JPH04545B2 - - Google Patents

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JPH04545B2
JPH04545B2 JP60075581A JP7558185A JPH04545B2 JP H04545 B2 JPH04545 B2 JP H04545B2 JP 60075581 A JP60075581 A JP 60075581A JP 7558185 A JP7558185 A JP 7558185A JP H04545 B2 JPH04545 B2 JP H04545B2
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JP
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laser beam
light
liquid
scattered light
laser
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Yasushi Zaitsu
Fumio Toyama
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N15/1456Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry without spatial resolution of the texture or inner structure of the particle, e.g. processing of pulse signals
    • G01N15/1459Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry without spatial resolution of the texture or inner structure of the particle, e.g. processing of pulse signals the analysis being performed on a sample stream

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  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、微粒子を含む測定液体中をレーザ光
を透過させ、その際発生する前記微粒子によるレ
ーザ光の散乱光から該微粒子の個数や大きさに関
する情報を得るようにした液体用の微粒子検出装
置、特に大きさの小さい微粒子の検出を容易に行
うことができる装置構成に関する。
〔従来の技術〕
液体中の微粒子による散乱光を検出して該微粒
子に関する情報を得ようとする微粒子検出装置に
おいては、散乱光の強度を強くして該散乱光の検
出を容易にするために従来レーザ光を前記液体に
投射することがよく行われており、第4図はこの
ようなレーザ光を用いるようにした従来の微粒子
検出装置の構成を説明する斜視図である。第4図
において、1は直方体状に形成されたフローセ
ル、A1−A2,B1−B2,C1−C2はフローセル1の
三個の直交軸のそれぞれに一致するようにした空
間軸で、この場合軸A1−A2は鉛直方向に配置さ
れ、フローセル1は、微粒子を含む測定液体2が
軸A1−A2に沿つてP矢印方向に該フローセル1
内を貫流するように構成されている。測定液体2
を流動させる機構は図示されていない。3はその
軸が軸B1−B2に一致するようにしてフローセル
1に投射された断面円形のレーザビームで、レー
ザビーム3は横モードが単一である単一モードの
レーザ光である。該レーザ光の光源は図示されて
いない。フローセル1の側壁1a,1aはレーザ
ビーム3を透過させうるように構成されている。
測定液体2もレーザビーム2を透過させうる液体
である。4はその軸が軸C1−C2に一致するよう
にしてフローセル1外に配置された円形の集光レ
ンズで、該レンズ4はフローセル1内で発生し
た、測定液体2中の微粒子にもとづくレーザビー
ム3の散乱光を集光する機能を有している。5は
集光レンズ4によつて集光された前記散乱光を受
光して光電交換する光電変換器で、5aは光電変
換器5から出力される電気信号である。
集光レンズ4と光電変換器5との間には、集光
レンズ4による結像位置に、その軸が軸C1−C2
