JPS6183405A - 潤滑油冷却装置 - Google Patents

潤滑油冷却装置

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JPS6183405A
JPS6183405A JP59202945A JP20294584A JPS6183405A JP S6183405 A JPS6183405 A JP S6183405A JP 59202945 A JP59202945 A JP 59202945A JP 20294584 A JP20294584 A JP 20294584A JP S6183405 A JPS6183405 A JP S6183405A
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JP
Japan
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refrigerant
lubricating oil
cooling
oil cooler
liquid level
Prior art date
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Pending
Application number
JP59202945A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Hayashi
義正 林
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6183405A publication Critical patent/JPS6183405A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • F01P7/16Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control
    • F01P7/165Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control characterised by systems with two or more loops
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M5/00Heating, cooling, or controlling temperature of lubricant; Lubrication means facilitating engine starting
    • F01M5/002Cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/08Arrangements of lubricant coolers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P3/00Liquid cooling
    • F01P3/22Liquid cooling characterised by evaporation and condensation of coolant in closed cycles; characterised by the coolant reaching higher temperatures than normal atmospheric boiling-point
    • F01P3/2285Closed cycles with condenser and feed pump

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、潤滑油冷却装置に関する。
〈従来の技術〉 従来の潤滑油冷却装置としては、例えば内燃機関を例に
とると、−瓜に流水式オイルクーラが用いられており、
このオイルクーラはシリンダブロックのウォータジャケ
ソトヘウォータポンプで冷媒(冷却水)を吸引する途中
に配設され、冷却水がウォータポンプにより循環してい
る(昭和57年10月 日産自動車株式会社発行「サー
ビス周報第470号」第36頁参照)。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来の流水式オイルクーラに
あっては、冷媒は液状のまま相変化することなく1品度
差と流量のみで潤滑油から熱を奪うようになっており、
また、この冷媒の温度は80゛C以上と高温で、しかも
高速高負荷時には100 ’c近く (ラジェータの加
圧キャンプの作用で沸騰はしない)にもなってしまい、
潤滑油との温度差が小さいため、十分な熱交換ができず
