JPH0455585A - 溝型枠材とガラスとの接着方法 - Google Patents

溝型枠材とガラスとの接着方法

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JPH0455585A
JPH0455585A JP16463690A JP16463690A JPH0455585A JP H0455585 A JPH0455585 A JP H0455585A JP 16463690 A JP16463690 A JP 16463690A JP 16463690 A JP16463690 A JP 16463690A JP H0455585 A JPH0455585 A JP H0455585A
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glass
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groove
spacer
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JP16463690A
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Nagayuki Ishigaki
石垣 修亨
Tsuyoshi Mochizuki
強 望月
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建物外装材におけるガラスの施工方法に採用
するのに好適な溝型枠材とガラスとの接着方法に関する
[従来の技術] 従来から建物外装材におけるガラスの施工方法としては
、ガラスをシリコーン等の接着剤を介して枠材に接着す
ることにより保持する方法が知られている。この方法は
、ガラスの外観上、枠材等の露出がないため、ガラスの
平担な外観が得られるという利点がある。
この方法の代表的な一例を′s6図に示す。この第6図
に示す方法では、ガラス1は接着剤2により接着用枠材
3と接着されており、該接着用枠材3と構造枠材4との
間を保持金物5により接合することにより、前記ガラス
1を保持するよう構成されている。しかしながら、第6
図に示す方法では、接着用枠材3と接着剤2との接着信
頼性に欠けるという欠点があった。
そこで、このような接着用枠材3の接着信頼性を改良す
べく第7図に示す構造が提案された(実開平1−138
013号公報参照)。この構造は、接着用枠材3の接着
性に加えて、接着剤2と接着用枠材3の機械的結合力を
付加したものである。これをさらに詳述すると、接着用
枠材3には接着剤2が入る溝6が設けられている。そし
て、ガラス1と接着用枠材3とを接着する接着剤2は、
ガラス1と接着用枠材3との間のみならず、該溝6内に
も入り、これによって接着剤2と接着用枠材3との機械
的結合力を付加するよう構成されている。
なお、第7図の構造におけるガラス1の取付けは下記の
通りに行っている。
第1の方法は、第8図(a)、(b)の如く、接S用枠
材3のガラス取付面及び溝6に接着剤2を付着させた後
、ガラス1を接着用枠材3側に押し付ける。また、第2
の方法としては、第9図の如く、ダレイジングビード7
等を利用して、ガラス1を予め所定位置に保持しておき
、ガラス1と接着用枠材3との間及び溝6に接着311
2をコーキングガン8等を利用して注入する。
[発明が解決しようとするi!i題] しかしながら、以上のような第7図の方法にあっては、
接着用枠材3に設けられた溝6が特殊な形状をしており
、このような特殊な形状物に接着剤2を充填させる構造
のため、内部まで接着剤2が回りにくく、接着剤2の充
填不足を生じ易いという問題があった。
また、接着剤2の充填を目地部側から行なうため、接着
剤2を充填したときに目地部が汚れてしまう。このため
、接着剤充填後、目地部のマスキングと仕上げが必要で
あった。
さらに、第7図の方法であると、ガラス1と接着用枠材
3のガラス取付面との間の開放空間内に単に接着剤2が
配置されているだけなので、該接着剤2の粘性が低いと
充填部具外の箇所へ接着剤2が流れ出してしまう。この
ため使用可能な接着剤が限定されてしまうという問題も
あった。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る溝型枠材とガラスとの接着方法では、溝型
枠材はその背面側に接着剤注入口が設けられると共に、
ガラスとの接着側に長手方向に延在するスリットが設け
られている。
まず、溝型枠材のスリットに沿う縁部を粘着スペーサで
ガラスに粘着させると共に、溝型枠材の長手方向の端部
の開口部を空気孔付きの端部スペーサで封塞する。
