JPS6311061B2 - - Google Patents
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- JPS6311061B2 JPS6311061B2 JP56099946A JP9994681A JPS6311061B2 JP S6311061 B2 JPS6311061 B2 JP S6311061B2 JP 56099946 A JP56099946 A JP 56099946A JP 9994681 A JP9994681 A JP 9994681A JP S6311061 B2 JPS6311061 B2 JP S6311061B2
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- Japan
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- nozzle body
- compressed air
- chemical
- tank
- backpack
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/24—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
- B05B7/2402—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device
- B05B7/2475—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device comprising a container carried on the back of the user
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/02—Spray pistols; Apparatus for discharge
- B05B7/08—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point
- B05B7/0807—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point to form intersecting jets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B05B7/2405—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle
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- Catching Or Destruction (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、薬液剤を靄状の超微粒にして散布す
る背負形超微粒散布機に関するものである。
る背負形超微粒散布機に関するものである。
農作物の病害虫を防除するために動力噴霧機や
ミスト機を用いて薬液剤を散布する手段が一般化
されているが、動力噴霧機においては、ポンプに
より加圧されてノズルから噴霧される薬液の粒径
が大きく(約70〜100ミクロン)なるので、散布
ロスが多く、また、作物の葉裏などへの付着が十
分でなく、いわゆる散布ムラを生じていた。そし
て、濃厚な薬液剤を大量の水で希釈した水和剤を
大量に散布するようにしているため、大量の水和
剤を収容するタンクが必要となり、重量が重く、
移動が容易でないので、動力噴霧機および溶剤タ
ンクを移動台車に搭載した移動式のもの、あるい
は、動力噴霧機およびタンクを固定式にして散布
ホース、噴管等を長く延ばすようにした定置式の
ものなどが多く用いられている。また、ポンプに
よる噴霧と共に送風機の強い風を利用して薬液剤
を微粒化(約20〜50ミクロン)し、散布範囲を拡
大して能率よく散布するミスト機にあつても、動
力噴霧機よりは微粒化されるものの、従来の欠点
を解消するものではなく、動力噴霧機同様に大容
量のタンクを必要としている。
ミスト機を用いて薬液剤を散布する手段が一般化