、冷却能力が負荷と共に小さくなって、油温が上昇し、
高負5荷時には140℃にも達し、ベアリングメタルの
焼付きやピストンのスカッフを起こす可能性がある他、
潤滑油の酸化劣化を来すという問題点があった。
そこで本発明は、潤滑油の温度を適温に制御することの
できる新規な潤滑油冷却装置を提供することを目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段と作用〉本発明は、上記
の目的を達成するため、流水の場合の乱流熱伝達率に較
べ、沸騰熱伝達率はその十倍にもなるという点に着目し
、潤滑油通路を囲んで液相冷媒を貯留する沸騰冷却式オ
イルクーうにより、冷媒の沸騰気化潜熱を用いて潤滑油
を冷却するようにしたことを第1の特徴とする。
これによれば、潤滑油を冷媒の沸騰気化潜熱を用いて効
率良く冷却でき、潤滑油の温度を冷媒の沸騰点より若干
高目程度に抑えることができる。
また、潤滑油通路を囲んで液相冷媒を貯留し該冷媒を沸
騰気化させて潤滑油を冷却するオイルクーラと、このオ
イルクーラから気相冷媒を導いて凝縮ン1化するコンデ
ンサと、このコンデンサから液相冷媒をオイルクーラに
再循環させる冷媒循環通路とによりシステムを構成した
ことを第2の特徴とする。
かかるシステム構成においては、オイルクーラで発生す
る冷媒蒸気をコンデーンサにより凝縮液化させ、冷媒循
環通路により再びオイルクーラに戻すことができるので
、例えば通常の機関冷却用(水冷用)の冷却水の一部を
導いて/lcR気化させそれによる発生藤気を冷却水中
に混在させてラジェータに送る方式に較べ、より確実な
潤滑油の沸膝冷却が達成できる。
〈実施例〉 以下に本発明の詳細な説明する。但し、ここで説明する
実施例は潤滑油の冷却のみならず機関の冷却をも冷媒の
沸騰気化潜熱を用いて行うように沸賊冷却システムを構
成したものである。
第1図は本発明の一実施例としての沸騰冷却式オイルク
ーラを示し、第2図は同上オイルクーラを含む沸騰冷却
システムの全体構成を示している。
先ず第2図を参照し、1は内燃機関、2はそのウォータ
ジャケット、3はオイルクーラ、4は気相冷媒を凝縮す
るためのコンデンサである。
上記ウォータジャケット2は、内燃機関1のシリンダ及
び燃焼室の外周部を包囲するようシリンダブロック5及
びシリンダヘッド6に形成されたもので、シリンダブロ
ック側ウォータジャケット2Aとシリンダヘッド側ウォ
ータジャケット2Bとは複数の連通孔2Cを介して互い
に連通し、実質的に一体になっている。そして、シリン
ダヘッド側ウォータジャケット2Bの通常気相空間とな
、る上部の適宜な位置に蒸気出ロアが設けられている。
この蒸気出ロアは、接続管8及び蒸気通路9を介してコ
ンデンサ4の後述するアッパタンク23に連通している
。尚、接続管8には冷媒循環系の最上部となる空気排出
部10が上方に立上がった形で形成されていると共に、
その上端開口をキャンプ11が密閉している。
上記オイルクーラ3は、第1図に示すように、ケース1
2内に潤滑油通路をなす冷却エレメント13を収納して
なるもので、ケース12の底部は台座14により形成さ
れ、この台座14は取付フランジ15によりシリンダブ
ロック5の側壁に取付けられている。冷却エレメント1
3は、第10アタンク部13A、第20アタンク部13
B、アッパタンク部13C1第10アタンク部13Aと
アッパタンク部13Cとをつなぐ上下方向に延びる複数
の第1パイプ部13D、及びアッパタンク部13Cと第
20アタンク部13Bとをつなぐ上下方向に延びる複数
の第2バイブ部13Eからなり、耐圧性のある構造でか
つ熱伝厚の優れた材質(アルミ、銅、場合によってはス
テンレスの薄物)で作られている。そして、台座14に
はシリンダブロック5のオイルギヤラリ16とつながる
潤滑油導入通路17&び潤滑油戻し通路18が形成され
、潤滑油導入通路17は第10アタンク部13Aと、ま
た潤滑油戻し通路18は第20アタンク部13Bと連通
している。また、ケース12の比較的下部には冷媒人口
19が設けられ、この冷媒人口19はシリンダブロック
側ウォータジャケット2Aに設けた冷媒取出口20と配
管接続されている。更に、ケース12の最上部には蒸気
出口21が設けられてい、る。
この蒸気出口21は、蒸気通路22を介してコンデンサ
4の後述するアッパタンク23に連通している。
尚、蒸気出口21をシリンダヘッド側ウォータジャケッ
ト2Bの上部空間等に接続してもよい。
上記コンデンサ4は、上記2つの蒸気通路9゜22が接
続されるアッパタンク23と、上下方向の微細なチュー
ブを主体としたコア部24と、このコア部24で凝縮さ
れた液化冷媒を一時貯留するロアタンク25とから構成
されたもので、例えば車両前部など車両走行風を受は得
る位置に設置され、更にその前面あるいは背面に、強制
