JPS6069232A - 内燃機関の沸騰冷却装置 - Google Patents
内燃機関の沸騰冷却装置Info
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- JPS6069232A JPS6069232A JP58176889A JP17688983A JPS6069232A JP S6069232 A JPS6069232 A JP S6069232A JP 58176889 A JP58176889 A JP 58176889A JP 17688983 A JP17688983 A JP 17688983A JP S6069232 A JPS6069232 A JP S6069232A
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- cooling
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
この発明は、冷媒の沸騰気化潜熱を利用した内燃機関、
例えば、自動車用内燃機関の冷却装置に関する。
例えば、自動車用内燃機関の冷却装置に関する。
[従来技術]
従来の内燃機関の沸騰冷却装置としては、例えば第1図
及び第2図に示すようなものがある(特開昭56−32
026号及び特開昭51−137044号公報参照)。
及び第2図に示すようなものがある(特開昭56−32
026号及び特開昭51−137044号公報参照)。
第1図のものは、燃焼室やシリンダライチ外壁に毛細管
構造体Mを巻き、これに液相冷媒をノズルNから散布し
、この蒸発によって内燃機関を冷却しようとするもので
ある。
構造体Mを巻き、これに液相冷媒をノズルNから散布し
、この蒸発によって内燃機関を冷却しようとするもので
ある。
しかし、このものは毛細管内に蒸気相が形成され、伝熱
面に液相冷媒が充分供給されず、熱伝達特性の優れた核
沸騰による冷却が困難で、焼付の恐れがある実用性のな
いものである。
面に液相冷媒が充分供給されず、熱伝達特性の優れた核
沸騰による冷却が困難で、焼付の恐れがある実用性のな
いものである。
また、第2図のものは、冷却ジャケットに液相冷媒を満
し、その冷媒の蒸発潜熱で内燃機関を冷却するものであ
る。
し、その冷媒の蒸発潜熱で内燃機関を冷却するものであ
る。
しかし、このものは、エア抜きフィルタ[からエアと共
に水蒸気が失なわれ、冷媒水位が低下したり、また、蒸
気と共に冷却ジャケットから排出された液滴が直接コン
デンサCに導入され、コンデンサの放熱特性を低下させ
る欠点がある。
に水蒸気が失なわれ、冷媒水位が低下したり、また、蒸
気と共に冷却ジャケットから排出された液滴が直接コン
デンサCに導入され、コンデンサの放熱特性を低下させ
る欠点がある。
このように、従来の内燃機関の沸騰冷却装置にあっては
、冷却ジャケット内に液相冷媒を充分溝していなかった
り、又は冷媒が満されていても、液面を検出する構造を
備えておらず、更に、液面検出手段の設置を示唆するも
のでもなかった。また、冷却ジャケットから排出される
蒸気と同伴する液相冷媒の液滴を効果的に冷却ジャケッ
トに戻す構造を備えていないため、熱負荷の大きい排気
ボート壁や燃焼室壁を液相冷媒で常に満しておくよう構
成できず、沸騰熱伝達特性を悪化させ、焼付等が起こる
という問題や、蒸気と同伴する液相冷媒を直接コンデン
サに導入してしまい、その液滴のためコンデンサの蒸気
凝縮熱伝達を悪化させ放熱効率を低下させたり、循環量
を増大し、供給手段の小型、簡素化が充分にできないと
いう問題があった。
、冷却ジャケット内に液相冷媒を充分溝していなかった
り、又は冷媒が満されていても、液面を検出する構造を
備えておらず、更に、液面検出手段の設置を示唆するも
のでもなかった。また、冷却ジャケットから排出される
蒸気と同伴する液相冷媒の液滴を効果的に冷却ジャケッ
トに戻す構造を備えていないため、熱負荷の大きい排気
ボート壁や燃焼室壁を液相冷媒で常に満しておくよう構
成できず、沸騰熱伝達特性を悪化させ、焼付等が起こる
という問題や、蒸気と同伴する液相冷媒を直接コンデン
サに導入してしまい、その液滴のためコンデンサの蒸気
凝縮熱伝達を悪化させ放熱効率を低下させたり、循環量
を増大し、供給手段の小型、簡素化が充分にできないと
いう問題があった。
[発明の目的コ