されているが、動力噴霧機においては、ポンプに
より加圧されてノズルから噴霧される薬液の粒径
が大きく(約70〜100ミクロン)なるので、散布
ロスが多く、また、作物の葉裏などへの付着が十
分でなく、いわゆる散布ムラを生じていた。そし
て、濃厚な薬液剤を大量の水で希釈した水和剤を
大量に散布するようにしているため、大量の水和
剤を収容するタンクが必要となり、重量が重く、
移動が容易でないので、動力噴霧機および溶剤タ
ンクを移動台車に搭載した移動式のもの、あるい
は、動力噴霧機およびタンクを固定式にして散布
ホース、噴管等を長く延ばすようにした定置式の
ものなどが多く用いられている。また、ポンプに
よる噴霧と共に送風機の強い風を利用して薬液剤
を微粒化(約20〜50ミクロン)し、散布範囲を拡
大して能率よく散布するミスト機にあつても、動
力噴霧機よりは微粒化されるものの、従来の欠点
を解消するものではなく、動力噴霧機同様に大容
量のタンクを必要としている。
このような移動式の噴霧機やミスト機とは別に
背負枠にエンジン,ポンプ,薬液剤タンク,散布
ホースおよびノズル等を装着した、いわゆる背負
式散布機があり、この場合、タンク容量は背負可
能な限り大きくしているが、それでも水和剤の補
給回数が多くなつて散布能率が悪くなり、また、
重量も重くなつて作業者の負担が大きくなる等の
問題があつた。
背負枠にエンジン,ポンプ,薬液剤タンク,散布
ホースおよびノズル等を装着した、いわゆる背負
式散布機があり、この場合、タンク容量は背負可
能な限り大きくしているが、それでも水和剤の補
給回数が多くなつて散布能率が悪くなり、また、
重量も重くなつて作業者の負担が大きくなる等の
問題があつた。
一方、露地栽培のほかに、ガラス温室やビニー
ルハウスなどの施設園芸の普及が目覚しく、ここ
でも前記のような動力噴霧機やミスト機を用いて
防除作業が行なわれているが、施設園芸では、通
気性が悪く、かつ室内が高温になるので、高温多
湿による作物への悪影響が生じ易い。このため、
薬剤を超微粒にして小量散布し、施設園芸内の湿
度の低下と共に作物への均一な付着を図る散布方
式が提唱され、一部で超音波ノズル等を用いたも
のが実用化されている。ところが、この超音波ノ
ズルは、高圧の圧搾空気を大量に必要とし、この
ため、ピストン式のエア・コンプレツサを必要と
するので、定置式にしか向かず、また、施設費が
高く、かつ利用時間も少いなどの問題があつた。
ルハウスなどの施設園芸の普及が目覚しく、ここ
でも前記のような動力噴霧機やミスト機を用いて
防除作業が行なわれているが、施設園芸では、通
気性が悪く、かつ室内が高温になるので、高温多
湿による作物への悪影響が生じ易い。このため、
薬剤を超微粒にして小量散布し、施設園芸内の湿
度の低下と共に作物への均一な付着を図る散布方
式が提唱され、一部で超音波ノズル等を用いたも
のが実用化されている。ところが、この超音波ノ
ズルは、高圧の圧搾空気を大量に必要とし、この
ため、ピストン式のエア・コンプレツサを必要と
するので、定置式にしか向かず、また、施設費が
高く、かつ利用時間も少いなどの問題があつた。
そこで本発明は、小容量高圧縮の圧搾空気で所
期の超微粒化(10ミクロン程度)が可能なノズル
を用い、背負枠に原動機,圧縮機,薬液タンク等
を搭載して、薬液剤を靄状の超微粒に散布するよ
うにし、施設園芸はもとより露地栽培にも容易に
使用でき、しかも、軽量で長時間の使用ができて
作業能率,作業精度を高め得る背負形超微粒散布
機を提供するものである。
期の超微粒化(10ミクロン程度)が可能なノズル
を用い、背負枠に原動機,圧縮機,薬液タンク等
を搭載して、薬液剤を靄状の超微粒に散布するよ
うにし、施設園芸はもとより露地栽培にも容易に
使用でき、しかも、軽量で長時間の使用ができて
作業能率,作業精度を高め得る背負形超微粒散布
機を提供するものである。
以下、図示の実施例を参照して本発明を説明す
る。
る。
第1図において、符号1は金属パイプ材からな
る背負式の架台で、この架台1は、水平な底部枠
1aと、この底部枠1aの前端から直角に屈曲し
垂直に立上つた起立枠1bと、起立枠1bの中間
位置から底部枠1aと平行に後方に延設された中
間枠1cとからなつている。前記起立枠1bの前
側には、背当て2が取付けられ、また、起立枠1
bの上部と下部間に背負バンド3が取付けられて
