また
、共重合体濃度が50重量%より低いと脱揮処理工程で
回収される揮発分の量が多くなり、しばしば低分子量の
共重合体が生成して得られるMS樹脂の物性を悪化させ
る原因になり、反対に、80重量%より高くなると粘度
か高くなりすぎて槽内温度分布を±]’C以内に維持す
るための均一攪拌混合が困難になり、共重合体の組成を
均一にし、かつ、分子量分布をシャープにすることがで
きなくなり、しかも、製造される共重合体の外観を損ね
るだけでなく、反応槽の器壁や攪拌機にポリマーが付着
して焼は異物等の発生原因になる。
この完全混合反応槽をその槽内温度分布±1℃以内に管
理するために、攪拌翼の回転数を調整することにより 攪拌レイノルズ数Rem−ρnd2/μ(但し、ρ:槽
内溶液の密度、n:回転数、d:回転翼の直径、μ:槽
内溶液の粘度) が1.3以上となるように維持し、及び/又は、ドラフ
トチューブ内外の槽内循環流量Q(1/hr)とフィー
ド量F(l/hr)との循環比(Q/F)を15以上、
好ましくは20以上に維持するのがよい。攪拌レイノル
ズ数R2力を1.3以上に維持し及び/又は循環比(Q
/F)を15以上に維持することにより、槽内温度分布
を±1℃以内に管理するのが可能になる。この槽内温度
分布が±10C以内に管理されないと、製造されるMS
樹脂の組成(MMA含有量)を均一、好ましくは組成変
動幅±0.5重量%以内に維持し、また、分子量分布(
Wet / 駆)をシャープに、好ましくは2゜5以下
に維持することができない。
本発明において、完全混合反応槽から連続的に抜き出さ
れる重合反応混合物は、次に脱揮処理されるが、必要に
応じてこの脱揮処理に先駆けて濾過フィルターを通過さ
せ、この完全混合反応槽内で生成した異物を除去するの
がよい。この目的で使用する濾過フィルターについては
、例えばメタルフィルター等を挙げることができ、好ま
しくはメタルファイバー製フィルターであり、その濾過
精度は通常10趨以下が好ましい。
更に、本発明においては、この様にして得られた共重合
生成物を高粘度用フィルターで濾過し1.。
特に重合系や脱揮処理で生成した異物を最終的に除去す
ることが望ましい。この目的で使用する高粘度用フィル
ターとしては、例えばメタルファイバー製フィルター等
を挙げることかできる。そして、その濾過精度は通常1
0趨以下、好ましくは5趨程度であるのがよい。
以下、実施の一例を示すフローシートに従って本発明方
法を説明する。
第1図において、スチレン単量体とメタクリル酸メチル
単量体とを所定の割合で含有し、また、必要に応じて溶
媒を含む原料溶液1は、先ず濾過精度5趨の原料用フィ
ルター2を通過し、ドラフトチューブ4付スクリユー攪
拌翼を備えた完全混合型反応器(SD反応器)3に供給
される。このSD反応器3では満液状態でその攪拌レイ
ノルズ数R,い1゜3以上でかつ槽内循環流量Q(1/
hr)とフィード量F(//hr)との循環比(Q/F
)が15以上となるように攪拌され、その槽内温度分布
を±1℃以内に管理しながら重合温度120〜180℃
で共重合体濃度60〜80重量%まで重合される。なお
、反応槽内の温度は外壁部のジャケットとドラフトチュ
ーブのジャケットヘの熱媒体(冷媒)通過量を制御する
ことにより管理される。
このSD反応器3から連続的に抜き出される重合反応混
合物は、次に濾過精度10.mの濾過フィルター5を通
過し、ここで50鴻以上の異物を可及的に除去し、次い
で第1段の脱揮装置6に導入される。
更に、上記第2段の脱揮装置9を通過した共重合生成物
は、スタティックミキサー10を通過したのち、濾過精
度lO趨のメタルファイバー製フィルター11を通過し
、ここで50.m以上の異物が可及的に除去され、次い
で必要によりペレット化されて製品のMS樹脂となる。
〔作 用コ 本発明方法によれば、1つのドラフトチューブ付完全混
合反応槽を使用し、攪拌下に満液状態で槽内温度分布±
1 ’C以内に管理して共重合体濃度60〜80重量%
まで重合させることにより、MS樹脂中の組成変動と分
子量分布(6/ 記)のブロード化を防止でき、また、
原料溶液や脱揮処理後の共重合生成物をフィルターで濾
過することにより、50鴻以上の異物の混入を可及的に
防止できる。
〔実施例〕
以下、実施例及び比較例に基づいて、本発明を具体的に
説明する。
実施例1〜2 第1図に示すフローシートにおいて、原料用フィルター
2として濾過精度5趨のメタルファイバー製フィルター
を使用し、ドラフトチューブ付完全混合反応槽(SD反
応器)として金属製のガスケットと耐摩耗性硬質合金製
の下部軸受構造とを備えた容量50AのSD反応器3を
使用し、また、濾過フィルター5として濾過精度10鴻
のメタルファイバー製フィルターを使用し、更に、高粘
