JPH0454434Y2 - - Google Patents

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JPH0454434Y2
JPH0454434Y2 JP2457588U JP2457588U JPH0454434Y2 JP H0454434 Y2 JPH0454434 Y2 JP H0454434Y2 JP 2457588 U JP2457588 U JP 2457588U JP 2457588 U JP2457588 U JP 2457588U JP H0454434 Y2 JPH0454434 Y2 JP H0454434Y2
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lever
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turning
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車体に取付けられた支持部材に支持さ
れて、路面に平行して張設された線材にレバーが
当接して作動するリミツトスイツチを備えた車両
自動操縦用位置検出装置に係り、主に8の字旋回
試験においてステアリング操作開始位置を検出す
るための車両自動操縦用位置検出装置に関する。
[従来の技術] 8の字旋回試験は、車両及び車両部品の開発段
階における足廻り系、駆動系の確認試験として、
自動車メーカーやタイヤメーカで実施されてい
る。この試験は無線装置により遠隔操作される自
動操縦装置を車両に搭載して無人でなされるが、
ステアリング操作の開始位置は試験車両の屋根に
取り付けられた位置検出装置が路面と平行して張
設された線材と接触することで検出して、コント
ローラを介して自動操縦装置を制御してステアリ
ングを操舵するようになつている。
このような位置検出装置としては、実開昭60−
47010号に開示された第4図に示される構造のも
のが用いられている。この装置では、リミツトス
イツチ10が逆T字形に組まれたブラケツ12の
上端部に固定されており、ブラケツト12が車両
のルーフ部14に取付けられることで、リミツト
スイツチ10のレバー16が略直立姿勢でルーフ
部14の上方に突出した状態となる。
一方、8の字旋回試験が実施される路面は、第
5図及び第6図に示されるように所定の高さで長
方形に張設されたロープ18により仕切られ、さ
らに試験実施路面の上方には、前記レバー16の
高さに合せて、V字形にワイヤロープ20が路面
と平行して張設されている。
前記レバー16はリミツトスイツチ10の破損
防止、レバー16のはね返りによるリミツトスイ
ツチ10のオン・オフの重複の防止、レバー16
の摩耗や折損の防止、走行中の車体振動や車両の
加減速によるレバー16の振れから生ずるリミツ
トスイツチ10の誤作動の防止と云う観点から、
強靱で軽量なアルミ合金製の丸棒が選択されてお
り、直径3mm、長さ150mmに設定されている。
ここで、レバー16を前記と同材質、同径で長
さのみを200mmとした場合には、レバー16の上
端部がワイヤロープ20に接触するように設定す
るとワイヤロープ20に押される量が少なすぎて
アンダーストロークとなりリミツトスイツチ10
の作動不良を生じ、レバー16の下端部がワイヤ
ロープ20に接触するように設定するとオーバー
ストロークとなつてワイヤロープ20がレバー1
6を押し曲げる力が増加しリミツトスイツ10や
リミツトスイツチ10のブラケツト12への取付
部が損傷する虞れがある。
さらに、オーバーストロークとなつた場合に
は、レバー16はワイヤロープ20を通り抜ける
と同時に反力で逆方向へ振り戻され、これにより
リミツトスイツチ10の誤作動も生じる。また、
ワイヤロープ20もレバー16による持ち上げ
量、持ち上げ力が増大し、常に上下振動を起すこ
とになるので、レバー16の当り方が常に変化
し、トラブル発生の原因となる。
なお、レバー16が長くなることで重量が増加
することから、レバー16の振れによるリミツト
スイツチ10の誤動作も発生する。
このように、レバー16は寸法等に制限を受
け、特に現状の長さ寸法を大きくすることは困難
である。
このため、次のような問題を生じている。即
ち、車高の高いワンボツクスカーやトラツク系車
両、サスペンシヨンの極端に柔らかい車両等で
は、旋回時に車体が横Gを受けて旋回円外側へ傾
いた場合に、車体と共に傾斜するレバー16の地
上高が著しく低下する。レバー16は1本のワイ
ヤロープ20に対して直進状態及び旋回状態の双
方で接触するので、ワイヤロープ20の張設高さ
を一方の状態のレバー16の地上高に合せて設定
すると、他方の状態の時にはレバー16がワイヤ
ロープ20の下方を通過してしまつたり、リミツ
トスイツチ10の本体がワイヤロープ20に衝突