いる。前記底部枠1aには、小形のエンジン4お
よびこのエンジン4により駆動される小容量高圧
縮型の圧縮機5が、防振具6を介して装着され、
また、前記中間枠1cには、薬液剤を収容する薬
剤タンク7が搭載されている。符号4aは、中間
枠1cの後端に取付けられたエンジン4の燃料タ
ンク、5aは圧縮機5の吐出口に設けた接手、7
aは薬剤タンク7に薬液剤を注入する際に開閉す
る蓋である。
る背負式の架台で、この架台1は、水平な底部枠
1aと、この底部枠1aの前端から直角に屈曲し
垂直に立上つた起立枠1bと、起立枠1bの中間
位置から底部枠1aと平行に後方に延設された中
間枠1cとからなつている。前記起立枠1bの前
側には、背当て2が取付けられ、また、起立枠1
bの上部と下部間に背負バンド3が取付けられて
いる。前記底部枠1aには、小形のエンジン4お
よびこのエンジン4により駆動される小容量高圧
縮型の圧縮機5が、防振具6を介して装着され、
また、前記中間枠1cには、薬液剤を収容する薬
剤タンク7が搭載されている。符号4aは、中間
枠1cの後端に取付けられたエンジン4の燃料タ
ンク、5aは圧縮機5の吐出口に設けた接手、7
aは薬剤タンク7に薬液剤を注入する際に開閉す
る蓋である。
前記接手5aには、第4図に示すように、圧縮
機5から吐出される小容量の高圧縮空気の流通に
耐え得るパイプ8の一端が接続され、このパイプ
8は、可撓性パイプ8a、開閉弁操作具8b、金
属パイプ8cを順に接続している。また、前記薬
剤タンク7の底部には、可撓性のホース9の一端
が接続され、その中間部にはコツク9aが設けら
れると共に、他端側は前記金属パイプ8cに沿つ
て伸びている。前記金属パイプ8cの先端部に
は、第2図および第3図に示すノズル体10が装
着されている。
機5から吐出される小容量の高圧縮空気の流通に
耐え得るパイプ8の一端が接続され、このパイプ
8は、可撓性パイプ8a、開閉弁操作具8b、金
属パイプ8cを順に接続している。また、前記薬
剤タンク7の底部には、可撓性のホース9の一端
が接続され、その中間部にはコツク9aが設けら
れると共に、他端側は前記金属パイプ8cに沿つ
て伸びている。前記金属パイプ8cの先端部に
は、第2図および第3図に示すノズル体10が装
着されている。
このノズル体10は、基端部を前記金属パイプ
8cの先端に螺着されたアダプタ11と、このア
ダプタ11の側面に先端を螺挿し、基端を前記ホ
ース9の先端に連通,螺着したL型接手12と、
アダプタ11の先端部に螺着されたノズル本体1
3とにより構成されている。前記アダプタ11に
は、前記金属パイプ8cに連通する給気路11a
と、前記L型接手12と連通する給液路11bと
が設けられ、共にノズル本体13側に貫通してお
り、この給液路11bの先端位置に環状U字溝1
1cを形成している。また、前記ノズル本体13
は、相対向する一対の腕部13a、筒部13bを
有しており、腕部13a内には、一端を前記給気
路11aと連通し、他端を筒部13bに向け開口
する導気路13cと、一端を前記給液路11bと
連通し、他端を筒部13bに向けて開口する導液
路13dを設けている。さらに、前記ノズル本体
の筒部13bには、前端側にノズルチツプ14、
後端側にプラグ16をパツキング15を挾んで嵌
装している。ノズルチツプ14は、前記導気路1
3cと連通する空隙14aと、この空隙14aと
連通し先端側に延び、筒部13b内の先端部に設
けた先鋭孔13cに連通する連通孔14bと、前
記プラグ16を介して導液路13dと連通する中
心孔14cと、中心孔14cに連通し先端側の縮
径部に設けられて周方向に開口する放射孔14d
とを有している。また、プラグ16は、導液路1
3dと連通する空隙16aと、この空隙16aと
連通し中心側に延びる集約孔16bと、中心部に
おいて筒部13bの軸心方向に延び、前記集約孔
16bと連通すると共に、前記中心孔14cに連
通するセンタ孔16cとを有しており、筒部13
bに螺挿され、Oリング17により漏液を防止し
ている。そして、筒部13b,13b両先端部に
形成された相対向する噴射孔13f,13fは、
集軸点13gで交差するようになつている。
8cの先端に螺着されたアダプタ11と、このア
ダプタ11の側面に先端を螺挿し、基端を前記ホ
ース9の先端に連通,螺着したL型接手12と、
