JPH0454845Y2 - - Google Patents

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JPH0454845Y2
JPH0454845Y2 JP1987139403U JP13940387U JPH0454845Y2 JP H0454845 Y2 JPH0454845 Y2 JP H0454845Y2 JP 1987139403 U JP1987139403 U JP 1987139403U JP 13940387 U JP13940387 U JP 13940387U JP H0454845 Y2 JPH0454845 Y2 JP H0454845Y2
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JP
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remaining amount
sound
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nozzle
spraying
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JP1987139403U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、動力散布機の散布剤タンクにおけ
る残量を表示する残量表示装置に係り、詳しくは
残量を音により表示する残量表示装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕 圃場に薬剤や肥料等の散布剤(液体の散布剤も
含む。)を散布するのに使用される背負式動力散
布機では、散布剤を収容する散布剤タンクは作業
者の背中に位置し、作業者は、作業中、散布剤タ
ンク内の散布剤の残量を知るために、後ろを振り
向かなければならず、不便となつている。
これを解決するため、実公昭62−16203号公報
及び実開昭61−11977号公報の背負式動力散布機
では、作業者が把持する噴頭の手元部にランプが
固定され、散布剤タンク内の散布剤の残量に応じ
てランプが点灯するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
作業者は、散布剤の散布中、噴口から噴出する
散布剤及び噴頭先端部を眺めているため、ランプ
点灯式残量表示装置では、残量切れが近くなつて
いることを見落とし易いとともに、動力散布機の
騒音に対して何ら有効な対策を果たしていない。
この考案の目的は、作業者に散布剤タンク内の
散布剤の残量を確実に知らせ、また、作業者に対
する所定の騒音対策を果たすことができる動力散
布機の残量表示装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による動力散布機の残量表示装置は、
散布剤を内部に貯留する散布剤タンクと、加圧風
を生成しこの加圧風により散布剤タンク内から散
布剤を搬送し、吐出するフアンとを有してなる動
力散布機において、散布剤タンク内の散布剤の残
量を検出する残量検出手段と、作業者の耳に当て
られて音を出す音表示部と、残量検出手段の検出
値に対応する音を音表示部に出させる制御部とを
有してなる。
〔作用〕
残量検出手段は、散布剤タンク内の散布剤の残
量を検出し、検出値を制御部へ送る。制御部は、
この検出値に対応する出力信号を音表示部へ送
り、音表示部において、散布剤の残量に対応する
音声等の音表示が行われ、これを作業者は知覚す
る。音表示部は、作業者の耳に当てられ、エンジ
ンやフアン等の外部の音が作業者の耳に入るのを
抑制する。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例について説明す
る。
第1図は残量表示装置を装備する背負動力散布
機の全体図であり、背負動力散布機10は下部に
送風機12を具備し、送風機12は、樹脂製のフ
アンケース14と、このフアンケース14内に配
設され図示していないエンジンにより駆動される
フアン16と、半径方向に関してフアン16の外
側に形成されるスクロール状の送風通路18とを
有している。曲り管20は、送風通路18の下流
端に連通するようにフアンケース14に回動可能
に結合され、吐出口22を有している。散布剤タ
ンク24は、フアンケース14の上部に載置、固
定され、粉状及び粒状の散布剤26を収容してい
る。シヤツタ28は、手動操作により上下方向へ
移動可能に散布剤タンク24の下部の開口部に配
設され、その開口部における散布剤26の落下量
を調整する。加圧用通路30は、フアンケース1
4内に形成され、送風通路18の途中から分岐
し、散布剤タンク24下部の開口部へ至つてい
る。加圧パイプ32は、鉛直方向へ延び、送風通
路18内の加圧空気を散布剤26より上方の散布
剤タンク24内の空間へ導入する。吐出管34
は、フアンケース14内に配設され、上端におい
て散布剤タンク24下部の開口部へ連通し、下端
において曲り管20の近傍に開口し、散布剤26
を曲り管20の方へ導く。曲り管20の下流側に
は、順番に蛇管36、継多口噴頭38及び流し多
口噴頭40等が接続されていく。噴口42は、流
し多口噴頭40の先端に流し多口噴頭40の軸方
向へ開口するように形成されるとともに、継多口
噴頭38及び流し多口噴頭40の下面側に適宜間
隔で一列に形成される。剛性材料から成る衝突板
44は、流し多口噴頭40の先端部の二つの噴口
42を除く各噴口42に継多口噴頭38及び流し
多口噴頭40の内側へ突出するように継多口噴頭
38及び流し多口噴頭40の外面側から装着さ
れ、継多口噴頭38及び流し多口噴頭40内にお
いて各噴口42の上方、下流側及び幅方向側方を
覆う。
送風機12のフアン16の回転により送風通路
18に加圧風が形成され、散布剤タンク24内の
散布剤26が加圧風と共に継多口噴頭38へ送ら
れて来る。継多口噴頭38内において、継多口噴
頭38の下面側に近い範囲を送られて来る散布剤
26は、衝突板44に衝突し、衝突板44により
噴口42の方へ向きを変えられ、噴口42から継
多口噴頭38の外部へ噴出される。
検出部46は、散布剤タンク24内に垂直方向
に配設され、散布剤タンク24内の散布剤26の
残量を光学的(光の反射量又は透過量)、音響的
(超音波の反射量又は透過量)又は機械的(リミ
ツトスイツチ等による機械的接触)等から検出す
る。作業者48の頭部には音表示部50がヘツド
ホーン式に当てられ、制御部52は、例えば蛇管
36と継多口噴頭38との結合部に固定され、入
