JPH0454361A - V型プーリの製造方法 - Google Patents
V型プーリの製造方法Info
- Publication number
- JPH0454361A JPH0454361A JP16205890A JP16205890A JPH0454361A JP H0454361 A JPH0454361 A JP H0454361A JP 16205890 A JP16205890 A JP 16205890A JP 16205890 A JP16205890 A JP 16205890A JP H0454361 A JPH0454361 A JP H0454361A
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- Japan
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- grooves
- serration
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- Pending
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、自動車のオルタネータ等に用いられるV型プ
ーリの製造方法に関するものである。
ーリの製造方法に関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題]一般に、
外周面に複数の■溝が形成されたV型プーリのなかには
、有底筒状とし、その底部が軸取付は部となるように構
成したものがある。そしてこの様なV型プーリを製造す
るには、従来、有底筒状体を鋳造や熱間鍛造等によって
形成し、この外周面に切削等により■溝を形成すること
で製造していた。しかるにこのものでは鋳造や熱間鍛造
、切削等の加工時間がかかつて生産効率が悪いうえにコ
ストも高くつくという欠点がある。これに対し、板材を
板金成形して有底筒状体に形成し、このものの外周面に
転造等によってV溝を形成する手法も有るが、このもの
では、■溝が形成される外周面の肉圧を厚くするため板
材を重ね合わせるようにしているが、該重ね合わせ部で
は一体物に比して機械的強度がどうしても弱くなってし
まうという欠点があり、何れの製造方法を採用したとし
てもそれぞれ問題があった。
外周面に複数の■溝が形成されたV型プーリのなかには
、有底筒状とし、その底部が軸取付は部となるように構
成したものがある。そしてこの様なV型プーリを製造す
るには、従来、有底筒状体を鋳造や熱間鍛造等によって
形成し、この外周面に切削等により■溝を形成すること
で製造していた。しかるにこのものでは鋳造や熱間鍛造
、切削等の加工時間がかかつて生産効率が悪いうえにコ
ストも高くつくという欠点がある。これに対し、板材を
板金成形して有底筒状体に形成し、このものの外周面に
転造等によってV溝を形成する手法も有るが、このもの
では、■溝が形成される外周面の肉圧を厚くするため板
材を重ね合わせるようにしているが、該重ね合わせ部で
は一体物に比して機械的強度がどうしても弱くなってし
まうという欠点があり、何れの製造方法を採用したとし
てもそれぞれ問題があった。
[課題を解決する手段]
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができるV型プーリの製造方法を提供すること
を目的として創案されたものであつて、外周面に複数の
V溝が形成された有底筒状のV型プーリを製造するに、
有底筒状体の外周面にセレーション溝を形成して内側部
材を形成する一方、円筒体の内周面に前記内側部材のセ
レーション溝に対応したセレーション溝を、!A周面に
複数のV溝をそれぞ九形成して外側部材を形成し、次い
で前記内側部材と外側部材とのセレーション溝同志を雄
雌嵌合し、これら内外両部材を一体化することで有底筒
状のV型プーリを製造するように構成したことを特徴と
するものである。
することができるV型プーリの製造方法を提供すること
を目的として創案されたものであつて、外周面に複数の
V溝が形成された有底筒状のV型プーリを製造するに、
有底筒状体の外周面にセレーション溝を形成して内側部
材を形成する一方、円筒体の内周面に前記内側部材のセ
レーション溝に対応したセレーション溝を、!A周面に
複数のV溝をそれぞ九形成して外側部材を形成し、次い
で前記内側部材と外側部材とのセレーション溝同志を雄
雌嵌合し、これら内外両部材を一体化することで有底筒
状のV型プーリを製造するように構成したことを特徴と
するものである。
そして本発明は、この構成によって、V型プーリを、強
度的に弱い部分が無く、しかも低コストで効率良く製造
できるようにしたものである。
度的に弱い部分が無く、しかも低コストで効率良く製造
できるようにしたものである。
[実施例コ
次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する0図
面において、1は外周面に複数のV溝を有するV型ブー
りであって、該V型プーリ1は有底筒状の内側部材2と
、該内側部材2の筒部外周面に一体的に固定される円筒
状の外側部材3とによって形成されている6 前記内側部材2を製造するには、まず絞りプレス加工(
冷鍛加、工でも良い)によって有底筒状体4を成形し、
該有底筒状体4の筒部4a外周面にしごき絞り加工によ
ってインボリュートセレーション5を形成し、次いで有
