JP2521504Y2 - 動力噴霧機 - Google Patents

動力噴霧機

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JP2521504Y2
JP2521504Y2 JP1992053788U JP5378892U JP2521504Y2 JP 2521504 Y2 JP2521504 Y2 JP 2521504Y2 JP 1992053788 U JP1992053788 U JP 1992053788U JP 5378892 U JP5378892 U JP 5378892U JP 2521504 Y2 JP2521504 Y2 JP 2521504Y2
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国弘 原田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、圃場,樹木,果実等の
状況に応じて種々の薬液散布形態をとることができる動
力噴霧機に関する。
【0002】
【従来の技術】農作業等に使用される動力噴霧機は、小
型エンジン等の原動機によって駆動される薬液ポンプで
薬液タンクに充填されている薬液を汲み上げ、噴霧ノズ
ルから高圧で噴射させている。噴射した薬液は、高圧搬
送空気により霧化され、樹木,果実,野菜類等に散布さ
れる。
【0003】霧化した薬液の到達距離を長くするため、
実公昭59−9703号公報では、薬液噴霧ノズルの周
囲を送風管の先端部で取り囲むことが提案されている。
送風管から噴出した加圧空気は、薬液噴霧ノズルから送
り出された薬液を包み込むように流出する。また、薬液
の霧化状態は、加圧空気の圧力,流量等により調整され
る。その結果、所定粒度に霧化した薬液を遠くまで搬送
することができる。
【0004】本出願人も、噴霧管の先端開口部に複数の
薬液噴出ノズルを臨ませた散布機を実公昭62−290
87号公報で紹介している。薬液噴出ノズルから噴出し
た薬液は、噴霧管から送られてきた加圧空気で霧化さ
れ、微細な液滴として散布される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】薬液の散布形態は、圃
場,樹木,果実等の状況に応じて大きく変わる。たとえ
ば、高い樹木に対しては薬液を遠くまで飛ばす必要があ
り、野菜類等に対しては広範囲にわたり一度に薬液を散
布する方が作業能率を高める。
【0006】この点、実公昭59−9703号公報の動
力噴霧機は、薬液を遠くまで飛ばすことを前提として開
発された樹木用の専用機といえる。他方、実公昭62−
29087号公報の散布機は、比較的近い距離にある農
作物に微細なミストとして薬液を散布する専用機といえ
る。すなわち、何れの噴霧機又は散布機にあっても、圃
場,樹木,果実等の状況に応じて変わる散布形態を自由
に得ることができず、汎用性に乏しい。
【0007】本考案は、このような問題を解消すべく案
出されたものであり、広範囲にわたる散布から遠い距離
にある樹木等に薬液を散布することまで、薬液の散布形
態を自由に設定することができる動力噴霧機を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の動力噴霧機は、
その目的を達成するため、送風機に連通し、薬液搬送用
の加圧空気を噴出する送風管と、該送風管の先端開口部
に装着され、薬液供給ポンプを経て薬液タンクに接続さ
れているリング状の薬液供給管と、該薬液供給管の円周
方向に設けられた複数のノズルと、前記送風管の先端部
に装着された案内筒とを備え、前記ノズルの中心軸は、
前記ノズルの先端と前記送風管の管軸とを結ぶ直線に対
して傾斜していることを特徴とする。
【0009】送風管の内部には、薬液供給ポンプから送
風管の先端開口部に至る経路の適宜の箇所に、噴出され
る加圧空気に螺旋運動を与える螺旋板を嵌挿固定するこ
とが好ましい。この動力噴霧機は、薬液タンク,薬液供
給ポンプ,送風機及び噴霧管からなる基本的な設備構成
をもつ。薬液供給管は、薬液供給ポンプを経て薬液タン
クに接続される。薬液タンク及び/又は薬液供給ポンプ
は、運搬車又は車両に搭載されるタイプ、地面等に定置
されるタイプ又は作業者が搬送する背負い式の何れであ
っても良い。ただし、送風機は、送風管の先端開口部に
至る途中での圧力損失を考慮したとき、作業者によって
搬送される背負い式が好ましい。
【0010】
【実施例】薬液タンクを背負うタイプの噴霧機に本考案
を適用した実施例を説明する。本実施例の動力噴霧機
は、図1に示すように背負い式の架台10を備えてい
る。架台10は、水平の底部枠11の前端から起立枠1
2を直立させ、起立枠12の中間位置から底部枠11と
