JPH10511444A - 組立カム軸の製造方法及びこの方法を実施するための工具 - Google Patents

組立カム軸の製造方法及びこの方法を実施するための工具

Info

Publication number
JPH10511444A
JPH10511444A JP8519706A JP51970696A JPH10511444A JP H10511444 A JPH10511444 A JP H10511444A JP 8519706 A JP8519706 A JP 8519706A JP 51970696 A JP51970696 A JP 51970696A JP H10511444 A JPH10511444 A JP H10511444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
working
projections
head
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8519706A
Other languages
English (en)
Inventor
ペトロビチ グラフシェフ,アレクセイ
フェドロビチ シルヤエフ,ミハエル
パブロフナ セクレトーバ,エレーナ
ペトロビチ チベレフ,エフゲニー
フラディミロビチ リネトスキー,ゲオルギー
ベニアミロビチ スコブロ,アドルフ
Original Assignee
ペトロビチ グラフシェフ,アレクセイ
フェドロビチ シルヤエフ,ミハエル
パブロフナ セクレトーバ,エレーナ
ペトロビチ チベレフ,エフゲニー
フラディミロビチ リネトスキー,ゲオルギー
ベニアミロビチ スコブロ,アドルフ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ペトロビチ グラフシェフ,アレクセイ, フェドロビチ シルヤエフ,ミハエル, パブロフナ セクレトーバ,エレーナ, ペトロビチ チベレフ,エフゲニー, フラディミロビチ リネトスキー,ゲオルギー, ベニアミロビチ スコブロ,アドルフ filed Critical ペトロビチ グラフシェフ,アレクセイ
Publication of JPH10511444A publication Critical patent/JPH10511444A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D39/00Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
    • B21D39/04Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of tubes with tubes; of tubes with rods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D53/00Making other particular articles
    • B21D53/84Making other particular articles other parts for engines, e.g. connecting-rods
    • B21D53/845Making camshafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/04Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
    • F01L1/047Camshafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H53/00Cams ; Non-rotary cams; or cam-followers, e.g. rollers for gearing mechanisms
    • F16H53/02Single-track cams for single-revolution cycles; Camshafts with such cams
    • F16H53/025Single-track cams for single-revolution cycles; Camshafts with such cams characterised by their construction, e.g. assembling or manufacturing features
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49293Camshaft making
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53996Means to assemble or disassemble by deforming