冷却用の電動式冷却ファン26を備えている。そして、
上記ロアタンク25にはその下部に冷媒循環通路27の
一端が接続されている。冷媒循環通路27は、その他端
が上記ウォータジャケット2の冷媒入口28に接続され
たもので、中間部には、後述する第2電磁弁36と、電
動式冷媒供給ポンプ29とが介装されている。尚、冷媒
人口28はシリンダブロック側ウォータジャケット2A
に設けてもよいし、シリンダヘッド側ウォータジャケッ
ト2Bに設けてもよい。
以上のウォータジャケット2.オイルクーラ3−蒸気通
路9.22−コンデンサ4−冷媒循環通路27(冷媒供
給ポンプ29)−ウォータジャケット2゜オイルクーラ
3の経路によって冷媒循環系が構成される。
次に30はリザーバタンクを示し、このリザーバタンク
30は上記冷媒循環系の系外に設けられて予備液相冷媒
を貯留するものであって、通気機能を存するキャンプ3
1を介して大気に開放されていると共に、上記冷媒循環
系の最上端つまり接続管8の空気排出部10よりも高位
置に液面を確保し得るように車両の比較的高所に設置さ
れている。そして、空気排出部10には、系内の空気を
排出するための空気排出通路32が接続されており、か
つ空気排出時に同時に溢れ出た液相冷媒を回収するため
に、空気排出通路32の先端部はリザーバタンク30内
に挿入され、その比較的上部に開口している。
そして、この空気排出通路32には常閉型の第1電磁弁
33が介装されている。
また、リザーバタンク30の底部に、第1補2助冷媒通
路34と第2補助冷媒通路35とが接続されている。上
記第1補助冷媒通路34は三方弁である第2電磁弁36
を介して上記冷媒循環通路27の冷媒供給ポンプ29上
流側(吸入側)に接続されている。上記第2電磁弁36
は、非通電時には冷媒循環通路27を遮断して上記第1
補助冷媒通路34と冷媒供給ポンプ29とを連通しく流
路A)、通電時には上記第1補助冷媒通路34を遮断し
て冷媒循環通路27を連通状態(流路B)に維持するも
のである。そして、上記第2補助冷媒通路35はコンデ
ンサ4のロアタンク25の比較的上部に接続されていて
、その途中には常開型の第3電磁弁37が介装されてい
る。
上記各電磁弁33.36.37、冷媒供給ポンプ29及
び冷却ファン26は、マイクロコンピュータを用いた制
御装置38によって駆動制御されるもので、具体的には
、ウォータジャケット2に設けた第1液面センサ39、
温度センサ40、ロアタンク25に設けた第2液面セン
サ41及び冷媒循環系最上部に設けた負圧スイッチ42
の各検出信号に基づいて後述する制御が行われる。
ここで上記第1.第2液面センサ39.41は例えばリ
ードスイッチを利用したフロート弐センサ等が用いられ
、冷媒液面が設定レベルに達しているか否かをオン・オ
フ的に検出するものであって、第1液面センサ39はそ
の検出レベルがシリンダへ・ノド6の略中間程度の高さ
位置に設定され、かつ第2液面センサ41はその検出レ
ベルが第2補助冷媒通路35の開口よりも僅かに上方の
高さ位置に設定されている。また温度センサ40は例え
ばサーミスタ等からなり、上記第1液面センサ39の若
干下方位置フまり通常液相冷媒内に没入する位置に設け
られて、ウォータジャケット2内の冷媒温度を検出して
いる。また負圧スイッチ42は、大気圧と系内圧力との
差圧に応動するダイヤフラムを用いたもので、高地、低
地等に拘らず使用環境下における大気圧に対し系内が負
圧であるか否かを検出しており、具体的には一30mm
Hg〜−50mmHg程度に作動圧を設定しである。
上記のように構成された沸騰冷却システムの基本的な冷
却メカニズムを説明すると、通常つ、オークジャケット
2内には所定レベルつまり第1液面センサ39の設定レ
ベルまで液相冷媒(例えば水に不凍液を加えたもの)が
貯留されているのであるが、この液相冷媒は、機関の燃
焼熱によって加熱されると、そのときの系内の圧力に応
じた沸点に達したところで沸騰を開始し、気化潜熱を奪
って蒸発気化する。このとき、冷媒はウォータジャケッ
ト2内の高温部で特に活発に沸騰して多量の熱を奪うの
で、燃焼室近傍など通常高温化し易い部位も均一な温度
に保たれ、つまり温度差の少ない効果的な冷却を行える
ことになる。
また、図示しないオイルポンプで圧送された潤滑油はシ
リンダブロック5のオイルギヤラリ16の下側から台座
14の潤滑油導入通路17を通り、オイルクーラ3の冷
却エレメント13内を、第1ロアクンク部13A、第1
バイブ部13D、アッパタンク部13C1第2パイプ部
13E、第20アタンク部13Bの順で流れ、ここで熱
交換し、台座14の潤滑油戻し通路18から再びオイル
ギヤラリ16に戻り、この後ベアリング等を潤滑・冷却
する。
オイルクーラ3のケース12内はシリンダブロック側ウ
ォータジャケット2Aと連通していて、液相冷媒が導か