してしまつたり、試験不能状態となる。
そこで、レバー16やワイヤロープ20の高さ
を数度に渡つて微調整したり、時として極端に硬
いサスペンシヨンに組み替えての試験を余儀なく
されていた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上記に鑑み、旋回時の車体の傾きによ
るリミツトスイツチのレバーの地上高変化を小さ
くすることができる車両自動操縦用位置検出装置
の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る車両自動操縦用位置検出装置で
は、車体に取付けられる支持部材と、支持部材に
車体幅方向へ揺動可能に支持され路面に平行して
張設された線材にレバーが当接して作動するリミ
ツトスイツチと、車体の傾きに拘わりなくリミツ
トスイツチを正立姿勢につ保姿勢保持手段と、を
備えた構成となつている。
[作用] 上記本考案では、車体が傾斜した場合でもリミ
ツトスイツチは常に正立姿勢に保たれる。また、
車体は傾斜した場合でも平均高さはさほど変化し
ない。従つて、リミツトスイツチが車体幅方向中
央部に位置する状態に配置すれば、車体の傾きに
よるリミツトスイツチのレバーの地上高変化は小
さい。
[実施例] 第1図乃至第3図には本考案に係る車両自動操
縦用位置検出装置の実施例が示されている。
この実施例では、支持部材は2本のステー30
と1本のステー34を備えている。2本のステー
30は車両への取付時に夫々右脚、左脚となり、
ステー34は後脚となる。ステー30は夫々2本
の棒材が下端部で連結されてV字形に形成され、
一方の棒材の上端部にはホーク部30Aが形成さ
れ、他方の棒材の上端部には偏平部30Bが形成
されている。2本のステー30は互いに一方のス
テー30のホーク部30Aに他方のステー30の
偏平部30Bが挟持された状態で、上端部がピン
36を介して連結されて開脚角度可変な逆V字形
となつている。
ピン36の両端部には中間部よりも細径の呼び
径の雄螺子が螺設されていてナツト38が螺着さ
れており、ピン36の一方の端部には第3図に示
されるようにブラケツト40がともに締結されて
いる。このブラケツト40にステー34がボール
ジヨイント42を介して、ステー30に対する開
脚角度を可変に連結されている。ステー30,3
4の下端部には夫々ボールジヨイント44、ブラ
ケツト46を介して円筒形のマグネツトブロツク
48が取付けられている。
前記ピン36の中間部には、連結棒52の長手
方向中間部に形成された軸受部54が回動可能に
軸支されている。連結棒52の上端部にはリミツ
トスイツチ56が取付けられており、連結棒52
がピン36を支店として第2図矢印方向へ揺動す
ることで共に揺動するようになつている。リミツ
トスイツチ56には連結棒52と平行にレバー5
8が設けられており、第3図矢印方向へ揺動する
ことでスイツチ・オンとなる。レバー58は従来
装置と同様に直径3mm、長さ150mmのアルミ合金
製の丸棒である。
連結棒52の下端部には重錘60が取り付けら
れている。この取付は連結棒52の下端部に螺設
された雄螺子を重錘60に螺設された雌螺子に螺
合して、ロツクナツト62を緊締することでなさ
れ、重錘60は連結棒52の長手方向に対して取
付位置可変となつている。
この連結棒52は下端部と軸受部54との中間
部が、コイルばねからなるアジヤストスプリング
64を介して2本のステー30と連結されて自由
な揺動を制限されている。アジヤストスプリング
64は一端部が連結棒52に掛止され、他端部が
アジヤストスクリユウ66に掛止されている。ア
ジヤストスクリユウ66はプレート68に穿設さ
れた貫通孔を貫通してアジヤストナツト70と螺
合している。プレート68は両端部に突設された
軸部がステー30の2本の棒材に固着されたフラ
ンジ72に回動可能に軸支されている。
アジヤストスプリング64はアジヤストナツト
70の調節で張力が可変となつている。プレート
68は2本のステー30の開脚角度の変化に追従
して揺動するようになつている。
上記のように構成される本実施例装置は、重錘
60が車両前後方向に沿う車両中心線上に位置す
るようにして、車両ルーフ部に取付けられる。取
付けは、2本のステー30を前記中心線の左右に
振り分けて、マグネツトブロツク48をルーフ部
に磁着させ、ステー34のマグネツトブロツク4
8をステー30の後方の前記中心線上でルーフ部
に磁着させることでなされる。この際、2本のス
テー30の開脚角度は、アジヤストスプリング6
4の張力がほぼ零となる状態に設定される。ま
た、ステー30に対するステー34の開脚角度
は、連結棒52が路面に垂直となる状態に設定さ
れる。マグネツトブロツク48はボールジヨイン
ト44の作用でステー30,34の開脚角度やル
ーフ部の曲率形状に関わりなくルーフ部に密接し
て確実に磁着される。
