JPH0455019B2 - - Google Patents

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JPH0455019B2
JPH0455019B2 JP60065818A JP6581885A JPH0455019B2 JP H0455019 B2 JPH0455019 B2 JP H0455019B2 JP 60065818 A JP60065818 A JP 60065818A JP 6581885 A JP6581885 A JP 6581885A JP H0455019 B2 JPH0455019 B2 JP H0455019B2
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JP
Japan
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white level
image signal
level
shading correction
white
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JP60065818A
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Nobuhisa Yamazaki
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシエーデイング補正制御方式,特に蛍
光灯等の光源を用いて原稿を照射し、該原稿から
反射等した光をCCD等を用いてイメージ信号に
変換する際に、時間の経過に伴つて変動する光源
の明るさに対応して、イメージ信号をスライスす
るデータの補正を行つて良好なイメージ信号が得
られるよう制御するシエーデイング補正制御方式
に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕
従来、蛍光灯等の光源を用いて原稿を照射し、
該原稿から反射した光レンズを用いてCCD
(charge coupled device)の光電面に結像させ
てアナログのイメージ信号を得ていた。そして、
更に当該のアナログのイメージ信号を例えば8ビ
ツトの分解能を具備したA/D変換器を用いてデ
ジタルのイメージ信号に変換した後、所定レベル
で2値化を行つていわゆるイメージ信号(画像信
号)を得ていた。この際、例えば光源として蛍光
灯を用いると、当該蛍光灯が安定な明るさの光を
放射するまでに3分ないし10分もかかり、点灯直
後から前記CCDを用いて良質なイメージ信号を
得ようとすると、蛍光灯の明るさ例えば最大明る
さ(白レベル)を検出しつつスライスレベルを決
定して既述した2値化を行う必要がある。該スラ
イスレベルを決定する方式として、前記CCDに
よつて光電変換された2値化前のイメージ信号の
最大明るさ(白レベル)を常時検出して当該時点
時点でのスライスレベルを決定する方式がある。
該方式では、例えばCCDを具備するスキヤナか
ら送出したイメージ信号の情報量が膨大であるた
めや送出速度が速すぎるためなどによつて、当該
スキヤナからイメージ信号の送出を一時的に停止
せざるを得ない場合、当該一時的に停止中のイメ
ージ信号中に必ず白レベルの信号が存在すること
は限らないことから上記白レベルを検出できず、
適切なスライスレベルを全てのドツトに対して決
定し得ないという問題があつた。また、前記蛍光
灯の明るさを検出するためにイメージ信号中の特
定ビツトをモニタビツトとして用いたり、あるい
は新たに検出素子を配置したりする方式もある
が、該方式では特に蛍光灯の周辺部分の光の明る
さの立ち上がり特性と、中央部分の光の明るさの
立ち上がり特性とが異なるため、夫々の位置に対
応した明るさを正確に検出して適切なスライスレ
ベルを全てのドツトに対して決定し得ず、良質な
イメージ信号が得られないという問題点があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記問題点を解決するために、蛍光
灯等の光源を用いて原稿を照射し、該原稿から反
射等した光をCCD等を用いてイメージ信号に変
換する際に、時間の経過に伴つて変動する光源の
明るさに対応したイメージ信号を記憶しておき、
該記憶したイメージ信号に基づいてスキヤンを停
止している間における光源の明るさの変動を予測
して補正制御を行うことにより、蛍光灯の周辺部
および中央部等の全域に渡つて良好な例えば白レ
ベルを検出し得るようにしている。そのため、本
発明のシエーデイング補正制御方式は、照射され
た原稿からの光を光電変換して得られるイメージ
信号のレベルを補正してイメージデータを読み取
るよう構成したシエーデイング補正制御方式にお
いて、前記照射された原稿からの光を光電変換す
る光電変換器と、該光電変換器によつて光電変換
された信号をデジタル信号に変換するA/Dコン
バータと、該A/Dコンバータによつてデジタル
信号に変換されたイメージ信号の白レベルを保持
する白レベル保持メモリと、該白レベル保持メモ
リに保持された白レベルを順次待避する第1およ
び第2のデータ保持手段と、該第1のデータ保持
手段に白レベルを待避した後、前記第2のデータ
保持手段に白レベルを待避するまでの経過時間を
計測すると共に、前記第2のデータ保持手段に白
レベルを待避した後、再度読み取りを開始するま
での経過時間を計測する計測手段と、前記第1お
よび第2のデータ保持手段に格納された白レベル
および前記計測手段によつて計測された経過時間
に基づいて前記再度読み取りを開始するまでの経
