JPH045407A - エンジンの弁強制開閉装置 - Google Patents
エンジンの弁強制開閉装置Info
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- JPH045407A JPH045407A JP10776390A JP10776390A JPH045407A JP H045407 A JPH045407 A JP H045407A JP 10776390 A JP10776390 A JP 10776390A JP 10776390 A JP10776390 A JP 10776390A JP H045407 A JPH045407 A JP H045407A
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- rocker arm
- retainer
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000036544 posture Effects 0.000 abstract 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンの吸排気バルブを強制的に開閉させ
る弁強制開閉装置に関する。
る弁強制開閉装置に関する。
(従来の技術および課題)
エンジン高速回転時の吸排気バルブの追従性を向上させ
るために、カムシャフトに開弁用カムと閉弁用カムとを
形成し、吸排気バルブを強制的に開弁および閉弁させる
ようにした動弁装置が知られている。
るために、カムシャフトに開弁用カムと閉弁用カムとを
形成し、吸排気バルブを強制的に開弁および閉弁させる
ようにした動弁装置が知られている。
このような動弁装置して、従来例えば特開昭60−34
12号、特開昭60−32910号公報にそれぞれ開示
されたものは、閉弁用カムに従動する戻しロッカアーム
と、開弁用カムに従動する押しロッカアームとをそれぞ
れ共通の口7カシャフトを介してエンジンブロックに枢
支している。
12号、特開昭60−32910号公報にそれぞれ開示
されたものは、閉弁用カムに従動する戻しロッカアーム
と、開弁用カムに従動する押しロッカアームとをそれぞ
れ共通の口7カシャフトを介してエンジンブロックに枢
支している。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上記従来装置にように押し、戻し各ロッカア
ームが口7カシャフトに枢支される構造では、バルブク
リアランスを調整する油圧ラッシュアノセスタ等の調整
機構を介装することが難しくなるという問題点があった
。
ームが口7カシャフトに枢支される構造では、バルブク
リアランスを調整する油圧ラッシュアノセスタ等の調整
機構を介装することが難しくなるという問題点があった
。
この対策として、押し、戻し各ロッカシャフトの揺動基
端をビボ・ントを介して支持し、とポットとエンジンブ
ロックの間に油圧ラッシュアジャスタ等を介装すること
が考えられるが、ロッカアームをピボットを介して支持
する構造では、押し、戻し各ロッカアームの倒れを防止
する必要から、複数のロッカアームを互いに連接して設
けたり、あるいは各ロッカアームに摺接するカムの巾を
増大しなければならず、部品数の増加や動弁装置の大型
化を招き、慣性質量が大きくなるという問題点が生じた
。
端をビボ・ントを介して支持し、とポットとエンジンブ
ロックの間に油圧ラッシュアジャスタ等を介装すること
が考えられるが、ロッカアームをピボットを介して支持
する構造では、押し、戻し各ロッカアームの倒れを防止
する必要から、複数のロッカアームを互いに連接して設
けたり、あるいは各ロッカアームに摺接するカムの巾を
増大しなければならず、部品数の増加や動弁装置の大型
化を招き、慣性質量が大きくなるという問題点が生じた
。
本発明は、こうした従来の問題点を解決することを目的
とする。
とする。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明では、エンジンに同期し
て回転駆動されるカムシャフトに、開弁用カムと閉弁用
カムとがそれぞれ形成され、共通のバルブに対して開弁
用カムに摺接する押しロッカアームと、閉弁用カムに摺