次に本実施例装置の作用を説明する。
試験路面に張設されるワイヤロープはリミツト
スイツチ56のレバー58の長手方向所定位置に
当接する高さに設定される。本実施例装置が取付
けられた車両は、無線装置により遠隔操作される
自動操縦装置を搭載しており、ステアリング操作
はリミツトスイツチ56がスイツチ・オンされる
ことで、コントローラを介して自動操縦装置を制
御してなされるようになつている。
車両直進状態では、リミツトスイツチ56は取
付け時の状態となつているので、レバー58は長
手方向所定位置で試験路面上方に張設されたワイ
ヤロープに当接してリミツトスイツチ56はスイ
ツチ・オンとなり、コントローラを介して自動操
縦装置を制御し、ステアリングを操舵して車両を
右旋回又は左旋回させる。
車両は旋回中には横Gを受けて車体が旋回円外
側へ傾いた状態となり、ステー30,34も同様
に傾いた状態となる。これに対し、連結棒52は
重錘60に横Gが作用して、重錘60が旋回円内
側のアジヤストスプリング64を引張して旋回円
外側方向に移動するので、ピン36を支点として
揺動して路面に対し垂直状態となる。従つて、リ
ミツトスイツチ56のレバー58は直立姿勢とな
る。
ここで、車両ルーフ部の地上高は旋回円内側端
部では増加し、旋回円外側端部では減少するが、
これらの中央部ではほとんど変化がない。このた
め、車両ルーフ部幅方向中央部の上方に位置する
ピン36の地上高変化も僅かである。
これらのことから、旋回状態においてもリミツ
トスイツチ56のレバー58は直進状態の時と同
様に直立姿勢で、なおかつ地上高の変化もごく僅
かであるので、直進右旋回直進左旋回直
進のサイクルを支障なく長時間に渡り継続するこ
とができる。
なお、この実施例装置では車種の相違による車
体の傾き度合や、設定車速による横Gの大小に応
じて、アジヤストナツト70を調節してアジヤス
トスプリング64の張力を調節したり、重錘60
の連結棒52の長手方向に対する取付位置を変化
させて、旋回時にリミツトスイツチ56が直立姿
勢となるように調整される。
また、車両特性により左旋回と右旋回とで車体
の傾き度合が大きく異なる場合には、アジヤスト
スプリング64を左右でばね特性の異なるものと
して、これに対処することができる。
[考案の効果] 以上に説明した通り、本考案に係る車両自動操
縦用位置検出装置では、旋回時の車体の傾きによ
るリミツトスイツチのレバーの地上高変化を小さ
くすることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の実施例を示す斜視図、第
2図は第1図の正面図、第3図は第2図の側面
図、第4図は従来装置を車両への取付状態で示す
正面図、第5図は8の字旋回試験路面を示す平面
図、第6図は第5図の立面図である。 30,34……ステー、52……連結棒、56
……リミツトスイツチ、58……レバー、60…
…重錘、64……アジヤストスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に取付けられる支持部材と、支持部材に車
    体幅方向へ揺動可能に支持され路面に平行して張
    設された線材にレバーが当接して作動するリミツ
    トスイツチと、車体の傾きに拘わりなくリミツト
    スイツチを正立姿勢に保つ姿勢保持手段と、を備
    えたことを特徴とする車両自動操縦用位置検出装
    置。
JP2457588U 1988-02-26 1988-02-26 Expired JPH0454434Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2457588U JPH0454434Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2457588U JPH0454434Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01128144U JPH01128144U (ja) 1989-09-01
JPH0454434Y2 true JPH0454434Y2 (ja) 1992-12-21

Family

ID=31244536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2457588U Expired JPH0454434Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26

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JPH01128144U (ja) 1989-09-01

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