過時間内に白レベルが変化する値を算出するシエ
ーデイング補正算出手段とを備え、該シエーデイ
ング補正算出手段によつて算出された白レベルを
用いてイメージ信号のレベルを補正してイメージ
データの読み取りを行うよう構成したことを特徴
としている。
〔実施例〕
以下図面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に
説明する。
第1図は本発明の1実施例構成図、第2図は第
1図図示本発明の1実施例構成の動作を説明する
動作説明図、第3図は第1図図示本発明の1実施
例構成の動作を説明するフローチヤートを示す。
図中、1は蛍光灯、2は原稿、3はレンズ、4
はCCD、5はA/Dコンバータ、6はスライス
回路、7はメモリ、8はレジスタA、9はレジス
タB、10は計測手段、11はシエーデイング補
正算出手段を表す。
第1図において、図中蛍光灯1は原稿2を照射
するための光源であつて、点灯してから安定状態
になるまで徐々に明るさが増大する性質を具備す
るものである。更に、当該蛍光灯1は点灯時にお
ける明るさの増大割合は一般に点灯時におけるフ
イラメントによる予備加熱等によつて管球の周辺
部が大きく、管球の中央部では小さい特性があ
る。以上の如き特性を具備する蛍光灯1から放射
された光によつて原稿2が照射される。そして、
原稿2から反射した光がレンズ3によつてCCD
4の受光面に結像され、当該CCD4に読み出し
のための制御信号を入力することによつて、アナ
ログのイメージ信号が得られる。該アナログのイ
メージ信号はA/Dコンバータ5によつて例えば
8ビツトのデジタルのイメージ信号に変換され、
スライス回路6に供給されると共に所定のスキヤ
ンラインのものがメモリ7中に格納される。該ス
ライス回路6に供給されたイメージ信号は、後述
するシエーデイング補正算出手段11によつて算
出された図示白レベル信号(最大の明るさを表す
信号)を用いて例えば当該白レベルの半分の値を
スライスレベルとして、2値のイメージ信号に変
換されて送出される。以下第2図および第3図を
用いてレジスタA8,レジスタB9,計測手段1
0およびシエーデイング補正算出手段11の動作
を詳細に説明する。
第2図イは第1図図中原稿2がスキヤン開始位
置Aからスキヤン停止位置Bまで時間“t1”を費
やしてスキヤン(走査)され、当該停止位置Bで
一時的に時間“t2”の間スキヤンを停止され、更
に該停止位置Bから終了位置Cまで時間“t3”を
費やしてスキヤンされたとしてその状態を示す。
一方、第2図ロは明るさ特性曲線を示し、横軸
は原稿2の移動方向に対して直角方向のいわゆる
CCD4によつてスキヤンされる方向を示し、縦
軸はCCD4から出力されるイメージ信号の大き
さを示す。また、図中明るさ特性曲線A,B1
よびB2は第2図イ図中スキヤン開始位置Aにお
けるもの、スキヤン停止位置Bに到達した直後の
もの、およびスキヤン停止位置Bに到達した後
“t2”時間後に再度スキヤンを開始する直前のも
のを夫々表す。更に、点線を用いて特性曲線は、
特性曲線Aに対して相似形で表したものを夫々示
す。
詳述すると、第2図ロ図中特性曲線Aは第2図
イ図中スキヤン開始位置A(時間“t=0”にお
ける第1図図中A/Dコンバータ5から出力され
たイメージ信号の白レベルの包絡線を示す。この
ようにイメージ信号の白レベルの包絡線である特
性曲線Aは中央部分が高く、周辺に行くに従つて
徐々に小さくなる特性を示している。
第2図ロ図中特性曲線B1は第2図イ図中スキ
ヤン停止位置B(時間“t=t1”)における停止直
前に第1図図中A/Dコンバータ5から出力され
たイメージ信号の白レベルの包絡線を示す。以上
説明した特性曲線Aに対して時間“t”経過後の
特性曲線B1は、単に白レベルを単調に増大させ
たのみでなく、特性曲線B1の周辺部の白レベル
の増大分が“AL”であるのに対して、中央部の
白レベルの増大分が“AS”となり、周辺部の増
大分のほうが中央部の増大分よりも大きくなつて
いる。これは、蛍光灯1を点灯した直後では、点
灯する際に予備加熱としたフイラメントからの熱
によつて周辺部が速く加熱された主原因として生
じたものである。従つて、本発明では例えば時間
“t=0”におけるイメージ信号の特性曲線Aを
第1図図中レジスタAに格納し、時間“t=t1
経過後におけるイメージ信号の特性曲線B1を第
1図図中レジスタBに格納する。そして、停止時
間t2経過後におけるイメージ信号の特性曲線B2
各ドツト位置において下式で算出される。
B2=B1+B1−A/t1×t2 ………(1) 該式(1)による算出は第1図図中シエーデイング
補正算出手段11によつて実行され、その結果で
ある特性曲線B2は第2図ロ図中B2に示してある。
このように、第2図イ図中停止位置Bで時間
“t2”の間、原稿を移動させることを一時的に停
止させていても、当該時間“t2”経過後のイメー
ジ信号の白レベルを正確に算出することが可能と
なる。該算出したイメージ信号の白レベル信号
は、第1図図中スライス回路6に供給され、A/
Dコンバータ5から供給されたデジタルのイメー
ジ信号の各ドツトに対して最適なスライスレベル
で夫々2値化される。該2値化されたイメージ信
号は外部に送出される。
また、第2図ロ図中点線を用いて示す参考曲線
は、夫々特性曲線Aに対していわば相似形即ちイ
メージ信号の大きさのみを比例的に変化させて表
した特性曲線を夫々示す。該参考曲線と比較する
ことによつて明確になるように、本発明によれ
ば、たとえ原稿2をスキヤンすることを一時的に
停止したとしても、該停止した時間の間に変化す
るイメージ信号の例えば白レベルを各ドツト毎に
式(1)を用いて算出することにより、正確に白レベ