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 支持管(6)とそれに取着された複数の作用部材(4)とを具備する組立カム軸の製造方法を提案する。この方法は、頂点に向かって細くなる複数の長手方向スプライン(5)を各作用部材の取付開口部の表面に最初に形成し、それら作用部材を管(6)に取付けた後、作用部材(4)のスプライン(5)が管(6)の本体に押し込まれるまで、内側から圧力を加えることにより管を機械的に拡張するステップを有する。本発明によれば、管は工具を用いて、管の外面に少なくとも3個の楕円形突起を形成することにより拡張される。それら突起は、周方向へ一様に分配され、各突起の幅は、作用部材(4)の表面上で隣接する全ての2個のスプライン(5)の頂点間の距離(8)の少なくとも2倍である。本発明は、主として内燃機関の製造において使用されることを企図するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 組立カム軸の製造方法及びこの方法を実施するための工具 発明の分野 本発明はエンジンの組立てに関し、特に、主として内燃機関用の組立カム軸の 製造方法及び製造工具に関する。 従来技術の情勢 支持管とそれに取付けられた少なくとも2個の作用部材とから形成される組立 カム軸の製造に使用される従来技術としての方法であって、最初に各作用部材の 取付開口部の表面に矩形断面の複数の長手方向スロットを形成する方法は知られ ている(GB,A,2210301)。作用部材(カム、軸受ジャーナル、偏心器)は次に、 所望の角位置を占めるように予め定められた順序で管に取付けられ、そこで内側 から管に力を加えることにより管の機械的拡張が行われる。それにより管の外径 は、それら作用部材の取付開口部の直径よりも大きくなり、管の材料が、取付開 口部の表面に設けられたスロットを満たす。従来技術知識の方法における管の拡 張は、外面に複数の長手方向突起を有した円形断面のロッド形の工具により行わ れる。したがって突起の数及び断面は、作用部材の取付面における凹部の数及び 断面と同一である。 従来技術知識の方法は、複数の作用部材の取付開口部を高精度に機械加工する こと、及び各作用部材を本質的に独立して製造することを要する。それら作用部 材を支持管上の所定の角位置に設定するときに、各作用部材のスロットの配置が 拡張工程において同一の工具の突起の配置に正確に一致しなければならないから である。それ により組立品の生産性が低下する。 その他に、組立カム軸の製造に使用される従来技術の方法であって、最初に各 作用部材の取付開口部の表面に、頂点に向かって細くなる本質的に三角形断面の 複数のスプラインを形成し、それら作用部材を管上で所定の角及び長手位置に配 置し、そこで、複数のスプラインがそれらの尖った頂点で管本体に押し込まれる ことにより各作用部材と管との間に恒久的連結が形成されるまで、内側から管に 力を加えることにより管を機械的に拡張させる方法は知られている(GB,A,11178 16)。この従来技術知識の方法では、管の拡張は、ロッドと端部でロッドに同心 に取着される作用ヘッドとからなる工具をそのために用いて、管の全周に渡って 行われる。作用ヘッドは、大寸の底部を互いに対向させた2つの円錐面により画 成され、それら円錐面の間に円筒形の較正肩部が配置される。円筒形の較正肩部 は、拡張後の管の内径に一致する直径を有する。複数の尖ったスプラインを管の 全周に渡って管本体に間違いなく確実に押し込むために、管を通して工具を大き な力で引っ張る必要がある。この引張力は、例えば直径22mmの管に対しては約 18tfの大きさがなければならない。それにより、作用部材の材料の選択が制限 され、工具の引張工程中の作用部材の破損を回避するために、その材料は適当な 延性を有しなければならない。同時に、例えば鋼等の延性の大きな材料は一般に プレスによる加工が困難であり、また製品の所要の精度を確保するために機械的 処理による付加的な仕上げが必要となるので、生産性が低下するとともに製造コ ストが上昇する。 発明の開示 本発明の基底をなす課題は、管と作用部材との信頼できる恒久的連結を確保す るために、幾分脆い例えば粉末材料の破壊を生じ得る 力を管に加えることを必要とせず、しかも高い生産性を確保するべく大量生産に 適用できるような方法で管の拡張を行う、組立カム軸の製造方法を開発すること である。本発明の基底をなす他の課題は、そのような方法を実施するための工具 を創造することである。 上記した課題は、内燃機関用の組立カム軸の製造方法であって、該カム軸が支 持管とそれに取着された少なくとも2つの作用部材とからなり、それら作用部材 が、頂点に向かって細くなる複数の長手方向スプラインを各作用部材の取付開口 部の表面に最初に形成し、各作用部材を管上の所定の角及び長手位置に配置した 後、作用部材のスプラインが管本体に押し込まれて管と作用部材との間に恒久的 連結が形成されるまで、管に内側から力を加えて管を機械的に拡張することによ り支持管に取着される、組立カム軸の製造方法において、本発明によれば、管が 、その外面に周方向へ一様に分配された少なくとも3個の楕円形突起を形成する ように拡張され、それら突起の各々が、作用部材の表面上で隣接する2個のスプ ラインの頂点間の距離の少なくとも2倍の幅を有する方法により解決される。 拡張工程においては、管の表面に6〜8個の突起が形成されることが好ましい 。管に加えられる力を低減するためには、管の拡張を2段階で行うことが有利で ある。第1段階では、複数の長手方向突起をその幅が所定値の0.5〜0.95 の範囲にあるように管の外面に形成し、第2段階では、管の外面上のそれら複数 の突起の幅及び高さを所定値に到らせて、作用部材を管の表面に形成された突起 の本体に押し込み、それにより、各作用部材の少なくとも2個の突起部を管の各 突起に相互作用させる。 