JPH0457304A - コンバータトランス - Google Patents
コンバータトランスInfo
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- JPH0457304A JPH0457304A JP16903790A JP16903790A JPH0457304A JP H0457304 A JPH0457304 A JP H0457304A JP 16903790 A JP16903790 A JP 16903790A JP 16903790 A JP16903790 A JP 16903790A JP H0457304 A JPH0457304 A JP H0457304A
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- UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N Carbon monoxide Chemical compound [O+]#[C-] UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は各種電子機器に使用されるコンバータトランス
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術
近年、コンバータトランスは軽薄短小のニーズに対応す
るため、低周波数からより高周波数で駆動されるものに
移行してきたため、この高周波数における損失を少なく
する技術の確立が広く、産業界から求められている。
るため、低周波数からより高周波数で駆動されるものに
移行してきたため、この高周波数における損失を少なく
する技術の確立が広く、産業界から求められている。
高周波数で使用されるコンバータトランスにおいては1
次、2次巻線間の結合が悪いと1次、2次巻線の間に漏
れ磁束が生し、大きな損失となって、コンバータトラン
スの発熱の原因となる。また、コンバータトランスの磁
気ギャップ部からの漏れ磁束が、多いと磁気ギャップ部
の上に巻かれた巻線と鎖交することにより、うず電流損
失が生し、コンバータトランスの発熱の大きな要因とな
る。更にこれらの損失は、周波数が高くなればなるほど
、無視できなくなるものであり、軽薄短小のニーズに対
応するためにはこの高周波数における損失をいかに少な
くするかが課題となり、そのためには1次、2次巻線間
の結合を高めてやることと磁気ギャップ部からの漏れ磁
束を少なくすることが極めて重要となってくる。
次、2次巻線間の結合が悪いと1次、2次巻線の間に漏
れ磁束が生し、大きな損失となって、コンバータトラン
スの発熱の原因となる。また、コンバータトランスの磁
気ギャップ部からの漏れ磁束が、多いと磁気ギャップ部
の上に巻かれた巻線と鎖交することにより、うず電流損
失が生し、コンバータトランスの発熱の大きな要因とな
る。更にこれらの損失は、周波数が高くなればなるほど
、無視できなくなるものであり、軽薄短小のニーズに対
応するためにはこの高周波数における損失をいかに少な
くするかが課題となり、そのためには1次、2次巻線間
の結合を高めてやることと磁気ギャップ部からの漏れ磁
束を少なくすることが極めて重要となってくる。
従来、巻線間の結合を高める方法としては1次、2次巻
線の巻幅を広くしたり、1次、2次巻線をサンドイッチ
巻したりする方法で1個のコイルボビンに多層巻線を巻
装し、これをE型磁心、またはU型磁心の磁脚に組み込
んで完成するのが一般的である。また、磁気ギャノブ部
の漏れ磁束を少なくする方法としてはE型磁心の中足磁
脚部に中間磁心を設けて多段ギャップ構成として個々の
ギャップ寸法を小さくしてやる方法が一般的である。
線の巻幅を広くしたり、1次、2次巻線をサンドイッチ
巻したりする方法で1個のコイルボビンに多層巻線を巻
装し、これをE型磁心、またはU型磁心の磁脚に組み込
んで完成するのが一般的である。また、磁気ギャノブ部
の漏れ磁束を少なくする方法としてはE型磁心の中足磁
脚部に中間磁心を設けて多段ギャップ構成として個々の
ギャップ寸法を小さくしてやる方法が一般的である。
以下に従来のコンバータトランスについて説明する。第
7図(a)、第9図(a)は従来のコンバータトランス
の断面図、第7図ら)、第9図(b)は各々第7図(a
)、第9図(alのX−X“断面矢視図である。第7図
、第9図において、1はE型磁心、2はコイルボビン、
3は1次巻線、4は2次巻線、5は1次と2次間の絶縁
材料、6は磁気ギャップを示している。また、第8図(
a)、(b)は第7図のコンバタトランスの巻線接続図
であり、第10図は第9図のコンバータトランスの巻線
接続図である。第8図、第10図においてPI、P2は
