JP2003004625A - フローサイトメータ - Google Patents

フローサイトメータ

Info

Publication number
JP2003004625A
JP2003004625A JP2001182085A JP2001182085A JP2003004625A JP 2003004625 A JP2003004625 A JP 2003004625A JP 2001182085 A JP2001182085 A JP 2001182085A JP 2001182085 A JP2001182085 A JP 2001182085A JP 2003004625 A JP2003004625 A JP 2003004625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
light
flow cell
lens
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001182085A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4763159B2 (ja
Inventor
Masatsugu Kozasa
正継 小篠
Tatsuya Kosako
達也 古佐小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sysmex Corp filed Critical Sysmex Corp
Priority to JP2001182085A priority Critical patent/JP4763159B2/ja
Priority to EP02006680A priority patent/EP1245944B1/en
Priority to DE60218074T priority patent/DE60218074T2/de
Priority to US10/106,062 priority patent/US6713019B2/en
Publication of JP2003004625A publication Critical patent/JP2003004625A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4763159B2 publication Critical patent/JP4763159B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フローサイトメータにおいて粒子から光学情
報を精度よく検出すること。 【解決手段】 平行な光ビームを出射する光源部と、光
電変換素子と、被検粒子を含有する試料液をシース液に
包んで流すフローセルと、光源部からの光ビームをフロ
ーセルに集光する第1コンデンサレンズと、光源部と第
1コンデンサレンズとの間に設置されフローセルの流れ
に直交する方向の光ビームの径と集光位置を調整するシ
リンドリカルレンズ系と、フローセルを通過した光源か
らの光ビームを遮光するビームストッパと、第1コンデ
ンサレンズからの光ビームによって粒子から生じる光を
光電変換素子へ集光する第2コンデンサレンズからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液中の血球や尿
中の有形成分などの粒子を分析するのに用いられるフロ
ーサイトメータに関するものである。さらに詳しくは、
被検粒子にレーザ光を照射して光学的情報の検出を行う
光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなフローサイトメータの
光学系においては、レーザ光源から出射されるレーザビ
ームをレンズで集光してフローセルの試料流に照射し、
光路中にレーザビームの一部を遮光するスリットを設
け、試料流に直交する方向の照射ビーム幅をそのスリッ
トによって調整するようにしたものが知られている(例
えば特開2000−258334号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の光学系では、レーザ光源から出射されるレ
ーザビームの一部がスリットによって遮光されるため光
源の利用効率が低下する。また、上記のような構成の光
学系では、フローセルの流れに直交する方向の焦点・フ
ローセルの流れに平行な方向の焦点のいずれもフローセ
ルの中心部に位置するため、直接光を遮光するためのビ
ームストッパ(前記公報中の「オブスキュレータ」に相
当)の位置においてはビームが広がり、ビームスポット
径が大きくなる。そしてそれに応じてビームストッパの
面積を大きくする必要が生じる。しかし、ビームストッ
パの面積を大きくすることは、被験粒子からの前方散乱
光を受光する妨げとなるおそれがある。
【0004】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたもので、光源から出射されてフローセルの試料流を
横切る細長い楕円形のビームスポットの長径長さをスリ
ットを用いることなく任意に設定できると共に、最小寸
法のビームストッパで光源からの直接光を効果的に遮光
でき、それによって前方散乱光を含む粒子からの光学情
報を精度よく検出することが可能なフローサイトメータ
を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、平行な光ビ
ームを出射する光源部と、光電変換素子と、被検粒子を
含有する試料液をシース液に包んで流すフローセルと、
光源部からの光ビームをフローセルに集光する第1コン
デンサレンズと、光源部と第1コンデンサレンズとの間
に設置されフローセルの流れに直交する方向の光ビーム