さらに、上記した課題は、カム軸の組立工程で管を拡張するための工具であっ て、ロッドとそれに同心に取着される作用ヘッドとを具備し、このヘッドが、大 寸の底部で互いに対向する2つの円錐面 によって画成され、それら円錐面の間に、管の内径を超える直径を有する円筒形 の較正肩部を配置してなる工具において、本発明によれば、ヘッドが、周方向に 一様に分配されるとともに突起により互いに分離される少なくとも3個の長手方 向スロットを備える工具により解決される。 上記工具を使用してさらに能率的に管を拡張するために、工具は、工具の作業 進行方向に見て主作用ヘッドの前方でロッドに取着される主作用ヘッドに類似し た副作用ヘッドを備えることができる。副作用ヘッドの複数の突起は、主作用ヘ ッドの複数の突起と同一の方向に配置されるとともに、それらの幅は主作用ヘッ ドの突起の幅の0.5〜0.95の範囲にある。 主作用ヘッド及び副作用ヘッドの双方が6〜8個の突起を備えることが望まし い。 組立カム軸の製造方法は、本発明に従って実施される場合、管をその全周に渡 って拡張する場合に比べて、作用部材と管との信頼できる連結を確保するために 、実質的にさらに小さい力を加えることを要する。 作用部材の開口部のスプラインと管の突起との相互食い込みは、管の表面が平 滑な場合に比べてさらに高いトルクへの抵抗を確保する。他方、成形された作用 部材の管上での特定の方向付けは全く必要ない。これは、連結の信頼性を保証し 、開示した組立カム軸の製造方法を実質的に簡略化するとともに、この方法の潜 在性を拡大して従来の高精度でない管の使用を可能にする。 この方法を実施するための本発明による工具は、製造が容易で作業上信頼でき るものである。 図面の簡単な説明 以下、特定の実施形態を示す添付図面を参照して、本発明を諸例によりさらに 詳細に明確に説明する。図面において、 図1は、本発明に係る方法による製造工程中の組立カム軸と、この方法を実施 するための本発明に係る工具とを断面で示す図、 図2は、図1の線II−IIに沿った断面図、 図3は、図1の線III−IIIに沿った断面図、及び 図4は、図3のA部分の拡大図、である。 最良の実施形態 本発明に係る主として内燃機関用の組立カム軸の製造方法は、まず最初に、製 造されたカム軸の各作用部材2、3、4の取付開口部1(図1〜図4)の表面に 、頂点に向かって細くなる(本質的三角形断面の)複数の長手方向スプライン5 を形成することにある。そのような形状の取付開口部を備える作用部材は、例え ば粉末冶金の手法により大量生産で作製できる。その後、作用部材2〜4(ここ に説明する実施形態では3個の作用部材が示されるが、それ以上の個数であるこ ともできる)は、管6上の予め定められた角及び長手位置に配置される。また管 6は、作用部材2〜4の取付開口部1の直径よりも2dだけ小さな外径を有する 。ここでdは取付隙間である。次に、管6の機械的拡張が、管に内側から力を加 えることにより行われる。それにより生じる圧力は、複数の尖ったスプライン5 を管6の本体に確実に押し込むに十分なものである。本発明によれば、管はその 外面に、少なくとも3個、好ましくは6〜8個の楕円形突起7を形成するように 拡張される。それら楕円形突起の各々は、取付開口部1の隣接する2つのスプラ イン5の頂点間の距離「b」の少なくとも2倍の大きさの幅を有する。管6への 圧力を低減するために、管の拡張工程は2段階で行われる。第1段階では、複数 の長手方向突起が、その幅が所定値の0.5〜0.95の範囲となるように管6 の外面に形成され、第2段階では、それら突起7の幅及び高さがそれらの所定値 に到らせられて、各作用部材2〜4の少なくとも2個の突起部が管の各突起7に 押し込まれるようになる。 管6を拡張するために、ロッド8と、その端部に同心に取付けられる2つの作 用ヘッド9、10とを備えた形状付与部材が使用される。2つの作用ヘッド9、 10はそれぞれ主と副とである。 副ヘッド10は、工具の作業進行方向(図1に矢印Bで示す)に見て主ヘッド 9の前方に配置される。ヘッド9及び10の各々は、大寸の底部で互いに対向し た2つの円錐面11、12及び11′、12′により画成される。それら円錐面 の間には、それぞれ円筒形の較正肩部13、13′が配置される。各ヘッド9、 10は、その表面を取り巻いて一様に分配された複数の長手方向スロット14、 14′を備える。それらスロットはそれぞれ、それと共に形成された複数の突起 15、15′により互いに分離される。また、副ヘッド10の複数の突起15′ は、主ヘッド9の複数の突起15と同一方向に配置され、それらの幅a1は主ヘ ッド9の突起15の幅a2の0.5〜0.95の範囲にある。突起15(15′ )の個数は、3個以上、好ましくは6〜8個であることができる。ここに記載し た実施形態では、工具は8個の突起15(15′)を備えて示される。較正肩部 13(13′)の直径は、管6の内径の初期値よりも大きく、かつ拡張後の管6 の内径値に一致するものであり、それにより複数のスプラインの食い込みがそれ らの高さの0.2以上で確保されるような寸法である。また、工具のスロット1 4(14′)の幅は、突起15(15′)の幅を少なくとも2bの大きさに確保 する条件に基づいて選択される。