この後、溝型枠材、ガラス、粘着スペーサ及び端部スペ
ーサとで画成される密閉空間内に前記接着剤注入口より
接着剤を注入充填する。
[作用] このように本発明にあっては、粘着スペーサ及び端部ス
ペーサを用いてガラスと溝型枠材を結合し、接着剤充填
空間を密閉空間とする。そして、接着剤を該密閉空間内
に注入するにしたがって、密閉空間内の空気を空気抜き
孔より除去するようにしている。したがって、接着剤は
溝型枠材内部の隅々まで十分いきわたることになる。
また、密閉空間内に接着剤を充填するため、接着剤の充
填部具外の個所への漏れがなくなる。そして、このため
、接着剤充填におけるマスキング、ヘラ仕上げ□等の作
業が不要となる。さらに、前記密閉空間内に接着剤を充
填する構造のため、接着剤として粘性の低い熱硬化型シ
リコーンなど種々の接着剤が使用可能となる。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例方法により接着された溝型枠材
とガラスとの接着部分の構造を示す断面図、第2図は溝
型枠材を接着したガラスの平面図、第3図は第2図のm
−m線断面図、第4図は第3図のA部の拡大断面図、M
5図は第2図のV−V線拡大断面図である。
第1図に示すように、構造枠材10には保持金物11が
固定されており、溝型枠材12は該保持金物11に保持
固定されている。すなわち、保持金物11は略り字形状
を呈するごとく作製されており、その先端球状部11a
に溝型枠材12の背面側に設けられた係合部12aが係
合することにより、該溝型枠材12は保持金物11に保
持固定されている。
溝型枠材12は第2図から明らかなように、ガラス13
の長手方向の長さ寸法と略同−長さに形成されていると
共に、溝型枠材12のガラス取付面側に長手方向に延び
るスリット12bが設けられている。
該溝型枠材12の背面側には、第2図に詳細に示すよう
に、長手方向略中央部位置に接着剤注入口14が設けら
れている。
また、溝型枠材12のガラス取付面のスリット12bの
側縁部分には粘着スペーサ17が接着されており、該粘
着スペーサ17を介してガラス13に溝型枠材12が固
定された構造となっている。該粘着スペーサ17は細長
い角棒状に形成布れており、溝型枠材12のガラス取付
面とガラス13との間に延設され、溝型枠材12とガラ
ス13との間に形成される側方空間を閉塞した構造とな
っている。
溝型枠材12の両端部側に設けられた端部開口部内には
、第5図に示すように、端部スペーサ18が嵌装配置さ
れており、該端部スペーサ18により溝型枠材12の端
部開口部を閉塞している。この端部スペーサ18に空気
抜き孔15が設けられている。
したがって、該粘着スペーサ17及び端部スペーサ18
を用いて溝型枠材12とガラス13とを結合することに
より、溝型枠材12、ガラス13、粘着スペーサ17及
び端部スペーサとで接着剤16が充填される空間を密閉
空間とすることが可能となり、接着剤16は前記接着剤
注入口14から該密閉空間内に注入充填されるようにな
っている。
次に、前記構造における溝型枠材12とガラス13との
接着方法を説明する。
まず、溝型枠材12に粘着スペーサ17と端部スペーサ
18をセットする。すなわち、粘着スペーサ17を溝型
枠材12のガラス取付面の両縁側に接着固定し、かつ端
部スペーサ18を溝型枠材12の端部開口部内に嵌装配
置する。この後、ガラス13に溝型枠材12を押し付け
る。すると、粘着スペーサ17を介して溝型枠材12は
ガラス13に接着固定される。
次に、ガラス13を水平状態に維持し、溝型枠材12の
接着剤注入口14から接着剤16を注入する。該接着剤
16の注入に伴い、溝型枠材12の内部の空気は、空気
抜き孔15から放出される。
溝型枠材12とガラス13とは粘着スペーサ17及び端
部スペーサ18により密着されているために、該溝型枠
材12とガラス13との間から接着剤16が流れ出すよ
うなことがなく、したがって接着剤充填前の溝型枠材と
ガラス間目地のマスキング作業や接着剤充填後の溝型枠
材とガラス間目地のヘラ仕上げ作業等を行うことが不要
である。
接着剤16の注入は、吐出機等を用いて連続的に行う。
なお、接着剤16の注入時間は、該接着剤16の粘性、
吐出圧力等により決定されるが、該吐出圧力が高いよう
な場合、粘着スペーサ17及び端部スペーサ18が剥離
して粘着剤16が漏れる場合があるので、このような場
合第5図で二点鎖線で示す固定具19を用いて溝型枠材
12を保持する必要がある。
なお、接着剤16としては耐久性に優れるシリコン系接
着剤がよい。シリコン系接着剤としては常温硬化型、熱
硬化型のどちらでもよいが、接着剤16の硬化養生時間
を短縮し、さらに溝型枠材12との機械的結合力を確保
