JPS60147Y2 - 園芸ハウス内防除装置 - Google Patents
園芸ハウス内防除装置Info
- Publication number
- JPS60147Y2 JPS60147Y2 JP4325180U JP4325180U JPS60147Y2 JP S60147 Y2 JPS60147 Y2 JP S60147Y2 JP 4325180 U JP4325180 U JP 4325180U JP 4325180 U JP4325180 U JP 4325180U JP S60147 Y2 JPS60147 Y2 JP S60147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pest control
- control device
- blower
- pressure air
- greenhouse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本発明は野菜や果樹の栽培を行なう園芸用ハウスの防除
装置に関するものである。
装置に関するものである。
園芸用ハウスは保温の為の外気からほぼ密閉されており
、この中で従来の如く噴口を持って、植栽された作物に
対して薬液を噴霧してゆくことは防除作業者自身が大量
に薬液の霧を口や鼻から吸引することとなり、衛生上問
題があったのである。
、この中で従来の如く噴口を持って、植栽された作物に
対して薬液を噴霧してゆくことは防除作業者自身が大量
に薬液の霧を口や鼻から吸引することとなり、衛生上問
題があったのである。
。この不具合を解消する為に無人防除装置としてリモー
トコントロール防除機やハウスの天井にノズルを固定す
る防除装置が開示されているが、何れもコストや確実性
の点で普及しなかった。
トコントロール防除機やハウスの天井にノズルを固定す
る防除装置が開示されているが、何れもコストや確実性
の点で普及しなかった。
本考案の園芸ハウス内防除装置これらの不具合を解消す
る為に考案されたハウス内無人防除装置であり、ハウス
の入口にこの機械を据えて、極微細粒のミストを送風機
にてハウス内に送り込み、極微細粒である為にハウス内
で空気中に漂いながら浮遊する間に隅々まで塗布させよ
うとするものである。
る為に考案されたハウス内無人防除装置であり、ハウス
の入口にこの機械を据えて、極微細粒のミストを送風機
にてハウス内に送り込み、極微細粒である為にハウス内
で空気中に漂いながら浮遊する間に隅々まで塗布させよ
うとするものである。
この装置の性能を左右するのは、ミストの粒子が10ミ
クロン程度の極微細粒子にできるかどうかであり、かつ
、ミストをハウスの隅々まで到達させることができるか
どうかである。
クロン程度の極微細粒子にできるかどうかであり、かつ
、ミストをハウスの隅々まで到達させることができるか
どうかである。
本考案の目的は以上の通りであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて本考案の構成を説明すると。
実施例の構成に基づいて本考案の構成を説明すると。
第1図は園芸ハウス内防除装置の側面図。
第2図は前面図である。
送風機2の風胴1内に噴射ノズル14が突設されている
。
。
送風機2はモーター3に直結又はベルト駆動されている
。
。
送風機2は支持体6の枢支点6bに枢支されていて、長
孔6aに沿って上下回動自在に構成され、蝶ナツトにて
固定される。
孔6aに沿って上下回動自在に構成され、蝶ナツトにて
固定される。
ボンネット7内には、エンジン又はモータ等の原動機1
2と、高圧空気用コンプレッサー13が並置されている
。
2と、高圧空気用コンプレッサー13が並置されている
。
又、送風機2に直結するモーター3が設けられている。
これらの原動機12、コンプレッサー13、送風機支持
体6等は薬液タンク10と、コンプレッサーの高圧空気
タンク11上の載置構成される。
体6等は薬液タンク10と、コンプレッサーの高圧空気
タンク11上の載置構成される。
薬液タンク10、高圧空気タンク11はシャシ−と兼用
されているので細長いタンクとなっており、その下方に
後輪15,15と前輪16が設けられる。
されているので細長いタンクとなっており、その下方に
後輪15,15と前輪16が設けられる。
ボンネット7の下部より後方へ向けてハンドル8が立設
されている。
されている。
噴射ノズル14は送風機2の風胴1内に突設されており
、該噴射ノズル14へ向って空気パイプ4、薬液パイプ
5が高圧空気と薬液を送る。
、該噴射ノズル14へ向って空気パイプ4、薬液パイプ
5が高圧空気と薬液を送る。
第3図は噴射ノズル14の側面断面図
第4図は第3図の前面図
第5図は噴射ノズルの他の実施例を示す図面である。
空気パイプ4、薬液パイプ5の先端はノズル外筒14a
内に挿入されている。
内に挿入されている。
高圧空気はここから2通りの流れに分岐され、一方はノ
ズル内筒14bの孔内を通過してノズル口14f内の拡
散器14dの外側に沿ってノズル小孔から勢いよく吹き
出される。
ズル内筒14bの孔内を通過してノズル口14f内の拡
散器14dの外側に沿ってノズル小孔から勢いよく吹き
出される。
薬液はノズル小孔部に直角に閉孔された薬液口14eに
至り、負圧により吸い出されて、高圧空気流と共に勢い
よく吹き出させ、噴射流となる。
至り、負圧により吸い出されて、高圧空気流と共に勢い
よく吹き出させ、噴射流となる。
このノズルから吹き出される噴射流で薬液を飛散させる
こともできるが、これでは薬液のミストの径は平均して
300ミクロン程度で、ハウス内を浮遊流となって長時
間滞溜するには大きすぎ、すぐに落下してしまう。
こともできるが、これでは薬液のミストの径は平均して
300ミクロン程度で、ハウス内を浮遊流となって長時
間滞溜するには大きすぎ、すぐに落下してしまう。
更に10ミクロン程度の極微細のミスト流とする必要が
あるのである。
あるのである。
この目的の為に、噴射ノズルの出口近辺に噴射流に対し
て、更に乱気流を生ぜしめて、ミストの径を極微細とす
る為の高圧空気口14cが設けられている。
て、更に乱気流を生ぜしめて、ミストの径を極微細とす
る為の高圧空気口14cが設けられている。