アダプタ11の先端部に螺着されたノズル本体1
3とにより構成されている。前記アダプタ11に
は、前記金属パイプ8cに連通する給気路11a
と、前記L型接手12と連通する給液路11bと
が設けられ、共にノズル本体13側に貫通してお
り、この給液路11bの先端位置に環状U字溝1
1cを形成している。また、前記ノズル本体13
は、相対向する一対の腕部13a、筒部13bを
有しており、腕部13a内には、一端を前記給気
路11aと連通し、他端を筒部13bに向け開口
する導気路13cと、一端を前記給液路11bと
連通し、他端を筒部13bに向けて開口する導液
路13dを設けている。さらに、前記ノズル本体
の筒部13bには、前端側にノズルチツプ14、
後端側にプラグ16をパツキング15を挾んで嵌
装している。ノズルチツプ14は、前記導気路1
3cと連通する空隙14aと、この空隙14aと
連通し先端側に延び、筒部13b内の先端部に設
けた先鋭孔13cに連通する連通孔14bと、前
記プラグ16を介して導液路13dと連通する中
心孔14cと、中心孔14cに連通し先端側の縮
径部に設けられて周方向に開口する放射孔14d
とを有している。また、プラグ16は、導液路1
3dと連通する空隙16aと、この空隙16aと
連通し中心側に延びる集約孔16bと、中心部に
おいて筒部13bの軸心方向に延び、前記集約孔
16bと連通すると共に、前記中心孔14cに連
通するセンタ孔16cとを有しており、筒部13
bに螺挿され、Oリング17により漏液を防止し
ている。そして、筒部13b,13b両先端部に
形成された相対向する噴射孔13f,13fは、
集軸点13gで交差するようになつている。
このように構成された本発明の散布機は、薬液
タンク7内に薬液剤を入れ、エンジン4を始動し
て圧縮機5を駆動し、背負バンド3で作業者の背
中に背負い、開閉弁操作具8bで弁を開け、ま
た、コツク9aを導通側に回動する。そうする
と、圧縮機5で生成された小容量,高圧縮の圧搾
空気は、パイプ8を介してノズル体10の給気路
11a→導気路13c→空隙14a→連通孔14
b→先鋭孔13eを経て噴射孔13fから外部に
噴射される。一方、薬液タンク7からホース9、
L型接手12を介して給液路11bにもたらされ
た薬液剤は、導液路13d、空隙16a→集約孔
16b→センタ孔16c→中心孔14cを経て、
放射孔14dから流出することになるが、このと
き放射孔14d付近の高圧空気の流路は収斂拡散
状になつており、ここを通る高圧空気によつて、
その出口付近に生じる負圧により吸い出されなが
ら圧搾空気による剪断作用を受け、このため、か
なり小さな粒子となつて噴射孔13fから外部に
噴射される。噴射孔13f,13fから噴射され
た薬液の棒流は、第2図の集軸点13gにおいて
激突する。この地点において液体の微粒子同志の
衝突と、圧搾空気同志の激突による空気の剪断作
用によつて粒子はさらに細分され(約10ミクロン
の粒径になる)靄状の超微粒子群となつて前方に
放出される。超微粒子群はある程度飛翔すると失
速して空中に浮遊し作物全体に均一に付着する。
タンク7内に薬液剤を入れ、エンジン4を始動し
て圧縮機5を駆動し、背負バンド3で作業者の背
中に背負い、開閉弁操作具8bで弁を開け、ま
た、コツク9aを導通側に回動する。そうする
と、圧縮機5で生成された小容量,高圧縮の圧搾
空気は、パイプ8を介してノズル体10の給気路
11a→導気路13c→空隙14a→連通孔14
b→先鋭孔13eを経て噴射孔13fから外部に
噴射される。一方、薬液タンク7からホース9、
L型接手12を介して給液路11bにもたらされ
た薬液剤は、導液路13d、空隙16a→集約孔
16b→センタ孔16c→中心孔14cを経て、
放射孔14dから流出することになるが、このと
き放射孔14d付近の高圧空気の流路は収斂拡散
状になつており、ここを通る高圧空気によつて、
その出口付近に生じる負圧により吸い出されなが
ら圧搾空気による剪断作用を受け、このため、か
なり小さな粒子となつて噴射孔13fから外部に
噴射される。噴射孔13f,13fから噴射され
た薬液の棒流は、第2図の集軸点13gにおいて
激突する。この地点において液体の微粒子同志の
衝突と、圧搾空気同志の激突による空気の剪断作
用によつて粒子はさらに細分され(約10ミクロン