の径と集光位置を調整するシリンドリカルレンズ系と、
フローセルを通過した光源からの光ビームを遮光するビ
ームストッパと、第1コンデンサレンズからの光ビーム
によって粒子から生じる光を光電変換素子へ集光する第
2コンデンサレンズからなるフローサイトメータを提供
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明において被検粒子とは、
主に血液中に含まれる赤血球・白血球・血小板といった
各種血球や、尿中に含まれる細菌・赤血球・白血球・上
皮細胞・円柱などの有形成分などを指すが、工業分野に
おけるトナー・顔料など各種の粉体・粒子でもよい。例
えば測定対象が血液や尿等の場合は、検体に対して希釈
・染色等の処理が適宜施され、試料液が調製される。ト
ナー・顔料などの場合には、適当な分散媒を用いるなど
して試料液が調製される。
【0007】この発明のフローサイトメータは、粒子を
含む試料液をシース液と共にフローセルに流し試料液を
シース液で包んでシースフローを形成し、そのシースフ
ローにレーザ光を照射し、各粒子からの散乱光や蛍光等
を光検出信号として検出する。なお、シースフローと
は、フローセル中を層流状態で流れるシース液によって
試料流をほぼ粒子の外径まで絞り、粒子を一列に整列さ
せる流れをいう。
【0008】フローセルは、その内部を通過する粒子か
ら光学的情報を得るため、透明で表面が滑らかなものが
好適であり、ガラス等の材質が用いられる。また光源と
しては、半導体レーザやアルゴンレーザ等が用いられ
る。光電変換素子には、粒子からの光学的情報を光電変
換して光検出信号を得るために、フォトダイオードやフ
ォトトランジスタ、フォトマルチプライヤチューブ等が
用いられる。
【0009】光電変換素子により得られた各粒子毎の光
検出信号は、その信号波形が処理され、ピークレベル、
パルス幅等が粒子の特徴を表すパラメータとして算出さ
れる。ピークレベル、パルス幅等のパラメータは公知の
ピークホールド回路やカウンタ回路等によって算出でき
る。
【0010】この発明は、シリンドリカルレンズ系が、
光源部の出射する光ビームをフローセルの流れに直交す
る方向に集光する第1シリンドリカルレンズと、第1シ
リンドリカルレンズからの光ビームをフローセルの流れ
に直交する方向に発散させる第2シリンドリカルレンズ
であることが好ましい。この場合、第1シリンドリカル
レンズにはシリンドリカルレンズ凸レンズを、第2シリ
ンドリカルレンズにはシリンドリカル凹レンズを用いる
ことができる。
【0011】また、シリンドリカルレンズ系が、光源部
の出射する光ビームをフローセルの流れに直交する方向
に発散させる第1シリンドリカルレンズと、第1シリン
ドリカルレンズからの光ビームをフローセルの流れに直
交する方向に集光する第2シリンドリカルレンズである
といった構成も可能である。この場合には、第1シリン
ドリカルレンズにシリンドリカル凹レンズを、第2シリ
ンドリカルレンズにシリンドリカル凸レンズを用いるこ
とができる。これらのレンズの作用により、フローセル
の流れの中に流れに直交する所望長さの長軸を有する楕
円形のビームスポットを形成し、かつ、所望位置のビー
ムストッパ上でビームスポットのサイズを最小にするこ
とができる。従って、ビームストッパを、フローセルの
流れの方向に沿って延びる最小幅の細長い遮光部材から
構成できる。
【0012】この発明では、フローセルの流れ中に形成
される楕円形のビームスポットの長径をフローセルの流
れの幅に実質的に等しくすることが好ましい。この発明
では、光源部が、断面が楕円形のビームを放射するレー
ザダイオードと、放射されるビームを平行光に変換する
コリメータレンズとからなり、楕円形ビームの長軸がフ
ローセルの流れに直交する方向又は平行な方向になるよ
うにレーザダイオードが配置されてもよい。
【0013】実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述す
る。なお、これによって、この発明が限定されるもので
はない。図1はこの発明の実施例のフローサイトメータ
の構成を示すブロック図であり、本体100は、検出部
200、信号処理部300、分析部400および出力部
500からなる。
【0014】図2と図3は検出部200の構成をそれぞ
れ示す側面図と平面図である。検出部200は、平行な
光ビームを出射する光源部1と、被検粒子を含有する試
料液を流すフローセル2と、光電変換素子3と、光源部
1の出射する光をフローセル2の流れに直交する方向に
集光するシリンドリカル凸レンズ4と、シリンドリカル
凸レンズ4から出た光ビームをフローセル2の流れに直
交する方向に発散させるシリンドリカル凹レンズ5と、
シリンドリカル凹レンズ5から出た光ビームをフローセ
ル2に集光する第1コンデンサレンズ6と、第1コンデ
ンサレンズ6から出てフローセル2を透過した光ビーム
を遮光するビームストッパ7と、第1コンデンサレンズ
6から出た光ビームによって粒子から生じる光を光電変
換素子3へ集光する第2コンデンサレンズ8からなる。
なお、ピンホール板9は外部迷光を遮光するために設け
られている。
【0015】光源部1はレーザダイオード20とコリメ
ータレンズ22からなる。レーザダイオード20には赤
色レーザダイオード(日立製作所製HL6312G型)
を用いている。このレーザダイオードのレーザ光の波長
は635nmであり、レーザ光は断面が楕円形で、レー
ザ光の広がり角度は、楕円形の長径方向には31度、短
径方向には8度である。
【0016】コリメータレンズ22は光照射強度を上げ
るため、できるだけ開口数の大きいものを用いる。また
フローセル2は、図4に示すように、内部流路31は断
面が一辺L1=200μmの正方形、外壁は一辺L2=
4mmの正方形となるよう構成されており、材質にはガ