れており、冷却エレメント13内を流れる潤滑油と熱交
換して熱を奪う。このとき潤滑油の温度が冷媒の沸騰点
より数度高くなると、冷媒は沸騰気化する。この沸騰熱
伝達は乱流熱伝達に較べ十倍以上になるため、極めて効
率よく潤滑油が冷却され、安定した温度特性が得られる
。すなわち、潤滑油の温度は冷媒の沸騰点より若干高目
程度にしか上昇せず、従来のように高負荷時に140°
Cにも達して、潤滑や冷却機能を阻害したり、潤滑油の
酸化劣化を来したりするようなことがなくなる。
ここで、発生した冷媒蒸気は、冷却エレメント13の主
要部である第1及び第2パイプ部13D、 13Eが上
下方向に配設されているので、これに阻害されることな
く速やかに上方に抜け、また蒸気出口21がケース12
の最上部に設けられているので、蒸気出口21から速や
かに排出される。
そして、ウォータジャケット2内及びオイルクーラ3内
で発生した冷媒蒸気は、蒸気通路9.22を介してコン
デンサ4に導かれ、ここで外気との熱交換により冷却さ
れて凝縮液化する。このコンデンサ4においては、高温
蒸気と外気との間で良好な熱交換が行われ、通常の水冷
式冷却装置のラジェータに比較して遥かに放熱効率が優
れたものとなる。また、液化した冷媒は、コンデンサ4
下部のロアタンク25に一時貯留されると共に、ここか
ら冷媒供給ポンプ29によって、ウォータジャケット2
内液面を所定レベル以上に保つように再びウォータジャ
ケット2へ循環供給される。これにより、オイルクーラ
3にも冷媒が循環供給される′。
このように、基本的には空気を除去した密閉循環系内に
所定量の冷媒が封入され、この冷媒が沸騰・凝縮のサイ
クルを繰り返しつつ循環して、効率の良い機関及び潤滑
油の沸騰冷却が行われる。
一方、冷媒循環系の系外に設けられたリザーバタンク3
0には、系内全体を十分に満水にし得る量の予備液相冷
媒が貯留されるようになっており、始動時にこの予備液
相冷媒を一旦系内に導入して空気を排出した後に、余剰
冷媒がリザーバタンク30に戻されて封入冷媒量が所定
量に規定される。
また過冷却時には同様に予備液相冷媒を系内に導入して
コンデンサ4の放熱面積を狭める制御が行われ、その後
温度回復時にやはり余剰冷媒がリザーバタンク30に戻
されて封入冷媒量が所定量に規定される。そして、この
ように余剰冷媒を排出して冷媒循環系を密閉する際にセ
ンサの誤作動あるいは旋回時の液相冷媒の片寄り等によ
り所定量以上の冷媒が封入された場合には、通常運転時
の制御の中で、その冷媒量過多を検出し、余剰冷媒をリ
ザーバタンク30に戻すという動作を再度行って、冷媒
量過多の下で運転が継続されることを回避する。
次に上記制御装置38において実行される具体的な制御
を第3図〜第11図のフローチャートに基づいて説明す
る。
第3図は制御の概要を示すフローチャートであって、機
関の始動(エンジンキーON)により制御が開始すると
、所定のイニシャライズ処理、(ステップ1)を行った
後に、先ずその始動が初期始動であるか再始動であるか
、具体的には温度センサ40による検出温度が設定温度
(例えば45℃)より高いか否かを判断する(ステップ
2)。設定温度以下つまり未暖機状態の初期始動であれ
ば空気排出制御(ステップ3)を経てから余剰冷媒排出
制御(ステップ4)へ進み、以後は通常運転制御(ステ
ップ5)及び負圧防止制御(ステップ6)をキーOFF
時まで繰り返し行う。一方、ステップ2で設定温度以上
の場合、つまり再始動時には経時的な空気の侵入が考え
られないので空気排出は行わずに余剰冷媒排出制御(ス
テップ4)へ進む。
また、その制御中にキーOFFの信号が入力されると、
第4図に示す割込み制御ルーチンが実行され、キーOF
F制御(ステップ7)による一定の処理を経た後に電源
がOFFとなって一連の制御が終了する。
第5図はステップ3の空気排出制御のフローチャートを
示すもので、先ずステップ11で第1電磁弁33を開、
第2電磁弁36をOFF (流路A)、第3電磁弁37
を閉と夫々した後に、冷媒供給ポンプ29をONとする
(ステップ12)。これにより、リザーバタンク30内
の予備液相冷媒が第1補助冷媒通路34を介して循環系
内に導入される。これは、ステップ13でソフトウェア
タイマT、による所定時間、具体的には系内を満水にす
るに十分なように予め設定された数秒ないし数十秒程度
の間、継続される。従って、系内に残存していた空気は
、系上部に集められた後、空気排出通路32を介して系
外のりザーバタンク30側に強制的に排出される。
また、系内から空気が無くなると、上記空気排出通路3
2から液相冷媒が溢れ出るが、これは全てリザーバタン
ク30に回収される。そして、所定時間経過した時点で
冷媒供給ポンプ29をOFF (ステップ14)とする
。すなわち、この時点でオイルクーラ3を含め循環系内