度用フィルター11としてキャンドルタイプのカートリ
ッジ式ステンレス繊維製フィルターを使用した。
原料溶液としてはスチレン単量体76重量%、メタクリ
ル酸メチル単量体19重量%及びエチルベンゼン5重量
%のもの(l)又はスチレン単量体35重量%、メタク
リル酸メチル単量体60重量%及びエチルベンゼン5重
量%のもの(B)のイスれかを使用し、回転数を変える
等の第1表に示す製造条件でMS樹脂の製造を行った。
このMS樹脂の製造過程におけるSD反応器3内の温度
分布とこのSD反応器3出の重合反応混合物における共
重合体濃度を測定すると共に、得られたMS樹脂につい
てその組成変動幅、分子量分布、100g中50μm以
上の異物の数を調べた。
結果を第1表に示す。
比較例 実施例2の■において、原料装入ラインの原料用フィル
ター、反応槽出口の濾過フィルター及び脱揮検出ロライ
ンの高粘度用フィルターを使用しない場合について、M
S物性値及び異物の個数を求めた。また、同じ条件で、
原料用フィルターだけを使用して反応槽出口の濾過フィ
ルターと高粘度用フィルターを使用しない場合、及び、
原料用フィルター及び反応槽出口の濾過フィルターを使
用して高粘度用フィルターを使用しない場合のそれぞれ
について、MS物性値及び異物の個数を求めた。結果を
第1表に示す。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、分子量分布がシャープであって組
成変動幅が小さく、しかも、異物の混入が少なく、光学
用途に適したスチレン−メチルメタクリレート共重合体
を連続塊状重合法で有利に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の一例を示すフローシートである
。 符号の説明 ■)・・・原料溶液、 2)・・・原料用フィルター 3)・・・SD反応器(完全種型反応器)、4)・・・
ドラフトチューブ、 5)・・・濾過フィルター 6)・・・第1段の脱揮装置、 (7)・・・添加剤ライン、 (8)・・・スタティックミキサー (9)・・・第2段の脱揮装置、 00)・・・スタティックミキサー (11)・・・高粘度用フィルター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スチレン単量体とメタクリル酸メチル単量体及び
    必要に応じて添加される溶媒とを主体とする原料溶液を
    、攪拌レイノルズ数R_e_m1.3以上及び/又は槽
    内循環流量Q(l/hr)とフィード量F(l/hr)
    との循環比(Q/F)15以上の攪拌条件下に槽内温度
    分布±1℃以内となるように管理されている完全混合反
    応槽に連続的に供給し、この反応槽のみでポリマー濃度
    が60〜80重量%に達するまで塊状共重合させ、同時
    にこの反応槽一端から連続的に抜き出される重合反応混
    合物を高温減圧下で脱揮処理することを特徴とするスチ
    レン−メチルメタクリレート共重合体の製造法。
  2. (2)原料及び溶融ポリマーをフィルターを通過させて
    、系外から混入する異物及び系内で発生する異物のうち
    の50μm以上のものを可及的に減少させる請求項1記
    載のスチレン−メチルメタクリレート共重合体の製造法
JP16845190A 1990-06-28 1990-06-28 スチレン―メチルメタクリレート共重合体の製造法 Pending JPH0457810A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6605682B2 (en) 2000-03-31 2003-08-12 Sumitomo Chemical Company, Limited Resin molded article for optical product and light transmitting plate comprising the same
JP2012201729A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Nippon Shokubai Co Ltd 異物量が低減された熱可塑性樹脂の製造方法、異物量が低減された熱可塑性樹脂組成物の製造方法、および異物量が低減された熱可塑性樹脂成形体の製造方法
JP2015067769A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 株式会社日本触媒 熱可塑性樹脂体の製造方法

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