に一致するようにされた円板状の開口部材6が設
けられ、該部材6には円形の貫通孔6aが軸C1
−C2と同軸になるように設けられている。集光
レンズ4によつて集光された前記散乱光の一部が
通つて光電変換器5に入射される。7は集光レン
ズ4と開口部材6と光電変換器5とからなる受光
部で、8は受光部7によつて形成された散乱光検
出可能領域である。領域8は軸C1−C2と同軸の
軸を有する紡錘状で、該領域8の中心は三軸A1
−A2,B1−B2,C1−C2の交点Oに一致してお
り、またこの領域8から出射された光のみが集光
レンズ4によつて集光されて光電変換器5に入射
させられる可能性がある。すなわち領域8は、測
定液体2中の微粒子によるレーザビーム3の散乱
光のうち該領域8で発生した散乱光のみが受光部
7によつて検出可能となつている領域であつて、
領域8で発生してもレンズ4で集光されない散乱
光は、もちろん受光部7によつても検出されな
い。領域8は換言すれば受光部7の立体的な視野
領域である。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図においては受光部7が上述のように構成
されているので、領域8で一個の散乱光が発生し
てこの散乱光が光電変換器5に入射され、かつ該
散乱光の発生源である微粒子が測定液体2に搬送
されて領域8を通過すると、電気信号5aはパル
ス状となる。故に信号5aを形成するパルスの個
数と大きさとによつて領域8を通過する前記微粒
子の個数と大きさとを検出することができるが、
領域8におけるレーザビーム3の強度分布にばら
つきがあると、受光部7で検出される散乱光の状
態が領域8における微粒子の状態に対応しなくな
るので電気信号5aには検出誤差が発生する。す
なわち第5図はこのような検出誤差を発生する一
原因の説明図で、第5図Aは第4図において領域
8近傍を軸A1−A2と軸C1−C2とで形成される面
で切断した場合の図形に対応する図形である。第
5図Aにおける9は第4図の領域8に対応する散
乱光検出可能領域で、この場合第4図のレーザビ
ーム3に対応するようにして、軸が交点Oを通る
ように円形断面を有する単一横モードのレーザビ
ーム10が配設され、レーザビーム10は領域9
を貫通するように構成されている。11a,11
bは測定液体2と共に図の紙面上を領域9を横切
るようにして上向きに移動する、該測定液体2に
含まれた、同じ大きさを有する球形の二個の微粒
子である。レーザビーム10は単一横モードであ
るから軸C1−C2上におけるレーザビーム10の
強度分布は第5図Bに示したように吊鐘状になつ
ている。したがつてこのような強度分布を有する
レーザビーム10を第5図Aに図示したように配
設した領域9を、上述のようにして微粒子11
a,11bが横切ると、これら微粒子が領域9を
横切る経路によつてはレーザビーム10による散
乱光が発生しない場合が生じ、あるいは同じ大き
さの微粒子11a,11bに対してそれぞれ強度
の異なる散乱光が発生する場合が生じる。故にこ
のような散乱光検出可能領域9から出射される散
乱光を検出して測定液体2中の微粒子の状態を測
定しようとすると、前者の場合微粒子の個数に対
する測定誤差を生じ、後者の場合微粒子の大きさ
に関する測定誤差を生じるという問題があり、こ
のため第4図の微粒子検出装置においては要部が
第6図に示したように構成されている。
第6図A,Bはそれぞれ第5図A,Bに対応す
る説明図で、第6図におけるP0はレーザビーム
3の強度分布のピーク値、P1はピーク値P0より
も光強度がkだけ弱いビーム3の強度である。
P1は、レーザビームの強度がP0とP1との間にあ
る限り、第4図に示した電気信号5aに許容誤差
以上の検出誤差を生じることのないレーザ光の強
度で、第6図においては領域8の右端および左端
は、レーザビーム3の強度がP1になる軸C1−C2
上の2点D1,D2のそれぞれに一致させられてい
る。第6図においてはビーム3と領域8とが上述
のように配置されているので、領域8はレーザビ
ーム3の強度分布がほぼ一様になつている該レー
ザビームの部分に配置されていることになり、こ
の場合前述した所から明らかなように、領域8は
測定液体2内に配置されている。したがつてこの
ように各部が構成された第4図の微粒子検出装置
においては、領域8に存在するレーザ光の強度分
布の不均一にもとづいて検出誤差が発生するとい
うことはないが、一方以下に説明するような問題
がある。
すなわち、今、第4図の検出装置において検出