ここでbは、隣接する2個のスプライン5の頂 点間の距離である。 工具を管6の穴に通して引っ張る間に、最初に取付隙間dが副ヘッド10によ り取り除かれるとともに、8個の楕円形の長手方向突起(図4に点線で示す)が 管6の表面に形成され、次に主ヘッドにより、複数の突起7の寸法が主ヘッド9 によって規定される所定値に到らせられて、作用部材2〜4の少なくとも2個の スプライン5が各突起7毎に管6の本体に食い込むようにされる。形状付与工具 の複数の突起15(15′)の間の複数のスロット14(14′)に対向配置さ れる管6の部分は殆ど変形が無く、管の金属がそこに流入できるので、取付隙間 dの大きさの変動により作用部材2〜4に生じる応力を低減することができる。 管が変形する際に、幅a1を有する複数の突起15′は管6の本体に食い込ん で、それらの形状に合致する複数の溝をそこに形成する。こうして形成された複 数の溝に沿って、a1より大きな幅a2を有する複数の突起15が移動するに従い 、突起15の幅の増加により接触部分がさらに大きくなり、変形を引き起こす。 変形の結果、取付隙間dが取り除かれ、管の直径が変化して複数の楕円形突起7 が形成され、管6の材料と部材2〜4の材料とが互いに食い込む状態になる。こ の場合、管6の外径が最小でかつ管6の壁厚が最大のとき(これら両値は公差限 界内である)に管6の溝の深さは最大であり、管6が最大外径と最小壁厚とを有 するときに溝の深さは最小となる。 第1の場合では、幅がa2に等しい複数の突起15が作用している間に、最初 は管6の本体へのそれらの食い込み工程が優勢であり、続いて管の外径に渡る管 6の拡張が生じる。 第2の場合では、管6の本体への複数の突起15の食い込みは僅かであって、 外径に渡る管の拡張が生じる。それにより、公差限界及び取付隙間内での管の寸 法偏差の補正が行われ、変形完了時の管 の壁厚が実際に一定となる。 本発明に係る方法の優位性を評価するために、比較試験を実施した。そのため に、作用部材の取付開口部の形状及び管拡張用の工具の形状を変更することによ り、各種類につき10個の試験品を含む5種類の組立カム軸を製造した。 全ての事例において、複数の作用部材は焼結粉末材料から形成され、22mmの 取付開口部径を有するものであった。また、2つの事 mmを有する三角形状の36個の長手方向スプラインが備えられた。全ての事例に おいて、グレード30の鋼(C=0.27〜0.35%、Cr<0.25%、Mn= 0.5〜0.8%、Si=0.17〜0.37%、S、ph)から形成された21± 0.3mmの外径と3±0.3mmの壁厚とを有する管を使用した。その管を、突起 を有しない1つの作用ヘッドを備えた工具と、8個の突起を有する主作用ヘッド を1つだけ備えた本発明に係る工具と、各々に8個の突起を有するとともに直径 16.4mmの円筒形の較正肩部を有する2つの作用ヘッドを備えた工具とによっ て拡張した。1つの作用ヘッドを備えた工具の事例では、突起はa2=2.0mm の幅と5mmの高さとを有した。2つの作用ヘッドの事例では、突起の幅は副ヘッ ドでa1=1.8mm、主へッドでa2=2.0mmであった。 試験結果を表に示す。 このようにして実施された試験の結果は、開示した方法が、組立カム軸の製造 の間に複数の作用部材と支持管とを確実に連結する、という提起の課題を最も成 功裏に解決することを示している。 産業上の利用可能性 本発明に係る組立カム軸の製造方法及び製造工具は、自動車産業及びエンジン 組立企業での大量生産に広範な適用を見出すことがで きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 リネトスキー,ゲオルギー フラディミロ ビチ ロシア連邦,603043,ニズニー ノフゴロ ド,ウリッツア コムソルスカヤ 11−11 (71)出願人 スコブロ,アドルフ ベニアミロビチ ロシア連邦,603000,ニズニー ノフゴロ ド,ウリッツア ビー.ポクロフスカヤ 58−48 (72)発明者 グラフシェフ,アレクセイ ペトロビチ ロシア連邦,603101,ニズニー ノフゴロ ド,ウリッツア ストロキナ 19−44 (72)発明者 シルヤエフ,ミハエル フェドロビチ ロシア連邦,603102,ニズニー ノフゴロ ド,プロスペクト ブジギナ 50−216 (72)発明者 セクレトーバ,エレーナ パブロフナ ロシア連邦,603095,ニズニー ノフゴロ ド,ウリッツア ペルムヤコバ 24−110 (72)発明者 チベレフ,エフゲニー ペトロビチ ロシア連邦,603043,ニズニー ノフゴロ ド,ウリッツア コムソルスカヤ 11−25 (72)発明者 リネトスキー,ゲオルギー フラディミロ ビチ ロシア連邦,603043,ニズニー ノフゴロ ド,ウリッツア コムソルスカヤ 11−11 (72)発明者 スコブロ,アドルフ ベニアミロビチ ロシア連邦,603000,ニズニー ノフゴロ ド,ウリッツア ビー.ポクロフスカヤ 58−48 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.