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、液滴が蒸気と同伴して]ンデンサに導入する
ことを防止することを目的とし、もって、沸騰冷却を有
効に達成せんとするものである。
たもので、液滴が蒸気と同伴して]ンデンサに導入する
ことを防止することを目的とし、もって、沸騰冷却を有
効に達成せんとするものである。
[発明の構成]
この発明は上記目的を達成するために、内燃)!(関の
冷却ジャケットの大部分に液相冷媒を満し、その沸騰に
よる気化潜熱で内燃機関を冷却しイの発生蒸気を11i
i液化する放熱手段と、凝縮し1〔液相冷媒を再び冷却
ジャケットに循環供給する供給手段を備えた内燃機関の
沸騰冷却装置において、シリンダヘッドに複数個の蒸気
排出ボートを形成すると共に、この蒸気排出ボートに夫
々各ブランチを接続し、かつ、これら各ブランチの蒸気
を集合する]レクタ部の出口部を前記放熱手段に接続し
た蒸気マニホルドを設【プ、前記コレクタ部の底部と冷
却ジャケットとを前記蒸気排出ボートをバイパスする通
路で接続したことを特徴とする内燃機関の沸騰冷却装置
を要旨とするものである。
冷却ジャケットの大部分に液相冷媒を満し、その沸騰に
よる気化潜熱で内燃機関を冷却しイの発生蒸気を11i
i液化する放熱手段と、凝縮し1〔液相冷媒を再び冷却
ジャケットに循環供給する供給手段を備えた内燃機関の
沸騰冷却装置において、シリンダヘッドに複数個の蒸気
排出ボートを形成すると共に、この蒸気排出ボートに夫
々各ブランチを接続し、かつ、これら各ブランチの蒸気
を集合する]レクタ部の出口部を前記放熱手段に接続し
た蒸気マニホルドを設【プ、前記コレクタ部の底部と冷
却ジャケットとを前記蒸気排出ボートをバイパスする通
路で接続したことを特徴とする内燃機関の沸騰冷却装置
を要旨とするものである。
3−
[作用]
蒸気に混入している液滴は、第1段階において複数の蒸
気排出ボー1〜及び蒸気マニホルドのブランチの壁に衝
突して、その壁をつたわってシリンダヘッドの冷却ジャ
ケット内に流下し、また、第2段階において、蒸気マニ
ホルドのコレクタ部に流入した液′t4は流出する途中
でコレクタ部の底部に溜まり、ここからバイパス通路で
シリンダブロックの冷却ジ17ケツトに流下する。これ
により液滴は殆ど冷却ジャケットに戻るので、蒸気中の
液滴によりコンデンサの放熱効果を害することがなくな
る。
気排出ボー1〜及び蒸気マニホルドのブランチの壁に衝
突して、その壁をつたわってシリンダヘッドの冷却ジャ
ケット内に流下し、また、第2段階において、蒸気マニ
ホルドのコレクタ部に流入した液′t4は流出する途中
でコレクタ部の底部に溜まり、ここからバイパス通路で
シリンダブロックの冷却ジ17ケツトに流下する。これ
により液滴は殆ど冷却ジャケットに戻るので、蒸気中の
液滴によりコンデンサの放熱効果を害することがなくな
る。
[実施例]
第3図は、この発明の一実施例を示す図である。
まず構成を説明すると、1がシリンダブロック、2がシ
リンダヘッド、3はシリンダライナ周りの冷却ジャケッ
ト、4は燃焼室周りの冷却ジャケラ1〜である。この冷
却ジャケット3と4は中間の通路5で連通している。
リンダヘッド、3はシリンダライナ周りの冷却ジャケッ
ト、4は燃焼室周りの冷却ジャケラ1〜である。この冷
却ジャケット3と4は中間の通路5で連通している。
各燃焼室の吸気側点火栓取付座6の上方には冷4−
却ジャケット4から蒸気を排出する複数の蒸気排出ボー
ト7があり、このボートの間口端である蒸気取出口8が
シンリンダヘッド2の最」二面に備えられていや。これ
は第4図に示すように、第1気筒と第2気筒(左側半分
)上部の蒸気排出ボートが途中で一体になり蒸気取出口
8aに連結し、第3気筒と第4気筒(右側半分)上部の
蒸気排出ボートが同様に蒸気取出口8bに連結している
ものである。
ト7があり、このボートの間口端である蒸気取出口8が
シンリンダヘッド2の最」二面に備えられていや。これ
は第4図に示すように、第1気筒と第2気筒(左側半分
)上部の蒸気排出ボートが途中で一体になり蒸気取出口
8aに連結し、第3気筒と第4気筒(右側半分)上部の
蒸気排出ボートが同様に蒸気取出口8bに連結している
ものである。
この蒸気取出口8の上には、第5図に示す蒸気マニホル
ド9が設けられている。蒸気マニホルド9は蒸気取出口
