JPH0454527Y2 - - Google Patents

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JPH0454527Y2
JPH0454527Y2 JP1986131144U JP13114486U JPH0454527Y2 JP H0454527 Y2 JPH0454527 Y2 JP H0454527Y2 JP 1986131144 U JP1986131144 U JP 1986131144U JP 13114486 U JP13114486 U JP 13114486U JP H0454527 Y2 JPH0454527 Y2 JP H0454527Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、読取装置を備えた電子機器に関し、
特に、手動でデータを走査する手動走査型の読取
装置を備えた電子機器に関する。
[考案の概要] 本考案は、手動走査型の読取装置を備えた電子
機器において、手動でデータを走査した結果、読
取エラーが発生した場合、その走査速度が許容速
度帯の範囲を越えることがエラーの原因だつた場
合、所定の情報を出力することにより、手動走査
型の読取装置によるデータ入力操作を能率良く行
えるようにしたものである。
[従来の技術] 手動操作型の読取装置として、従来、ハンドス
キヤナと固定スキヤナとが知られている。ハンド
スキヤナは、スキヤナ自体を手で持つてデータを
操作するものであり、固定スキヤナは、データが
印字された商品等を固定スキヤナの上で動かして
走査するものである。これら手動走査型のスキヤ
ナでは、走査が手動で行われるため、走査速度を
一定に保つことは困難である。したがつて、走査
速度がある程度変化してもデータ読取りが可能と
なるように、走査速度に対して許容度がとられ、
許容速度帯が設定されている。そして、この許容
速度帯以外の速度で走査が行われると、読取エラ
ーとなり、その旨が報知される。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、読取エラーの発生が報知されて
も、オペレータは、その原因を知ることができな
いので、読取エラーに対して適切に対処すること
ができず、何度も再走査を繰返す必要があつた。
本考案は、このような事情のもとに成されたも
ので、その目的とするところは、手動走査型の読
取装置によるデータ入力走査を能率良く行うこと
のできる読取装置付き電子機器を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 第1図は本考案の機能ブロツク図であり、Aは
手動走査によりデータを読取る手動走査型の読取
装置(例えばハンドルタイプのバーコードリー
ダ)、Bは読取装置Aによるデータの読取エラー
を検出する検出手段、Cは検出手段Bにて検出さ
れた読取エラーが読取装置Aの走査速度が所定の
許容範囲、例えば20cm/sec〜50cm/secを越えて
いたことによる場合、走査速度が適正でないこと
を示す情報を出力する出力手段である。
[作用] 本考案の作用について説明すると、読取装置A
により、例えばバーコード等のデータが読取られ
ると、検出手段Bは、読取装置Aによるデータの
読取エラーを検出する。この読取エラーが読取装
置Aの走査速度が、所定の許容範囲を越えること
による場合は出力手段Cは、前記所定の許容範囲
を越えたことをオペレータ等へ知らせるための走
査速度が適正でないことを示す情報、例えば「速
すぎる」等を文字、音等の形で出力する。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
構 成 第2図は本考案の一実施例による読取装置付き
電子機器の構成図であつて、本実施例は電子式金
銭登録機に適用したものである。
ハンドスキヤナ1は、照射光を出力し、その照
射光による反射光の状態によりデータを読取る。
すなわち、ハンドスキヤナ1を手で持つて、ラベ
ルに印字された商品データを走査すると、ハンド
スキヤナ1は反射光の強弱によつて商品データの
パターンを読取り、光電変換して出力する。この
際、ハンドスキヤナ1は、読取時間(走査時間)
をも同時に出力する。この走査時間は、反射光の
継続入力時間により認識する。また、ハンドスキ
ヤナ1は、手動で走査を行う関係で、走査速度が
不定のため、所定時間以内に次のデータが読取ら
れない場合は、自動的に、そのデータ群(例えば
バーコード)が終りであると認識している。換言
すれば、前桁のデータが入力されてから所定時間
以内に次桁のデータが入力されない場合は、強制
的にデータエンドとしている。したがつて、非常
にゆつくりと走査した場合には、商品データの全
桁を読取つてしまう前に強制エンドがかかり、桁
不足となる。このような処置により、ハンドスキ
ヤナ1の走査速度に対する許容速度帯の下限値L
が規定されることとなる。なお、許容速度帯の上
限値Mは、ハンドスキヤナ1のデータ認識能力に
よつて規定され、この上限値Mより速く走査する
と、商品データが飛び飛びに読取られ、桁不足と
なる。ハンドスキヤナ1から出力された商品デー
タ、走査時間は、CPU2に入力され、モードに
応じて種々の処理が施される。この処理に先立つ
て、CPU2は、ハンドスキヤナ1から入力され
た商品データが正しく入力されたか否か、すなわ
ち読取エラーが発生したか否かを判断する。この
判断は、商品データが所定の桁数分だけ入力され
たかどうかにより行う。そして、読取エラーが発
生した場合は、CPU2は、ハンドスキヤナ1の
走査速度が許容速度帯の範囲内であつたか否かを
判定し、その判定結果を表示制御部3に与え、表
示制御部3の表示制御のもとに表示部4に表示さ
せる。
モード設定は、データ入力部5により行われ
る。すなわち、データ入力部5は、P(設定)、登
録(REG)、電源OFF,X(点検)、Z(精算)の
各モードを切換え設定するためのモード切換スイ
ツチ5aを有している。このモード切換スイツチ