主として内燃機関用の組立カム軸の製造方法であって、該カム軸が支持管 とそれに取着された少なくとも2つの作用部材とからなり、それら作用部材が、 頂点に向かって細くなる複数の長手方向スプラインを各作用部材の取付開口部の 表面に最初に形成し、各作用部材を該管上の所定の角及び長手位置に配置した後 、作用部材のスプラインが管本体に押し込まれて管と作用部材との間に恒久的連 結が形成されるまで、管に内側から圧力を加えて管を機械的に拡張することによ り該管に取着される、組立カム軸の製造方法において、 前記管が、その外面に周方向へ一様に分配された少なくとも3個の楕円形突起 を形成するように拡張され、該突起の各々が、前記作用部材の表面上で隣接する 2個のスプラインの頂点間の距離の少なくとも2倍の幅を有することを特徴とす る方法。 2.前記管の表面に6〜8個の突起が形成されることを特徴とする請求項1に 記載の方法。 3.前記管の拡張が2段階で行われ、第1段階では、複数の長手方向突起をそ の幅が所定値の0.5〜0.95の範囲にあるように管の外面に形成し、第2段 階では、該管の外面上のそれら複数の突起の幅及び高さを所定値に到らせて、各 作用部材の少なくとも2個の突起部が該管の各突起に押し込まれるようにするこ とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方法。 4.カム軸の組立工程で管を拡張するための工具であって、ロッド(8)と該 ロッドに同心に取着される主作用ヘッド(9)とを具備し、該ヘッドが、大寸の 底部で互いに対向して両者間に円筒形の較正肩部(13)を配置する2つの円錐 面(11、12)によって 画成され、該較正肩部が前記管の内径を超える直径を有してなる工具において、 前記ヘッドが、その表面を取り巻いて一様に分配されるとともに突起(15) により互いに分離される少なくとも3個の長手方向スロット(14)を備えるこ とを特徴とする工具。 5.前記ヘッド(9)が6〜8個の突起を備える請求項4に記載の工具。 6.前記工具が、該工具の作業進行方向に見て前記主作用ヘッドの前方で前記 ロッドに取着される該主作用ヘッドに類似した副作用ヘッド(10)を備え、該 副作用ヘッド(10)の複数の突起(15′)が、前記主作用ヘッド(9)の複 数の突起(15)と同一の方向に配置されるとともに、それらの幅(a1)が該 主作用ヘッド(9)の突起(15)の幅(a2)の0.5〜0.95の範囲にあ ることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の工具。
JP8519706A 1994-12-20 1995-06-05 組立カム軸の製造方法及びこの方法を実施するための工具 Pending JPH10511444A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
RU94044772 1994-12-20
RU9494044772A RU2078218C1 (ru) 1994-12-20 1994-12-20 Способ изготовления сборного распределительного вала и инструмент для его осуществления
PCT/RU1995/000118 WO1996019685A1 (fr) 1994-12-20 1995-06-05 Procede de production d'un arbre a came composite et outil de mise en ×uvre dudit procede

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10511444A true JPH10511444A (ja) 1998-11-04

Family

ID=20163322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8519706A Pending JPH10511444A (ja) 1994-12-20 1995-06-05 組立カム軸の製造方法及びこの方法を実施するための工具

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5992017A (ja)
EP (1) EP0795698A4 (ja)
JP (1) JPH10511444A (ja)
RU (1) RU2078218C1 (ja)
WO (1) WO1996019685A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19625554C2 (de) 1996-06-26 1999-07-29 Hans Dipl Ing Kuehl Verfahren und Einrichtung zum drehfesten Verbinden einer Welle mit mindestens einem auf der Welle angeordnetem Teil
JP3115869B2 (ja) * 1999-05-19 2000-12-11 道弘 横山 カムシャフトの製造方法及びこの方法に使用するマンドレル
DE10160246C1 (de) * 2001-12-07 2003-04-17 Thyssen Krupp Automotive Ag Hohlwelle
US20080250895A1 (en) * 2005-01-20 2008-10-16 Tamotsu Yamamoto Rotating Assembly and Its Manufacturing Method