1次端子、5IS2は2次端子、petは1次中間タッ
プ、SCTは2次中間タップを示している。また、第5
図(a)、(b)は一般的なコンバータトランスの磁気
ギヤ・ノブ部の部分図で、漏れ磁束とギャップ寸法の関
係を簡単に図示したものであり、第6図(a)、(bl
は一般的なコンバータトランスの多段磁気ギャップを構
成するときの磁心図である。第5図、第6図において、
7は中間磁心、8は漏れ磁束を示している。
7図(a)、第9図(a)は従来のコンバータトランス
の断面図、第7図ら)、第9図(b)は各々第7図(a
)、第9図(alのX−X“断面矢視図である。第7図
、第9図において、1はE型磁心、2はコイルボビン、
3は1次巻線、4は2次巻線、5は1次と2次間の絶縁
材料、6は磁気ギャップを示している。また、第8図(
a)、(b)は第7図のコンバタトランスの巻線接続図
であり、第10図は第9図のコンバータトランスの巻線
接続図である。第8図、第10図においてPI、P2は
1次端子、5IS2は2次端子、petは1次中間タッ
プ、SCTは2次中間タップを示している。また、第5
図(a)、(b)は一般的なコンバータトランスの磁気
ギヤ・ノブ部の部分図で、漏れ磁束とギャップ寸法の関
係を簡単に図示したものであり、第6図(a)、(bl
は一般的なコンバータトランスの多段磁気ギャップを構
成するときの磁心図である。第5図、第6図において、
7は中間磁心、8は漏れ磁束を示している。
第9図において構成を説明するとコイルボビン2に1次
巻線3と2次巻線4を順次巻装し、次に一対で磁路を形
成するE型磁心1の中足磁脚部に巻線3.4を巻装して
準備されたボビン2を組み込んで完成するものである。
巻線3と2次巻線4を順次巻装し、次に一対で磁路を形
成するE型磁心1の中足磁脚部に巻線3.4を巻装して
準備されたボビン2を組み込んで完成するものである。
第7図の構成に関しても基本的には同しであり、違いは
1次、2次巻線を分割して巻装しているため、巻線の線
輪数が多いことである。ここで第9図は1次、2次の巻
線間の結合を高める方法として巻線の巻幅を広くしたも
のであり、そのため、E型磁心の磁脚の長さは長くして
やる必要がある。また第7図は1次、2次の巻線間の結
合を高める方法として巻線をサンドイッチ構造にしたも
のであり、その結果、巻線のふくらみは大きくなる。
1次、2次巻線を分割して巻装しているため、巻線の線
輪数が多いことである。ここで第9図は1次、2次の巻
線間の結合を高める方法として巻線の巻幅を広くしたも
のであり、そのため、E型磁心の磁脚の長さは長くして
やる必要がある。また第7図は1次、2次の巻線間の結
合を高める方法として巻線をサンドイッチ構造にしたも
のであり、その結果、巻線のふくらみは大きくなる。
また第5図(a)、(b)は一般的なコンバータトラン
スの磁気ギヤシブ部の部分図であり、第5図(blは中
間磁心7を用いてギャップ寸法Gを1/2Gとしてギャ
ップを2ケ所に設けることにより、磁気ギャップ部から
の漏れ磁束の量を低減したものである。更に第6図(a
)、(b)は中間磁心の数をそれぞれ1個、3個用い、
且つ、E型磁心を2個組み合わせて多段磁気ギャップを
構成したものである。
スの磁気ギヤシブ部の部分図であり、第5図(blは中
間磁心7を用いてギャップ寸法Gを1/2Gとしてギャ
ップを2ケ所に設けることにより、磁気ギャップ部から
の漏れ磁束の量を低減したものである。更に第6図(a
)、(b)は中間磁心の数をそれぞれ1個、3個用い、
且つ、E型磁心を2個組み合わせて多段磁気ギャップを
構成したものである。
第6図(b)におけるギャップの数は4ケ所設け、ギャ
ップの寸法を各々1/4Gと設定しているため、磁気ギ
ャップ部からの漏れ磁束の量が第6図(a)のそれより
も更に少なくなっていることは言うまでもない。
ップの寸法を各々1/4Gと設定しているため、磁気ギ
ャップ部からの漏れ磁束の量が第6図(a)のそれより
も更に少なくなっていることは言うまでもない。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記従来の構成では、巻線間の結合を高
める手段として第9図のような構成にし巻線の巻幅を広
くした場合、E型磁心の長さ(H寸法)を長くする必要
があり、磁心の強度が弱くなり、更にコンバータトラン
スの高さも高くなり、現実的には余り巻幅を広くするこ
とはできない。
める手段として第9図のような構成にし巻線の巻幅を広
くした場合、E型磁心の長さ(H寸法)を長くする必要
があり、磁心の強度が弱くなり、更にコンバータトラン
スの高さも高くなり、現実的には余り巻幅を広くするこ
とはできない。
また、第7図のような構成にし、1次、2次巻線をサン
ドインチ構造とした場合、巻線のふくらみが大きくなる