8に接続する2個のブランチ22と、これらブランチの
蒸気と集合づるコレクタ部10を有し、このコレクタ部
10の出口部15がフランジ部となっていて、コンデン
サ16に接続される。
ド9が設けられている。蒸気マニホルド9は蒸気取出口
8に接続する2個のブランチ22と、これらブランチの
蒸気と集合づるコレクタ部10を有し、このコレクタ部
10の出口部15がフランジ部となっていて、コンデン
サ16に接続される。
コレクタ部10の下端部11はシリンダブロック1の冷
却ジャケット3と通路12によって連通配管され、その
途中のシリンダヘッド2の冷却ジャケット4の液面とほ
ぼ同一高さの所に液面検出装置の取付コネクタ13が設
置され、このコネクタ13に液面検出装置14が取付ら
れている。
却ジャケット3と通路12によって連通配管され、その
途中のシリンダヘッド2の冷却ジャケット4の液面とほ
ぼ同一高さの所に液面検出装置の取付コネクタ13が設
置され、このコネクタ13に液面検出装置14が取付ら
れている。
液面検出装置の取付コネクタ13の設置方法としては、
第3図のごどぎ剛性の高い配管部材12により固定設置
する方法と、配管の振動を考慮して、第6図〜第7図に
示づように、取付コネクタ23を設り、これに液面検出
装置14をねじこみこれをボルト穴14によって、シリ
ンダ側壁の図示しないボス部に固定し、上部aと下部す
の配管はフレキシブルなホース等を用いて接続する方法
とがある。
第3図のごどぎ剛性の高い配管部材12により固定設置
する方法と、配管の振動を考慮して、第6図〜第7図に
示づように、取付コネクタ23を設り、これに液面検出
装置14をねじこみこれをボルト穴14によって、シリ
ンダ側壁の図示しないボス部に固定し、上部aと下部す
の配管はフレキシブルなホース等を用いて接続する方法
とがある。
冷ム0ジャケット3と4は液相冷媒Wで満され、その液
面24は排気ポート25の外壁を浸す程度どする。発生
した蒸気Sは蒸気排出ポート7を通って、蒸気マニホル
ド9のブランチ22そしてコレクタ部10を経て、該蒸
気マニホルドの先端にあるフランジ部即ち出口部15よ
りコンデンサ16に入り、冷却ファン17ににり凝縮し
給水ポンプ18により再び冷却ジャケット3に還流され
る。
面24は排気ポート25の外壁を浸す程度どする。発生
した蒸気Sは蒸気排出ポート7を通って、蒸気マニホル
ド9のブランチ22そしてコレクタ部10を経て、該蒸
気マニホルドの先端にあるフランジ部即ち出口部15よ
りコンデンサ16に入り、冷却ファン17ににり凝縮し
給水ポンプ18により再び冷却ジャケット3に還流され
る。
なお、第3図はエア抜き終了後の通常の沸騰冷却運転の
状態を示すから、三方電磁弁1つは13−0間が開通し
、他の電磁弁20と21は閉で、システムは、内燃機関
→コンデンサ→給水ポンプ→内燃機関の閉サイクルを形
成している。
状態を示すから、三方電磁弁1つは13−0間が開通し
、他の電磁弁20と21は閉で、システムは、内燃機関
→コンデンサ→給水ポンプ→内燃機関の閉サイクルを形
成している。
次に、上記実施例の作用を説明する。
冷却ジャケットから蒸気を排出する複数個の蒸気排出ポ
ート7がシリンダヘッド2に形成されており、この蒸気
排出ポート7の蒸気取出口8に蒸気マニホルド9が接続
されているので、当然、熱気マニホルド9はシリンダヘ
ッド内冷却ジャケット4より高位になる。従って、この
蒸気マニホルド9とシリンダブロック1内の冷却ジャケ
ラ]−3とを通路12で連通ずることにより該蒸気マニ
ホルドとシリンダブロックの中間位置にあるシリンダヘ
ッド内冷却ジャケットの液相冷媒の水位が通路12内の
液相冷媒の水位と等しくなる。よって、この通路の途中
に液面検出手段を設置することによりシリンダヘッド内
の液相冷媒の水位を知ることができる。また、この方法
によると、シリンダヘッド内の液相冷媒の水面が、スラ
ッギング〈波7− 打現象)を起しても、通路内の水位は、はぼ安定してい
て、およそ、平均の水位を示し、液面検出装置の誤作動
が少ないという特徴がある。
ート7がシリンダヘッド2に形成されており、この蒸気
排出ポート7の蒸気取出口8に蒸気マニホルド9が接続
されているので、当然、熱気マニホルド9はシリンダヘ
ッド内冷却ジャケット4より高位になる。従って、この
蒸気マニホルド9とシリンダブロック1内の冷却ジャケ
ラ]−3とを通路12で連通ずることにより該蒸気マニ