DE102005039784A1 (de) * 2005-08-22 2007-03-08 Claas Fertigungstechnik Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum drehfesten Verbinden einer Hohlwelle mit einem Bauteil
FR2925573A3 (fr) * 2007-12-19 2009-06-26 Renault Sas Arbre a cames de moteur a combustion interne
US7966983B2 (en) * 2008-04-10 2011-06-28 GM Global Technology Operations LLC Concentric camshaft with varying wall geometry and method of assembly
DE102008035935A1 (de) * 2008-07-31 2010-02-11 Audi Ag Zahnwellenverbindung und Ventiltrieb mit Zahnwellenverbindung zwischen einer Nockenwelle und verschiebbaren Nockenträgern
US8443499B2 (en) * 2009-03-03 2013-05-21 GM Global Technology Operations LLC Concentric camshaft and method of assembly
DE102012206499A1 (de) * 2012-04-19 2013-10-24 Mahle International Gmbh Nockenwellenmodul und zugehöriges Herstellungsverfahren
CN105834701B (zh) * 2016-06-15 2017-11-21 芜湖金源机械制造有限公司 发动机水支路连接管的加工方法
AT518781B1 (de) * 2016-12-19 2018-01-15 Miba Sinter Austria Gmbh Riemenrad
DE102017222607A1 (de) * 2017-12-13 2019-06-13 Thyssenkrupp Ag Gebaute Nockenwelle, sowie Verfahren zur Herstellung einer gebauten Nockenwelle

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58191305U (ja) * 1982-06-17 1983-12-19 日本ピストンリング株式会社 カムシヤフト
DE3401057A1 (de) * 1983-01-14 1984-07-19 Kokan Kako Co., Ltd., Yokohama, Kanagawa Verfahren zur verbindung eines rohrfoermigen teils mit einem ringfoermigen teil
DE3431361C2 (de) * 1984-08-25 1994-06-23 Audi Ag Verfahren zum Herstellen einer gebauten Nockenwelle
US4597365A (en) * 1985-02-07 1986-07-01 General Motors Corporation Camshaft assembly and method
JPS62140722A (ja) * 1985-12-12 1987-06-24 Toyota Motor Corp 車輌用カムシヤフトの製造方法
US4858295A (en) * 1986-01-17 1989-08-22 The Torrington Company Method of making a camshaft for reciprocating piston engines
US4781076A (en) * 1986-01-17 1988-11-01 The Torrington Company Camshaft for reciprocating piston engines
CA1290596C (en) * 1987-03-09 1991-10-15 Philip D. Arnold Tubular camshaft assemblies, method and apparatus
US4847963A (en) * 1987-09-30 1989-07-18 The Torrington Company Camshaft manufacture
US4809562A (en) * 1987-09-30 1989-03-07 The Torrington Company Camshaft manufacture
US5127157A (en) * 1989-02-06 1992-07-07 Hans Oetiker Method of fastening hose to nipple