するためには熱硬化型シリコン接着剤の方が望ましい。
また、粘着スペーサ17及び端部スペーサ18の材質と
しては、粘着性と、ある程度の硬さを必要とし、シリコ
ーンの硬化に悪影響を及ぼさない材質であることが望ま
れる。代表的なものとしては、ポリウレタンに粘着剤を
コーティングしたものがよい、また、ポリウレタンは熱
硬化型シリコーンを使用する場合でも、温度160℃程
度までなら十分耐えることができるため、使用可能であ
る。また、熱硬化型シリコーンを用いる場合、粘着スペ
ーサの粘着剤の耐熱性も必要とされる。
なぜなら、シリコーンの加熱硬化時の体積膨張に対し、
溝型枠材の動きを拘束する必要があるからである。
[効果] 以上のとおり、本発明によると、粘着スペーサ及び端部
スペーサを用いて、ガラスと溝型枠材との間の接着剤充
填空間を密閉空間とし、接着剤を密閉空間内に注入する
につれ、該密閉空間内の空気を空気抜き孔より除去する
ようにしているので、接着剤が溝型枠材内部の隅々まで
十分いきわたり、溝型枠材内部の接着剤充填不足を解消
することができる。また、前記密閉空間内に接着剤を注
入するため、接着剤の充填部以外の個所への漏れがない
。このため、接着剤充填後におけるマスキング、ヘラ仕
上げ等の作業を不要にできるばかりか、接着剤として粘
性の低い熱硬化型シリコーンを用いることもでき、接着
剤の使用範囲を広げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
′!J1図は本発明方法の実施例を示す溝型枠材とガラ
スとの接着構造の断面図、第2図は溝型枠材を接着した
ガラスの平面図、′s3図は第2図のIn −m線断面
図、第4図は第3図のA部の拡大断面図、第5図は第2
図のV−V線拡大断面図、第6図、第7図、第8図及び
第9図は従来の方法を説明するための枠材とガラスとの
接着構造の断面図である。 12・・・溝型枠材、  13・・・ガラス、14・・
・接着剤注入口、15・・・空気抜き孔、16・・・接
着剤、    17・・・粘着スペーサ、18・・・端
部スペーサ。 代理人  弁理士  重 野  剛 第1図 第4 図 第5図 第8図 (CI) (b) 1: 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 溝型枠材をガラス板面に接着剤にて接着する方法におい
    て、 溝型枠材はその背面側に接着剤注入口が設けられると共
    に、ガラスとの接着側に長手方向に延在するスリットが
    設けられており、 溝型枠材のスリットに沿う縁部を粘着スペーサでガラス
    に粘着させると共に、溝型枠材の長手方向の端部の開口
    部を空気孔付きの端部スペーサで封塞し、 この後、溝型枠材、ガラス、粘着スペーサ及び端部スペ
    ーサで画成される密閉空間内に前記接着剤注入口より接
    着剤を注入充填するようにしたことを特徴とする溝型枠
    材とガラスとの接着方法。
JP16463690A 1990-06-22 1990-06-22 溝型枠材とガラスとの接着方法 Expired - Lifetime JP2803332B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04153439A (ja) * 1990-10-17 1992-05-26 Asahi Glass Co Ltd ユニット化された板状部材の取付け構造
JPH07269237A (ja) * 1994-04-01 1995-10-17 Oohori Glass Kk 板状部材の結合構造及び結合具
US9455472B2 (en) 2011-06-07 2016-09-27 3M Innovative Properties Company Lithium-ion electrochemical cells including fluorocarbon electrolyte additives

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JPH07269237A (ja) * 1994-04-01 1995-10-17 Oohori Glass Kk 板状部材の結合構造及び結合具
US9455472B2 (en) 2011-06-07 2016-09-27 3M Innovative Properties Company Lithium-ion electrochemical cells including fluorocarbon electrolyte additives

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