ホルドとシリンダブロックの中間位置にあるシリンダヘ
ッド内冷却ジャケットの液相冷媒の水位が通路12内の
液相冷媒の水位と等しくなる。よって、この通路の途中
に液面検出手段を設置することによりシリンダヘッド内
の液相冷媒の水位を知ることができる。また、この方法
によると、シリンダヘッド内の液相冷媒の水面が、スラ
ッギング〈波7− 打現象)を起しても、通路内の水位は、はぼ安定してい
て、およそ、平均の水位を示し、液面検出装置の誤作動
が少ないという特徴がある。
また、第1段階として、蒸気排出ポート17とブランチ
22の立ち上がり部があるので、蒸気中の液滴はこれら
内壁を伝って冷却ジャケット4に流下し、次に第2段階
として、連通通路12の上端を該蒸気マニホルド9のコ
レクタ部10の最下端部11に設<jであるので、蒸気
排出ポートで取り切れなかった液滴、液膜として蒸気冷
媒に同伴する液相冷媒を最下端部11に溜め、ここから
、再び、冷却ジャケット3に戻すことができ、コンデン
サへ導入される液相冷媒の量を極度に低減できる。従っ
て、コンデンサの凝縮熱伝達面の液膜厚さを薄くでき、
その放熱効率を向上できる。
22の立ち上がり部があるので、蒸気中の液滴はこれら
内壁を伝って冷却ジャケット4に流下し、次に第2段階
として、連通通路12の上端を該蒸気マニホルド9のコ
レクタ部10の最下端部11に設<jであるので、蒸気
排出ポートで取り切れなかった液滴、液膜として蒸気冷
媒に同伴する液相冷媒を最下端部11に溜め、ここから
、再び、冷却ジャケット3に戻すことができ、コンデン
サへ導入される液相冷媒の量を極度に低減できる。従っ
て、コンデンサの凝縮熱伝達面の液膜厚さを薄くでき、
その放熱効率を向上できる。
なお、先のシリンダヘッド内水位は、排気ポー1へ壁が
満される位置に液面検出装置を設けることにより、その
検出信号で給水ポンプを制御して熱負荷大なる伝熱面を
常時液面下にあるよう一定に保持できるのである。
満される位置に液面検出装置を設けることにより、その
検出信号で給水ポンプを制御して熱負荷大なる伝熱面を
常時液面下にあるよう一定に保持できるのである。
一8=
これは、核沸騰熱伝達を利用した沸騰冷yI]装圃にあ
っては、伝熱面を液相冷媒で満たしておくことが必要で
、特に熱負荷の大きい燃焼室、及び排気ポート周りは特
に注意を要するものである。
っては、伝熱面を液相冷媒で満たしておくことが必要で
、特に熱負荷の大きい燃焼室、及び排気ポート周りは特
に注意を要するものである。
液面検出装置としては安価なフロー1一式センナや、静
電容量式センサ、導電率式センサ等が設置し易く有利で
ある。
電容量式センサ、導電率式センサ等が設置し易く有利で
ある。
第8図及び第9図には、伯の実施例を示す。
この実施例は、シリンダヘッド2にシリンダヘッド下端
面から上端面まで連通している通路26を該シリンダヘ
ッド2内冷却ジヤケツト4と独立して、一体向に設けた
ものである。この通路26の上端開口部27は、やはり
蒸気マニホルド28の蒸気通路部即ちブランチ29と独
立して、]コレクタ部0に開口するように一体的に形成
された通路31に連接されている。また、該シリンダヘ
ッドの通路26の下端はシリンダブロックの冷却ジャケ
ット3と下方で連接するシリンダブロックと一体的に形
成された通路32に連設している。このように、通路3
1.26及び32により蒸気マニホルド28と、シリン
ダブロック冷却ジャケット3を連通ずる通路が構成され
、該シリンダヘッドの通路26の途中に液面検出装@1
4が設置され、シリンダヘッド内の冷媒水位を検知する
ようになっている。
面から上端面まで連通している通路26を該シリンダヘ
ッド2内冷却ジヤケツト4と独立して、一体向に設けた
ものである。この通路26の上端開口部27は、やはり
蒸気マニホルド28の蒸気通路部即ちブランチ29と独
立して、]コレクタ部0に開口するように一体的に形成
された通路31に連接されている。また、該シリンダヘ
ッドの通路26の下端はシリンダブロックの冷却ジャケ
ット3と下方で連接するシリンダブロックと一体的に形
成された通路32に連設している。このように、通路3
1.26及び32により蒸気マニホルド28と、シリン
ダブロック冷却ジャケット3を連通ずる通路が構成され
、該シリンダヘッドの通路26の途中に液面検出装@1
