JPH0455040Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0455040Y2
JPH0455040Y2 JP10865287U JP10865287U JPH0455040Y2 JP H0455040 Y2 JPH0455040 Y2 JP H0455040Y2 JP 10865287 U JP10865287 U JP 10865287U JP 10865287 U JP10865287 U JP 10865287U JP H0455040 Y2 JPH0455040 Y2 JP H0455040Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
output shaft
motor
clutch
lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10865287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6414800U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10865287U priority Critical patent/JPH0455040Y2/ja
Publication of JPS6414800U publication Critical patent/JPS6414800U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0455040Y2 publication Critical patent/JPH0455040Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はドロツプリフタに関する。
従来の技術 自動車の車体組立にあつては、昭和55年4月20
日(株)山海堂発行「自動車工学全書;第19巻;自動
車の製造法」第181頁に示されているように、メ
インラインに在る車体構成部品にサブラインに在
る別の車体構成部品をドロツプリフタで上方より
供給して組み付けるようにしたラインが知られて
いる。このドロツプリフタの中には、車体構成部
品を支持する昇降ハンガにモータの動力をスプロ
ケツト・チエーンで伝達する構造のものがある。
これを第4図に図示して説明する。1はモータを
示し、モータ1の出力軸2にドライブスプロケツ
ト3を固定してある。4,5はドライブスプロケ
ツト3に巻き掛けられた複数本のチエーンであつ
て、これらの一端を地上床面に立設したタワー6
に摺接係合する左右の昇降ハンガ7,8に係留す
るとともに、これらの他端を一つのウエイト9に
係留してあり、モータ1によるドライブスプロケ
ツト3の回転駆動によつて左右の昇降ハンガ7,
8をタワー6に沿つて昇降させ、その上昇限位置
から下降限位置に車体構成部品であるワーク10
を搬送するようになつている。11,12はタワ
ー6の上部に設けられた左右のアイドルホールで
あつて、これらには複数本のチエーン4,5の昇
降ハンガ7,8とドライブスプロケツト3との間
に在る中間部を巻き掛けてある。13,14はタ
ワー6の下部に設けられた左右の位置決め台を示
し、下降限位置に来た左右の昇降ハンガ7,8を
受け止めるものである。
考案が解決しようとする問題点 昇降ハンガ7,8に複数本のチエーン4,5を
係留してあるので、経時的に各チエーン4,5の
伸びに差を生じる。このチエーン4,5の伸び差
によつて、第4図に仮想線で示すように、例えば
右側の昇降ハンガ8が左側の昇降ハンガ7よりも
低くなるというように、左右の昇降ハンガ7,8
の高さが異なり、ワーク10が下降途中で傾動し
てしまうという問題点があつた。
そこで本考案はチエーンの伸び差をなくして前
記問題点を克服することができるドロツプリフタ
を提供するものである。
問題点を解決するための手段 モータの出力軸に複数のドライブスプロケツト
を回動自在に装着し、この複数のドライブスプロ
ケツトのうちの何れか一方のドライブスプロケツ
トから反転ホイールを介して他方のドライブスプ
ロケツトに一本のチエーンを巻き掛け、この一本
のチエーンの両端を昇降ハンガに係留する一方、
前記複数のドライブスプロケツトとモータの出力
軸とに跨つて昇降ハンガの下降限位置で断接作動
するクラツチを設けてある。
作 用 ハンガの下降限位置におけるクラツチの断作動
によつて、複数のドライブスプロケツトが自由に
回動して、複数のドライブスプロケツトと昇降ハ
ンガとの間のチエーンの伸び差をなくする。ま
た、ハンガの下降限位置からの上昇前におけるク
ラツチの接作動によつて、複数のドライブスプロ
ケツトとモータの出力軸とが一体回転して、チエ
ーンのずれ動きを阻止する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面とともに従来の構
造と同一部分に同一符号を付して詳述する。
第1〜3図に示すように、地上床面に立設した
