JPS63309324A - 偏肉厚管の製造方法 - Google Patents

偏肉厚管の製造方法

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Publication number
JPS63309324A
JPS63309324A JP14590687A JP14590687A JPS63309324A JP S63309324 A JPS63309324 A JP S63309324A JP 14590687 A JP14590687 A JP 14590687A JP 14590687 A JP14590687 A JP 14590687A JP S63309324 A JPS63309324 A JP S63309324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
diameter
metal tube
cold drawing
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP14590687A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Katayama
裕二 片山
Masayuki Fukuda
正行 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOWA KOKAN KK
Nabco Ltd
Original Assignee
SHOWA KOKAN KK
Nabco Ltd
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Publication date
Application filed by SHOWA KOKAN KK, Nabco Ltd filed Critical SHOWA KOKAN KK
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Publication of JPS63309324A publication Critical patent/JPS63309324A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トラッククレーンのブームの昇降用等に用い
る長尺油圧シリンダ等(全長が10m程度、通称長尺油
圧シリンダと呼ばれている。)に用いる中間の肉厚を両
端の肉厚より厚くする偏肉厚管の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、管は、その重量の軽減を計る目的で、管の肉厚を
変化させることが提案され、その方法として、第3図乃
至第5図に示す方法が提案されている(特開昭56−1
41486 )。
この従来方法は、ダイス1とプラグ2との相対関係によ
って、一本の管で肉厚を変化させ得るものである。この
方法に用いるダイス1は、小径部1aと大径部1b及び
テーパ部1cを有し、プラグ2は、小径部2aと大径部
2b及びテーパ部2cを有する構成である。3は、管で
、管3を引張りやすくするため熱加工により絞って細く
して端管口付4が設けてあり、矢印5の方向へ引っ張ら
れるものである。
今、第3図に示すように、ダイス1の大径部1bと、プ
ラグ2の大径部2bが、同一平面に位置すると(以下、
第1の位置と記す。)、管3の内径D2は、プラグ2の
大径部2bの径2bdであり、その外径DIは、ダイス
1の大径部1bの径1bdである。
従って、その肉厚tl=1bd −2bd /2となる
次に、第1の位置から、第4図に示す゛ように、ダイス
1の小径部2aとプラグ2の大径部2bとが同一平面に
位置させられると(以下、第2の位置と記す。)、管3
の内径D2は、プラグ2の大径部2bの径2bdで、外
径D1は、ダイス2の小径部1aの径ladである。従
って、その肉厚t2=1ad −2bd /2となり、
第1の位置の時に得られる肉厚t1より薄い肉厚t2に
形成される。次に、第5図に示すように、ダイス1の小
径部1aと、プラグ2の小径部2aとが同一平面に位置
すると(以下、第3の位置と記す。)、管3の外径D1
′は、ダイス1の小径部1aの径ladとなり、その内
径D3′は、プラグ2の小径部2aの径2adとなる。
従って、管3の肉厚t3=1ad  2ad /2とな
る。
以上説明したように、従来の技術は、ダイス1とプラグ
2の相対位置(第1乃至第3の位置)を選択することで
、内径を同一にし外径を変化させるか、外径を同一にし
内径を変化させ、管を軽くし、しかも強度を上げ得る管
の製造方法を開示するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した従来の技術によれば、ダイスとプラグの相対位
置関係を選択することで、同一の外径で一長手方向の一
部分肉厚を厚くすることができる。
しかし、前述したように、ダイスとプラグとを同一平面
に位置させる力は、塑性変形させる肉厚に応じて強くな
り、管の肉厚の変形量は、制限を受ける。従って、この
制限を超えて肉厚を変化させようとする場合は、工程を
複数回重ねる必要があるが、ダイスとプラグの位置関係
で一度しか加工できない。従って、加工の制限を超える
肉厚を有する管を製造できない欠点を有する。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため本発明の手段は、素管を冷
間引抜加工により所定の寸法の外径、内径に加工する第
1工程と、この第1工程によって得られた管にインナー
チューブを挿入しこのインナーチューブを、このインナ
ーチューブより小径のチューブで所定の位置に保持させ
る第2工程と、この管をダイスのみによる冷間引抜加工
によって前記管の内径がインナーチューブの外径より小
径になるようにする第3工程とからなる方法である。
〔作用〕
上記の方法によれば、素管を所定の内径、外径寸法に加
工し、そのインナーチューブを所定の位置に保持し、こ
のインナーチューブと共に、冷間引抜加工を行うことで
、肉厚の相違させたチューブを作成するものである。チ
ューブの肉厚の変化は、インナーチューブの厚みを変更
することで自由に選択できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について述べる。
第1図は、本発明の一実施例によって得ようとする管の
断面図で、その用途は、建設機械用の長尺シリンダのロ
ンドに使用するものである。
建設機械で、油圧シリンダに求められる性能の一つとし
て、軽くてしかも高い耐座屈性を有することがある。こ
の要求に答えるため、第1図に示すように管6の中央部
にインナーチューブ7を設け、この部分の座屈応力を高
くするもので、この管6を、長尺油圧シリンダのロンド
として用いることで、高い耐座屈性を得るものである。
