JPH0456112A - インダクタンス部品およびその製造法 - Google Patents

インダクタンス部品およびその製造法

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JPH0456112A
JPH0456112A JP16331790A JP16331790A JPH0456112A JP H0456112 A JPH0456112 A JP H0456112A JP 16331790 A JP16331790 A JP 16331790A JP 16331790 A JP16331790 A JP 16331790A JP H0456112 A JPH0456112 A JP H0456112A
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JP
Japan
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magnetic
layer
central
leg
laminated
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Pending
Application number
JP16331790A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Ikeda
祐介 池田
Hiroyuki Handa
浩之 半田
Akihiko Ibata
昭彦 井端
Shinya Matsutani
伸哉 松谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0456112A publication Critical patent/JPH0456112A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスイッチング電源用トランスなどの高周波数で
動作するのに適したインダクタンス部品およびその製造
法に関するものである。
従来の技術 インダクタンス部品に多用される磁性材料として、フェ
ライトがある。フェライトは各種通信機器7民生用機器
などのインダクタンス部品に多用されているが、近年、
動作周波数が増大する傾向にあり、高周波数で十分使用
できる性能を有するインダクタンス部品が要求されてい
る。
第7図はインダクタンス部品の1つであるトランスの従
来例を示す断面図である。第7図において、21.22
はE字状磁性体で、フェライトが用いられている。E字
状磁性体21.22の中央磁脚にはギャップ23を設け
、磁性体の実効透磁率を小さくしている。26はボビン
で、1次巻線24と2次巻線25を巻装しコイルを形成
している。
発明か解決しようとする課題 第7図に示すような従来例において、高周波数での鉄損
を減少するためフェライト材料の様々な改良か提案され
ているかまだまだ不十分であり鉄損減少が課題であった
また、インダクタンスを小さくするため、硫性体にギャ
ップを設けて実効透磁率を小さくしているか、第8図に
示すようにギヤツブ23から出る磁束27がコイルの巻
線を横切るとき渦電流を発生させ、巻線で損失が増加す
るため、ギヤツブ23から出てコイルを横切る磁束の量
を減少させることが課題であった。 本発明は以上のよ
うな従来の欠点を除去し、損失の少ないインダクタンス
部品を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 以上の課題を解決するために本発明は、フェライト磁性
層と絶縁体層、誘電体層又は非磁性体層のうちの少なく
とも1種類以上の層あるいはこれらの混合体層とを積層
してなる積層磁性体を、中央磁脚においてはコイルの発
生する磁束と垂直に積層し、外側磁脚においてはコイル
の発生する磁束と平行に積層し、中央磁脚にコイルを設
けてインダクタンス部品としたものである。
作用 この構成とすることにより、中央磁脚においてはフェラ
イト磁性層の間に非磁性の層かギャップとして多数存在
することになり、各々のギャップは薄いため、ギャップ
から出てコイルを横切る磁束は従来よりも減少するので
巻線での損失も減少する。
さらに、外側磁脚においては、磁束によって磁性体に生
じる渦電流が非磁性の層によってさえぎられるため、渦
電流損が減少する。
実施例 以下、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例によるインダクタンス部品を
示す断面図である。1,1′は外側磁脚、2,2′は中
央磁脚で、外側磁脚1,1′と中央磁脚2,5′は接合
されてE字状磁性体99′を形成している。6はギャッ
プである。3はボビンで1次巻線4.2次巻線5を巻装
してコイルを形成している。コイルは中央磁脚2,2′
に設けられている。
第2図は第1図に示す本発明の一実施例によるインダク
タンス部品の磁性体を示す斜視図である。この磁性体は
フェライト磁性層と、非磁性層との積層体である。中央
磁脚2,2′においてはコイルによって発生する磁束の
方向と直角に磁性層か積層されている。したがって磁束
は磁性層と非磁性層を交互に通過し、非磁性層はギャッ
プの効果を有することになるので、磁性体としての透磁
率は小さくなる。よって、さらに設けたギャップ6の寸
法は従来例よりもはるかに小さいものでよいので漏れ磁
束も小さくなる。
第3図に積層した磁性体の構成と、これに直角方向に磁
束が流れたときの漏れ磁束の様子を示す。11は磁性層
、12は非磁性層である。破線で示したのが磁束の流れ
で、13は漏れ磁束である。非磁性層12の寸法は小さ
いので、漏れ磁束も少ない。
このように漏れ磁束が従来よりも少ないので、漏れ磁束
がコイルを横切って発生する渦電流損も小さくなる。ま
た、外側磁脚1,1′においてはコイルによって発生す
る磁束か平行となるように磁性層が積層されている。こ
のため、磁束によって磁性層に発生する渦電流は、非磁
性層によってさえぎられるため、渦電流の流れるループ
が短くなり、渦電流損は少なくなる。
以上磁性体形状としてE字状磁性体の組合せによるもの
を示したが、E字状磁性体と1字状磁性体との組合せに
よるものでも同様の効果が得られる。第4図にそのよう
な実施例を示す。
第4図において、1は外側磁脚、2は中央磁脚で合わせ