可能な微粒子の大きさを小さくしようとした場
合、微粒子の大きさが小さくなつても散乱光量が
少なくならないようにするためにレーザビーム3
の光強度を強くする必要があるが、このためレー
ザビーム3を絞つて光強度の強化を図ろうとする
と、第6図で示した、光強度がP1以上であるレ
ーザ光領域も狭くなるので、これに応じて散乱光
検出可能領域8もおのずから狭くせざるを得ず、
領域8を狭くするために開口部材6の貫通孔6a
を小さくすると該貫通孔6aを通過する散乱光量
が減少するので、光電変換器5に入射する散乱光
量はレーザビーム3の光強度を強くした割には増
加しないことになる。すなわち第4図に示した従
来の微粒子検出装置には、レーザビーム3を絞つ
て該ビームの強度を強くしても、微粒子の標準試
料として用いられているポリスチレン球の径で
0.3〜0.5〔μm〕とされている従来の検出可能最
小粒径よりも小さい微粒子を検出することができ
ないという問題がある。換言すれば従来の微粒子
検出装置には大出力のレーザ発生器を用いないと
従来以上に小さい微粒子を検出することができな
いという問題がある。
本発明は、上述したような従来の微粒子検出装
置における問題を解消して、従来以上に大きさの
小さい微粒子の検出を容易に行うことができる、
レーザ光を用いた散乱光検出式の液体用微粒子検
出装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明において
は、レーザ光発生器とこのレーザ光発生器からの
レーザを集束する集束レンズとを備え、レーザ光
を測定液体に照射するレーザ出射部と、レーザ光
の光軸と測定液体の流れの方向とで形成される面
にほぼ垂直に配置された集光レンズと開口部材と
光電変換器とを備え、レーザ光が測定液体に含ま
れる微粒子により散乱されて生じた側方散乱光を
集光レンズで集光し、この集光された側方散乱光
の一部を開口部材の貫通孔を通過させて、光電変
換器で受光して電気信号に変換する受光部と、か
らなり、電気信号に基づいて微粒子の検出を行う
液体用微粒子検出装置において、レーザ光発生器
を複数の横モードを発生するマルチモードレーザ
光発生器とし、且つ開口部材の貫通孔を、マルチ
モードレーザ光の強度分布がほぼ均一な部分から
の微粒子による散乱光のみが通過する大きさを有
するものとした。
〔作用〕
レーザ光をマルチモードレーザ光とすることに
より、レーザ光の強度分布がほぼ均一な部分が、
単一モードレーザ光に比べて拡大され、大出力レ
ーザを用いなくても従来以上に小粒径の微粒子検
出をより正確に行えることになり、このレーザ光
強度分布がほぼ均一な部分の拡大に応じて、開口
部材も貫通孔径の大きなものでよいことになる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例の構成図で、第1図
においては第4図におけるものと同一の機能を有
する部分には同一の符号が付してある。第1図に
おいて、16は横モードが多モードになつている
レーザ光16aを発生する内部鏡式のレーザ光発
生器で、17は発生器16から出射されたレーザ
光16aを集束して、フローセル1に投射される
レーザビーム3にする集束レンズである。この場
合、測定液体2は紙面に垂直な方向にフローセル
1を貫流するように構成されている。23はレー
ザ光発生器16と集束レンズ17とからなるレー
ザ光出射部である。レンズ17によつて交点Oに
集束されたレーザビーム3はフローセル1を透過
して該フローセル外に出射させられるが、18
は、このようにしてフローセル1から出てきた出
射レーザ光が、反射によつてレーザ光発生器16
に戻つて該発生器におけるレーザ発振が停止する
ことのないように、前記出射レーザ光を吸収する
ビームストツパであつて、19は図示の各部から
なる微粒子検出装置である。微粒子検出装置19
においては、レーザ光の光軸B1−B2と測定液体
2の流れの方向とのなす面にほぼ垂直に、レーザ
光3の集束領域(ビームウエテト)の中心即ち交
点Oを通る軸C1−C2上に、集光レンズ4、この
集光レンズ4が交点Oを中心とする領域の像を結
像する結像位置に開口部材6が、それぞれ軸C1
−C2を光軸として配置され、開口部材6の後段
には、レーザ光3が測定液体2に含まれる微粒子
により散乱され、集光レンズ4によつて集光さ
れ、開口部材6の貫通孔6aを通過してきた側方
散乱光の一部を受光して、電気信号を出力する光
電変換器5が配置されており、集光レンズ4、開