力用コード54を介して検出部46からの検出信
号を受けるとともに、出力用コード56を介して
出力音信号を音表示部50へ送る。
第2図は検出部46の詳細な取付構造を示して
いる。シヤツタ28は、フアンケース14と散布
剤タンク24との間に挟着されているシヤツタケ
ース58に回動自在に支持され、複数個のスタツ
ドボルト60は、下端においてシヤツタケース5
8に固定され、垂直方向上方へ延びている。カバ
ー62は、シヤツタ28の上方を覆い、周辺部に
おいてカラー63と共にスタツドボルト60に嵌
合し、垂直方向へ摺動自在となつている。各スタ
ツドボルト60の上端部にはそれぞれ二個のナツ
ト64が螺合し、圧縮コイルばね66は、下側の
ナツト64とカバー62との間においてスタツド
ボルト60に嵌装され、カバー62を下方へ押圧
している。カバー62は、シヤツタ28より上方
にある散布剤26の全重量がシヤツタ28にかか
つて、シヤツタ28の開閉操作力が減少するのを
防止するとともに、シヤツタ28が開く際にはシ
ヤツタ28とカバー62との間の散布剤26によ
り圧縮コイルばね66に抗して上方へ移動し、シ
ヤツタ28の開閉を円滑にさせる。ブラケツト6
8は、カバー62の上方に配設され、各スタツド
ボルト60において二個のナツト64の間に挟着
されている。ステー70は、下端においてブラケ
ツト68の端部に固定され、垂直方向へ延びてい
る。複数個のセンサ72は、ステー70の長手方
向、すなわち垂直方向へ適宜間隔でステー70に
固定され、検出部46を構成し、各高さにおげる
散布剤26の存否を検出する。
第3図は散布剤タンク24内の各高さにおける
散布剤26の存否を光学的に検出するセンサ72
の例を示す図である。各センサ72は、同一の高
さにおいて対峙するようにステー70の両側縁に
取付けられている複数対の発光ダイオード74及
びフオトトランジスタ76から成る。発光ダイオ
ード74からの光は、その高さに散布剤26が存
在するときはフオトトランジスタ76への到達を
妨害されるのに対し、散布剤26が存在しないと
きのみ、フオトトランジスタ76へ到達する。フ
オトトランジスタ76は発光ダイオード74から
の光の到達量に関係してON,OFFし、このこと
から各センサ72の高さにおける散布剤26の存
否が分かる。
第4図は音表示部50の詳細な構造図である。
半球状カバー78は、周縁において環状弾性部材
80を固着され、通孔付き閉鎖板82により開口
を塞がれている。振動板84は、通孔付き閉鎖板
82により塞がれた半球状カバー78内の空間に
配設され、制御部52からの電気的な音信号に関
係して振動し、音を発生する。環状弾性部材80
は、作業者48の耳に当てられ、背負動力散布機
10のエンジン音等の外部の音が作業者48の耳
に入るのを抑制する役目も果たす。
実施例の作用について説明する。検出部46
は、散布剤タンク24内の散布剤26の残量を検
出し、検出値を制御部52へ送る。制御部52
は、例えばマイクロコンピユータ及び音声ROM
等を含み、検出部64からの検出値に対応する電
気音声信号を音表示部50へ送る。こうして、音
表示部50において、散布剤26の残量に対応す
る音声合成言語表示、例えば「残量は1/4です。」
が行われ、これを作業者48は知覚する。音表示
部50は、作業者48の耳に当てられ、外部の音
が作業者48の耳に入るのを抑制する。音声によ
る残量表示に代えて、散布剤タンク24内の散布
剤26の残量が少なくなると生じる警告音(例:
「ピーピー」)であつてもよい。なお、音声に合わ
せて制御部に視覚による表示を併設させることも
可能である。
〔考案の効果〕
このように、この考案によれば、音表示部が作
業者の耳に当てられ、散布剤タンク内の散布剤の
残量に相当する音が音表示部から出力される。し
たがつて、作業者は、噴口から噴出する散布剤及
び噴頭の先端部に目の注意を集中して、散布作業
を行うことができ、作業能率が向上するととも
に、音表示部は、作業者の耳に当てられて、外部
の音が作業者の耳に入るのを抑制する機能もある
ので、騒音対策としての効果も果たすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に関し、第1図は残量
表示装置を装備する背負式動力散布機の全体図、
第2図は検出部の詳細な取付構造を示す図、第3
図は散布剤タンク内の各高さにおける散布剤の存
否を光学的に検出するセンサの例を示す図、第4
図は音表示部の詳細な構造図である。 10……背負動力散布機、16……フアン、2
4……散布剤タンク、26……散布剤、46……
検出部(残量検出手段)、48……作業者、50
……音表示部、52……制御部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 散布剤を内部に貯留する散布剤タンク24
    と、加圧風を生成しこの加圧風により前記散布
    剤タンク24内から散布剤26を搬送し、吐出
    するフアン16とを有してなる動力散布機にお
    いて、前記散布剤タンク24内の散布剤26の
    残量を検出する残量検出手段46と、作業者の
    耳に当てられて音を出す音表示部50と、前記
    残量検出手段46の検出値に対応する音を前記
    音表示部50に出させる制御部52とを有して
    なることを特徴とする動力散布機の残量表示装
    置。 (2) 前記残量検出手段46の検出値に対応する音
    が音声であることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の動力散布機の残量表示装
    置。 (3) 前記音表示部50は作業者の頭部に掛けられ
    るヘツドホーン式であることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の動
    力散布機の残量表示装置。
JP1987139403U 1987-09-14 1987-09-14 Expired JPH0454845Y2 (ja)

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JP1987139403U JPH0454845Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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JPS6444061U JPS6444061U (ja) 1989-03-16
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