平行に中間枠13を延ばしている。起立枠12の前側に
背当て14を取り付け、上部及び下部に背負いバンド1
5の両端をそれぞれ取り付けている。
【0011】薬液タンク20は、中間枠13に搭載され
ている。薬液タンク20の底部にある排出口21は、パ
イプ22及びホース23を介してノズル部50に導かれ
ている。パイプ22とホース23との連結部にコック2
4が設けられており、コック24の開閉を調整すること
によって、薬液供給ポンプ25で薬液タンク20からノ
ズル部50に送られる薬液の供給・停止及び流量制御が
行われる。
【0012】薬液タンク20の下方で、小型のエンジン
30が防振具31を介して底部枠11に取り付けられて
いる。エンジン30に燃料を供給する燃料タンク32
は、中間枠13の後端部で支持されている。エンジン3
0の出力側に、送風機33,減速機34及び薬液供給ポ
ンプ25が直列配置されている。送風機33から送り出
される加圧空気は、送風機33の排気口に接続された曲
管36,可撓管37及び噴気管38を経てノズル部50
に送られる。
【0013】噴気管38の先端部近傍は、操作性を高め
るため、図2に示すように若干曲っている。薬液タンク
20につながっているホース23は、リング状分岐管5
1に接続されている。リング状分岐管51は、図3に示
すように円周方向に適宜の間隔で取付け座52を備えて
いる。取付け座52に穿設したビス挿入孔53に挿通し
たビス54を噴気管38の先端周壁にねじ込むことによ
って、リング状分岐管51が噴気管38の先端部外周に
装着される。
【0014】ホース23は、案内筒40のテーパ壁41
を貫通して、リング状分岐管51に接続される。案内筒
40は、取付け座42をバンド43で締め付けることに
よって噴気管38の先端部外周に装着される。噴気管3
8の先端部に対する案内筒40の装着位置は、噴気管3
8の管軸方向に関して自由に調整することができる。案
内筒40の先端部は、拡径ストレート壁44となってい
る。
【0015】リング状分岐管51には、円周方向に等間
隔で複数のノズル551,552・・・・55nが設け
られている。個々のノズル551,552・・・・55
nの中心軸C1,C2・・・・Cnは、図4に示すよう
に噴気管38先端部の管軸C0とノズル551,552
・・・・55nの先端とを結ぶ直線に対して傾斜してい
る。そのため、各ノズル551,552・・・・55n
から噴出した薬液は、捻れ流Fとなる。捻れ流Fに対し
噴気管38から噴出した加圧空気が吹き付けられ、加圧
空気によって薬液が搬送される。
【0016】ノズル55は、図5にその構造を示すよう
に、リング状分岐管51にねじ込まれ、或いは溶接等に
よって固着された基部55aを備えている。基部55a
には薬液通路55bが中心軸方向に穿設されており、薬
液通路55bの先端部に一体的なニードル弁55cが設
けられている。リング状分岐管51から送られてきた薬
液Lは、薬液通路55bの内壁とニードル弁55cとの
間に設けられた通液孔55dを通ってノズル55の先端
部に流動する。
【0017】基部55aに、調整リング55eが螺合さ
れている。調整リング55eの先端は、オリフィスリン
グ55fの周壁に設けたフランジ55gに当接する。オ
リフィスリング55fは、パッキン55hを介して基部
55aの先端部に気密嵌挿されている。オリフィスリン
グ55fの先端部は、中央部にオリフィス55jが穿設
された前板55kで閉ざされており、オリフィス55j
にニードル弁55cの先端部が臨む。
【0018】オリフィスリング55fの先端部外周に、
ノズルヘッド55mが螺合されている。ノズルヘッド5
5mは、大きく開口した中央開口部55nをもち、中央
開口部55nの縁部とオリフィスリング55fとの間に
シールプレート55pを挟み込んでいる。シールプレー
ト55pも、オリフィス55jと同径或いは若干大きな
オリフィス55qを中央部に備えている。シールプレー
ト55pは、オリフィスリング55fとノズルヘッド5
5mとの間に薬液Lが侵入することを防止すると共に、
オリフィス55j及びオリフィス55qを二重に重ねる
ことにより噴射される薬液Lの指向性を向上させる。
【0019】調整リング55eは、矢印a−bで示すよ
うに回転させるとき、基部55aに対して矢印c−d方
向に沿ってピッチ送りされる。その結果、ニードル弁5
5cの先端とオリフィス55jとの間の距離が変わる。
【0020】ニードル弁55cの先端からオリフィス5
5jまでの距離が長い場合、ホース23及びリング状分
岐管51を経て送られてきた薬液Lは、圧力損失を受け
ることなく噴出する。そのため、オリフィス55jから
噴射された薬液Lは、図6(a)に示すように広範囲に
広がることなく集束した流れL1 となる。集束流L
1は、大きな噴射圧で送り出されるため、遠くまで薬液
