JPS5917423Y2 - スピ−ドスプレヤ−装置 - Google Patents

スピ−ドスプレヤ−装置

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Publication number
JPS5917423Y2
JPS5917423Y2 JP1979117763U JP11776379U JPS5917423Y2 JP S5917423 Y2 JPS5917423 Y2 JP S5917423Y2 JP 1979117763 U JP1979117763 U JP 1979117763U JP 11776379 U JP11776379 U JP 11776379U JP S5917423 Y2 JPS5917423 Y2 JP S5917423Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
liquid tank
seat
windshield
view
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979117763U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5635277U (ja
Inventor
郁夫 坂本
敏明 吉用
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP1979117763U priority Critical patent/JPS5917423Y2/ja
Publication of JPS5635277U publication Critical patent/JPS5635277U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5917423Y2 publication Critical patent/JPS5917423Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本件考案は、果樹園の下枝の下方を自走しながら消毒液
を散布してゆく自走式スピードスプレヤー装置に関する
考案である。
果樹は害虫や病害が発生しやすく、年に何回もの消毒を
必要とする。
従来は動力噴霧機と長いホース及び噴口によって入力に
て行ってきたが、最近は省力化の為に広い範囲の霧の拡
大能力を持ったスピードスプレヤーが利用されるように
なった。
スピードスプレヤーは動力噴霧機と異って、噴口で霧化
された液を更に大風量のファンにのせて飛ばし、高さ1
0メートル、幅12〜3メートルの広さに霧を拡げる点
である。
しかし、スピードスプレヤーのこの長所が運転者にとっ
ては短所であり、少し風の向きが変わると、まともに消
毒液の霧をかぶることになるのである。
この霧を避ける為には運転室を設けて外気と遮断すれば
よいのであるが、運転席により車高が高くなると果樹園
の下枝に当って走行ができなくなり、又、傾斜地が多い
果樹園で重心が高いことにより転倒の危険もでてくるの
である。
本件考案はこれらの点を解消する為に、エンジンを後方
に配置して運転席を低床とし、運転者が頭だけ機体の上
に出て視界を保たせかつ運転者を風防で覆って霧から守
るものである。
次に本件考案の構成を添付の図面に示した実施例の構成
に基づいて説明すると。
第1図は本件考案のスピードスプレヤーの右側面図。
第2図は同じく左側面図。第3図は第2図の左側面図の
風防を開放した図面である。
スピードスプレヤーは果樹園内で消毒作業を行なうので
あるから、果樹の下枝よりも低い車高であることが要求
される。
本件考案では前輪11や、後輪12の上端よりも低い位
置に設けている。
操向輪である前輪11と駆動輪である後輪12の上にシ
ャシ−10を懸架し、該シャシ−10上に前部にステア
リングバンドル4等の運転装置、その後部に液体タンク
1を接近して設けている。
液体タンク1の前部中央部に、液体タンクのブロー成形
時に凹部を成形みて座席2を設けている。
これにより液体タンク1を大容量にすることができ、座
席2を別に作らずにすむという二重の利点が生ずるので
ある。
運転席の前部から液体タンク1の上面にかけて、透明板
より威る風防6を設け、該風防6の頂部にワイパー5を
接当して回動させている。
5Cはワイパー5の電動モーターである。スピードスプ
レヤーは液体タンク1の後部に積載したファン9及び噴
口8により消毒液を霧状にして噴霧するのであり、でき
るだけ霧が多く、高く、広い範囲に拡散することが要求
されるのであり、その要求を満足するほど運転者3が消
毒液を被る率が高くなるのである。
この不具合いを解消する為に、機体先端より運転席から
液体タンク1の上部に向けて密閉式の風防6を設けたも
のである。
風防内の換気の為には、ファン9の吸引風を利用して空
調、換気を行なうべく運転室とファンをパイプにて連結
する。
液体タンク1の直後部にはエンジン室7があり、該エン
ジン室7内にエンジン13、変速ミッション14及び動
力噴霧機15が格納されている。
この配置については第4図に示す。
動力噴霧機15により圧送された消毒液は噴口8より霧
状になって噴射される。
噴口は多噴口により構成されており、ファン9の円周に
沿って配置されている。
噴霧された消毒液の霧はファンの空気流にのって舞い上
り、その際ファン9の強風により更に細かい霧に分化さ
れる。
果樹の葉に付着するに際しては霧の粒は出来るだけ細か
い方が果樹を傷めずに消毒効果を上げることができるの
であり、果樹の全体にすき間なく、また濃淡なくゆきわ
たらせる為には、高く広い範囲に霧の流れが広がること
が要求されるのである。
ファン9は後方から空気を吸入し、噴口8側に向けて空
気を吹き出すと、噴口部分にて風は外側へ広がる方向に
向きを変えられる。
スピードスプレヤーの進行方向と直角の半円形の面に霧
が拡散することになるのである。
わずかの風向きの相違により、この霧の流れは運転者3
に向って吹きつけることになるのである。
本件考案では特に、運転者座席2を低床にし、前輪11
や後輪12の上端よりも低くし、かつ、この低床の運転
席に座った運転者3が回りを見回せるように液体タンク
1も低くして、運転者の頭部が突出するようにし、突出
した運転者の頭部に薬液の霧がかかることのないように
風防を設けて、風防は運転者座席の上方で最も高くなる
半球形6aとし、周囲か゛360°見回せるようにした
もので゛ある。