タワー6に摺接係合する左右の昇降ハンガ7,8
にモータ1の動力をスプロケツト・チエーンで伝
達する点、タワー6の下部に設けた左右の位置決
め台13,14が下降限位置に来た左右の昇降ハ
ンガ7,8を受け止める点、タワー6の上部に左
右のアイドルホイール11,12を設けた点等の
基本的構造は従来の構造と同一である。
ここでモータ1の出力軸2には複数のドライブ
スプロケツト15,16を回動自在に装着してあ
る。複数のドライブスプロケツト15,16のう
ちの何れか一方のドライブスプロケツト15から
反転ホイール17を介して他方のドライブスプロ
ケツト16に一本のチエーン18を巻き掛けてあ
る。この一本のチエーン18の両端それぞれには
左右の昇降ハンガ7,8を係留してある。チエー
ン18の複数のドライブスプロケツト15,16
と左右の昇降ハンガ7,8との間に在る中間部分
それぞれは左右のアイドルホイール11,12に
巻き掛けてある。反転ホイール17にはウエイト
9を吊り下げてある。一方、前記複数のドライブ
スプロケツト15,16とモータ1の出力軸2と
に跨つて昇降ハンガ7,8の下降限位置で断接作
動するクラツチ19を設けてある。このクラツチ
19は出力軸2のモータケーシングとモータケー
シング側のドライブスプロケツト15との間の部
分に外嵌固定された固定板20と、出力軸2の複
数のドライブスプロケツト15,16より突出す
る先端部に軸方向へ摺動可能に外嵌装着された可
動板21と、出力軸2の可動板21より突出する
先端に軸方向へ移動不可能に装着されたアクチユ
エータ22とを備え、第2図に示すようにアクチ
ユエータ22による可動板21の矢印X方向への
後動によつて複数のドライブスプロケツト15,
16を出力軸2に対して自由回動可能に断作動
し、かつ第3図に示すようにアクチユエータ22
による可動板21の矢印Y方向への前動によつて
複数のドライブスプロケツト15,16を固定板
20と可動板21とで押圧挟持して出力軸2と一
体回転可能に接作動する構成となつている。この
クラツチ19の断接作動は図外のコントローラに
よつて制御されている。つまり、昇降ハンガ7,
8が下降して位置決め台13,14に受け止めら
れて下降限位置になつたとき、クラツチ19が断
作動されるようになつている。この断作動から所
要の時間後、具体的には昇降ハンガ7,8が下降
限位置から上昇する前に、クラツチ19が接作動
されるようになつている。このクラツチ19の接
作動は昇降ハンガ7,8が上昇し、上昇限位置を
経て下降し、下降限位置になるまで保持されてい
る。なお、23,24はタワー6の位置決め台1
3,14近傍に設けられた左右のハンガロツクで
あつて、前述した図外のコントローラによつて、
下降限位置に在る昇降ハンガ7,8に係脱するよ
うになつている。
以上の実施例構造によれば、クラツチが接作動
状態にあつて、モータ1の動力が複数のドライブ
スプロケツト15,16とチエーン18とを介し
て昇降ハンガ7,8に伝達されると、昇降ハンガ
7,8がタワー6に沿つて昇降されるのである
が、この昇降ハンガ7,8が位置決め台13,1
4に受け止められるとともにハンガロツク23,
24に係合されて下降限位置に到達してモータ1
が停止すると、クラツチ19が断作動して、複数
のドライブスプロケツト15,16が出力軸2に
対して自由に回動し得る状態になる。すると、ウ
エイト9や反転ホイール17からチエーン18に
作用している荷重によつて、チエーン18の反転
ホイール17から一方の昇降ハンガ7までの部分
18aと反転ホイール17から他方の昇降ハンガ
8までの部分18bとのうちで伸びの大きい方の
部分の巻き掛けられているドライブスプロケツト
15あるいは16が回転して、チエーン18の両
部分18a,18bの伸びが均等になる(チエー
ン18の両部分18a,18bの伸び差がなくな
る)。また、モータ1が逆転する前、つまり下降
限位置に在る昇降ハンガ7,8が上昇する前に、
クラツチ19が接作動する。そしてモータ1が逆
転駆動すると、複数のドライブスプロケツト1
5,16がモータ1の出力軸2と一体に回転し、
チエーン18のずれ動きが阻止されて、昇降ハン
ガ7,8が傾くことなく水平を保ちながら上昇す
る。
前記実施例ではハンガロツク23,24で下降
限位置に来た昇降ハンガ7,8を強制的に保持す
る構造を図示して説明したけれども、反転ホイー
ル17とウエイト9との総重量が昇降ハンガ7,
8の総重量よりも十分に軽い場合は、反転ホイー
ル17とウエイト9との総重量によつて下降限位
置に在る昇降ハンガ7,8が上動しないので、ハ
ンガロツク23,24を省略することもできる。
また図示は省略するが、場合によつては、昇降
ハンガを左右別体に分割形成することなく一体に
構成したり、クラツチの断作動を昇降ハンガが下
降限位置に到着する毎に行わずに複数回の下降限
位置で1回の割合で行つたりしても、前記実施例
と同様の効果がある。
考案の構成 以上のように本考案によれば、クラツチの断作
動によつてチエーンの伸び差を自動的に補正する