ラスが用いられている。
【0017】図2に示すように、被検粒子を含む試料液
がノズル11からフローセル2の流路に吐出され、図5
に示すようにシースフロー、つまり、シース液Sに包ま
れた試料液流Tが形成される。図2においてレーザダイ
オード20から発せられた放射状のレーザ光はコリメー
タレンズ22を経て平行光に変換され、シリンドリカル
レンズ4と5を屈折することなく通過して、コンデンサ
レンズ6によりフローセル2の試料液流の中心の第1集
光点Rに集光されるた後、長さLのビームストッパ7に
到達する。図2における第1集光点Rの位置はコンデン
サレンズ6の焦点の位置又はその近傍である。
【0018】一方、図3においては、レーザダイオード
20から発せられ平行な光ビームに変換された光は、シ
リンドリカルレンズ4と5の屈折作用によりビーム径が
調整された後、第1コンデンサレンズ6によりフローセ
ル2と第2コンデンサレンズ8の間の幅Wのビームスト
ッパ7上の第2集光点Qに集光される。
【0019】このようにして、図5のように、フローセ
ル2には試料流Tを横切って楕円形のビームスポットB
が形成される(図5はフローセル2にビームスポットB
が形成される様子を示すフローセル2の要部断面図であ
り、レーザ光の照射方向からフローセル2を見たもので
ある)。
【0020】ビームスポットBにおいては、試料液流T
の流れ方向に対してビームスポットBの短径方向を合わ
せることで複数の粒子が同時に照射されることを防ぎ、
試料液流Tの流れ方向に対して垂直な方向にビームスポ
ットBの長径方向を合わせることで試料液流Tを横切る
方向にぶれて通過する粒子も十分に照射されるようにし
ている。図3において、集光点Qの位置とビームスポッ
トBの長径長さは、シリンドリカル凸レンズ4とシリン
ドリカル凹レンズ5の焦点距離と設置位置により設定さ
れる。
【0021】このようにして、レーザ光は、図5に示す
ようにフローセル2中の試料液流Tを横切る位置(すな
わち第1集光点R)において長径が220μm、短径が
10μmの楕円形ビームスポットを形成した後、レーザ
光の直接光はビームストッパ7上において試料液流Tの
流れ方向に長径を有する非常に細長い楕円形状のビーム
スポットとなるので、ビームストッパ7の幅Wもきわめ
て小さくすることができる。
【0022】また、レーザ光の照射により、フローセル
2の中を流れる被検粒子Pからは前方散乱光が発生す
る。この前方散乱光は第2コンデンサレンズ8によって
集められ、光電変換素子3としてのフォトダイオードに
よって光電変換され、パルス状の電気信号として検出さ
れる。ここで、ビームストッパ8の幅が十分に小さく設
定される。従って、光電変換素子3は、直接光はビーム
ストッパ7により効果的に遮光され、粒子の発する低角
の光まで受光することができる。
【0023】図1に示すように、検出部200で検出さ
れた信号は信号処理部300に送られる。ここで信号波
形が処理され、ピークレベル、パルス幅等のパラメータ
が算出される。
【0024】信号処理部300によって算出された各種
パラメータに関するデータは分析部400に送られ、統
計解析される。ここでは前方散乱光信号のピークレベ
ル、およびパルス幅、の二つのパラメータを組合わせて
なるスキャッタグラム等が作成され、被検粒子の計数・
分類がなされる。
【0025】分析の結果は出力部500により出力され
る。この実施例では、出力部500はプリンタとLCD
を備え、各種測定項目に関するデータがプリンタにより
プリントアウトされる。また分析部400により作成さ
れたスキャッタグラムがLCDによって表示される。な
お、信号処理部300と分析部400は、パーソナルコ
ンピュータで構成される。
【0026】この実施例においては前方散乱光の検出の
みならず、側方散乱光や蛍光の検出を行うよう構成する
ことも当然に可能である。その場合は、側方散乱光や蛍
光を検出するための光電変換素子、その他必要な光学系
を付加すればよい。それらは公知のものを利用できる。
例えば、光電変換素子としては、フォトマルチプライヤ
チューブなどが好適に用いられる。
【0027】図6と図7は、検出部200の変形例の構
成を示す図2と図3対応図である。検出部200aは、
平行光を出射する光源部1aと、被検粒子を含有する試
料液を流すフローセル2aと、光電変換素子3aと光源
部1aの出射する光をフローセル2aの流れに直交する
方向に集光するシリンドリカル凸レンズ4aと、シリン
ドリカル凸レンズ4aから出た光をフローセル2aの流
れに直交する方向に発散させるシリンドリカル凹レンズ
5aと、シリンドリカル凹レンズ5aから出た光をフロ
ーセル2aに集光する第1コンデンサレンズ6aと、第
1コンデンサレンズ6aから出てフローセル2aを透過
した光を遮光するビームストッパ7aと、第1コンデン
サレンズから出た光によって粒子から生じた光を光電変
換素子3aへ集光する第2コンデンサレンズ8aからな
る。なお、ピンホール板9aは、外部迷光の光電変換素
子3aへの入射を防止する。
【0028】検出部200aは、図2と図3に示す検出
部200に対して光源部1aが円形断面の平行光を出射
するアルゴンレーザ20aからなる点のみが異なり、そ
の他の光学系は実質的に同等である。
【0029】この変形例においても、レーザ光は、フロ
ーセル2aの試料流を横切る楕円形のビームスポットを
形成すると共に最小のスポットサイズでビームストッパ
7a上に集光することができる。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、光源からの平行な光
ビームをフローセルに集光するコンデンサレンズと光源
との間にシリンドリカルレンズ系を設置したので、光源
から出射されて光フローセルの試料流を横切る細長い楕
