JPH02252838A - コンクリートブロックの薄目地組積方法およびコンクリートブロックの薄目地集積パネル - Google Patents

コンクリートブロックの薄目地組積方法およびコンクリートブロックの薄目地集積パネル

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JPH02252838A
JPH02252838A JP1072260A JP7226089A JPH02252838A JP H02252838 A JPH02252838 A JP H02252838A JP 1072260 A JP1072260 A JP 1072260A JP 7226089 A JP7226089 A JP 7226089A JP H02252838 A JPH02252838 A JP H02252838A
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JP
Japan
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concrete block
thin
block
masonry joint
blocks
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Application number
JP1072260A
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English (en)
Inventor
Toyohisa Tanabe
田辺 豊寿
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンクリートブロック(以下単にブロック
という)の薄目地組積方法および薄目地集積パネルに関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、ブロックの組積といえば、現場で一つずつ積み上
げる現場作業によるしかなかった。これは、ブロックの
寸法精度に限界があることが一つの原因であった。すな
わち、現在のブロック成型技術ではJIS規格で許容し
ている長さ390 w前後の一般的なブロックで±2鶴
程度の誤差は避けられない。この誤差を吸収するために
接合面間に平均厚さIon程度の接着セメントを盛り、
この接着セメント層の厚みで調整していたのである(い
わゆる目地の形成)。
〔発明が解決しようとする課題〕
したがって、接着セメント層の厚みに不揃いが生じて美
観を害すとともに、その組積にも熟練技能が要求されて
いた。さらに、この組積作業が現場での作業であるため
、現場に大量のブロック。
砂、セメント等を持ち込まなければならない他。
工期も長引かざるを得なかった。さらに、密集地等では
この作業スペースもないといった事態も生じていた。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この発明は。
[1]、コンクリートブロックの接合周面を研削して一
定規格の高精度寸法に仕上げるとともに、この接合周面
に含浸性の接着剤を塗布し、ほとんどこの接着剤層を介
在させない薄目地で接合してゆくコンクリートブロック
の薄目地組積方法。
[2]、コンクリートブロックの接合周面を研削して一
定規格の高精度寸法に仕上げるとともに、この接合周面
に含浸性の接着剤を塗布し、ほとんどこの接着剤層を介
在させない薄目地で接合して一定大きさに集積してある
コンクリートブロックの薄目地集積パネル。
をそれぞれ提供することで、前記した課題を解決したも
のである。
〔作用〕 以上の手段をとることにより1個々のブロックの寸法、
直角度、平面粗度等は統一され、かつ。
ブロック間に目地層を有しない、いわゆる、薄目地で接
合されるから2組積されたものの精度も上がる。また、
このように予め薄目地で集積されたブロックパネルを工
場等で製作し、これを現場に搬入するようにすれば、現
場での組積作業が大幅に軽減される。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明に係るブロックの平面図、第2図は正
面図であるが、ブロック1自体の形状。
構造は従来例のものと変わらない。なお、ブロックの構
造には空洞ブロックと型枠ブロックがありまた2表面の
形態にも平滑ブロックと化粧ブロックがあるが、ここで
はこれらすべてのブロックを含む。次に、このブロック
1の周面1aを研削機で研削し、前記したJIS規格の
1/10以上の精度に仕上げる。研削する個所は通常四
周面であるが、場合によっては、長平方向の二周面だけ
の場合もある。これは、ブロックの成型上、この方向の
寸法精度は割と高いからである。
以上のブロック1を用いて組積して行くのであるが、こ
のとき、ブロックの接合開面1aに含浸性の接着剤を塗
布し、この接着剤によってプロ・7り1同士を接合する
のである。
これに使用する接着剤は以下の特性を有するノーテープ
工業株式会社製のG−2600,メーソンボンド(商品
名)が適する。