口部材6及び光電変換器5により、側方散乱光を
受光する受光部7が構成されている。かかる受光
部7の構成においては、レーザ光3の光路上の交
点Oを含むどのような範囲からの散乱光が光電変
換器5に導かれるかは、主として開口部材6の貫
通孔6aの大きさにより決定される。このよう
な、そこからの散乱光が光電変換器5に導かれる
領域が散乱光検出可能領域8であつて、散乱光検
出可能領域8の中心は交点Oと一致し、散乱光検
出可能領域8とレーザービーム3の強度分布との
位置関係は第2図に示したようになつている。
すなわち第2図A,Bはそれぞれ第6図A,B
に対応する説明図で、第2図において21はレー
ザビーム3の軸C1−C2上の強度分布特性線、P01
は特性線21上の最大値、P11は強度値P01よりも
kだけ弱い強度値である。この場合特性線21上
の強度がP11になる、軸C1−C2上の点が、第6図
に示した点D1,D2に一致するように、第1図に
おけるレーザ光発生器16、集束レンズ17が構
成され、散乱光検出領域8も第6図における領域
8と同じ形状、同じ寸法であるように形成されて
いる。11は二点D1,D2間の距離、L1はレーザビ
ーム3の直径である。22は、第1図の集束レン
ズ17を別のレンズとしてレーア光16aの集束
度合いを弱め、換言すればレーザビーム3の直径
を大きくしてレーザビーム3aとし、軸C1−C2
上のビーム3aの強度分布の最大値が第6図に示
したピーク値P0に等しくなるようにした時の、
レーザビーム3aの軸C1−C2上の強度分布特性
線で、L2はこのレーザビーム3aの直径、l2は特
性線22上の光強度がP1になる、軸C1−C2上の
二点間の距離である。特性線22は特性線21を
有するレーザビーム3の集束度合いを弱めて得ら
れた特性線であるからP0<P01であり、l1<l2であ
り、L1<L2である。第2図においては各図形が
上述のようにして得られたものであつて、この場
合、L2も第6図におけるレーザビーム3の直径
Lに等しくなつているように関係要部が構成され
ているが、ビーム3aは多モードレーザ光である
から、長さl2はレーザビーム3が単一モードレー
ザ光となつている第6図の場合の対応する長さl
よりも1.5〜2倍程度長くなつている。故にレー
ザビーム3aを絞つて、光強度分布がほぼ一様に
なつている部分の長さがl2から領域8の大きさに
ほぼ等しい長さl1にまで短くなるようにすると、
光強度分布の最大値がP0よりも大きいP01となる
わけで、第2図の特性線21はこのようにして特
性線22から得られたものと考えてもよいもので
ある。
上述した所から明らかなように、第1図におい
ては領域8がレーザビーム3の光強度分布がほぼ
一様になつている該ビーム3の部分内に配置さ
れ、しかもこの部分の光強度は第4図において領
域8が存在する部分の光強度よりも強くなつてお
り、かつ第1図の領域8と第4図の領域8とは同
じ形状、大きさを有している。故に第1図に示し
た微粒子検出装置19によれば、第4図に示した
検出装置によるよりも小さい大きさの微粒子の検
出が、大出力のレーザ光発生器を用いることなく
行えることが明らかである。第3図は第1図の微
粒子検出装置19を用いて行つた一実験結果説明
図で、この実験は、標準微粒子として直径0.11
〔μm〕のポリスチレン球を用い、これを水に混
じて得た試料液体について行つたものである。図
の縦軸は第1図の電気信号5aにもとづいて得ら
れたパルスの計数値で、logは常用対数を示して
いる。第3図において、低試料粒子濃度領域に見
られる実験結果の飽和状態は、試料水作成中に空
気中の塵埃等が混入することによつて生じた試料
粒子濃度の不正確さにもとづくもので、高試料粒
子濃度に見られる飽和傾向は、散乱光検出可能領
域8に同時に複数個の微粒子が存在する確率が高
くなつたために生じたものである。後者の飽和傾
向は第4図に示した従来の微粒子検出装置にも同
様に発生する現象である。第3図から、第1図の
検出装置19によれば0.11〔μm〕程度までの大
きさの微粒子検出が行えることが明らかである。
なおこの実験においては、交点Oにおけるレーザ
ビーム3の直径は50〔μm〕、領域8の体積は2×
10-6〔cm3〕、フローセル1における試料水の流路断
面積は0.16〔cm2〕であつた。
上述の実施例においては開口部材6の貫通孔6
aは円形としたが、本発明は該貫通孔がスリツト
や他の形状であつてもよいものであり、また上述
の実施例においては受光部7の軸がレーザビーム
3の光軸に直交するものとしたが、本発明では両