からは空気が完全に排出されたことになる。
第6図及び第7図は、空気排出後の満水状態(系内が液
相冷媒で満たされた状態)あるいは再始動時の系内の一
部が気相冷媒領域となっている状態で実行されるステッ
プ4の余剰冷媒排出制御のフローチャートを示す。これ
は基本的には、ウォータジャケット2内での沸騰開始に
よる発生蒸気圧を利用して余剰の液相冷媒を系外のりザ
ーバタンク30に押出してやるのであるが、このとき種
々の条件によりロアタンク25内の液面が先に設定レベ
ルにまで低下する場合(冷間始動時には通常この状態に
なる)と、ウオークジャケット2内(シリンダヘッド内
)の液面が先に設定レヘルにまで低下する場合(再始動
時に起り易い状態である)とがあり、ロアタンク25内
の液面が先に低下した場合には主に第6図の手順によっ
て、またウォータジャケット2内の液面が先に低下した
場合には主に第7図の手順によって夫々処理している。
先ず第6図のステップ21で第1電磁弁33を閉、第2
電磁弁36をON(流路B)、第3電磁弁37を開とす
る。これにより、系内が第2補助冷媒通路35を介して
リザーバタンク30に連通された状態となる。この状態
で、ステップ22の判別とステップ29の判別とを繰り
返し、ロアタンク25内の液面とウォータジャケット2
内の液面とを監視する。
発生蒸気圧による液相冷媒の排出によって、ロアタンク
25内の液面が先に設定レベルにまで低下した場合には
、系外に蒸気が排出されないように第3電磁弁37を閉
じ(ステップ24)、ステップ25〜ステツプ28に示
す温度制御を開始する。ここでステップ25の設定温度
算出は、機関の種々の運転条件信号を入力として目標温
度を設定するもので、例えば熱効率向上を重視した市街
地走行域では110゛C程度に、ノッキング等の異常燃
焼が発生し易い高負荷域等では100℃程度に夫々設定
される。
この状態で、ステップ29によりウォータジャケット2
内の液面の監視をmmし、ウォータジャケット2内の余
剰液相冷媒を〔ウォータシャケ・ノド2内で沸騰−コン
デンサ4で凝縮〕の形でロアタンク25側へ移動させる
。そしてロアタンク25内の液面が設定レベル以上に高
まるとステップ22の判別により冷却ファン26をOF
F (ステップ31)とした状態で第3電磁弁37を開
いて(ステップ、32)ロアタンク25から系外のりザ
ーバタンク30へ余剰液相冷媒を排出し、かつこれによ
りロアタンク25内液面が低下したら再び第3電磁弁3
7を閉じる(ステップ24)。すなわち、この第3電磁
弁37の開閉の繰り返しにより徐々に余剰液相冷媒が系
外に排出されることになり、その後ウォータジャケット
2内液面が設定レベルにまで低下した時点で第7図のス
テップ33へ進む。尚、第3電磁弁37を閉として待機
している間に、走行風等を受けて系内が過冷になるおそ
れがあるが、負圧スイッチ42により系内が負圧状態で
あることを検出(ステップ23)シた場合には、第3電
磁弁37を開いて(ステップ32)逆にリザーバタンク
30から液相冷媒を導入し、系内圧力を略大気圧に回復
させて機関及び潤滑油の過冷を防止する。
また、ステップ33では第3電磁弁37が閉じた状態に
あれば直ちに制御を終了し、他方、開いた状態にあれば
、その時点でロアタンク25の液面が設定レベル以上で
あることを意味するので、ステップ34〜ステツプ36
でウォータジャケット2内の液面を制御しつつロアタン
ク25の液面が低下するのを待ち、設定レベルにまで低
下した時点(ステップ37)で第3電磁弁37を閉じて
制御を終了する。
以上の制御が終了した時点で、循環系内に所定量の冷媒
が封入されたことになり、基本的にはウォータジャケッ
ト2.オイルクーラ3及びロアタンク13の設定レベル
までを液相冷媒が占め、残部を気相冷媒が満たした状態
となっている。
一方、ウォータジャケット2内の液面が先に低下した場
合には、ステップ29の判別によりステップ30.33
を経てステップ34へ進む。以後は、第3電磁弁37を
開いた状態のまま、ステップ34〜ステツプ37を繰り
返してウォータジャケット2内の液面を設定レベルに制
御しつつロアタンク25内の液面を監視する。そして、
同様にロアタンク25内液面が設定レベルにまで低下し
た時点で第3電磁弁37を閉じて(ステップ38)制御
を終了する。尚、この場合の待機の間は、循環系が開放
された状態であるから、冷却ファン26による温度制御
を要さずに一定温度に維持される。
次に第8図及び第9図は、上記のように系内に所定量の
冷媒が封入された段階で実行されるステ・7プ5の通常
運転制御のフローチャートを示す。
この通常運転制御は、系内の温度制御と、ウォータジャ
ケット2側の液相冷媒量とロアタンク25側の液相冷媒
量とを調整する液面制御と、系内に封入された冷媒量の