4が設置され、シリンダヘッド内の冷媒水位を検知する
ようになっている。
この実施例は前実施例と同様に作動するが、前実施例よ
り配管取付の面倒がないだ【ノ有利である。
り配管取付の面倒がないだ【ノ有利である。
以上説明してぎたように、この発明ににれば、その構成
をシリンダヘッド内冷媒ジレケットより高位に設りた蒸
気マニホルドとシリンダブロック内冷却ジャケットとを
連通し、かつ、蒸気マニホルドのコレクタ部の最下端か
ら該連、通路を設【づる構造とじIζため、液相冷媒の
コンデンサへ流入するmを低減でき、放熱効率を良好に
保つことができるという効果が得られる。
をシリンダヘッド内冷媒ジレケットより高位に設りた蒸
気マニホルドとシリンダブロック内冷却ジャケットとを
連通し、かつ、蒸気マニホルドのコレクタ部の最下端か
ら該連、通路を設【づる構造とじIζため、液相冷媒の
コンデンサへ流入するmを低減でき、放熱効率を良好に
保つことができるという効果が得られる。
また、仙の実施例は上・記共通の効果に加えて、液面検
出装置を連通路の途中に設置する構成にしたため、シリ
ンダヘッド内の液相冷媒の水位を検出でき、沸騰伝熱面
を常に液相冷媒で満すようにして熱伝達特性の悪化を防
ぎ、焼付等の問題を解決できる。また、連通通路をシリ
ンダヘッド、蒸気マニホルド及びシリンダブロックと一
体鋳造で形成できるため、部品点数の低減や組立工数の
低減が計られるという効果がある。
出装置を連通路の途中に設置する構成にしたため、シリ
ンダヘッド内の液相冷媒の水位を検出でき、沸騰伝熱面
を常に液相冷媒で満すようにして熱伝達特性の悪化を防
ぎ、焼付等の問題を解決できる。また、連通通路をシリ
ンダヘッド、蒸気マニホルド及びシリンダブロックと一
体鋳造で形成できるため、部品点数の低減や組立工数の
低減が計られるという効果がある。
以下にこの発明の実施の態様を列記する。
(1) 蒸気マニホルドをシリンダヘッド内の冷却ジャ
ケットより高位に設(プたこと。
ケットより高位に設(プたこと。
(2) 蒸気マニホルドとシリンダブロック内冷却ジャ
ケットとを接続する通路の途中に液面検出手段を設け、
これによりシリンダヘッド内冷却ジャケットの液面を検
出できるようにし、冷却ジャケット内液相冷媒の水位を
シリンダヘッド内冷却ジャケットの少なくとも排気ボー
ト壁が液相冷媒により満される位置に設定するようにし
たこと。
ケットとを接続する通路の途中に液面検出手段を設け、
これによりシリンダヘッド内冷却ジャケットの液面を検
出できるようにし、冷却ジャケット内液相冷媒の水位を
シリンダヘッド内冷却ジャケットの少なくとも排気ボー
ト壁が液相冷媒により満される位置に設定するようにし
たこと。
(3) 蒸気マニホルドのコレクタ部の最下端部とシリ
ンダブロック内冷却ジャケットとを接続する通路を設け
、蒸気マニホルド内に侵入した液相冷媒を冷却ジ17ケ
ツトに戻すようにしたこと。
ンダブロック内冷却ジャケットとを接続する通路を設け
、蒸気マニホルド内に侵入した液相冷媒を冷却ジ17ケ
ツトに戻すようにしたこと。
[発明の効果]
沸騰冷却システムの放熱効率の向上
11−
第1図及び第2図は従来装置の断面図、第3図はこの発
明の一実施例の構成説明図で一部断面のシステム図、第
4図は第3図のシリンダヘッドの平面図、第5図は第3
図の蒸気マニホルドの一部断面で示す側面図、第6図は
液面検出装置の取付用]ネクタの一部断面図、第7図は
第6図のA−A線による断面図、第8図はこの発明の他
の実施例によるシリンダヘッドの平面図、第9図は第8
図のD−D線にJ:る断面図で該実施例の構成説明図で
ある。 図面に現わした符号の説明 1・・・シリンダブロック 2・・・シリンダヘッド3
.4・・・冷却ジャケット 5.12.26,31.32・・・通路6・・・点火栓
取付座 7・・・蒸気排出ボート8・・・蒸気取出口 9.28・・・蒸気マニホルド 10.30・・・コレクタ部 11・・・最下端部 12− 13.23・・・液面検出装置数イ4コネクタ14・・
・液面検出装置 15・・・コレクタ部の出口部(フランジ部)16・・
・コンデンサ 17・・・冷却ファン18・・・給水ポ
ンプ 22・・・ブランチ24・・・液面 25・・・
排気ポー1へS・・・蒸気 W・・・液相冷媒 時 許 出願人 日産自動車株式会社
明の一実施例の構成説明図で一部断面のシステム図、第
4図は第3図のシリンダヘッドの平面図、第5図は第3
