JPH0455311Y2 - - Google Patents

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JPH0455311Y2
JPH0455311Y2 JP1986007666U JP766686U JPH0455311Y2 JP H0455311 Y2 JPH0455311 Y2 JP H0455311Y2 JP 1986007666 U JP1986007666 U JP 1986007666U JP 766686 U JP766686 U JP 766686U JP H0455311 Y2 JPH0455311 Y2 JP H0455311Y2
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circuit
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はストロボ内蔵カメラに関し、特に内蔵
ストロボ装置の発光準備動作および発光動作の制
御装置に関するものである。
従来の技術 ストロボ内蔵カメラは種々実用化されており、
上述した内蔵ストロボ装置の発光準備動作および
発光動作の制御手段についてみてみると、上記両
動作の制御は夫々独立した信号線を介して行なう
ことが一般的であり、例えば、第3図に示したよ
うな構成が知られている。
第3図の電気回路図は内蔵ストロボ装置を示
し、閃光放電管1、主コンデンサ2、低圧電源E
の端子電圧を昇圧し上記主コンデンサ2等の充電
を行なう周知の直流ー直流コンバータ回路(DC
−DCコンバータ回路)3、閃光放電管1を励起
し発光せしめる周知のトリガー回路4、上記DC
−DCコンバータ回路3の動作をオンすることに
より停止し、オフすることにより行なわせるスイ
ツチ素子であるトランジスタ5および上記トリガ
ー回路4とトランジスタ5の動作を制御する制御
回路6から構成されている。
尚、制御回路6の出力端子6a,6bは内蔵ス
トロボ装置を使用しない時には夫々低レベルにな
され、上記トランジスタ5がオン状態となりDC
−DCコンバータ回路3は不動作状態に、またト
リガー回路4も動作不能状態に維持されることは
いうまでもない。
以下、第3図に示した回路の動作について周知
ではあるが簡単に説明する。
今、ストロボ装置を使用したいあるいは被写体
の輝度が低くストロボ装置を使用しなければなら
ない場合等、即ち、ストロボ装置の使用が意図さ
れると、図示した回路における制御回路6は、例
えば撮影者の意志に基づくストロボ装置の使用を
設定する図示していない手動スイツチの操作ある
いは被写体輝度を測光する図示していない測光回
路からの出力によりその出力端子6aを高レベル
となすよう動作する。
制御回路6の出力端子6aが高レベルになる
と、トランジスタ5はオフとなり、よつてDC−
DCコンバータ回路3内の発振トランジスタTrの
ベース・エミツタ間の短絡が解除されることにな
り上記DC−DCコンバータ回路3は動作を開始
し、主コンデンサ2等の充電がなされて行く。
主コンデンサ2等の充電がなされた状態で図示
していないカメラのシヤツタレリーズ動作が行な
われると、制御回路6はその動作を検知、即ち図
示していないシンクロスイツチの閉成を検知して
その出力端子6bから高レベル信号を出力し、ト
リガー回路4のサイリスタSCRのゲートに供給
する。
上記SCRはゲートへの上記高レベル信号の供
給によりオンし、従つてトリガー回路4は動作し
閃光放電管1を励起し、この結果、閃光放電管1
は主コンデンサ2の充電電荷を消費して発光する
ことになる。
以上のような動作が第3図に図示したストロボ
装置の一連の動作であり、ここで上記装置におけ
る発光準備動作および発光動作の制御手段につい
てみてみると、制御回路6、トリガー回路4、ト
ランジスタ5にて構成されていることはいうまで
もなく、先にも述べたように制御回路6とトリガ
ー回路4、トランジスタ5の間に2本の信号線
l1,l2を備え、もちろん両動作は夫々独立して行
なわれている。
考案が解決しようとする問題点 上述したように第3図に図示した内蔵ストロボ
装置は発光準備動作および発光動作の制御手段に
2本の信号線l1,l2を有している。
このため、内蔵ストロボ装置の回路部分の小型
化およびそれによるカメラ全体の小型化を考えた
場合、ストロボ内蔵カメラの組み立て時、上記2
本の信号線l1,l2の処理が煩わしくなる問題点を
生じることになる。
本考案は上記のような問題点を考慮してなした
もので1本の信号線により内蔵ストロボ装置の発
光準備動作および発光動作を電気的に制御できる