の粒径になる)靄状の超微粒子群となつて前方に
放出される。超微粒子群はある程度飛翔すると失
速して空中に浮遊し作物全体に均一に付着する。
従つて、ガラス温室やビニールハウスなどの施
設園芸内でも、少い湿度で、しかも作物の葉裏ま
で薬液を均一に付着させて、過湿による障害を生
ずることがなく、防除効果も極めて良好となり、
露地栽培の作物にも、従来の背負形散布機と同様
に使用され、少い散布量で均一な防除効果が得ら
れる。また、超微粒にして小量散布するから薬液
タンクに一度給液すると長時間の連続作業が行
え、作業能率が向上する。さらに、薬液タンクは
容量が少くてすみ、エンジン4、圧縮機5も小型
でよく、散布機全体を軽量に構成でき、作業者の
疲労も少くなる。
設園芸内でも、少い湿度で、しかも作物の葉裏ま
で薬液を均一に付着させて、過湿による障害を生
ずることがなく、防除効果も極めて良好となり、
露地栽培の作物にも、従来の背負形散布機と同様
に使用され、少い散布量で均一な防除効果が得ら
れる。また、超微粒にして小量散布するから薬液
タンクに一度給液すると長時間の連続作業が行
え、作業能率が向上する。さらに、薬液タンクは
容量が少くてすみ、エンジン4、圧縮機5も小型
でよく、散布機全体を軽量に構成でき、作業者の
疲労も少くなる。
なお、上記実施例では、2個一対の噴射孔をも
つノズル体を示したが、噴射孔の数は集軸点をも
つ関係にあれば、3個,4個,それ以上であつて
もよい。
つノズル体を示したが、噴射孔の数は集軸点をも
つ関係にあれば、3個,4個,それ以上であつて
もよい。
以上説明したように、本発明による背負形超微
粒散布機は、背負式の架台に、原動機,原動機に
より駆動される小容量高圧縮型の圧縮機および薬
液剤を収容する薬液タンク等を搭載し、圧縮機お
よび、薬液タンクに連通するノズル体を介して散
布できるようにし、ノズル体は複数個の噴射孔を
もち、これらの噴射孔は互に集軸点をもつて配置
された構成になつているので、噴射孔から噴出さ
れる薬液の粒子は互に衝突して細分され、かつ、
噴出空気の剪断力によつても細分され、靄状の超
微粒になつて散布され、作物に対し小量散布であ
るにもかかわらず薬剤を散布ムラなく均一に付着
させることができ、施設園芸の作物はもとより、
露地栽培の作物にも能率よい防除効果の高い防除
作業が実施できる。しかも、施設園芸では従来の
動力噴霧機、ミスト機による散布作業のような高
温多湿による作物への悪影響が防止でき、また、
薬液タンクが小さい容量でよいから軽量化でき、
作業者の疲労も少く、さらに、定置式超微粒散布
装置に比べ安価で用途も拡大されて経済的であ
る。
粒散布機は、背負式の架台に、原動機,原動機に
より駆動される小容量高圧縮型の圧縮機および薬
液剤を収容する薬液タンク等を搭載し、圧縮機お
よび、薬液タンクに連通するノズル体を介して散
布できるようにし、ノズル体は複数個の噴射孔を
もち、これらの噴射孔は互に集軸点をもつて配置
された構成になつているので、噴射孔から噴出さ
れる薬液の粒子は互に衝突して細分され、かつ、
噴出空気の剪断力によつても細分され、靄状の超
微粒になつて散布され、作物に対し小量散布であ
るにもかかわらず薬剤を散布ムラなく均一に付着
させることができ、施設園芸の作物はもとより、
露地栽培の作物にも能率よい防除効果の高い防除
作業が実施できる。しかも、施設園芸では従来の
動力噴霧機、ミスト機による散布作業のような高
温多湿による作物への悪影響が防止でき、また、
薬液タンクが小さい容量でよいから軽量化でき、
作業者の疲労も少く、さらに、定置式超微粒散布
装置に比べ安価で用途も拡大されて経済的であ
る。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は散布機
全体の側面図、第2図はノズル体の断面図、第3
図は第2図の部分拡大断面図、第4図は配管図で
ある。 1…架台、5a…接手、7…薬液タンク、8…
パイプ、9…ホース、10…ノズル体、11…ア
ダプタ、11a…給気路、11b…給液路、12
…L型接手、13…ノズル本体、13c…導気
路、13d…導液路、13e…先鋭孔、13f…
噴射孔、13g…集軸点、14…ノズルチツプ、
14b…連通孔、14d…放射孔、16…プラ
グ、16b…集約孔、16c…センタ孔。