ため、コンバータトランスの厚み(T寸法)を薄くする
ことができない。このことはコンバータトランスの薄型
化に関して言えば、致命的である。さらに巻線の製造に
関して言えば、下層から、順次、上層に巻いてゆくため
、上層巻線が乱れやす(なり、コンバータトランスの性
能バラツキの原因となること、あるいは、下層巻線と上
層巻線との間にインダクタンスの差を生しるため、循環
電流による損失が発生してコンバータトランスの発熱の
原因となる等、実用上、多くの問題を有している。
ドインチ構造とした場合、巻線のふくらみが大きくなる
ため、コンバータトランスの厚み(T寸法)を薄くする
ことができない。このことはコンバータトランスの薄型
化に関して言えば、致命的である。さらに巻線の製造に
関して言えば、下層から、順次、上層に巻いてゆくため
、上層巻線が乱れやす(なり、コンバータトランスの性
能バラツキの原因となること、あるいは、下層巻線と上
層巻線との間にインダクタンスの差を生しるため、循環
電流による損失が発生してコンバータトランスの発熱の
原因となる等、実用上、多くの問題を有している。
また、磁気ギャップ部からの漏れ磁束の量を低減する方
法として第6図(a)、 (b)のようなE型磁心を用
いた場合、ギャップ寸法を1/2Gとする場合は中間磁
心を1個、ギャップ寸法を1/4Gとする場合は中間磁
心を3個、つまり、磁気ギヤ。
法として第6図(a)、 (b)のようなE型磁心を用
いた場合、ギャップ寸法を1/2Gとする場合は中間磁
心を1個、ギャップ寸法を1/4Gとする場合は中間磁
心を3個、つまり、磁気ギヤ。
プの数をnとしたとき、(n−1)この中間磁心を使用
する必要があり、コンバータトランスの製造上、極めて
困難となり、管理面も含め、実用上は多くの問題を存し
ている。
する必要があり、コンバータトランスの製造上、極めて
困難となり、管理面も含め、実用上は多くの問題を存し
ている。
本発明は以上のような従来の問題点を解決するもので、
1次、2次巻線間の結合が高く、高周波損失の少ない小
型薄型化に対応できるコンバータトランスを低コストで
且つ高品質で提供することを目的とするものである。
1次、2次巻線間の結合が高く、高周波損失の少ない小
型薄型化に対応できるコンバータトランスを低コストで
且つ高品質で提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明は、2個のU型磁心を
複数個の磁気ギヤノブを有するように組み合わせて構成
される閉磁路磁心の一方の磁脚に2分割された1次巻線
と2次巻線を巻装するとともに他方の磁脚部2分割され
た残りの1次巻線と2次巻線を巻装して形成したもので
ある。
複数個の磁気ギヤノブを有するように組み合わせて構成
される閉磁路磁心の一方の磁脚に2分割された1次巻線
と2次巻線を巻装するとともに他方の磁脚部2分割され
た残りの1次巻線と2次巻線を巻装して形成したもので
ある。
作用
この構成によって磁心の長さ(8寸法)に関係なく、1
次、2次巻線の巻幅、つまり対向面積が従来の2倍確保
できるとともに、磁気ギャップ部の寸法も1/2Gとし
て2ケ所形成することが中間磁心無しで可能となり、且
つ、巻線のふくらみ(T寸法)も薄くすることができる
ため、1次、2次巻線間の結合がよく、高周波損失の少
ない小型、薄型化のコンバータトランスを低コスト且つ
高品質で提供することができる。
次、2次巻線の巻幅、つまり対向面積が従来の2倍確保
できるとともに、磁気ギャップ部の寸法も1/2Gとし
て2ケ所形成することが中間磁心無しで可能となり、且
つ、巻線のふくらみ(T寸法)も薄くすることができる
ため、1次、2次巻線間の結合がよく、高周波損失の少
ない小型、薄型化のコンバータトランスを低コスト且つ
高品質で提供することができる。
実施例
以下、本発明のコンバータトランスの一実施例を図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図(alは本発明のコンバータトランスの断面図、
第1図ら)は第1図(a)のx−x’断面図である。
第1図ら)は第1図(a)のx−x’断面図である。
第1図において基本的には、第9図における従来と同一
の構成の部分には同一番号を付して詳細な説明を省略す
る。
の構成の部分には同一番号を付して詳細な説明を省略す
る。
第1図において従来例と大きく異なる点は磁心としてU
型磁心1を採用していること、複数個の磁気ギヤツブ6
a、6bを有していること。また、コイルボビンを2a
、2bとして2個用いていること、更に1次巻線3a、
3b、2次巻線4a。
型磁心1を採用していること、複数個の磁気ギヤツブ6
a、6bを有していること。また、コイルボビンを2a
、2bとして2個用いていること、更に1次巻線3a、