制御装置を備えたストロボ内蔵カメラを提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案によるストロボ内蔵カメラは、発振トラ
ンジスタ、発振トランス等からなり主コンデンサ
の充電を行なうDC−DCコンバータ回路と、上記
主コンデンサの充電電荷を消費して発光する閃光
放電管と、ゲート〜カソード間に上記主コンデン
サの充電電圧値が所定値に達した時オン信号発生
回路から出力されるオン信号が供給されることに
よりトリガーコンデンサのトリガートランスを介
しての放電を行なわせるサイリスタを含み上記閃
光放電管を励起するトリガー回路と、上記発振ト
ランジスタのベース・エミツタ間に接続され上記
DC−DCコンバータ回路の動作をオンすることに
より停止しオフすることにより行なわせる第1の
PNPトランジスタとを有した内蔵ストロボ装置
の上記第1のPNPトランジスタおよびトリガー
回路の制御手段として、上記第1のPNPトラン
ジスタのベースとベースが夫々のベース抵抗を介
して接続されオンすることにより上記サイリスタ
のゲートへのオン信号の供給を阻止する第1の
NPNトランジスタと、制御用電源と、上記第1
のPNPトランジスタと第1のNPNトランジスタ
の夫々のベース抵抗を介したベースの接続点にコ
レクタが、上記制御用電源の高電位側にエミツタ
が接続され、オンすることにより上記接続点に上
記制御用電源の出力電圧を供給する第2のPNP
トランジスタと、上記接続点にコレクタが、接地
ラインにエミツタが接続されると共にシンクロス
イツチの閉成によりオンし上記接続点を接地電位
となす第2のNPNトランジスタと、測光回路あ
るいは手動スイツチ等からなり上記DC−DCコン
バータ回路の動作時期を設定する制御信号を出力
し上記第2のPNPトランジスタに供給する動作
制御手段とから構成される制御装置を備えること
により構成される。
作 用 本考案によるストロボ内蔵カメラは上記のよう
な構成を有することから、第2のPNPおよび
NPNトランジスタの両者がオフし第1のPNPお
よびNPNトランジスタの夫々のベース抵抗を介
したベースの接続点が電気的に開放された場合、
上記第1のPNPおよびNPNトランジスタは両者
共オンし、従つてDC−DCコンバータ回路および
トリガー回路共動作不能状態になされ、また、上
記状態から第2のPNPトランジスタのみがオン
し上記接続点に制御用電源の出力電圧が供給され
た場合、上記第1のPNPトランジスタのみがオ
フし、従つてDC−DCコンバータ回路が動作を行
ない、さらに上記第2のPNPトランジスタの状
態にかかわらず第2のNPNトランジスタがオン
し上記接続点が接地電位になされた場合、上記第
1のPNPおよびNPNトランジスタは夫々オン、
オフとなり、DC−DCコンバータ回路は動作不能
状態、トリガー回路はサイリスタのゲートへのオ
ン電圧供給の阻止が解除されるためオン信号が供
給されている場合動作することになる。
換言すれば、上述した第1のPNPおよびNPN
トランジスタの夫々のベース抵抗を介してのベー
ス接続点の電気的な状態を、開放状態、所定電圧
供給状態、接地電位状態に制御することにより、
内蔵ストロボ装置の発光準備動作および発光動作
の制御が行なえることになるわけであり、このた
め、上記接続点の電気的な制御に必要な信号線
は、上記接続点と第2のPNPおよびNPNトラン
ジスタの夫々のコネクタとを接続する1本の信号
線となる。
実施例 第1図は本考案によるストロボ内蔵カメラの要
部である内蔵ストロボ装置の電気回路図を示し、
図中、第3図と同図番同符号のものは同一機能部
材を示している。
図中、7はトリガー回路4のサイリスタSCR
のゲート・カソード間に接続されたNPNトラン
ジスタ(以下NPNTr7と記す)、8および9は
PNPトランジスタ5(以下PNPTr5と記す)お
よび上記NPNTr7の夫々のベース抵抗を示して
いる。
10はネオン管11、抵抗12からなりネオン
管11の点灯によりサイリスタSCRのオン信号
を発生するオン信号発生手段を示している。
13は制御用電源、14はPNPトランジスタ
(以下PNPTr14と記す)を示し、制御用電源1
0の高電位側と上記PNPTr5とNPNTr7の
夫々のベース抵抗8,9を介したベースの接続点
Aとの間に挿入されている。
15は例えば測光回路や手動スイツチ等で構成
され上記PNPTr14の動作を制御する制御信号
を出力しDC−DCコンバータ回路3の動作時期を
設定する動作制御手段を示している。
16は上記接続点Aと接地ラインGとの間に接
続されるNPNトランジスタ(以下NPNTr16
と記す)を示し、17は図示していないカメラの
シンクロスイツチ、18,19は夫々抵抗を示
