JPH045688Y2 - - Google Patents

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JPH045688Y2
JPH045688Y2 JP9245185U JP9245185U JPH045688Y2 JP H045688 Y2 JPH045688 Y2 JP H045688Y2 JP 9245185 U JP9245185 U JP 9245185U JP 9245185 U JP9245185 U JP 9245185U JP H045688 Y2 JPH045688 Y2 JP H045688Y2
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JP
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lower tank
coolant
cooling
pipe
engine
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JP9245185U
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JPS62735U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の技術分野 本考案は、自動車などの車両用エンジンを冷却
するに好適な内燃機関の冷却装置に関する。
(ロ) 従来技術と問題点 車両用エンジンを冷却する装置としてラジエー
タが多くの車両に採用されている。又、近年、特
開昭59−180023号公報に記載されているように、
ウオータジヤケツト内の冷却液の沸騰によりエン
ジンを冷却する沸騰冷却による装置が用いられて
いる。
沸騰冷却による冷却装置は、第6図に示される
ように、シリンダヘツド10内に貯留する冷却液
12の沸騰によりエンジン14を冷却すると共
に、冷却液12の沸騰による蒸気を蒸気通路16
を介してコンデンサ18へ導いて液化し、この液
化による冷却液を水ポンプ20の作動によつてシ
リンダヘツド12に戻すように構成されている。
コンデンサ18はアツパタンク20、コア2
2、ロアタンク24を有し、モータフアン26の
作動によつてコア22が冷却されるように構成さ
れている。又、ロアタンク24には、リザーブタ
ンク28内の冷却液がパイプ30、電磁弁32を
介して供給されており、ロアタンク24内の冷却
液はパイプ34、電磁弁36、パイプ38、水ポ
ンプ20、パイプ39を介してシリンダヘツド1
0内に供給される。又、リザーブタンク28内の
冷却液はパイプ30、パイプ37、電磁弁36、
パイプ38、水ポンプ20、パイプ39を介して
シリンダヘツド10へ供給されるように構成され
ている。
即ち、ロアタンク24内の冷却液が規定量以下
になつたときにはリザーブタンク28内の冷却液
がロアタンク24内に供給されるようになつてい
る。
ところで、コンデンサ18を小型化することが
要望されており、コンデンサ18を小型化するに
際してはコア22を小型化する必要がある。とこ
ろが、コア22を小型化するとロアタンク24内
の冷却液の温度が高くなり水ポンプ20が冷却液
を吸引する際キヤビテーシヨンを生じ、エンジン
14への冷却液の供給が不可能となる虞がある。
このため、コンデンサ18を小型化するにもコア
22の大きさによつて制約を受ける。そこで、コ
ア22を小型化してもロアタンク24内の冷却液
を冷却する方法としてロアタンク24と水ポンプ
20間の配管を長くして冷却液を冷却する方法も
考えられるが、流水抵抗が増加し、このままでは
水ポンプ20の容量を大きくしなければならず、
燃費が悪化する。
(ハ) 考案の目的 本考案は、前記従来の課題に鑑みて為されたも
のであり、その目的は、燃費を悪化させることな
くコンデンサを小型化してもロアタンク内の冷却
液を十分に冷却することができる内燃機関の冷却
装置を提供することにある。
(ニ) 考案の構成 前記目的を達成するために、本考案は、冷却液
の沸騰によりエンジンを冷却すると共に冷却液の
沸騰による蒸気をコンデンサへ導いて液化し、こ
の液化による冷却液をエンジンへ戻す内燃機関の
冷却装置において、コンデンサのロアタンクに、
ロアタンク内を貫通する空気通路を形成し、空気
通路内を流れる空気によりロアタンク内の冷却液
を冷却するように構成したものである。
(ホ) 考案の実施例 以下、本考案の好適な実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図及び第2図には、本考案の好適な実施例
の構成が示されている。図において、コンデンサ
40はアツパタンク42、コア44、ロアタンク
46を有し、アツパタンク42にはエンジンの蒸
気通路に連通するパイプ48が連結されており、
ロアタンク46にはリザーブタンクに連通するパ
イプ50と水ポンプを介してエンジンのシリンダ
ヘツドに連通するパイプ52が連結されている。
そして、ロアタンク46には、ロアタンク46内
を貫通する複数の空気通路を構成するパイプ54
が配設されている。各パイプ54の内壁面には第
3図に示されるように冷却フイン56がパイプ5
4の軸方向に沿つて配設されている。このように
構成された本実施例によれば、第4図に示される
ように、車両が走行すると、走行風が各パイプ5
4内を通過し、走行風によつてロアタンク46内
の冷却液の冷却がなされる。このため、コア44
を小型化してもロアタンク46内の冷却液を十分
に冷却することができる。
又、本実施例においては、ロアタンク46内に
複数のパイプ54が配設されているため、ロアタ
ンク46内の冷却液が膨張し、ロアタンク46内
の内圧が高くなつてもロアタンク46内の膨張を
パイプ54によつて抑制することができ、ロアタ
ンク46の耐圧性の向上を図ることができる。
又、本実施例においては、ロアタンク46と水
ポンプとの間の配管を長くしなくてもロアタンク
46内の冷却液を十分に冷却することができるた
め、燃費が悪化するのを防止することができる。
尚、前記実施例においては、各パイプ54に冷
却フイン56を配設するものについて述べたが、
冷却フインとしては、第5図に示されるように、
十字状の冷却フイン58を配設してもロアタンク
46内の冷却液を十分に冷却することができると
共に、冷却フイン56よりも耐圧性の向上をさら
に図ることができる。
(ヘ) 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、コンデ
ンサのロアタンクにロアタンク内を貫通する空気
通路を形成し、空気通路内を流れる空気によりロ
アタンク内の冷却液を冷却するようにしたため、
燃費が悪化することなくコンデンサの小型化を図
ることができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図は第1図の−線に沿う断面図、第3図はパ
イプ54の断面図、第4図は第2図の−線に
沿う断面図、第5図はパイプ54の他の実施例を
示す断面図、第6図は従来の冷却装置の構成図で
ある。 40……コンデンサ、42……アツパタンク、
44……コア、46……ロアタンク、54……パ
イプ、56,58……冷却フイン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 冷却液の沸騰によりエンジンを冷却すると共
    に冷却液の沸騰による蒸気をコンデンサへ導い
    て液化し、この液化による冷却液をエンジンへ
    戻す内燃機関の冷却装置において、コンデンサ
    のロアタンクに、ロアタンク内を貫通する空気
    通路を形成し、空気通路内を流れる空気により
    ロアタンク内の冷却液を冷却することを特徴と
    する内燃機関の冷却装置。 (2) 空気通路の内壁面には、冷却フインが配設さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の内燃機関の冷却装置。
JP9245185U 1985-06-19 1985-06-19 Expired JPH045688Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9245185U JPH045688Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

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JP9245185U JPH045688Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

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JPS62735U JPS62735U (ja) 1987-01-06
JPH045688Y2 true JPH045688Y2 (ja) 1992-02-18

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JP9245185U Expired JPH045688Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2508973B2 (ja) * 1993-06-29 1996-06-19 井関農機株式会社 全稈投入型コンバイン

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JPS62735U (ja) 1987-01-06

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