JPH0456111A - インダクタンス部品およびその製造法 - Google Patents

インダクタンス部品およびその製造法

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JPH0456111A
JPH0456111A JP16331590A JP16331590A JPH0456111A JP H0456111 A JPH0456111 A JP H0456111A JP 16331590 A JP16331590 A JP 16331590A JP 16331590 A JP16331590 A JP 16331590A JP H0456111 A JPH0456111 A JP H0456111A
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JP
Japan
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shaped magnetic
layer
magnetic material
powder
magnetic member
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Pending
Application number
JP16331590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Ikeda
祐介 池田
Hiroyuki Handa
浩之 半田
Shinya Matsutani
伸哉 松谷
Akihiko Ibata
昭彦 井端
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スイッチング電源用トランスなどの高周波で
動作するのに適した薄型のインダクタンス部品およびそ
の製造法に関するものである。
従来の技術 薄型インダクタンス部品として従来は第4図に示すよう
なものがあった。第4図において31は0字状磁性体、
32は1字状磁性体であって、これらは高周波数で動作
するのに適合するためフェライトが用いられている。3
3はギャップであって、透磁率を小さくして巻線のイン
ダクタンスを小さくするためのものである。34はボビ
ンで、このボビン34には巻線35が巻装されている。
ボビン34の中央には1字状磁性体32が挿入されてお
り、1字状磁性体32の画先端側の側面は、ギャップ3
3を介して0字状磁性体31の側面に接合されている。
このようなインダクタンス部品は、トランスやインダク
タとして用いられる。
発明が解決しようとする課題 インダクタンス部品の、動作周波数を大きくすれば、イ
ンダクタンス部品の磁性体としてより小さいものを用い
ることができるので小型化になるが、動作周波数が大き
くなると、磁性体の鉄損が増加するため、温度上昇が高
くなるという問題がある。したがって、高周波数におい
ても損失の少ない磁性材料をトランスの磁性体として用
いる必要がある。そのような材料としてフェライトがあ
り、より高周波数における鉄損の低減をはかるため、材
料組成から改善されてきたが、まだ十分ではなかった。
また、従来例に示したような、磁性体にキャップを入れ
てインダクタンスを小さくして用いるインダクタンス部
品の場合、高周波数になるほどインダクタンスを小さく
する必要があり、そのためギャップ寸法もより大きくす
る必要があった。
ギャップが太き(なるとキャップからの漏れ磁束も大き
くなるので、インダクタンス部品の周辺に金属物がある
と、その金属を漏れ磁束によって発熱させるなどの問題
があった。
本発明は、このような問題点を解決するためのもので、
鉄損な少なくするとともに、漏れ磁束の少ないインダク
タンス部品を提供するものである。
課題を解決するための手段 以上の課題を解決するために本発明は、フェライト磁性
層と、絶縁体層、誘電体層または非磁性体層の内の、少
な(とも1種類以上の層あるいはこれらの混合体層上を
、0字状および1字状に積層して磁性体とし、0字状磁
性体の側面に1字状磁性体の側面を接合し、0字状磁性
体の積層面と1字状磁性体の積層面とが平行になるよう
にし、1字状磁性体にコイルを設けてインダクタンス部
品としたものである。
作用 この構成とすることにより、磁束によって磁性体に生じ
る渦電流が絶縁体層によってさえぎられるため、it流
損が減少する。
また、0字状磁性体と1字状磁性体との接合部において
、磁束は1字状磁性体の積層面にほぼ直角に流れるため
、非磁性の層かキャップとして多数存在することになり
、各々のキャップは薄いため、ギャップから出る磁束は
少なくなる。
実施例 以下本発明の一実施例を添付の図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の一実施例によるインダクタンス部品
を示す断面図である。1は0字状磁性体、2は1字状磁
性体で、それぞれフェライト磁性層と、絶縁体層、誘電
体層、または非磁性体層の内の少なくとも1種類以上の
層あるいはこれらの混合体層とを積層した磁性体である
。1字状磁性体2にはボビン4に巻線5を巻装したコイ
ルを設け、1字状磁性体2の画先端側面と0字状磁性体
の側面とはギャップ3を介して接合されている。
第2図は、第1図に示す本発明の一実施例によるインダ
クタンス部品の磁性体を示す斜視図である。1は0字状
磁性体、2は1字状磁性体で3はギャップである。
第3図は、第1図に示す本発明の一実施例によるインダ
クタンス部品の0字状磁性体1と1字状磁性体2との接
合部を示す要部断面図である。