し、上述してきた図番7から19までの各構成
が、発光準備動作および発光動作を制御する制御
装置を形成することになる。
以下、上記のような構成からなる本考案による
ストロボ内蔵カメラの内蔵ストロボ装置の動作に
ついて述べる。
まず、内蔵ストロボ装置を使用しない場合であ
るが、かかる場合、例えば測光回路あるいは手動
スイツチ等で構成される動作制御手段15は、そ
の出力端子15aから高レベルの制御信号を出力
するよう動作し、PNPTr14をオフに維持する。
PNPTr14がオフを維持すると、前述した接
続点Aは電気的に開放された状態となり、従つ
て、PNPTr5およびNPNTr7のベース電流が
低圧電源Eによつて供給されることになり、かか
る両Tr5,7はオン状態となる。
PNPTr5がオン状態になるとDC−DCコンバ
ータ回路3内の発振トランジスタのベース〜エミ
ツタ間が短絡されることになり、従つて、DC−
DCコンバータ回路3は動作不能状態となり、も
ちろん主コンデンサ2等の充電が行なわれること
はない。
また、NPNTr7がオン状態になると本実施例
ではトリガー回路4のサイリスタSCRのゲート
〜カソード間が短絡されることになり、即ち、オ
ン信号発生手段10が仮にオン信号を出力しても
上記サイリスタSCRのゲートへの供給が阻止さ
れることになり、トリガー回路4も動作不能状態
となる。
この結果、第1図に図示した内蔵ストロボ装置
は使用できなくなり、かかる状態が本考案のスト
ロボ内蔵カメラにおける内蔵ストロボ装置を使用
しない場合に設定される状態となる。
次にストロボ装置を使用する場合であるが、か
かる場合動作制御手段15は先の場合とは逆にそ
の出力端子15aから低レベルの制御信号を出力
するよう動作し、PNPTr14をオンせしめる。
PNPTr14がオンすると、接続点Aには制御
用電源13の出力電圧が供給されることになり、
従つて、PNPTr5はオフし、NPNTr7はオン
を維持することになる。
PNPTr5がオフすると上述した発振トランジ
スタのゲート〜カソード間の短絡が解除されるた
めDC−DCコンバータ回路3は動作を開始し、主
コンデンサ2等の充電がなされることになる。即
ちストロボ装置の使用に備えての発光準備動作が
なされることになる。
尚、NPNTr7はオンしており、上記の状態、
即ちPNPTr14のみがオンした状態ではトリガ
ー回路4の動作は行なえないことはいうまでもな
い。
上記のような動作により主コンデンサ2等の充
電が進み、その充電電圧値が閃光放電管1を発光
できる電圧値に達すると、オン信号発生回路10
のネオン管11は点灯し抵抗12を介してサイリ
スタSCRにオン信号を供給する状態となる。
しかし、実際にはNPNTr7がオンしており上
記オン信号は測路され上記サイリスタSCRのゲ
ートに供給されることはない。
さて、上記のようなネオン管11が点灯してい
る状態において、図示していないカメラ部分にて
撮影動作が行なわれシンクロスイツチ17が閉成
されると、制御用電源13の出力電圧がNPNTr
16のベース〜エミツタ間に抵抗18,19を介
して供給されることからこのNPNTr16がオン
することになり、よつて接続点Aの電位は、ほぼ
接地電位となる。
従つて、PNPTr5は再びオンし、また
NPNTr7はオフすることになる。
このため、DC−DCコンバータ回路3は動作を
停止し、一方、トリガー回路4は、上記NPNTr
7のオフによりサイリスタSCRがオン信号発生
回路10からのオン信号を受けオンすることから
動作することになり、この結果閃光放電管1は主
コンデンサ2の充電電荷を消費して発光すること
になる。
以上述べたような動作が第1図に図示した本考
案によるストロボ内蔵カメラの内蔵ストロボ装置
の動作であり制御装置による発光準備動作および
発光動作は、接続点Aの電気的な状態を開放、所
定電圧供給、接地電位の3種の状態に制御するこ
とにより行なわれ、かつ上記3種の状態は1本の
信号線を介して設定されることが明らかである。
換言すれば、本考案によるストロボ内蔵カメラ
の内蔵ストロボ装置は、1本の信号線にて接続点
Aの電気的状態を種々制御することにより、従来
装置と同様の発光準備動作および発光動作を実現
できる制御装置を備えているわけである。
尚、先の説明にあつては詳述しなかつたが、図
番15で示した動作制御手段の具体例を考えてみ
ると、例えば第2図a,b,cに示したような構
成等が考えられる。
第2図aに示した例は機械スイツチ20で構成
したものであり、内蔵ストロボ装置を使用する場
合に上記スイツチ20を手動あるいは発光部の移
動等により投入すれば、PNPTr14がオンする