主成分 =EVA系エマルジョン 外観  :乳白色ペースト状 粘度  :約60万cps PH=7〜8 不揮発分:約82% なお、この接着剤は第3図に示すようにチューブ2に封
入しておけば、保管、持ち運び、使用に便利である。
以上の接着剤を用い、これから接合しようとするブロッ
ク1の周面1aにチューブ2から絞り出して塗布し、相
手方のブロック1の周面1aをこれに接合して行けばよ
い(第4図参照)、なお。
この接着剤は前記の特性を有することがら、塗布面であ
るブロックlの周面1aに対して経時的に含浸する性質
を有し、一定時間経過はブロック1間に接着剤層を有し
ない、いわゆる、薄目地(零目地ともいう)を形成する
一方、予め、複数個のブロックlをこの方法で接合して
所定の寸法、形状の薄目地集積パネルに形成しておいて
もよい(第5図参照)。
次に、このような接着剤を用いてブロックlを接合した
場合、その強度が問題となると思われるが、この発明者
等は以下の強度テストを行って。
その心配がないことを確認している。
l)曲げ接着強度 第6図に示すような供試ブロックの上下20mの幅に亘
って塗布量7g/40cImの割合で接着し、室温下一
定時間放置したものの曲げ接着強度を測定した。
試!FA機:テンシロンUTM−1−2500速度 :
50鶴/win 2)剪断接着強度 第7図に示すような供試ブロックに15mX20mの面
積に前記と同様な割合の塗布量で接着し、同条件下での
剪断接着強度を測定した。
試験機:テンシロンUTM−1−2500速度 : 2
00w/min 以上より1曲げ強度、剪断強度とも、少なくとも、48
時間経過すると、接着部分では破壊しないぐらい強力に
接着していることが判る。
〔発明の効果〕
以上、この発明は、前記したものであるから。
以下のような効果が期待できる。
り周面1aは研削仕上げされるから、ブロック寸法が均
一になり、しかも、薄目地で接着(組積)されるので1
組積したブロックの上下左右が揃い、美観性において非
常に優れる。
ii)ブロックの接合は接着剤を塗布するだけでよいの
であるから1組積作業が迅速、簡単である。
また1組積時2表面または裏面を合わせて積み上げてゆ
けばよいのであるから、熟練度を必要としない。
iii )現場へのセメント、砂等の持ち込みは必要な
いとともに、それらを練り合わせる作業も不要にする。
iv)これらのことは結果的に工期の短縮、工数の低減
を可能にし、ブロック組積のコストを引き下げる。
■)所定数のブロック1を予め集積した集積ブロックを
使用すれば、現場での組積作業をさらに軽減する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るブロックの正面図、第2図は同
じく平面図、第3図はこのブロックの組積状態を示す正
面図、第4図は組積後を示す正面図、第5図は集積ブロ
ックの正面図、第6図、第7図は強度テストの状態を示
すそれぞれ斜視図である。 (符号) 1・・ブロック 1a・・ 〃 の周面 代理人 弁理士 坂 野 嘉 男 196一 手続補正書(自発) 平成元年4月21日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]、コンクリートブロック(1)の接合周面(1a
    )を研削して一定規格の高精度寸法に仕上げるとともに
    、この接合周面(1a)に含浸性の接着剤を塗布し、ほ
    とんどこの接着剤層を介在させない薄目地で接合してゆ
    くコンクリートブロックの薄目地組積方法。 [2]、コンクリートブロック(1)の接合周面(1a
    )を研削して一定規格の高精度寸法に仕上げるとともに
    、この接合周面(1a)に含浸性の接着剤を塗布し、ほ
    とんどこの接着剤層を介在させない薄目地で接合して一
    定大きさに集積してあるコンクリートブロックの薄目地
    集積パネル。
JP1072260A 1989-03-25 1989-03-25 コンクリートブロックの薄目地組積方法およびコンクリートブロックの薄目地集積パネル Pending JPH02252838A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100467744B1 (ko) * 2002-05-16 2005-01-24 (주)종현엔지니어링건축사사무소 접착제를 이용한 벽돌 쌓기 방법
EP1623078A1 (de) 2003-03-07 2006-02-08 Helmut Roitmair Verfahren zum verbinden von bausteinen zur bildung eines bausteinverbundes sowie bausteinverbund

Cited By (3)

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KR100467744B1 (ko) * 2002-05-16 2005-01-24 (주)종현엔지니어링건축사사무소 접착제를 이용한 벽돌 쌓기 방법
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