接する戻しロッカアームとが一対で設けられ、押しロッ
カアームはその基端がエンジンブロックに対してピボッ
トを介して揺動自在に支持されるとともに、その揺動先
端がバルブの押し下げ方向に係合する一方、戻しロッカ
アームはその途中が押しロッカアームの途中に揺動自在
に連結され、その揺動先端がリテーナを介してバルブの
引き上げ方向に係合し、リテーナにはバルブ軸方向に延
びる外周面が形成されるとともに、戻しロッカアームの
揺動先端にはリテーナの外周面を挾んで互いに平行に対
向する一対の倒れ係止面が形成される構成とした。
て回転駆動されるカムシャフトに、開弁用カムと閉弁用
カムとがそれぞれ形成され、共通のバルブに対して開弁
用カムに摺接する押しロッカアームと、閉弁用カムに摺
接する戻しロッカアームとが一対で設けられ、押しロッ
カアームはその基端がエンジンブロックに対してピボッ
トを介して揺動自在に支持されるとともに、その揺動先
端がバルブの押し下げ方向に係合する一方、戻しロッカ
アームはその途中が押しロッカアームの途中に揺動自在
に連結され、その揺動先端がリテーナを介してバルブの
引き上げ方向に係合し、リテーナにはバルブ軸方向に延
びる外周面が形成されるとともに、戻しロッカアームの
揺動先端にはリテーナの外周面を挾んで互いに平行に対
向する一対の倒れ係止面が形成される構成とした。
(作用)
上記構成に基づき、カムシャフトの回転に伴って開弁用
カムが押しロッカアームを押し下げることによりバルブ
をリフトさせ、続いて閉弁用カムが戻しロッカアームを
押し上げることによりリテーナを介してバルブを引き上
げて、バルブの開閉作動が行われる。
カムが押しロッカアームを押し下げることによりバルブ
をリフトさせ、続いて閉弁用カムが戻しロッカアームを
押し上げることによりリテーナを介してバルブを引き上
げて、バルブの開閉作動が行われる。
リテーナにバルブ軸方向に延びる外周面を形成するとと
もに、戻しロッカアームの揺動先端にリテーナの外周面
を挾んで互いに平行に対向する一対の倒れ係止面を形成
したため、バルブの開閉作動時は各倒れ係止面がリテー
ナの外周面に摺接することにより、ピボットを介して支
持される押しロッカアームおよび戻しロッカアームはパ
ルプブlこ対して正立する姿勢が保たれる。その結果、
複数のロッカアームを連接して設けることや、あるいは
カムの巾を大型化する必要がなく、部品数を削減すると
ともに、動弁装置を小型化して、慣性質量を低減するこ
とがでさる。
もに、戻しロッカアームの揺動先端にリテーナの外周面
を挾んで互いに平行に対向する一対の倒れ係止面を形成
したため、バルブの開閉作動時は各倒れ係止面がリテー
ナの外周面に摺接することにより、ピボットを介して支
持される押しロッカアームおよび戻しロッカアームはパ
ルプブlこ対して正立する姿勢が保たれる。その結果、
複数のロッカアームを連接して設けることや、あるいは
カムの巾を大型化する必要がなく、部品数を削減すると
ともに、動弁装置を小型化して、慣性質量を低減するこ
とがでさる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図、第2図に示すように、この動弁装置は1つの気
前当たり2つの吸気または排気バルブ4を備え、各バル
ブ4に対応して開弁用カムに追従する押し07カアーム
5と、m弁用カムに追従する戻し口7力7−ム15とが
一対で設けられる。
前当たり2つの吸気または排気バルブ4を備え、各バル
ブ4に対応して開弁用カムに追従する押し07カアーム
5と、m弁用カムに追従する戻し口7力7−ム15とが
一対で設けられる。
第1図において1.αOはカムシャ7Fの回転中心であ
り、円B1は開弁用カムのベースサークル、円B2は閉
弁用カムのベースサークルである。
り、円B1は開弁用カムのベースサークル、円B2は閉
弁用カムのベースサークルである。
押しロッカアーム5は、その途中に開弁用カムに摺接す
るカム7オロワ5cと、その揺動先端にバルブ4の端面
4aに摺接するバルブ7オロワ5bと、その揺動基端に
ピボット座5ρとがそれぞれ一体形成され、ピボット座
5pはラッシュアジャスタ6を介して揺動自在に支持さ
れる。ラッシュアノヤスタロは押しロッカアーム5の揺
動中心位置を変えて、バルブクリアランスを調整するよ
うになっている。