過不足を検知して排出、補給を行う冷媒過多回避制御及
び冷媒過少回避制御からなる。
先ずステップ41で、その時点の運転条件に対応した目
標温度を設定し、ステップ42〜ステツプ44で実際の
温度が目標温度に対し±0.5℃の範囲となるように冷
却ファン26をON、OFF制御する。
この沸騰冷却装置では、送風の有無による凝縮の促進あ
るいは抑制が系内の圧力変化となって直ちにウオークジ
ャケット2及びオイルクーラ3内の冷媒沸点に影響を及
ぼすので、機関温度及び潤滑油温度を極めて応答性良く
かつ高精度に制御できる。
一方、液面制御はステップ45以下のステップによって
処理している。これは、ウォータジャケット2内の液面
を設定レベルに保つことを優先的に考慮し、かつ一定条
件下に限り、ウォータジャケット2内液面が設定レベル
以上となることを許容してロアタンク25内の液面をも
制御対象としている。具体的には、ステップ45でウォ
ータジャケット2内の液面が設定レベル以下であると’
141J断した場合には冷媒供給ポンプ29をON(ス
テップ47)とし、ロアタンク25からウォータジャケ
ット2へ液相冷媒を循環供給する。この液相冷媒の供給
は、少なくとも以後ステップ45でウォータジャケット
2内液面が設定レベルに達したと判断されるまでは11
される。そして設定レベルに達した時点で系内温度が目
標値に略合致して(ステップ50)いればロアタンク2
5内液面を考慮せずに直ちに冷媒供給ポンプ29をOF
F (ステップ54)とする。しかしステップ50で系
内温度が目標値よりも1.5℃以上高くなっていれば、
ステップ51−ステップ52→ステツプ47の手順でロ
アタンク25内液面が設定レベルに低下するまで冷媒供
給ポンプ29の駆動を継続する(同時にウォータジャケ
ット2内の液面は設定レベル以上となる)。これは、ウ
ォータジャケット2内の液面を一定に保っていても、沸
騰状態が変化することによりウオークジャケット2内の
液相冷媒中の蒸気泡の割合が増大すると、ロアタンク1
3内の液・面が高くなり、コンデンサコア部24に達し
て実質的な放熱面積を狭めることがあるので、系内温度
が目標値+1.5℃以上のときにはコンデンサ4例の液
面を強制的に下げて放熱面積を拡張するのである。
次に封入冷媒の過多回避制御であるが、これは上記の液
面制御を利用して過多の検出を行っている。具体的には
、上記のように一定の温度条件(ステップ50)の下で
は、コンデンサ4の放熱面積を拡張すべくステップ51
の判別によりロアタンク25内の液面を制御対象として
冷媒供給ポンプ29を駆動するのであるが、ステップ5
2でそのポンプON状態の継続時間をソフトウェアタイ
マT2により監視し、これが設定時間、例えば10秒以
上であるときには封入冷媒量が過多であると判断する。
すなわち、ウォータジャケット2例の液面レベルのみを
制御している状態では、冷媒過多の場合の余剰液相冷媒
が総てロアタンク25側に偏在しており、これを冷媒供
給ポンプ29の駆動によってウオークジャケット2側へ
移動させることになるので、その移動に過度に時間を要
する場合には封入冷媒量が過多なのである。そして、こ
こで過多と判断した場合には、第9図のステップ56〜
ステツプ58で、冷媒供給ポンプ29.冷却ファン26
を停止し、かつソフトウェアタイマT2をクリアした後
に、前述した余剰冷媒排出制御(第6図)に再度進む。
これにより、前述した処理手順に従って封入冷媒量の調
整が再度行われ、余分に系内に存在していた冷媒はリザ
ーバタンク30に排出される。
以上のように、冷媒過多回避が行われることにより、コ
ンデンサ4にウォータシャケ、7ト2及びオイルクーラ
3から多量の液相冷媒が蒸気と共に流入して放熱効率を
低下させてしまう現象が防止され、・冷却不良や冷却フ
ァン26の駆動頻度の増加を未然に防止できる。また、
このように冷媒、■過多により放熱効率が低下すると、
系内温度が上昇しようとする結果、上述したコンデンサ
4放熱面積の拡張制御が必ず行われ、その際に冷媒量過
多を検出し得るので、確実かつ合理的に冷媒量過多の回
避が行えるのである。尚、封入冷媒が過多となるのは、
前述した余剰冷媒排出制御(ステップ4)や後述する負
圧防止制御(ステップ6)において、第3電硼弁37に
より冷媒循環系を密閉する際に、第1.第2液面センサ
39.41が振動等により誤作動したり、車両の急停車
、急旋回等により液相冷媒が片寄って誤検出することな
どが原因である。                 
・一方、封入冷媒の過多回避と共に、過少回避をも行っ
ている。封入冷媒が過少となる原因は、過多と同様の誤
検出の他、シール部から冷媒が漏出して徐々に冷媒量が
不足となる場合もある。
これは、前述の液面制御において、ウォータジャケット
2内の液面が設定レベル以下となった場合にステップ4