5aの切換え走査により登録モードが設定される
と、そのモード信号は入力制御部6に保持され、
CPU2により定期的にアクセスされる。CPU2
は、登録モード信号をアクセスすると、ROM
(リード・オンリ・メモリ)7に予め格納された
登録処理プログラムに基づいて、ハンドスキヤナ
1から入力された商品データを登録処理し、その
処理結果をRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
8に格納する。また、CPU2は、ハンドスキヤ
ナ1から入力された商品データ、ROM7に格納
された登録データを表示制御部3を介して表示部
4に表示させ、展示制御部9を介して印字部10
に印字させる。なお、11は、商品の売買におい
て得られた金銭を収納するためのドロアであり、
このドロア11はデータ入力部5の所定キーの操
作により開放される。
動 作 次に本実施例の動作を第3図に基づいて説明す
る。登録モード時に、ハンドスキヤナ1により商
品データを走査すると、ハンドスキヤナ1から
は、読取られた商品データとともに、走査時間が
出力され、CPU2に入力される(ステツプS1)。
次にステツプS2に進んで、CPU2は、商品デー
タが所定の桁数分、読取られているか否か桁検査
を行う。その結果、所定桁数分、読取られている
場合には、読取られた商品データを登録処理する
(ステツプS3)。商品データが所定桁数分、読取
られていない場合には、読取エラーが発生したも
のと認識して、次のような処理を行う。すなわ
ち、ステツプS4にて、読取られた桁数/走査時
間なる除算を行い、その除算結果が許容速度帯の
下限値Lより速いか否か、即ち下限値Lよりも大
か否かを判断する(ステツプS5)。その結果、下
限値Lより小の場合には、表示部4に、“スキヤ
ニングスピード遅い”と表示し(ステツプS6)、
ステツプS1に戻つて再走査を待つ。ステツプS5
での判断の結果、下限値Lより大の場合には、ス
テツプS7にて、本来(所定)の桁数/走査時間
なる除算を行い、その除算結果が許容速度帯の上
限値Mより遅いか否か、即ち上限値Mより小か否
かを判断する(ステツプS8)。その結果、上限値
Mより大の場合には、表示部4に、“スキヤニン
グスピード速い”と表示し(ステツプS9)、ステ
ツプS1に戻つて再走査を待つ。ステツプS6,S9
のように、走査速度が速いのか遅いのかを表示す
ることにより、オペレータは、再走査時には適正
な速度で走査することができ、手動走査型のハン
ドスキヤナ1によるデータ入力走査を能率良く行
うことが可能となる。ステツプS8での判断の結
果、上限値Mより遅い場合には、走査速度は適正
であるにもかかわらず、商品データが所定桁数
分、読取られておらず、商品データの印刷不良等
の他のエラー原因が考えられるので、表示部4
に、“エラー”と表示する(ステツプS10)。
なお、本考案は、上述の実施例に限定されるこ
となく、例えば、“スキヤニングスピード遅い”、
“スキヤニングスピード速い”といつたように判
断結果そのものを表示するのではなく、“もつと
早く”、“もつと遅く”といつたように、指示内容
を表示するようにしても良い。また、走査速度の
判定結果に応じて、所定の音を出力するようにし
ても良い。さらに、桁検査の結果、桁数が適正で
あれば“ピツ”というようにその旨を音で報知し
ても良い。この場合は、走査の都度、表示部4を
見る必要はなくなり、“ピツ”という音が発せら
れなかつた時にのみ表示部4を見ることで足り
る。また、本考案を固定スキヤナにも適用し得る
ことは言うまでもない。
[考案の効果] 以上、詳細に説明したように、本考案によれ
ば、データを手動走査型の読取装置で走査して読
取つた結果、読取エラーが検出され、その読取エ
ラーが走査速度が許容範囲内を越えていたことに
よる場合は、走査速度が適正でないことを示す情
報を出力することとしたので、読取エラーが走査
速度によることなのか否かを知ることができ、読
取エラーに対して適切に対処することができる。
したがつて、手動走査型の読取装置によるデータ
入力操作を能率良く行うことのできる読取装置付
き電子機器を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の機能ブロツク図、第2図は本
考案の一実施例による読取装置付き電子機器の構
成図、第3図は第2図の動作を示すフローチヤー
トである。 1……ハンドスキヤナ、2……CPU、4……
表示部、7……ROM。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手動走査によりデータを読取る手動走査型の読
    取装置を備えた電子機器において、前記読取装置
    によるデータの読取エラーを検出する検出手段
    と、この検出手段にて検出された読取エラーが前
    記読取装置の走査速度が所定の許容範囲を越える
    ことによる場合は、走査速度が適正でないことを
    示す情報を出力する出力手段とを設けたことを特
    徴とする読取装置付き電子機器。
JP1986131144U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0454527Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986131144U JPH0454527Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986131144U JPH0454527Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS6339770U JPS6339770U (ja) 1988-03-15
JPH0454527Y2 true JPH0454527Y2 (ja) 1992-12-21

Family

ID=31029311

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