そして風防の半球形6aの後半分は液体タンクの上面に
載置して安定を得ている。
第4図は本件考案のスピードスプレヤーの底面図である
11は操向輪としての前輪、12は駆動輪としての後輪
である。
エンジン室7内にエンジン13を右側に、中央に変速ミ
ッション14を配置している。
更に左側に動力噴霧機15を配置し、エンジン13より
動力を伝動し、消毒液を圧送する。
第5図は液体タンク1の平面図。
第6図は同じく液体タンクの前面図である。
液体タンクは樹脂によるブロー成形法にて作られており
、成形の際に同時に座席2をも成形している。
座席2の肘掛は部も同時に成形している。従来は液体タ
ンクと座席は別に作られ、順に配置されていたので機体
が長くなり、液体タンクの容量も小さくなるという欠点
があったのを空間を有効に利用することによって解消し
たものである。
液体タンク1の上面に風防6の半球形6aの後部が載置
される。
第7図は液体タンク1の他の実施例を示す平面図。
第8図は同じく液体タンク1の他の実施例の前面図であ
る。
本実施例においては、液体タンク1は前面を凹部状にし
、その両側を突出させて、液体タンク1が座席をとり囲
む形状となっている。
本考案は特に座席を低床とすることを意図したものであ
り、運転者の位置を更に低い位置に配置することが可能
となったのである。
以上のように本件考案は機体前方に、前輪12、後輪1
2の上端よりも低い低床の運転者座席2を設け、該運転
者座席2に座った運転者3の頭部が、上方に突出する高
さの液体タンク1を、座席より後方にわたって配置し、
機体最前部に始端部を持つ風防6を、運転者座席2の上
部で最も高くかつ半球形6aに構威し、該半球形6aの
後半分を液体タンク1の上面に載置したので運転者の身
体は、液体タンク1より頭部のみしか突出せず、全体的
に車高を低くすることができ、低くした為に薬液が運転
者にかかりやすくなる点は半球形の風防を、液体タンク
の上面にかけて設けることにより、運転者の上方を覆っ
て防ぎ、かつ半球形の風防により運転者は360°の視
野を確保することができたものである。
このような構成により棚栽培の果樹園にも使用可能なス
ピードスプレヤーとすることかできたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件考案のスピードスプレヤーの右側面図。 第2図は同じく左側面図。第3図は第2図の左側面図の
風防を開放した図面。 第4図は本件考案のスピードスプレヤーの底面図。 第5図は液体タンク1の平面図。 第6図は同じく液体タンクの前面図。 第7図は液体タンクの他の実施例を示す平面図。 第8図は同じく前面図である。1・・・・・・液体タン
ク、2・・・・・・座席、3・・・・・・運転者、4・
・・・・・ステアリングハンドル、5・・・・・・ワイ
パー、6・・・・・・風防、6a・・・・・・半球形、
7・・・・・・エンジン室、8・・・・・・噴口、9・
・・・・・ファン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体前方に、前輪11.後輪12の上端よりも低い低床
    の運転者座席2を設け、該運転者座席2に座った運転者
    3の頭部が、上方に突出する高さの液体タンク1を、座
    席より後方にわたって配置し、機体最前部に始端部を持
    つ風防6を、運転者座席2の上部で最も高くかつ半球形
    6aに構成し、該半球形6aの後半分を液体タンク1の
    上面に載置したことを特徴とするスピードスプレヤー装
    置。
JP1979117763U 1979-08-27 1979-08-27 スピ−ドスプレヤ−装置 Expired JPS5917423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979117763U JPS5917423Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 スピ−ドスプレヤ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979117763U JPS5917423Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 スピ−ドスプレヤ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5635277U JPS5635277U (ja) 1981-04-06
JPS5917423Y2 true JPS5917423Y2 (ja) 1984-05-21

Family

ID=29349974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979117763U Expired JPS5917423Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 スピ−ドスプレヤ−装置

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JP (1) JPS5917423Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58183269U (ja) * 1982-06-02 1983-12-06 株式会社共立 自走形スピ−ドスプレ−ヤ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4524040Y1 (ja) * 1969-07-24 1970-09-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020914Y2 (ja) * 1977-01-31 1985-06-22 株式会社村田製作所 アキシヤルリ−ド形積層コンデンサ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4524040Y1 (ja) * 1969-07-24 1970-09-21

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Publication number Publication date
JPS5635277U (ja) 1981-04-06

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