5の判別により冷媒供給ポンプ29をONとしているの
であるが、その際に、ステップ46で設定レベル以下の
状態の継続時間をソフトウェアタイマT3により監視し
、これが設定時間、例えば10秒以上であるときには封
入冷媒量が過少であると判断して第2電磁弁36をOF
F (流路A)とする(ステップ55)。そして第2電
磁弁36を流路Aとしたとき、同時に冷媒供給ポンプ4
はON状態(ステップ47)のままであるから、リザー
バタンク30の予備液相冷媒が系内に強制的に補給され
る。これは、ウォータジャケット2内の液面が設定レベ
ルに達するまで継続される。設定レベルに達した時点で
ステップ48.ステップ49により、補給を停止し、か
つステップ46のソフトウェアタイマT3をクリアする
以上のように、冷媒過少回避は液相冷媒のロアタンク2
5からウオークジャケット2への循環供給の度に判断し
て随時冷媒補給を行うので、封入冷媒量の不足により燃
焼室壁等が露出してしまうようなことがない。
次に第10図は、上記の通常運転制御(ステップ5)に
続いて行われる負圧防止制御(ステン、プロ)のフロー
チャートを示す。これは、車両走行風が強過ぎるような
場合の減圧沸騰による過冷却現象を防止するためのもの
で、系内温度が97℃以下(ステップ61)でかつ系内
が外気圧に対して実際に負圧(ステップ62)になって
いることを条件として行われる。尚、圧力条件のみでは
、冷媒の大気圧下での沸点が100℃以上の場合(水に
不凍液を加えたような場合)に、系を密閉したままでの
100°C近傍の温度制御が不可能となり、また温度条
件のみでは外気圧の変化により系開放時に蒸気の噴出を
生じるおそれがある。
上記の両条件が満たされた場合には、ステップ63で第
3電磁弁37を開とし、系内をリザーバタンク30に対
し連通状態とする。これにより、負圧化している系内に
、リザーバタンク30から液相冷媒が導入され、系内の
圧力が略大気圧に回復する結果、ウォータジャケット2
及びオイルクーラ3内の液相冷媒の沸点が上昇する。ま
た、ステップ64〜ステツプ66によりウォータジャケ
ット2内の液面は設定レベルに制御され続けるのでリザ
ーバタンク30から流入した液相冷媒によってコンデン
サ4の液面のみが高くなる。そのためコンデンサ4の放
熱量が低下し、自然に機関発熱量と釣り合うようにコン
デンサ4内の液面レベルが上下変動することになる。
上記の系開放状態は、系内が正圧(ステップ67)とな
り、かつロアタンク25の液面が設定レベルに低下する
(ステップ68)まで継続される。つまり車両走行風の
低下あるいは負荷の増大などによって機関発熱量が増大
すると、蒸気圧の上昇によって系内から液相冷媒が徐々
に排出され、ロアタンク25の液面が設定レベルに低下
した時点で第3電磁弁37を閉じて(ステップ69)、
この負圧防止制御を終了する。これにより冷媒循環系は
再び所定量の冷媒を封入した状態で密閉され、再度前述
の通常運転制御(第8図)を繰り返すのである。そして
、上記のように冷媒循環系を閉じたときに誤検出等によ
り封入冷媒に過不足が生じていた場合には、やはり前述
した冷媒過少回避、過多回避によって処理される。
第11図は、機関のエンジンキーがOFF操作された場
合に割込処理されるキーOFF制御「(ステップ7)を
示している。
先ずステップ74の温度判断により、系内温度が比較的
低い(例えば75℃以下)場合には直ちに電源をOF 
F、 (ステップ83)とするが、これより高温である
場合にはソフトウェアタイマT4の設定により最大10
秒程度冷却ファン26を駆動して強制冷却(ステップ7
6〜ステツプ78)シ、かつ系内が冷えて負圧になる(
ステップ82)まで待機する。
また、この間もウォータジャケット2内の液面制御を継
続する(ステップ79〜ステツプ81)。そし   ・
て系内が負圧化した時点で電源をOFF (ステップ8
3)とし、一連の制御が総て終了する。この電源OFF
により常閉型である第1電磁弁33は閉に、第2電磁弁
36は流路Aに、常開型である第3電磁弁37は開とな
るため、系内の温度低下つまり圧力低下に伴ってリザー
バタンク30から第2補助冷媒通路30を介して予備液
相冷媒が導入され、最終的には系全体が液相冷媒で満た
された状態となって次の始動に備えることになる。
一方、上記のキーOFF制御中に再度エンジンキーがO
N操作される場合もあるが、この場合にはステップ73
の判断によりステップ84へ進み、予め退避させた(ス
テップ71)情報に基づいて、キーOFF前に進行して
いた制御状態に復帰させる。
尚、密閉循環系を形成するためのシステム構成は、上記
の他、特願昭58−228145号あるいは特願昭59
−140378号などで提案した構成を採用してもよい
第12図には他の実施例を示す。尚、第1図と同一要素
には同一符号を付しである。