底筒状体4の底部4bに、プレス加工によって軸取付は
用孔6を穿設する。
面において、1は外周面に複数のV溝を有するV型ブー
りであって、該V型プーリ1は有底筒状の内側部材2と
、該内側部材2の筒部外周面に一体的に固定される円筒
状の外側部材3とによって形成されている6 前記内側部材2を製造するには、まず絞りプレス加工(
冷鍛加、工でも良い)によって有底筒状体4を成形し、
該有底筒状体4の筒部4a外周面にしごき絞り加工によ
ってインボリュートセレーション5を形成し、次いで有
底筒状体4の底部4bに、プレス加工によって軸取付は
用孔6を穿設する。
一方、外側部材3を製造するには、まず絞りプレス加工
によって円筒体7を成形し、該円筒体7の内周面に、し
ごき絞り加工によって前記内側部材2外周のインボリュ
ートセレーション5に嵌合するインボリュートセレーシ
ョン8を形成する。
によって円筒体7を成形し、該円筒体7の内周面に、し
ごき絞り加工によって前記内側部材2外周のインボリュ
ートセレーション5に嵌合するインボリュートセレーシ
ョン8を形成する。
次いで、外周面に複数の■溝9を転造によって刻設する
。
。
そして、このようにして製造された内外両部材2.3を
、インボリュートセレーション5.8同志が雄雌嵌合す
るよう嵌合せしめて内側部材2の筒部4a外局部に外側
部材3を外嵌し、さらに両部材2,3をろう付け(また
はコーキング)加工して一体化することによって、有底
筒状で、しかも外周面に複数のV溝9が刻設された■型
プーリ1が製造されるようになっている。
、インボリュートセレーション5.8同志が雄雌嵌合す
るよう嵌合せしめて内側部材2の筒部4a外局部に外側
部材3を外嵌し、さらに両部材2,3をろう付け(また
はコーキング)加工して一体化することによって、有底
筒状で、しかも外周面に複数のV溝9が刻設された■型
プーリ1が製造されるようになっている。
叙述の如く構成された本発明の実施例において、前述し
たようにV型プーリ1は、有底筒状の内側部材2に、■
溝9が刻設された外側部材3をセレーション嵌合し、内
外両部材2.3をろう付け(またはコーキング)して一
体的に固定することによって製造されることとなる。し
かもこの両部材2.3は、何れも主としてプレス加工と
転造加工によって製造することができ、従って、鋳造や
熱間鍛造、切削加工等によって製造する場合に比して、
加工時間を短くできるうえに、生産工程の自動化を図る
ことができ、生産性を大幅に向上させることができる。
たようにV型プーリ1は、有底筒状の内側部材2に、■
溝9が刻設された外側部材3をセレーション嵌合し、内
外両部材2.3をろう付け(またはコーキング)して一
体的に固定することによって製造されることとなる。し
かもこの両部材2.3は、何れも主としてプレス加工と
転造加工によって製造することができ、従って、鋳造や
熱間鍛造、切削加工等によって製造する場合に比して、
加工時間を短くできるうえに、生産工程の自動化を図る
ことができ、生産性を大幅に向上させることができる。
さらにこのものは、プレス成形した有底筒状体の外周面
に直接転造によってV溝を形成したもののように、強度
的に弱い部分が生じてしまうようなことも無く、もって
、強度的にも優れたV型プーリ1とすることができる。
に直接転造によってV溝を形成したもののように、強度
的に弱い部分が生じてしまうようなことも無く、もって
、強度的にも優れたV型プーリ1とすることができる。
さらに、内側部材2と外側部材3とをセレーション嵌合
する際、内側部材2を取替えるか嵌合位置を設定するこ
とによってオルタネータへの取付は位置からベルト位置
までの距離を調整することができ、従来、別々に必要で
あったプーリを共用することができる。
する際、内側部材2を取替えるか嵌合位置を設定するこ
とによってオルタネータへの取付は位置からベルト位置
までの距離を調整することができ、従来、別々に必要で
あったプーリを共用することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されないことは勿論であ
って、実施例においては、有底筒状体4の筒部4a外周
面および円筒体7の内周面のセレーション溝は、何れも
しごき絞り加工によって形成されるが、このセレーショ
ン溝を転造によって形成することもできる。さらに、円
筒体7の内周面のセレーション溝を転造によって形成す
る場合には、該セレーション溝と外周面のV溝9とを同
時に加工するようにしても良い。
って、実施例においては、有底筒状体4の筒部4a外周
面および円筒体7の内周面のセレーション溝は、何れも
しごき絞り加工によって形成されるが、このセレーショ
ン溝を転造によって形成することもできる。さらに、円
筒体7の内周面のセレーション溝を転造によって形成す
る場合には、該セレーション溝と外周面のV溝9とを同
時に加工するようにしても良い。
[作用効果]
以上要するに、本発明は叙述の如く構成されたものであ
るから、V型プーリは、有底筒状をした内側部材外周の
セレーション溝部と、外周面にV溝が転造によって形成
された外側部材内周のセレーション溝部とを雄雌嵌合し
て、これら内外両部材を一体化することによって簡単に
製造されることとなる、この結果、鋳造や熱間鍛造、あ
るいは切削加工等によって製造するものに比して、加工
時間を大幅に短縮できるうえに、生産工程の自動化を図
ることができ、高品質のものを大量にしかも能率良く生
産できることとなってコストダウンにも大きく寄与する