てE字状磁脚を形成している点は第1の実施例による物
と同じである。7は工学状磁性体で、積層した磁性体で
ある。
第5図は、第4図に示すインダクタンス部品の磁性体を
示す斜視図である。
次に、本発明のインダクタンス部品の製造法の例を説明
する。
第1の方法は、フェライト粉末としてM n Z n系
フェライト+  N i Z n系フェライト等を用い
、ブチルカルピトール、テルピネオール、アルコールな
との溶剤、エチルセルロース、ポリビニルフチラール、
ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド エチ
レン−酢酸ビニルなどの結合剤とを混合した混練物をシ
ート状に成形して、磁性シートを作成する。同様に、絶
縁体粉末と結合剤および溶剤を混合した混練物をシート
状に成形して絶縁体シートを作成する。この磁性シート
と絶縁体シートを交互に積層して積層体を作成する。
つぎに、第6図に示すように、この積層体をU字状に成
形して外側磁脚8とし、その中央に所定の長さにそろえ
た積層体を接着して中央磁脚2とする。その後、これら
積層体を所定温度で高温処理して磁性体を形成した後、
−点鎖線で示した位置まで研磨し、E字状磁性体を形成
する。E字状磁性体の中央磁脚2にはコイルを装着し、
他のE字状磁性体と組み合わせてインダクタンス部品と
する。第2の方法は、第1の方法で示した磁性シートに
、絶縁体粉末と結合剤、溶剤を混合した混練物を塗布し
て積層し、積層体を作成するもので、第1の方法と同様
に磁性体を形成しインダクタンス部品とする。
以上の例では絶縁体を用いた場合を示したが、絶縁体の
代わりに誘電体、非磁性体およびこれらの混合体を用い
てもよい。
発明の効果           −′以上のように本
発明によれば、ギャップから漏れる磁束が少ないためコ
イルの巻線における損失が少なく、さらに磁性体に流れ
る渦電流が少ないため、渦電流による鉄損も少ないので
、全体として損失の少ないインダクタンス部品が得られ
、高周波で使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるインダクタンス部品の
構成を示す断面図、第2図は本発明の一実施例によるイ
ンダクタンス部品の磁性体を示す斜視図、第3図は本発
明の一実施例によるインダクタンス部品の磁性体の中央
磁脚における拡大断面図、第4図は本発明の他の実施例
によるインダクタンス部品の構成を示す断面図、第5図
は本発明の一実施例によるインダクタンス部品の磁性体
を示す斜視図、第6図は本発明の一実施例によるインダ
クタンス部品の磁性体の製造方法を示す側面図、第7図
は従来のインダクタンス部品を示す断面図、第8図はそ
のギャップ部における磁束の流れを示す断面図である。 1.1′・・・・・・外側磁脚、2,2′・・・・・・
中央磁脚、3・・・・・・ボビン、4・・・・・・1次
巻線、5・・・・・・2次巻線、6・・・・・・ギャッ
プ、9.9′・・・・・・E字状磁性体。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名滅 ’w−′Nrつ ※ リ 噂 争 、:べ       d 恢 堀 滅 e++N \  1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェライト磁性層と絶縁体層、誘電体層または非
    磁性体層の内の少なくとも1種類以上の層あるいはこれ
    らの混合体層とを積層してなる積層磁性体を、中央磁脚
    においてはコイルの発生する磁束と垂直に積層し、外側
    磁脚においてはコイルの発生する磁束と平行に積層し、
    上記中央磁脚にコイルを設けたインダクタンス部品。
  2. (2)絶縁体粉末、結合剤および溶剤を混合した混練物
    をシート状に成型した絶縁体シートや、誘電体粉末、結
    合剤および溶剤を混合した混練物をシート状に成型した
    誘電体シートや、非磁性体粉末、結合剤および溶剤を混
    合した混練物をシート状に成型した非磁性体シート、ま
    たはこれらの混合体粉末、結合剤および溶剤を混合した
    混練物をシート状に成型した混合体シートの少なくとも
    1種類以上のシートと、フェライト粉末、結合剤および
    溶剤を混合した混練物をシート状に成型した磁性シート
    とを交互に積層し、U字状に湾曲させて外側磁脚とし、
    外側磁脚の中央に上記積層体を積層したものを配置して
    中央磁脚とし、高温処理して形成した磁性体の中央磁脚
    にコイルを設けるインダクタンス部品の製造法。
  3. (3)フェライト粉末、結合剤および溶剤を混合した混
    練物をシート状に成型して磁性シートとし、絶縁体粉末
    、誘電体粉末および非磁性体粉末の少なくとも1種類以
    上を含む粉末、結合剤、および溶剤を混合した混練物を
    上記磁性シートに塗布して積層し、U字状に湾曲させて
    外側磁脚とし、外側磁脚の中央に上記積層体を積層して
    中央磁脚とし、これらを高温処理して形成した磁性体の
    中央磁脚にコイルを設けるインダクタンス部品の製造法
JP16331790A 1990-06-21 1990-06-21 インダクタンス部品およびその製造法 Pending JPH0456112A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7212094B2 (en) * 2002-10-31 2007-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Inductive components and electronic devices using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7212094B2 (en) * 2002-10-31 2007-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Inductive components and electronic devices using the same

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