この実施例は、沸騰冷却式の内燃機関工にオイルクーラ
3を装着する場合に、シリンダヘッド側ウォータジャケ
ット2B内の液面L1とオイルクーラ3内の液面L2と
が一致するように、オイルクーラ3を機関1の高部位に
ブラケット50を介して取付けたのである。これにより
、オイルクーラ3内での発泡が容易となり、潤滑油の冷
却特性が改善される。勿論、第1図の如き取付構造で、
オイルクーラ3の上下に長くして、液面を一致させるよ
うにしてもよい。但しいずれにしても冷却エレメント1
3が液面下に来るようにすることは言うまでもない。
また、この実施例では取付構造の変更に伴ってオイルク
ーラ3のケース12の底部も板金製として、コスト低減
を図り、冷却エレメント13とオイルギヤラリとを高圧
ホース51.52又は金属製配管で接続するようにして
いる。
尚、これらの実施例では機関の冷却と潤滑油の冷却を同
一冷媒による沸騰冷却で行うようにしたが、これらを別
々に行っても、あるいは潤滑油の冷却のみを沸騰冷却で
行ってもよいことは言うまでもない。また、機能的には
多少落ちるが、水冷式冷却装置の冷却水の一部を導いて
オイルクーラ内で沸騰気化させ、発生蒸気を水冷式冷却
装置の、ラジェータに送るようにしてもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、冷媒の沸騰気化潜
熱を用いて潤滑油を冷却するようにしたから、潤滑油の
温度を冷媒の沸騰点より若干高目程度に抑えることが可
能になり、焼付きの発生や潤滑油の酸化劣化などを防ぐ
ことができるという効果が得られる。
また、沸騰冷却式オイルクーラと、コンデンサと、冷媒
循環通路とでシステムを構成することで、より確実な潤
滑油の沸騰冷却を実現できるという効果が得られる。
尚、本発明は上記実施例で示した内燃機関の潤滑油の冷
却に限られるものではなく、自動変速機の作動油等種々
の適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る潤滑油冷却装置の一実施例を示す
オイルクーラ部分の断面図、第2図はこの実施例におけ
る機関及び潤滑油の沸騰冷却システムの全体構成図、第
3図〜第11図はこの実施例における制御内容を示すフ
ローチャート、第12図は他の実施例を示すオイルクー
ラ部分の断面図である。 1・・・内燃機関  2・・・ウォータジャケット3・
・・オイルクーラ  4・・・コンデンサ  7・・・
蒸気出口  9・・・蒸気通路  12・・・ケース 
 13・・・冷却エレメント  16・・・オイルギヤ
ラリ  19・・・冷媒人口  21・・・蒸気出口 
 22・・・蒸気通路27・・・冷媒循環通路  29
・・・冷媒供給ポンプ30・・・リザーバタンク  3
3.36.37・・・電磁弁38・・・制御装置 特許出願人  廿産自動車株式会社 代理人 弁理士 笹 島  冨二雄 第3図 第4tigl ■ゴ旨D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)潤滑油通路を囲んで液相冷媒を貯留する沸騰冷却
    式オイルクーラを有し、冷媒の沸騰気化潜熱を用いて潤
    滑油を冷却するようにしたことを特徴とする潤滑油冷却
    装置。
  2. (2)潤滑油の沸騰冷却用の冷媒が機関冷却用の冷媒の
    一部を導いたものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の潤滑油冷却装置。
  3. (3)潤滑油通路を囲んで液相冷媒を貯留し該冷媒を沸
    騰気化させて潤滑油を冷却するオイルクーラと、該オイ
    ルクーラから気相冷媒を導いて凝縮液化するコンデンサ
    と、該コンデンサから液相冷媒を上記オイルクーラに再
    循環させる冷媒循環通路とを備えてなることを特徴とす
    る潤滑油冷却装置。
  4. (4)潤滑油の沸騰冷却用の冷媒が機関の沸騰冷却用の
    冷媒を兼ねるものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載の潤滑油冷却装置。
  5. (5)オイルクーラがそのオイルクーラ内の冷媒の液面
    と機関のウォータジャケット内の冷媒液面とが一致する
    よう機関に装着されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載の潤滑油冷却装置。
  6. (6)オイルクーラ内の潤滑油通路が上下方向に配設さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第3項〜第5
    項のいずれか1つに記載の潤滑油冷却装置。
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