3b、2次巻線4a。
4bの如くそれぞれ2分割して別々の磁脚に組み込んで
いることである。
いることである。
第1図において構成を説明するとそれぞれのコイルボビ
ン2a、2bに2分割された1次巻線3a、3bと2分
割巻線4a、4bを順次巻装し、次に一対で磁路を形成
するU型磁心1の各々の磁脚部に巻線を巻装して準備さ
れたボビン2a、2bを組み込んで完成するものである
。
ン2a、2bに2分割された1次巻線3a、3bと2分
割巻線4a、4bを順次巻装し、次に一対で磁路を形成
するU型磁心1の各々の磁脚部に巻線を巻装して準備さ
れたボビン2a、2bを組み込んで完成するものである
。
以上、本実施例によれば、2個のU型磁心1を複数個の
磁気ギャノブ部6a、6bを有するように組み合わせて
構成される閉磁路磁心の一方の磁脚に2分割された1次
巻線3aと2次巻線4aを巻装するとともに他方の磁脚
に2分割された残りの1次巻線3bと2次巻線4bとを
巻装しているため、磁脚の長さ(H)と関係なく、1次
、2次巻線の巻幅、つまり巻線の対向面積が従来のもの
に比べて2倍確保できるとともに、磁気ギャップ部6a
、6bの寸法もl/2Gとして2ケ所形成することが中
間磁心無しで可能となり、且つ、巻線のふくらみ(T寸
法)も薄くすることができるため、1次、2次巻線間の
結合がよく、高周波損失の少ないコンバータトランスと
することができる。また、一つのコイルボビンに巻装す
る線輪数も少なくなるため、上層巻線の巻装れも少なく
なり、コンバータトランスの性能バラツキを少なくする
ことも可能となる。更に、中間磁心無しで磁気キャップ
部を2ケ所形成できるため、コンバータトランスの製造
コストも安価となる。
磁気ギャノブ部6a、6bを有するように組み合わせて
構成される閉磁路磁心の一方の磁脚に2分割された1次
巻線3aと2次巻線4aを巻装するとともに他方の磁脚
に2分割された残りの1次巻線3bと2次巻線4bとを
巻装しているため、磁脚の長さ(H)と関係なく、1次
、2次巻線の巻幅、つまり巻線の対向面積が従来のもの
に比べて2倍確保できるとともに、磁気ギャップ部6a
、6bの寸法もl/2Gとして2ケ所形成することが中
間磁心無しで可能となり、且つ、巻線のふくらみ(T寸
法)も薄くすることができるため、1次、2次巻線間の
結合がよく、高周波損失の少ないコンバータトランスと
することができる。また、一つのコイルボビンに巻装す
る線輪数も少なくなるため、上層巻線の巻装れも少なく
なり、コンバータトランスの性能バラツキを少なくする
ことも可能となる。更に、中間磁心無しで磁気キャップ
部を2ケ所形成できるため、コンバータトランスの製造
コストも安価となる。
第2回に本発明の第2の実施例を示すコンバータトラン
スの巻線接続図を示している。この実施例によれば、2
分割された1次巻線3a、3bと2次巻線4a、4bと
をそれぞれ並列接続しているため、巻線電流を半分ずつ
負担することができ、大電流に対しても上記実施例1と
同等の効果を得ることができる。
スの巻線接続図を示している。この実施例によれば、2
分割された1次巻線3a、3bと2次巻線4a、4bと
をそれぞれ並列接続しているため、巻線電流を半分ずつ
負担することができ、大電流に対しても上記実施例1と
同等の効果を得ることができる。
第3図は本発明の第3の実施例を示すコンバータトラン
スの巻線接続図を示している。この実施例によれば、2
分割された1次巻線3a、3bと2次巻線4a、4bと
をそれぞれ直列接続しているため、巻線電圧を半分ずつ
負担することができ、高電圧巻線、あるいは巻数が多い
巻線の場合でも本発明の実施例1と同等の効果を得るこ
とができる。
スの巻線接続図を示している。この実施例によれば、2
分割された1次巻線3a、3bと2次巻線4a、4bと
をそれぞれ直列接続しているため、巻線電圧を半分ずつ
負担することができ、高電圧巻線、あるいは巻数が多い
巻線の場合でも本発明の実施例1と同等の効果を得るこ
とができる。
第4図に本発明の第4の実施例を示すコンバータトラン
スの断面図を示している。第4図において第1図に示す
部分と同一部分については、同一番号を付して説明を省
略する。
スの断面図を示している。第4図において第1図に示す
部分と同一部分については、同一番号を付して説明を省
略する。
この実施例においてはU型磁心1の磁脚部に中間磁心7
a、7bを組み込んで複数個の磁気ギャップ6a、6b
を形成したものである。
a、7bを組み込んで複数個の磁気ギャップ6a、6b
を形成したものである。
この実施例によれば、巻線の巻装される磁脚に複数個の
中間磁心7a、7bを組み込み、磁気ギャップ6a、6
bを形成しているため、ギヤ、ブ寸法が更に小さくでき
、磁気ギャップ部6a、6bからの漏れ磁束の量を非常