円形のビームスポットの長径長さを任意に設定できると
共に、最小寸法のビームストッパで光源からの直接光を
効果的に遮光でき、前方散乱光を含む粒子からの光学情
報を精度よく検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明の実施例の検出部の側面図である。
【図3】この発明の実施例の検出部の平面図である。
【図4】この発明の実施例のフローセルを示す断面図で
ある。
【図5】この発明の実施例のビームスポットを示す断面
図である。
【図6】この発明の変形例の図2対応図である。
【図7】この発明の変形例の図3の対応図である。
【符号の説明】
1 光源部 2 フローセル 3 受光素子 4 シリンドリカル凸レンズ 5 シリンドリカル凹レンズ 6 第1コンデンサレンズ 7 ビームストッパ 8 第2コンデンサレンズ 100 フローサイトメータ 200 検出部 300 信号処理部 400 分析部 500 出力部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行な光ビームを出射する光源部と、光
    電変換素子と、被検粒子を含有する試料液をシース液に
    包んで流すフローセルと、光源部からの光ビームをフロ
    ーセルに集光する第1コンデンサレンズと、光源部と第
    1コンデンサレンズとの間に設置されフローセルの流れ
    に直交する方向の光ビームの径と集光位置を調整するシ
    リンドリカルレンズ系と、フローセルを通過した光源か
    らの光ビームを遮光するビームストッパと、第1コンデ
    ンサレンズからの光ビームによって粒子から生じる光を
    光電変換素子へ集光する第2コンデンサレンズからなる
    フローサイトメータ。
  2. 【請求項2】 シリンドリカルレンズ系が、光源部の出
    射する光ビームをフローセルの流れに直交する方向に集
    光する第1シリンドリカルレンズと、第1シリンドリカ
    ルレンズからの光ビームをフローセルの流れに直交する
    方向に発散させる第2シリンドリカルレンズからなる請
    求項1記載のフローサイトメータ。
  3. 【請求項3】 シリンドリカルレンズ系が、光源部の出
    射する光ビームをフローセルの流れに直交する方向に発
    散させる第1シリンドリカルレンズと、第1シリンドリ
    カルレンズからの光ビームをフローセルの流れに直交す
    る方向に集光する第2シリンドリカルレンズからなる請
    求項1記載のフローサイトメータ。
  4. 【請求項4】 フローセルに集光される光は、フローセ
    ル中で流れに直交する長軸を有する楕円形のビームスポ
    ットを形成し、かつ、ビームストッパ上でフローセルの
    流れに直交する方向のビームスポット径が最小になる請
    求項1記載のフローサイトメータ。
  5. 【請求項5】 フローセルの中に形成される楕円形のビ
    ームスポットはその長径がフローセルの流れの幅に実質
    的に等しい請求項4のフローサイトメータ。
  6. 【請求項6】 光源部は、断面が楕円形のビームを放射
    するレーザダイオードと、放射されるビームを平行光に
    変換するコリメータレンズとからなり、楕円形ビームの
    長軸がフローセルの流れに直交する方向になるようにレ
    ーザダイオードが配置されてなる請求項1記載のフロー
    サイトメータ。
  7. 【請求項7】 ビームストッパは、フローセルの流れの
    方向に沿って延びる細長い遮光部材からなる請求項1記
    載のフローサイトメータ。
  8. 【請求項8】 第1シリンドリカルレンズがシリンドリ
    カル凸レンズからなり、第2シリンドリカルレンズがシ
    リンドリカル凹レンズからなる請求項2記載のフローサ
    イトメータ。
  9. 【請求項9】 第1シリンドリカルレンズがシリンドリ
    カル凹レンズからなり、第2シリンドリカルレンズがシ
    リンドリカル凸レンズからなる請求項3記載のフローサ
    イトメータ。
JP2001182085A 2001-03-29 2001-06-15 フローサイトメータ Expired - Lifetime JP4763159B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001182085A JP4763159B2 (ja) 2001-06-15 2001-06-15 フローサイトメータ
EP02006680A EP1245944B1 (en) 2001-03-29 2002-03-26 Flow cytometer
DE60218074T DE60218074T2 (de) 2001-03-29 2002-03-26 Durchflusszytometer
US10/106,062 US6713019B2 (en) 2001-03-29 2002-03-27 Flow cytometer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001182085A JP4763159B2 (ja) 2001-06-15 2001-06-15 フローサイトメータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003004625A true JP2003004625A (ja) 2003-01-08