第1図に示す管6の寸法は、以下の通りである。
外径D I = 120φ龍 内径D2=108φ璽議 肉厚t=6 1 全長7!1 =7300  龍 インナーチューブの内径D3=97φmmインナーチュ
ーブの長さ7!3 =3000  龍インナーチューブ
の位置、管6の端より1−2 =1500  *諷 第2図は、この管6を得るための本発明の一実施例を示
す工程図であり、以下、この工程を説明する。
まず前工程として、素管選定工程10、管端口付工程1
1、焼鈍酸洗工程12を行う。素管選定工程10では、
素管の寸法は、以下のとおりである。管の内外径寸法は
第1図に示した管の内外径寸法より大で、肉厚りも厚い
管を選定する。素管の寸法は、以下のとおりである。
外径D I = 130φ鶴 内径D2=113φ11 肉厚 t=3.5m 全長N 1 =6100  鶴 このようにして、選定された素管は、ます管端日付工程
11で、その一端が、第3図における管端口付4のよう
に、冷間引抜加工を施すためのつかみ部分に形成される
。次に焼鈍、酸洗工程12が行われる。これらの前工程
10乃至12は特に本発明特有のものでな(、冷間引抜
加ニ一般のものである。
次に本発明の第1工程である冷間引抜加工が行われる。
この冷間引抜工程13では、インナーチューブをセット
する第2工程の前加工工程であり、ダイスとプラグを用
いて行われる。
この冷間引抜工程13の詳細工程は、以下の2段階にな
っている。
第1工程の1 ダイスの径 127φ鶴 プラグの径 112φn を用いて前工程の終了した管を、 第1工程の2 ダイスの径 124   φn プラグの径 111.4  φ龍 を用いて、第1工程の1で得られた管6を、次に、本発
明の第2工程である、インナーチューブセットの工程を
示すインナーチューブセント工程14では、前記第1工
程で得られた管6に、下記の寸法のインナーチューブ7
をセットする。
このインナーチューブ7は、前記した第1工程で得られ
た管6の内径D 2 =111.4 φmc対して、そ
の外径は109φ鶴であるから、その径の差は2゜4鶴
である。従って、手で簡単に挿入できる。このように手
で管6の一端から挿入し、次にインナーチューブ7の外
径より小径の外径を有する別の管を、管6の端より挿入
し管6の端に固定する。
この工程により、インナーチューブ7は、小径の別の管
で、管6内に仮保持される。
次に、本発明の第3工程である冷間引抜工程15は、ダ
イスのみによる冷間引抜加工工程で、以下の2段階に分
かれている。
第3工程の1 120.90φ寵のダイスで、第2工程でインナーチュ
ーブ7をセットした管6に冷間引抜加工を施す。
この工程が終了した時点では、インナーチューブ7がセ
ットされた位置の径がインナーチューブ7がセットされ
ていない位置の径より太くなる。このため、120.6
0φ鶴のダイスで再度冷間引抜加工を施し、前記した径
の差を取り除く。
なお、この第3工程では、管6の外径DIが124φ龍
から120.90φ鶴まで絞られる工程で、インナーチ
ューブも共に、加工されるので、管6とインナーチュー
ブ7とは、一体的に形成されたものと同等になる。
以上の工程で仕上げられた管6は、歪がロールで矯正さ
れ、インナーチューブセット臭が取り除かれ、所定の寸
法に切断される。そして、歪矯正工程16、インナーチ
ューブセント具除去工程17、製品化工程18等の後処
理工程を経て製品化される。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本発明は、素管を所
定の寸法に加工する第1工程と、この第1工程で得られ
た管に、インナーチューブをセットする第2工程と、ダ
イスのみによる冷間引抜加工によって、管の内径がイン
ナーチューブの外径より小径となるようにする第3工程
とからなる方法であるから、これらの各加工工程が他の
工程から独立しているものであり、また、各加工工程は
、通常の冷間引抜加工で構成しである。従って、各加工
工程で、複数の工程で順次所望の寸法に形成し得るもの
であるから、その加工に要する動力を減少させることが
できる。また、特に第2工程において、インナーチュー
ブを管の中に仮保持させるものであるから、その肉厚、
位置を自由に設定できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によって得られる管の断面図、第2図
は、本発明の一実施例を示す製造方法の工程図、第3図
乃至5図は、従来技術の製造方法を示す工程図(断面図
を含む)。 13・・・冷間引抜工程(第1工程)、14・・・イン
ナーチューブセット工程(第2工程)、 15・・・冷間引抜工程(第3工程)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)素管を冷間引抜加工によって所定の外径、内径に
    加工する第1工程と、この第1工程によって得られた管
    にインナーチューブを挿入しこのインナーチューブを、
    このインナーチューブより小径のチューブで所定の位置
    に保持させる第2工程と、インナーチューブが所定の位
    置に保持された管をダイスのみによる冷間引抜加工によ
    って前記管の内径がインナーチューブの外径より小径に
    なるようにする第3工程とからなる偏肉厚管の製造方法
JP14590687A 1987-06-11 1987-06-11 偏肉厚管の製造方法 Pending JPS63309324A (ja)

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JP14590687A JPS63309324A (ja) 1987-06-11 1987-06-11 偏肉厚管の製造方法

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JP14590687A JPS63309324A (ja) 1987-06-11 1987-06-11 偏肉厚管の製造方法

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JPS63309324A true JPS63309324A (ja) 1988-12-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016132009A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 株式会社三五 偏肉管の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016132009A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 株式会社三五 偏肉管の製造方法

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