に少なくすることができる。また、n個の磁気ギャップ
を形成する際、必要な中間磁心7a、7bの数は(n−
2)個で済み、従来の方法に比べて製造コストも安価と
できる、等の効果が実施例−の効果に加えて生まれ発明
の効果 以上のように本発明によれば、2個のU型磁心を複数個
の磁気ギャップを有するように組み合わせて構成される
閉磁路磁心の一方の磁脚に2分割された1次巻線と2v
L巻線を巻装するとともに他方の磁脚に2分割された残
りの1磁巻線と2磁巻線を巻装することにより、 (1)1次、2次の巻線間の結合を非常に高めることが
できる。
中間磁心7a、7bを組み込み、磁気ギャップ6a、6
bを形成しているため、ギヤ、ブ寸法が更に小さくでき
、磁気ギャップ部6a、6bからの漏れ磁束の量を非常
に少なくすることができる。また、n個の磁気ギャップ
を形成する際、必要な中間磁心7a、7bの数は(n−
2)個で済み、従来の方法に比べて製造コストも安価と
できる、等の効果が実施例−の効果に加えて生まれ発明
の効果 以上のように本発明によれば、2個のU型磁心を複数個
の磁気ギャップを有するように組み合わせて構成される
閉磁路磁心の一方の磁脚に2分割された1次巻線と2v
L巻線を巻装するとともに他方の磁脚に2分割された残
りの1磁巻線と2磁巻線を巻装することにより、 (1)1次、2次の巻線間の結合を非常に高めることが
できる。
(2) m気ギャップ部からの漏れ磁束による巻線の
渦電流損失を大幅に低減できる。
渦電流損失を大幅に低減できる。
(3)上層巻線の巻装れが少なくなり、コンバータトラ
ンスの性能バラツキが少なくできる。
ンスの性能バラツキが少なくできる。
(4)巻線のふくらみを薄くできるため、コンバータト
ランスの薄型化に大きな効果が出る。
ランスの薄型化に大きな効果が出る。
(5)中間磁心無しで磁気ギャップを2ケ所形成できる
ため、コンバータトランスの製造コストを低減できる。
ため、コンバータトランスの製造コストを低減できる。
また、2分割された1次巻線と2次巻線をそれぞれ並列
接続したり、直列接続したりすることにより、 (6)大電流及び高電圧巻線に対しても、上記(1)〜
(5)と同等の効果を得ることができる。
接続したり、直列接続したりすることにより、 (6)大電流及び高電圧巻線に対しても、上記(1)〜
(5)と同等の効果を得ることができる。
更に巻線の巻装される磁脚に複数個の中間磁心を組み込
み、磁気ギャップを形成することにより、(7)簡単に
多段の磁気ギャップ構成ができるため、上記(1)〜(
5)の効果をさらに高めることができる。
み、磁気ギャップを形成することにより、(7)簡単に
多段の磁気ギャップ構成ができるため、上記(1)〜(
5)の効果をさらに高めることができる。
等の多大な効果が得られ、小型薄型化に対応できるコン
バータトランスを低コストで且つ、高品質で提供するこ
とができ、工業的価値の大なるものである。
バータトランスを低コストで且つ、高品質で提供するこ
とができ、工業的価値の大なるものである。
第1図(a)は本発明の第1の実施例におけるコンバー
タトランスの断面図、第1図ら)は第1図fa)のx−
x’断面図、第2図は本発明の第2の実施例を示すコン
バータトランスの巻線接続図、第3図は本発明の第3の
実施例を示すコンバータトランスの巻線接続図、第4図
は本発明の第4の実施例を示すコンバータトランスの断
面図、第5図(a)。 (ト))は一般的なコンバータトランスの磁気ギヤノブ
部の部分図、第6図(a)、 (b)は一般的なコンバ
ータトランスの多段磁気ギャップを構成するときの磁心
図、第7図(a)、 (b)及び第9図(a)、 (b
lは、従来のコンバータトランスの断面図、第8図(a
)、 (bl及び第10図は、従来のコンバータトラン
スの巻線接続図である。 1・・・・・・磁心、2・・・・・・コイルボビン、3
・・・・・・1次巻線、4・・・・・・2次巻線、訃・
・・・・1次〜2次間絶縁材料、6・・・・・・磁気ギ
ヤ、プ、7・・・・・・中間磁心。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 第 図 第 図 (flL) 森 b CIL) 6 石龜気午イソフ3 7 市間狐、し・ (bン 第 図 tT tン7守間タップ記号 U ちm玉a・し・ 第10図 1 日型1肱、C・ 2 コイルホピ/ 1〉π恩線 Zン、g#線 l、アル2.χIv′l命巳球材料 不龜気ギイノフ。
タトランスの断面図、第1図ら)は第1図fa)のx−
x’断面図、第2図は本発明の第2の実施例を示すコン
バータトランスの巻線接続図、第3図は本発明の第3の
実施例を示すコンバータトランスの巻線接続図、第4図
は本発明の第4の実施例を示すコンバータトランスの断