図の蒸気マニホルドの一部断面で示す側面図、第6図は
液面検出装置の取付用]ネクタの一部断面図、第7図は
第6図のA−A線による断面図、第8図はこの発明の他
の実施例によるシリンダヘッドの平面図、第9図は第8
図のD−D線にJ:る断面図で該実施例の構成説明図で
ある。 図面に現わした符号の説明 1・・・シリンダブロック 2・・・シリンダヘッド3
.4・・・冷却ジャケット 5.12.26,31.32・・・通路6・・・点火栓
取付座 7・・・蒸気排出ボート8・・・蒸気取出口 9.28・・・蒸気マニホルド 10.30・・・コレクタ部 11・・・最下端部 12− 13.23・・・液面検出装置数イ4コネクタ14・・
・液面検出装置 15・・・コレクタ部の出口部(フランジ部)16・・
・コンデンサ 17・・・冷却ファン18・・・給水ポ
ンプ 22・・・ブランチ24・・・液面 25・・・
排気ポー1へS・・・蒸気 W・・・液相冷媒 時 許 出願人 日産自動車株式会社
Claims (1)
- 内燃機関の冷却ジャケットの大部分に液相冷媒を満し、
その沸騰による気化潜熱で内燃機関を冷却してその発生
蒸気を凝縮液化する放熱手段と、凝縮した液相冷媒を再
び冷却ジャケットに循環供給する供給手段を備えた内燃
機関の沸騰冷却装置において、シリンダヘッドに複数個
の蒸気排出ボートを形成すると共に、この蒸気排出ボー
トに夫々各ブランチを接続し、かつ、これら各ブランチ
の蒸気を集合するコレクタ部の出口部を前記放熱手段に
接続した蒸気マニホルドを設け、前記コレクタ部の底部
と冷却−ジャケットとを前記蒸気排出ボートをバイパス
する通路で接続したことを特徴とする内燃機関の沸騰冷
却装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58176889A JPS6069232A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 内燃機関の沸騰冷却装置 |
US06/654,222 US4570579A (en) | 1983-09-27 | 1984-09-25 | Vapor cooled internal combustion engine coolant jacket |
DE8484111484T DE3481636D1 (de) | 1983-09-27 | 1984-09-26 | Kuehlmantel einer dampfgekuehlten brennkraftmaschine. |
EP84111484A EP0137410B1 (en) | 1983-09-27 | 1984-09-26 | Vapor cooled internal combustion engine coolant jacket |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58176889A JPS6069232A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 内燃機関の沸騰冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS6069232A true JPS6069232A (ja) | 1985-04-19 |
JPH0226689B2 JPH0226689B2 (ja) | 1990-06-12 |
Family
ID=16021526
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JP (1) | JPS6069232A (ja) |
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- 1983-09-27 JP JP58176889A patent/JPS6069232A/ja active Granted
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- 1984-09-26 DE DE8484111484T patent/DE3481636D1/de not_active Expired - Fee Related
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