とともに、クラツチの接作動によつてチエーンの
ずれ動きを阻止して、昇降ハンガを水平に保持し
ながら昇降することができる。この結果、ワーク
の傾動を阻止することができるうえ、チエーンの
伸び差を補修する作業も省略することができると
いう等の新規な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略構成図、
第2図は同実施例のクラツチの断作動状態を示す
平面図、第3図は同実施例のクラツチの接作動状
態を示す平面図、第4図は従来のドロツプリフタ
を示す概略構成図である。 1……モータ、2……出力軸、7,8……昇降
ハンガ、15,16……ドライブスプロケツト、
17……反転ホイール、18……チエーン、19
……クラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータの出力軸に複数のドライブスプロケツト
    を回動自在に装着し、この複数のドライブスプロ
    ケツトのうちの何れか一方のドライブスプロケツ
    トから反転ホイールを介して他方のドライブスプ
    ロケツトに一本のチエーンを巻き掛け、この一本
    のチエーンの両端を昇降ハンガに係留する一方、
    前記複数のドライブスプロケツトとモータの出力
    軸とに跨つて昇降ハンガの下降限位置で断接作動
    するクラツチを設けたことを特徴とするドロツプ
    リフタ。
JP10865287U 1987-07-15 1987-07-15 Expired JPH0455040Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10865287U JPH0455040Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10865287U JPH0455040Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6414800U JPS6414800U (ja) 1989-01-25
JPH0455040Y2 true JPH0455040Y2 (ja) 1992-12-24

Family

ID=31344188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10865287U Expired JPH0455040Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0455040Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6360383B2 (ja) * 2014-08-08 2018-07-18 株式会社アマダホールディングス ワークの一枚取り装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6414800U (ja) 1989-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20170021146A (ko) 상향조정 조립식 잭킹 시스템 및 방법
JPH0455040Y2 (ja)
US6179541B1 (en) Transfer device for lumber packs and other loads
US2736568A (en) Utility or boat trailer and wheel suspension therefor
US20060045710A1 (en) Hoist
JPH02263528A (ja) トランスファーフィードプレスの伝達軸固定装置
JPH04121394A (ja) オーバーヘッドコンベア
CN206407656U (zh) 袋装物料倾翻装置
US2832629A (en) Grappling apparatus
JP2572947B2 (ja) リフター
CN214031373U (zh) 幕墙板块转运自动式吊架
JPS58160040A (ja) パレツトチエンジヤ
CN112573445B (zh) 幕墙用超宽单元板块转运吊架及转运方法
CN220485286U (zh) 一种模块翻转机
JP2628093B2 (ja) エンジンテスト用排気管接続装置
JPS6229547Y2 (ja)
CN115285188B (zh) 一种用于大型钢梁转运的行吊装置
JPH07256571A (ja) 搬送車における物品片持ち担持装置
JP2004315215A (ja) 搬送装置
CN117735386B (zh) 一种轨道梁起重装置及起重方法
KR102226450B1 (ko) 텔레스코픽 방식의 중량물 이송장비 및 방법
CN209522469U (zh) 一种多功能吊具
CN111056315B (zh) 一种基于agv小车的汽车玻璃搬运工装
JPH0790845A (ja) 杭打ち機
CN111196564A (zh) 一种带有防垂落组件的无人起重装置及其起重方法