10はフェライト磁性層、11は絶縁体層、誘電体層ま
たは非磁性体層の内の少なくとも1種類以上の層あるい
はこれらの混合体層である。3はギャップである。1字
状磁性体2に生しる磁束は0字状磁性体1に流れてい(
か、0字状磁性体1と1字状磁性体2との接合部におい
ては非磁性の層11がギャップの働きをするため、多数
ギャップを挿入したことになり、従来のように大きいギ
ャップを1ケ所に挿入するよりも各ギャップの寸法は小
さいので、漏れ磁束は小さくなる。12゜13.14は
このような漏れ磁束を示すものである。
次に、本発明のインダクタンス部品の製造法の一実施例
を説明する。
第1の方法は、フェライト粉末としてMnZn系フェラ
イト、NiZn系フェライト等を用い、ブチルカルピト
ール、テルピネオール、アルコールなどの溶剤、エチル
セルロース、ポリヒニルブチラール、ポリビニルアルコ
ール、ポリエチレンオキサイド、エチレン−酢酸ビニル
等の結合剤とを混合した混練物をシート状に成型して、
磁性シートを作成する。同様に、絶縁体粉末と結合剤お
よび溶剤を混合した混練物をシート状に成型して絶縁体
シートを作成する。この磁性シートと絶縁体シートを交
互に積層して積層体を作成する。
つぎに、この積層体を0字状および1字状に打ち抜いた
後、所定温度で高温処理して磁性体に形成する。
1字状磁性体にコイルを装着し、0字状磁性体と組み合
わせてインダクタンス部品とする。
第2の方法は、第1の方法で説明した磁性シートに、絶
縁体粉末と結合剤、溶剤を混合した混練物を塗布して積
層し、積層体を作成するもので、第1の方法と同様に磁
性体を形成しインダクタンス部品とする。
以上の例では絶縁体を用いた場合を示したが、絶縁体の
代わりに誘電体、非磁性体およびこれらの混合体を用い
てもよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ギャップから漏れる磁束
が少ないため、インダクタンスの周辺にある他の部品や
金属などに影響を及ぼすことが少なく、磁性体に流れる
渦電流が少ないため、渦電流による鉄損も少ないので発
熱も少ないインダクタンス部品が得られ、高周波数で使
用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるインダクタンス部品を
示す斜視図、第2図は本発明の一実施例によるインダク
タンス部品の磁性体を示す斜視図、第3図は本発明の一
実施例によるインダクタンス部品の0字状磁性体と1字
状磁性体との接合部の要部断面図、第4図は従来のイン
ダクタンス部品の斜視図である。 1・・・・・・0字状磁性体、2・・・・・・1字状磁
性体、3・・・・・・ギャップ、4・・・・・・ボビン
、5・・・・・・巻線。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はが1名\〜為4勺 ^)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェライト磁性層と、絶縁体層、誘電体層または
    非磁性体層の内の少なくとも1種類以上の層あるいはこ
    れらの混合体層とをO字状およびI字状に積層した磁性
    体を有し、I字状磁性体にコイルを設け、I字状磁性体
    の側面にO字状磁性体の側面を接合し、I字状磁性体の
    積層面とO字状磁性体の積層面とが平行であるインダク
    タンス部品。
  2. (2)絶縁体粉末、結合剤および溶剤を混合した混練物
    をシート状に成型した絶縁体シートや、誘電体粉末、結
    合剤および溶剤を混合した混練物をシート状に成型した
    誘電体シートや、非磁性体粉末、結合剤および溶剤を混
    合した混練物をシート状に成型した非磁性体シートまた
    はこれらの混合体粉末、結合剤および溶剤を混合した混
    練物をシート状に成型した混合体シートのうち少なくと
    も1種類以上のシートと、フェライト粉末、結合剤およ
    び溶剤を混合した混練物をシート状に成型した磁性シー
    トを積層し、O字状およびI字状に打ち抜き、高温処理
    して形成した磁性体の、I字状磁性体にコイルを設け、
    I字状磁性体の側面にO字状磁性体の側面を接合するイ
    ンダクタンス部品の製造方法。
  3. (3)フェライト粉末、結合剤および溶剤を混合した混
    練物をシート状に成型し、絶縁体粉末、誘電体粉末およ
    び非磁性体粉末の少なくとも1種類以上を含む粉末、結
    合剤および溶剤を混合した混練物を磁性シートに塗布し
    て積層し、O字状およびI字状に打ち抜き、高温処理し
    て形成した磁性体の、I字状磁性体にコイルを設け、I
    字状磁性体にO字状磁性体の側面を接合するインダクタ
    ンス部品の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0536816U (ja) * 1991-08-30 1993-05-18 株式会社日立水沢エレクトロニクス トランス
JPH09219314A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Oki Densen Kk Fpc型インダクタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0536816U (ja) * 1991-08-30 1993-05-18 株式会社日立水沢エレクトロニクス トランス
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