ことができる。さらにこのものは、プレス成形した有底
筒状体の外周面に直接転造によってV溝を形成したもの
のように、強度的に弱い部分が生じてしまうような不具
合も無く、もって、強度的にも優れたV型プーリとする
ことができる。
るから、V型プーリは、有底筒状をした内側部材外周の
セレーション溝部と、外周面にV溝が転造によって形成
された外側部材内周のセレーション溝部とを雄雌嵌合し
て、これら内外両部材を一体化することによって簡単に
製造されることとなる、この結果、鋳造や熱間鍛造、あ
るいは切削加工等によって製造するものに比して、加工
時間を大幅に短縮できるうえに、生産工程の自動化を図
ることができ、高品質のものを大量にしかも能率良く生
産できることとなってコストダウンにも大きく寄与する
ことができる。さらにこのものは、プレス成形した有底
筒状体の外周面に直接転造によってV溝を形成したもの
のように、強度的に弱い部分が生じてしまうような不具
合も無く、もって、強度的にも優れたV型プーリとする
ことができる。
図面は5本発明に係るV型プーリの製造方法の実施例を
示したものであって、第1図は■型プーリの一部正面図
、第2図A、Bは同上一部所面図、第3図は製造手順を
示す説明図、第4図は従来の板金成形によって製造した
V型ブーりの一部断面図である。 図中、1はV型プーリ、2は内側部材、3は外側部材、
4は有底筒状体、5.8はインボリュートセレーション
、 7は円筒体。 9はV溝である。
示したものであって、第1図は■型プーリの一部正面図
、第2図A、Bは同上一部所面図、第3図は製造手順を
示す説明図、第4図は従来の板金成形によって製造した
V型ブーりの一部断面図である。 図中、1はV型プーリ、2は内側部材、3は外側部材、
4は有底筒状体、5.8はインボリュートセレーション
、 7は円筒体。 9はV溝である。
Claims (1)
- 外周面に複数のV溝が形成された有底筒状のV型プーリ
を製造するに、有底筒状体の外周面にセレーション溝を
形成して内側部材を形成する一方、円筒体の内周面に前
記内側部材のセレーション溝に対応したセレーション溝
を、外周面に複数のV溝をそれぞれ形成して外側部材を
形成し、次いで前記内側部材と外側部材とのセレーショ
ン溝同志を雄雌嵌合し、これら内外両部材を一体化する
ことで有底筒状のV型プーリを製造するように構成した
ことを特徴とするV型プーリの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16205890A JPH0454361A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | V型プーリの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16205890A JPH0454361A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | V型プーリの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0454361A true JPH0454361A (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15747295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16205890A Pending JPH0454361A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | V型プーリの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0454361A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101388761B1 (ko) * | 2012-03-14 | 2014-04-25 | 한라비스테온공조 주식회사 | 마그네슘 합금 풀리용 인너링 및 그 제조방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63295034A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-01 | Sanshu Press Kogyo Kk | ポリvプーリの製造方法 |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP16205890A patent/JPH0454361A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63295034A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-01 | Sanshu Press Kogyo Kk | ポリvプーリの製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101388761B1 (ko) * | 2012-03-14 | 2014-04-25 | 한라비스테온공조 주식회사 | 마그네슘 합금 풀리용 인너링 및 그 제조방법 |
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