JP4763159B2 JP4763159B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=19022247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001182085A Expired - Lifetime JP4763159B2 (ja) 2001-03-29 2001-06-15 フローサイトメータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4763159B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007198790A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Sharp Corp 分析方法および分析装置
JP2008249804A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Fujifilm Corp 共焦点蛍光顕微鏡
JP2011133460A (ja) * 2009-11-30 2011-07-07 Sysmex Corp 粒子分析装置
JP2015531490A (ja) * 2012-10-12 2015-11-02 ナノエフシーエム,インコーポレイテッド ナノ粒子検出法
CN107167416A (zh) * 2017-05-15 2017-09-15 中国科学院微生物研究所 一种分选型流式细胞仪
KR102226532B1 (ko) * 2020-10-20 2021-03-11 코리아스펙트랄프로덕츠(주) 입자 계수용 광학계

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105466822B (zh) * 2016-02-06 2018-03-06 无锡迈通科学仪器有限公司 气溶胶实时监测仪

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55108612A (en) * 1979-02-13 1980-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Aperture optical device of semiconductor laser light
US4636075A (en) * 1984-08-22 1987-01-13 Particle Measuring Systems, Inc. Particle measurement utilizing orthogonally polarized components of a laser beam
JPS62125313A (ja) * 1985-11-27 1987-06-06 Hitachi Ltd 顕微鏡の照明装置
JPS6418043A (en) * 1987-07-14 1989-01-20 Kowa Co Method and apparatus for measuring fine particle in liquid
JPH0213830A (ja) * 1988-06-30 1990-01-18 Canon Inc 粒子測定装置
JPH0296638A (ja) * 1988-10-03 1990-04-09 Canon Inc 光学装置及び該光学装置を用いた粒子測定装置
US4920275A (en) * 1988-12-30 1990-04-24 Canon Kabushiki Kaisha Particle measuring device with elliptically-shaped scanning beam
JPH03235037A (ja) * 1990-02-09 1991-10-21 Canon Inc 粒子解析装置
JPH04270962A (ja) * 1991-02-27 1992-09-28 Toa Medical Electronics Co Ltd フローイメージサイトメータ
JPH05346391A (ja) * 1992-04-01 1993-12-27 Toa Medical Electronics Co Ltd 粒子分析装置
JPH0783819A (ja) * 1993-07-20 1995-03-31 Canon Inc 粒子測定装置
JPH0850089A (ja) * 1994-08-08 1996-02-20 Toa Medical Electronics Co Ltd 細胞分析装置
JP2000143278A (ja) * 1998-11-10 2000-05-23 Nikon Corp 耐久性の向上された投影露光装置及び結像光学系の製造方法
JP2000258334A (ja) * 1999-03-11 2000-09-22 Nippon Koden Corp レーザ光照射装置

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55108612A (en) * 1979-02-13 1980-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Aperture optical device of semiconductor laser light
US4636075A (en) * 1984-08-22 1987-01-13 Particle Measuring Systems, Inc. Particle measurement utilizing orthogonally polarized components of a laser beam
JPS62125313A (ja) * 1985-11-27 1987-06-06 Hitachi Ltd 顕微鏡の照明装置
JPS6418043A (en) * 1987-07-14 1989-01-20 Kowa Co Method and apparatus for measuring fine particle in liquid