ルを算出してイメージ信号を2値化しているた
め、良質な2値化されたイメージ信号を得ること
ができる。
次に第3図図示フローチヤートを用いて第1図
図示構成の動作を説明する。
第3図図中は白レベルを記録する状態を示
す。これは、第1図図中メモリ7にイメージ信号
の白レベルを格納することを意味する。
図中はMPUが白レベル信号を待避させる状
態を示す。これは、第1図図中メモリ7に格納さ
れている白レベル信号例えば第2図ロ図中特性曲
線Aに対応する白レベル信号をレジスタA8に待
避することを意味する。
図中は読み取りを行う状態を示す。これは、
第2図イ図中時間“t1”の間、イメージ信号の読
み取りを行うことを意味する。
図中はMPUが白レベル信号を待避させる状
態を示す。これは、図中と同様にして第1図図
中メモリ7に格納されている白レベル信号例えば
第2図ロ図中特性曲線B1に対応する白レベル信
号をレジスタ9に待避することを意味する。
図中は読み取りを停止する状態を示す。これ
は、第2図イ図中停止位置Bで一時的に時間
“t2”の間、原稿2の送りを止めて読み取りを停
止させることを意味する。
図中は白レベル補正を行つて復元する状態を
示す。これは、既述した如く式(1)を用いて時間
“t2”経過後のイメージ信号の白レベルを表す第
2図図中特性曲線B2を算出することを意味する。
図中は図中で算出した白レベルを用いて再
度イメージ信号の読み取りを開始する状態を示
す。
以上の如き手順によつて、たとえスキヤンを一
時的に停止しても、当該停止時間の間の白レベル
の変動を正確に式(1)を用いて算出することができ
るため、常に良好な2値化されたイメージ信号を
得ることが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、蛍光灯等
の光源を用いて原稿を照射し、該原稿から反射等
した光をCCD等を用いてイメージ信号に変換す
る際に、時間の経過に伴つて変動する光源の明る
さに対応したイメージ信号を記憶しておき、該記
憶したイメージ信号に基づいてスキヤンを停止し
ている間における光源の明るさの変動を補正する
よう制御しているため、蛍光灯の周辺部および中
央部等の全域に渡つて正確に白レベルを夫々算出
して良質な2値化されたイメージ信号を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例構成図、第2図は第
1図図示本発明の1実施例の動作を説明する動作
説明図、第3図は第1図図示本発明の1実施例構
成の動作を説明するフローチヤートを示す。 図中、1は蛍光灯、2は原稿、3はレンズ、4
はCCD、5はA/Dコンバータ、6はスライス
回路、7はメモリ、8はレジスタA、9はレジス
タB、10は計測手段、11はシエーデイング補
正算出手段を表す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 照射された原稿からの光を光電変換して得ら
    れるイメージ信号のレベルを補正してイメージデ
    ータを読み取るよう構成したシエーデイング補正
    制御方式において、前記照射された原稿からの光
    を光電変換する光電変換器と、該光電変換器によ
    つて光電変換された信号をデジタル信号に変換す
    るA/Dコンバータと、該A/Dコンバータによ
    つてデジタル信号に変換されたイメージ信号の白
    レベルを保持する白レベル保持メモリと、該白レ
    ベル保持メモリに保持された白レベルを順次待避
    する第1および第2のデータ保持手段と、該第1
    のデータ保持手段に白レベルを待避した後、前記
    第2のデータ保持手段に白レベルを待避するまで
    の経過時間を計測すると共に、前記第2のデータ
    保持手段に白レベルを待避した後、再度読み取り
    を開始するまでの経過時間を計測する計測手段
    と、前記第1および第2のデータ保持手段に格納
    された白レベルおよび前記計測手段によつて計測
    された経過時間に基づいて前記再度読み取りを開
    始するまでの経過時間内に白レベルが変化する値
    を算出するシエーデイング補正算出手段とを備
    え、該シエーデイング補正算出手段によつて算出
    された白レベルを用いてイメージ信号のレベルを
    補正してイメージデータの読み取りを行うよう構
    成したことを特徴とするシエーデイング補正制御
    方式。
JP60065818A 1985-03-29 1985-03-29 シエ−デイング補正制御方式 Granted JPS61224781A (ja)

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JPS61224781A JPS61224781A (ja) 1986-10-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0799541B2 (ja) * 1986-12-12 1995-10-25 ニスカ株式会社 画像情報入力装置
JP2670056B2 (ja) * 1987-10-22 1997-10-29 キヤノン株式会社 画像読取装置
JP2911495B2 (ja) * 1989-08-31 1999-06-23 キヤノン株式会社 画像処理装置

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JPS61224781A (ja) 1986-10-06

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