Lを飛翔させることに適している。
【0021】ニードル弁55cの先端をオリフィス55
jに一部挿入した状態では、オリフィス55jを薬液L
が通過するときの流通抵抗が大きく、オリフィス55j
から噴射された薬液Lは、図6(b)に示すように広範
囲に広がった分散流L2 となる。分散流L2 は、大きな
噴射角をもち、微細な液滴として薬液Lを散布すること
に適している。
【0022】個々のノズル551 ,552 ・・・55n
から噴出した薬液Lは、中心軸C1,C2 ・・・・Cn
方向に流れ、管軸C0 を中心とする捻れ流Fとなる。こ
のとき、各ノズル551 ,552 ・・・55n から噴出
した薬液Lの一部が互いに衝突すると共に、噴気管38
からの加圧空気が捻れ流Fを巻き込むことにより一部微
細な液滴が形成される。捻れ流Fは、薬液の相互衝突に
よって生じた微細な液滴が中心部に浮遊し、周辺部に比
較的大きな液滴が存在する状態になる。比較的大きな液
滴に対し噴気管38からの加圧空気が作用するため、薬
液の飛翔距離が大きくなる。
【0023】また、捻れ流Fの拡散度は、噴気管38か
ら突出する案内筒40の長さを大きくしたとき比較的小
さく抑えられ、案内筒40の突出長さを短くすると大き
くなる。すなわち、噴気管38に対する案内筒40の位
置調整により、一部微細な液滴が形成された薬液Lは、
噴気管38から送り出された加圧空気によって搬送さ
れ、過度に広がることなく散布される。
【0024】加圧空気による搬送作用を高めるため、噴
気管38の先端部に螺旋板を嵌挿固定する。螺旋板60
としては、たとえば図7に示すように板材を90度ねじ
ったものが使用される。螺旋板60を先端部に嵌挿固定
した噴気管38を加圧空気が通過するとき、加圧空気の
流動方向が螺旋板60の曲面に沿って変更する。その結
果、噴気管38から噴射された加圧空気は、噴気管38
の管軸を中心とするスパイラル状の流れとなる。このス
パイラル状の加圧空気流に薬液の捻れ流Fが包み込まれ
るため、薬液Lを散布する指向性が高くなる。スパイラ
ル状の加圧空気流は、薬液を遠方まで搬送する作用を呈
すると共に、薬液が散布される農作物の葉等を揺れ動か
す作用を呈する。すなわち、揺れ動いている葉等に薬液
が飛翔するため、裏面に対しても効率よく薬液が付着す
る。
【0025】薬液Lを遠くまで飛翔させる場合、噴気管
38の先端から突出する案内筒40の長さを大きくと
り、ノズル551 ,552 ・・・・55n のニードル弁
55cとオリフィス55jとの間の距離を大きくする。
これによって、図6(a)に示す集束流L1 が管軸C0
近傍に集まって小径の捻れ流Fとなり、噴気管38から
の加圧空気によって搬送される。このとき、加圧空気の
広がりが案内筒40の拡径ストレート壁44で規制され
るため、薬液Lは、広範囲に広がることなく、高い指向
性で遠方にある農作物に散布される。
【0026】近いところにある農作物に薬液を散布する
場合、ノズル551 ,552 ・・・・55n を絞り込む
と共に、集軸点Pを案内筒40の外側に位置させる。こ
れにより、広範囲にわたる薬液の散布が一度に行われる
ため、作業能率が向上する。
【0027】このようにノズル551,552・・・・
55nの開度及び案内筒40の位置を調節することによ
って、広範囲への薬液散布から遠方への薬液散布まで自
由に散布形態を調節することができる。何れの散布形態
にあっても、捻れ流Fに対して加圧空気が吹き付けられ
るため、薬液Lが微細な液滴に分断され、農作物の葉裏
面に対する薬剤Lの付着効率が優れている。そのため、
作業条件が種々異なる薬剤散布に適した噴霧機として使
用される。しかも、薬液Lの後方への飛翔が案内筒40
によって防止されるため、作業者の身体に薬液Lが付着
することがなく、安全な作業状況が得られる。
【0028】なお、以上の例においては、案内筒40を
噴気管38の管軸方向に移動可能に設けている。しか
し、本考案はこれに拘束されるものではなく、案内筒4
0を噴気管38の先端部定位置に取り付けることも可能
である。この場合にも、噴気管38から噴出した加圧空
気の過度の拡散は、案内筒40により抑制される。
【0029】ノズル551,552・・・・55nに代
え、固定開度のノズルを使用することも可能である。更
に、螺旋板60は、図示するように送風管38の先端部
ではなく、送風管38から噴出される圧縮空気に螺旋速
度を与える限り、送風機33から送風管38の先端開口
部までの間の任意の位置に設けても良い。
【0030】薬液タンク及び薬液供給ポンプを車両,運
搬車等に搭載する形式を採用することもできる。特に、
大容量の薬液タンクを使用する場合、作業者が背負うこ
となく車両,運搬車等に搭載する方が、薬剤散布の作業
性を向上させる。図8は、薬液タンクA及び薬液供給ポ