高圧空気口14cの高圧空気はパルプ4より分流されて
おり、噴射ノズルの外側から120°角度の3方向より
中心に向って吹き込ませている。
おり、噴射ノズルの外側から120°角度の3方向より
中心に向って吹き込ませている。
3方向より中心に向って吹き込むことにより、交わる中
心付近で特に乱気流が生ずるのである。
心付近で特に乱気流が生ずるのである。
これらの構成により、ノズル小孔から勢いよく吹き出さ
れ、更に拡散器14dに当って微細粒子となったミスト
が更に10ミクロン程度の極微細粒子となるのである。
れ、更に拡散器14dに当って微細粒子となったミスト
が更に10ミクロン程度の極微細粒子となるのである。
以上のように本考案は、薬液タンク10、又はコンプレ
ッサーの高圧空気タンク11を台車として、その下方に
その後輪15、前輪16を設け、その上方にハンドル8
を及びボンネット7送風機支持体6を載置し、該送風機
支持体6に支持した送風機2を枢支点6bを中心に上下
回動自在とし、10ミクロン程度の極微細粒子のミスト
をノ\ウス内に吹き込むので、次の効果を有するもので
ある。
ッサーの高圧空気タンク11を台車として、その下方に
その後輪15、前輪16を設け、その上方にハンドル8
を及びボンネット7送風機支持体6を載置し、該送風機
支持体6に支持した送風機2を枢支点6bを中心に上下
回動自在とし、10ミクロン程度の極微細粒子のミスト
をノ\ウス内に吹き込むので、次の効果を有するもので
ある。
まず第1に、コンプレッサーや高圧空気タンクを設けた
のて高圧空気流を発生することができ、ミストの径を従
来の300ミクロン程度から、10ミクロン程度の極微
細ミストとすることができ、ハウス内を送風機の風にの
って長時間浮遊腰隅々まで一度に防除することができる
のである。
のて高圧空気流を発生することができ、ミストの径を従
来の300ミクロン程度から、10ミクロン程度の極微
細ミストとすることができ、ハウス内を送風機の風にの
って長時間浮遊腰隅々まで一度に防除することができる
のである。
第2に本考案の園芸ハウス内防除装置を使えば、ハウス
の中へ入る必要がなく、作業は夜中を通して行うことも
でき、作業者は無人運転ができるので衛生的に防除作業
が行えるのである。
の中へ入る必要がなく、作業は夜中を通して行うことも
でき、作業者は無人運転ができるので衛生的に防除作業
が行えるのである。
第3にコンプレッサーの高圧空気タンク、又は、薬液タ
ンクを台車と兼用したので、台車が必要なくなり、その
上にハンドルやコンプレッサーやモーターや送風機を設
けることをによりコンパクトに構成できるのである。
ンクを台車と兼用したので、台車が必要なくなり、その
上にハンドルやコンプレッサーやモーターや送風機を設
けることをによりコンパクトに構成できるのである。
第1図は本考案の防除装置の側面図、第2図は前面図、
第3図は噴射ノズルの側面断面図、第4図は第1図の前
面図、第5図は噴射ノズルの他の実施例を示す図面であ
る。
第3図は噴射ノズルの側面断面図、第4図は第1図の前
面図、第5図は噴射ノズルの他の実施例を示す図面であ
る。
Claims (1)
- 薬液タンク10、又はコンプレッサーの高圧空気タンク
11を台車として、その下方のその後輪15、前輪16
を設け、その上方にハンドル8を及びボンネット7送風
機支持体6を載置し、該送風機支持体6に支持した送風
機2を枢支点6bを中心に上下回動自在とし、10ミク
ロン程度の極微細粒子のミストをハウス内に吹き込むこ
とを特徴とする園芸ハウス内防除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325180U JPS60147Y2 (ja) | 1980-04-01 | 1980-04-01 | 園芸ハウス内防除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325180U JPS60147Y2 (ja) | 1980-04-01 | 1980-04-01 | 園芸ハウス内防除装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56146465U JPS56146465U (ja) | 1981-11-05 |
JPS60147Y2 true JPS60147Y2 (ja) | 1985-01-05 |
Family
ID=29638576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4325180U Expired JPS60147Y2 (ja) | 1980-04-01 | 1980-04-01 | 園芸ハウス内防除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60147Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60191843U (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-19 | 株式会社ノーリツ | 給湯栓 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009219401A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Yoshikatsu Iida | 農薬散布機 |
-
1980
- 1980-04-01 JP JP4325180U patent/JPS60147Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60191843U (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-19 | 株式会社ノーリツ | 給湯栓 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56146465U (ja) | 1981-11-05 |
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