軸の交角は90゜以外であつても差し支えないもの
である。さらにまた第1図においてはレーザビー
ム3が測定液体2中をすべて透過するようにした
が、本発明は、逆に、測定液体を柱状に形成して
このように形成された測定液体がレーザビーム中
を貫通するようにしてもよいものであり、さらに
本発明においては、後者の場合、散乱光検出可能
領域が、レーザ光の強度分布がほぼ一様になつて
いる該レーザ光の部分に配置されていさえすれ
ば、前記領域のすべてが測定液体で満されるよう
になつていなくても差し支えないものである。な
お本発明がフローセル1の上述した形状や三軸
A1−A2,B1−B2,C1−C2の上述した空間的方向
に限定されるものでないことは説明するまでもな
く明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においては、レー
ザ光発光器とこのレーザ光発生器からのレーザを
集束する集束レンズとを備え、レーザ光を測定液
体に照射するレーザ出射部と、レーザ光の光軸と
測定液体の流れの方向とで形成される面にほぼ垂
直に配置された集光レンズと開口部材と光電変換
器とを備え、レーザ光が測定液体に含まれる微粒
子により散乱されて生じた側方散乱光を集光レン
ズで集光し、この集光された側方散乱光の一部を
開口部材の貫通孔を通過させて、光電変換器で受
光して電気信号に変換する受光部と、からなり、
電気信号に基づいて微粒子の検出を行う液体用微
粒子検出装置において、レーザ光発生器を複数の
横モードを発生するマルチモードレーザ光発生器
とし、且つ開口部材の貫通孔を、マルチモードレ
ーザ光の強度分布がほぼ均一な部分からの微粒子
による散乱光のみが通過する大きさを有するもの
としたので、測定液体に投射するレーザ光を絞つ
てレーザ光強度を強くしても、レーザ光が多モー
ドであるため、レーザ光強度分布の一様な空間的
範囲が単一モードレーザ光の場合程に狭くなら
ず、結局、大出力のレーザ光発生器を用いなくて
も、従来以上に小粒径の微粒子の検出が可能にな
るという効果がある。また、レーザ光強度分布の
一様な空間的範囲が拡大されることから、単一モ
ードレーザ光を用いる場合に比べて、開口部材の
貫通孔の加工が楽になるという副次的効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は
第1図における要部の説明図で、同図Aは要受配
置図、同図Bはレーザ光強度分布図である。第3
図は実験結果説明図、第4図は従来の微粒子検出
装置の構成説明図、第5図は従来技術説明図で同
図Aは要部配置図、同図Bはレーザ光強度分布図
である。第6図は第4図における要部の説明図
で、同図Aは要部配置図、同図Bはレーザ光強度
分布図である。 2……測定液体、5a……電気信号、7……受
光部、8,9……散乱光検出可能領域、11a,
11b……微粒子、16……レーザ光発生器、1
6a……レーザ光、19……微粒子検出装置、2
3……レーザ光出射部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レーザ光発生器とこのレーザ光発生器からの
    レーザを集束する集束レンズとを備え、前記レー
    ザ光を測定液体に照射するレーザ出射部と、 前記レーザ光の光軸と前記測定液体の流れの方
    向とで形成される面にほぼ垂直に配置された集光
    レンズと開口部材と光電変換器とを備え、前記レ
    ーザ光が測定液体に含まれる微粒子により散乱さ
    れて生じた側方散乱光を前記集光レンズで集光
    し、この集光された側方散乱光の一部を前記開口
    部材の貫通孔を通過させて、前記光電変換器で受
    光して電気信号に変換する受光部と、 からなり、前記電気信号に基づいて前記微粒子の
    検出を行う液体用微粒子検出装置において、 前記レーザ光発生器は複数の横モードを発生す
    るマルチモードレーザ光発生器であり、 開口部材の前記貫通孔は、前記マルチモードレ
    ーザ光の強度分布がほぼ均一な部分からの前記微
    粒子による散乱光のみが通過する大きさを有する
    ものである、 ことを特徴とする液体用微粒子検出装置。
JP60075581A 1985-04-10 1985-04-10 液体用微粒子検出装置 Granted JPS61234339A (ja)

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