JPH0213830A (ja) * 1988-06-30 1990-01-18 Canon Inc 粒子測定装置
JPH0296638A (ja) * 1988-10-03 1990-04-09 Canon Inc 光学装置及び該光学装置を用いた粒子測定装置
US4920275A (en) * 1988-12-30 1990-04-24 Canon Kabushiki Kaisha Particle measuring device with elliptically-shaped scanning beam
JPH03235037A (ja) * 1990-02-09 1991-10-21 Canon Inc 粒子解析装置
JPH04270962A (ja) * 1991-02-27 1992-09-28 Toa Medical Electronics Co Ltd フローイメージサイトメータ
JPH05346391A (ja) * 1992-04-01 1993-12-27 Toa Medical Electronics Co Ltd 粒子分析装置
JPH0783819A (ja) * 1993-07-20 1995-03-31 Canon Inc 粒子測定装置
JPH0850089A (ja) * 1994-08-08 1996-02-20 Toa Medical Electronics Co Ltd 細胞分析装置
JP2000143278A (ja) * 1998-11-10 2000-05-23 Nikon Corp 耐久性の向上された投影露光装置及び結像光学系の製造方法
JP2000258334A (ja) * 1999-03-11 2000-09-22 Nippon Koden Corp レーザ光照射装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007198790A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Sharp Corp 分析方法および分析装置
JP2008249804A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Fujifilm Corp 共焦点蛍光顕微鏡
JP2011133460A (ja) * 2009-11-30 2011-07-07 Sysmex Corp 粒子分析装置
JP2015531490A (ja) * 2012-10-12 2015-11-02 ナノエフシーエム,インコーポレイテッド ナノ粒子検出法
US9739700B2 (en) 2012-10-12 2017-08-22 Nanofcm, Inc. Method for detecting nano-particles using a lens imaging system with a field stop
CN107167416A (zh) * 2017-05-15 2017-09-15 中国科学院微生物研究所 一种分选型流式细胞仪
CN107167416B (zh) * 2017-05-15 2023-07-07 中国科学院微生物研究所 一种分选型流式细胞仪
KR102226532B1 (ko) * 2020-10-20 2021-03-11 코리아스펙트랄프로덕츠(주) 입자 계수용 광학계

Also Published As

Publication number Publication date
JP4763159B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8018592B2 (en) Optical system for a particle analyzer and particle analyzer using same
US6713019B2 (en) Flow cytometer
EP0737307B1 (en) Liquid flow cytometer
US9134230B2 (en) Microbial detection apparatus and method
US7561267B2 (en) Flow cytometer
JP5381741B2 (ja) 光学的測定装置及び光学的測定方法
US9766174B2 (en) Optical measuring device and optical measuring method
US7113266B1 (en) Flow cytometer for differentiating small particles in suspension
JP2022172075A (ja) 落射蛍光測定用の光学フローサイトメータ
CN107561042A (zh) 一种用于荧光分析仪的光斑整形光学系统
US9086377B2 (en) Optical system for fluorescence detection and fine particle analyzing apparatus
JP4763159B2 (ja) フローサイトメータ
JPH0486546A (ja) 検体検査装置
JP2002296170A (ja) フローサイトメータ
JPS61182549A (ja) フロ−セル
JPH03197841A (ja) 検体検査装置
JPH03197840A (ja) 粒子解析装置
JPH0577258B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110609

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4763159

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term