面図、第5図(a)。 (ト))は一般的なコンバータトランスの磁気ギヤノブ
部の部分図、第6図(a)、 (b)は一般的なコンバ
ータトランスの多段磁気ギャップを構成するときの磁心
図、第7図(a)、 (b)及び第9図(a)、 (b
lは、従来のコンバータトランスの断面図、第8図(a
)、 (bl及び第10図は、従来のコンバータトラン
スの巻線接続図である。 1・・・・・・磁心、2・・・・・・コイルボビン、3
・・・・・・1次巻線、4・・・・・・2次巻線、訃・
・・・・1次〜2次間絶縁材料、6・・・・・・磁気ギ
ヤ、プ、7・・・・・・中間磁心。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 第 図 第 図 (flL) 森 b CIL) 6 石龜気午イソフ3 7 市間狐、し・ (bン 第 図 tT tン7守間タップ記号 U ちm玉a・し・ 第10図 1 日型1肱、C・ 2 コイルホピ/ 1〉π恩線 Zン、g#線 l、アル2.χIv′l命巳球材料 不龜気ギイノフ。
Claims (4)
- (1)2個のU型磁心を複数個の磁気ギャップを有する
ように組み合わせて構成される閉磁路磁心の一方の磁脚
に2分割された1次巻線と2次巻線を巻装するとともに
他方の磁脚に2分割された残りの1次巻線と2次巻線を
巻装してなるコンバータトランス。 - (2)2分割された1次巻線と2次巻線をそれぞれ並列
接続した請求項1記載のコンバータトランス。 - (3)2分割された1次巻線と2次巻線をそれぞれ直列
接続した請求項1記載のコンバータトランス。 - (4)巻線の巻装される磁脚に複数個の中間磁心を組み
込み、磁気ギャップを形成した請求項1記載のコンバー
タトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16903790A JPH0457304A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | コンバータトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16903790A JPH0457304A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | コンバータトランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0457304A true JPH0457304A (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=15879146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16903790A Pending JPH0457304A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | コンバータトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0457304A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07201597A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インダクタ部品 |
JP2006245050A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Tdk Corp | コイル部品及びリアクトル |
WO2023166914A1 (ja) * | 2022-03-04 | 2023-09-07 | オムロン株式会社 | 結合インダクタおよび回路 |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP16903790A patent/JPH0457304A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07201597A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インダクタ部品 |
JP2006245050A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Tdk Corp | コイル部品及びリアクトル |
WO2023166914A1 (ja) * | 2022-03-04 | 2023-09-07 | オムロン株式会社 | 結合インダクタおよび回路 |
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