全体の側面図、第2図はノズル体の断面図、第3
図は第2図の部分拡大断面図、第4図は配管図で
ある。 1…架台、5a…接手、7…薬液タンク、8…
パイプ、9…ホース、10…ノズル体、11…ア
ダプタ、11a…給気路、11b…給液路、12
…L型接手、13…ノズル本体、13c…導気
路、13d…導液路、13e…先鋭孔、13f…
噴射孔、13g…集軸点、14…ノズルチツプ、
14b…連通孔、14d…放射孔、16…プラ
グ、16b…集約孔、16c…センタ孔。
Claims (1)
- 1 背負式の架台に、原動機と、この原動機によ
り駆動される小容量高圧縮型の圧縮機と、薬液剤
を収容する薬液タンクとを搭載し、前記圧縮機の
吐出口に、小容量の高圧縮空気を流通し得るパイ
プの一端を接続し、その他端には、前記パイプに
連通する圧縮空気流路と、前記薬液タンクと連通
する薬液剤流路とを有するノズル体を備え、前記
ノズル体は、圧縮空気流路端と薬液剤流路端とに
連通して外気へ開口する噴射孔を複数個もち、こ
れらの複数個の噴射孔は噴射軸線が集軸されるよ
う構成し、ノズル体から噴出された薬剤を含む高
圧縮空気の集軸点における衝突で薬液剤を靄状の
超微粒にして散布するように構成したことを特徴
とする背負形超微粒散布機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9994681A JPS583662A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | 背負形超微粒散布機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9994681A JPS583662A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | 背負形超微粒散布機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS583662A JPS583662A (ja) | 1983-01-10 |
JPS6311061B2 true JPS6311061B2 (ja) | 1988-03-11 |
Family
ID=14260869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9994681A Granted JPS583662A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | 背負形超微粒散布機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583662A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02135056U (ja) * | 1989-04-12 | 1990-11-09 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61473A (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-06 | Komatsu Zenoa Kk | 薬液散布装置 |
JP5807278B1 (ja) * | 2014-11-25 | 2015-11-10 | 利兒 平井 | 液体吐出方法および液体吐出装置 |
CA3082711A1 (en) * | 2017-11-15 | 2019-05-23 | H. Ikeuchi & Co., Ltd. | Chemical liquid spraying apparatus |
-
1981
- 1981-06-27 JP JP9994681A patent/JPS583662A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02135056U (ja) * | 1989-04-12 | 1990-11-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS583662A (ja) | 1983-01-10 |
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