ことから、先の説明と同様の動作が期待できる。
また、第2図bに示した例は、被写体輝度が所
定レベル以下にあることを検知して所定の出力信
号を発生する測光回路21と上記出力信号により
オンしPNPTr14をオンせしめるスイツチ素子
22とからなり、被写体輝度が低くなれば自動的
に発光準備動作が行なわれることになる。
さらに第2図cの例は、同図bの例に加えて主
コンデンサ2の充電電圧値を検出し所定電圧に達
した時上記スイツチ素子22をオフせしめる定電
圧回路23を設けたものであり、内蔵ストロボ装
置は被写体輝度が低くなると自動的に動作状態に
なると共に主コンデンサ2が所定電圧に充電され
ると再び動作不能状態となる発光準備動作を行な
うことになる。
考案の効果 本考案によるストロボ内蔵カメラは、内蔵スト
ロボ装置の発光準備動作および発光動作の制御
を、DC−DCコンバータ回路の動作を制御する
PNPTrとトリガー回路のサイリスタへのオン信
号の供給を制御するNPNTrとの夫々のベースの
ベース抵抗を介した接続点を3種の電気的状態に
制御する制御装置によつて行なつている。
このため、上記接続点の3種の電気的状態の設
定は、1本の信号線にて行なえることになり、ス
トロボ内蔵カメラの製造を考えた場合、作業が極
めて簡単になる効果を有することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるストロボ内蔵カメラの要
部である内蔵ストロボ装置の電気回路図、第2図
a,b,cは第1図中符号15で示した動作制御
手段の一例を示した部分回路図、第3図は従来装
置を説明するための電気回路図を示している。 1……閃光放電管、2……主コンデンサ、3…
…DC−DCコンバータ回路、4……トリガー回
路、5,14……PNPトランジスタ、7,16
……NPNトランジスタ、8,9……ベース抵抗、
10……オン信号発生回路、11……ネオン管、
12,18,19……抵抗、13……制御用電
源、15……動作制御手段、17……シンクロス
イツチ、20……機械スイツチ、21……測光回
路、22……スイツチ素子、23……定電圧回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発振トランジスタを含み主コンデンサ等の充電
    を行なう直流ー直流コンバータ回路と、前記主コ
    ンデンサの充電電荷を消費して発光する閃光放電
    管と、前記主コンデンサの充電電圧値が所定値に
    達した時オン信号発生回路から出力されるオン信
    号が供給されることによりトリガーコンデンサの
    トリガートランスを介しての放電を行なわせるサ
    イリスタを含み前記閃光放電管を励起するトリガ
    ー回路と、前記発振トランジスタのベース・エミ
    ツタ間に接続され前記直流ー直流コンバータ回路
    の動作をオンすることにより停止しオフすること
    により行なわせる第1のPNPトランジスタとを
    有したストロボ内蔵カメラにおける内蔵ストロボ
    装置の前記第1のPNPトランジスタおよび前記
    トリガー回路の制御手段として、前記第1の
    PNPトランジスタのベースとベースが夫々のベ
    ース抵抗を介して接続され、オンすることにより
    前記サイリスタのゲートへのオン信号の供給を阻
    止する第1のNPNトランジスタと、制御用電源
    と、前記第1のPNPおよびNPNトランジスタの
    夫々のベース抵抗を介したベースの接続点にコレ
    クタが、前記制御用電源の高電位側にエミツタが
    接続され、オンすることにより前記制御用電源の
    出力電圧を前記接続点に供給する第2のPNPト
    ランジスタと、前記接続点にコレクタが、接地ラ
    インにエミツタが接続されシンクロスイツチの閉
    成によりオンし前記接続点をほぼ接地電位となす
    第2のNPNトランジスタと、測光回路、手動ス
    イツチ等からなり前記直流ー直流コンバータ回路
    の動作時間を設定する制御信号を出力し前記第2
    のPNPトランジスタに供給する動作制御手段と
    からなる制御装置を備えたストロボ内蔵カメラ。
JP1986007666U 1986-01-22 1986-01-22 Expired JPH0455311Y2 (ja)

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JPS62120740U JPS62120740U (ja) 1987-07-31
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