SU1719185A1 (ru) * 1990-01-08 1992-03-15 Нижегородский Автомобильный Завод Способ изготовлени сборного распределительного вала
US5253546A (en) * 1990-05-29 1993-10-19 Clemson University Variable valve actuating apparatus
US5375323A (en) * 1991-10-30 1994-12-27 Nsk Ltd. Method for securing shaft of cam follower device for valve action mechanism
US5220727A (en) * 1992-06-25 1993-06-22 Hochstein Peter A Method making cam shafts
US5280675A (en) * 1992-07-13 1994-01-25 The Torrington Company Camshaft and method of making a camshaft
US5428894A (en) * 1992-07-13 1995-07-04 The Torrington Company Method of making a camshaft
GB2277361B (en) * 1993-04-21 1995-11-08 T & N Technology Ltd Manufacture of camshafts
US5607194A (en) * 1995-04-20 1997-03-04 Universal Enterprises, Inc. Member and tube assembly

Also Published As

Publication number Publication date
EP0795698A1 (en) 1997-09-17
EP0795698A4 (en) 1998-04-08
RU2078218C1 (ru) 1997-04-27
US5992017A (en) 1999-11-30
RU94044772A (ru) 1996-11-10
WO1996019685A1 (fr) 1996-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4575913A (en) Method of joining tubular member and annular parts
JPH10511444A (ja) 組立カム軸の製造方法及びこの方法を実施するための工具
US5280675A (en) Camshaft and method of making a camshaft
JPH07265994A (ja) カム軸の製作法
US7658419B2 (en) Fitting and method for manufacturing a fitting
US20050257587A1 (en) Profile element pipe for hydraulic bulging, hydraulic bulging device using the element pipe, hydraulic bulging method using the element pipe, and hydraulically bulged product
CN101121183B (zh) 用于制造带锥形结构的活塞销的方法和由此制成的活塞销
KR950009143B1 (ko) 튜브 벤드를 제조하는 방법
US5205187A (en) Hollow shaft
US4476194A (en) Contour forming conical shapes
JP2010249354A (ja) ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース製造方法及びメタルグロープラグの製造方法、並びに、ディーゼルエンジン用のメタルグロープラグのシース及びディーゼルエンジン用のメタルグロープラグ
JPS63238933A (ja) ギヤシヤフトの製造方法
JPS60227930A (ja) バ−リング加工方法
JP4060723B2 (ja) 液圧バルジ加工装置及び液圧バルジ加工方法
JP2763375B2 (ja) カムシャフトの製造方法
RU2135319C1 (ru) Способ получения глубоких цилиндрических изделий из многогранных заготовок
JPS63195308A (ja) 鋼板を丸めて作る中空バルブ
JPS59130632A (ja) バルジ加工によるカムシヤフトの製造方法
JPS63134807A (ja) 中空カムシヤフトの製造方法
JP2004351436A (ja) 成形方法および成形型
JPH11290957A (ja) パイプの溝加工方法
JPS59104226A (ja) 管状部材と環体部品の結合構造
SU1204309A1 (ru) Способ ковки полых поковок
JPS63309324A (ja) 偏肉厚管の製造方法
JPH03267615A (ja) ディーゼルエンジン用加熱プラグに於ける加熱筒の製造方法