ンプBを車両Dに搭載した例である。この場合、作業者
は、図示するように車両Dに乗ったままで、或いは車両
Dから下りて噴霧作業を行うことができる。図9は、薬
液タンクA及び薬液供給ポンプBを搭載した小型運搬車
Eを使用した噴霧作業を示す。何れの場合も、作業者
は、送風機Sを背負っている。これは、送風機Sから送
風管先端開口までの距離を短くし、圧損の低下を招くこ
となく十分な噴射圧で加圧空気を噴射させるためであ
る。
【0031】図8及び図9の何れの場合においても、薬
液タンクA及び/又は薬液供給ポンプBを車両D又は小
型運搬車Eから地面に降ろし、定置式として使用するこ
とができる。たとえば、薬液供給ポンプBを車両D又は
小型運搬車Eから地面に降ろすことによって、車両D又
は小型運搬車Eが入り込めない作業環境の近くに薬液供
給ポンプBを配置することができる。
【0032】ホース23を長く引き回すとき、薬剤散布
の作業に支障を来したり、ホース23自体がもつれ取扱
いに不便を来すことがある。この場合、図10に示すよ
うな巻取り機Gを薬剤供給ポンプBとノズル部50との
間に組み込み、ハンドルG1の操作によって必要長さの
ホース23を巻き出すことが好ましい。
【0033】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案の動力噴
霧機においては、薬液の噴霧形態を多様に変化させるこ
とができる。その結果、圃場の地盤,農作物の種類等に
応じて種々の散布形態をとることができる汎用性の高い
ものとなる。また、ノズルから噴出した薬液の一部が相
互に管軸上で衝突し微細な液滴となり、更にノズルから
噴出する噴流の液滴径の状態が適宜調節することができ
るので、作業に最適な微細な液滴として薬液が散布され
る。しかも、複数のノズルから噴出した薬液が管軸線近
傍位置で捻れ流を形成し、送風が螺旋板によってスパイ
ラル状の加圧空気流になることと相俟つて、遠方まで薬
液を空気搬送することが可能となる。更に、スパイラル
状の搬送空気と最適な液滴径の相乗効果によって、農作
物の葉裏面等に対しても薬剤が効率よく付着し、薬剤散
布を優れた作業性で効率よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案実施例の動力噴霧機
【図2】 噴気管先端に設けたノズル部
【図3】 複数のノズルを備えたリング状分岐管
【図4】 噴気管の管軸とノズルの中心軸との関係
【図5】 ノズルの内部構造
【図6】 ノズル開度による噴射状態の違い
【図7】 噴気管先端部に嵌挿される螺旋板
【図8】 車両に薬液タンク及び薬剤供給ポンプを搭載
した例
【図9】 小型運搬車に薬液タンク及び薬剤供給ポンプ
を搭載した例
【図10】 薬液供給用ホースの巻取り機
【符号の説明】
38 噴気管(送風管) 40 案内筒 5
0 ノズル部 51 リング状分岐管(薬液供給管) 55,551 〜55n ノズル 6
0 螺旋板 L 薬液 C0 噴気管の管軸 C1〜Cn ノズルの中心軸 F 薬液の捻れ流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05B 7/10 B05B 7/10

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機に連通し、薬液搬送用の加圧空気
    を噴出する送風管と、該送風管の先端開口部に装着さ
    れ、薬液供給ポンプを経て薬液タンクに接続されている
    リング状の薬液供給管と、該薬液供給管の円周方向に設
    けられた複数のノズルと、前記送風管の先端部に装着さ
    れた案内筒とを備え、前記ノズルの中心軸は、前記ノズ
    ルの先端と前記送風管の管軸とを結ぶ直線に対して傾斜
    していることを特徴とする動力噴霧機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の送風管の内部に、螺旋板
    が嵌挿固定されていることを特徴とする動力噴霧機。
  3. 【請求項3】 薬液タンク及び薬液供給ポンプが運搬車
    又は車両に搭載されている請求項1又は2記載の動力噴
    霧機。
  4. 【請求項4】 薬液タンク及び薬液供給ポンプが定置式
    である請求項1又は2記載の動力噴霧機。
  5. 【請求項5】 薬液供給ポンプ及び薬液タンクは、作業
    者が背負うことができるように、送風機と共に一体化さ
    れている請求項1又は2記載の動力噴霧機。
JP1992053788U 1992-07-08 1992-07-08 動力噴霧機 Expired - Lifetime JP2521504Y2 (ja)

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