るカム7オロワ5cと、その揺動先端にバルブ4の端面
4aに摺接するバルブ7オロワ5bと、その揺動基端に
ピボット座5ρとがそれぞれ一体形成され、ピボット座
5pはラッシュアジャスタ6を介して揺動自在に支持さ
れる。ラッシュアノヤスタロは押しロッカアーム5の揺
動中心位置を変えて、バルブクリアランスを調整するよ
うになっている。
戻しロッカアーム15は、その途中がボルト16を介し
て押しロッカアーム5の途中に揺動自在に連結され、そ
の上端に閉弁用カムに摺接するカム7オロワ15cと、
その下端にバルブ4に係合するバルブ7オロワ15bと
がそれぞれ一体形成される。
て押しロッカアーム5の途中に揺動自在に連結され、そ
の上端に閉弁用カムに摺接するカム7オロワ15cと、
その下端にバルブ4に係合するバルブ7オロワ15bと
がそれぞれ一体形成される。
リテーナ17は各バルブ4の弁軸に取付けられ、戻しロ
ッカアーム15のパルプ7オロワ15bはこのりテーカ
17を挾むようにコの字形に分岐している。リテーナ1
7の上端にはっばQ 17 aが環状に突出し、このつ
ば部17aの下面にバルブ7オロワ15bを摺接させて
バルブ4を引き上げるようになっている。
ッカアーム15のパルプ7オロワ15bはこのりテーカ
17を挾むようにコの字形に分岐している。リテーナ1
7の上端にはっばQ 17 aが環状に突出し、このつ
ば部17aの下面にバルブ7オロワ15bを摺接させて
バルブ4を引き上げるようになっている。
リテーナ17はバルブ4の弁軸方向に延びる筒部17b
を有し、この実施例では第3図に示すように、筒部17
bの外周面に互いに平行な2つの支持面17cが形成さ
れる一方、戻しロッカアーム15のバルブ7オロワ15
bは各支持面17cを挾む倒れ係止面15dが互いに平
行に対向して形成され、開閉作動時に各倒れ係止面15
dと各支持面17eが互いに摺接することにより戻しロ
ッカアーム15が正立する姿勢に保たれる構成とする。
を有し、この実施例では第3図に示すように、筒部17
bの外周面に互いに平行な2つの支持面17cが形成さ
れる一方、戻しロッカアーム15のバルブ7オロワ15
bは各支持面17cを挾む倒れ係止面15dが互いに平
行に対向して形成され、開閉作動時に各倒れ係止面15
dと各支持面17eが互いに摺接することにより戻しロ
ッカアーム15が正立する姿勢に保たれる構成とする。
戻しロッカアーム15と押しロッカアーム5とを揺動自
在に連結するボルト16は押しロッカアーム5に摺動自
在に嵌挿されるシャフト部16bと、一端に押しロッカ
アーム5の側部に当接するヘッド部16aと、他端に戻
しロッカアーム15に螺合するネジ部16cとを有して
いる。
在に連結するボルト16は押しロッカアーム5に摺動自
在に嵌挿されるシャフト部16bと、一端に押しロッカ
アーム5の側部に当接するヘッド部16aと、他端に戻
しロッカアーム15に螺合するネジ部16cとを有して
いる。
リテーナ17の下端にはっは部17dが環状に突出し、
このつば部17dとシリングへラド7の開にはバルブス
プリング8が介装され、バルブ4を閉弁方向に付勢して
いる。図中9はバルブガイドである。
このつば部17dとシリングへラド7の開にはバルブス
プリング8が介装され、バルブ4を閉弁方向に付勢して
いる。図中9はバルブガイドである。
バルブ4の弁軸には環状溝4bが形成され、この環状溝
4bとりテーカ17の開には一対の半割り式コレット1
8が介装され、リテーナ17の抜は止めが行われる。
4bとりテーカ17の開には一対の半割り式コレット1
8が介装され、リテーナ17の抜は止めが行われる。
リテーナ17とバルブ4はコレット18を介して相対回
転可能に嵌合し、押しロッカアーム5のバルブ7tロワ
5bとバルブ4の弁端面4aとの接触部10はバルブ4
の中心線に対してオフセットされ、押しロッカアーム5
の揺動に伴ってバルブ7オロワ5bからバルブ4に対し
て回転力を与える構成とする。第1図にも示すように、
上記押しロッカアーム5のバルブ7オロワ5bはロッカ
アーム5の先端面5eからバルブ4に向けて部分的に隆
起して形成され、バルブ4の弁端面4aに対する接触部
10を限定している。
転可能に嵌合し、押しロッカアーム5のバルブ7tロワ
5bとバルブ4の弁端面4aとの接触部10はバルブ4
の中心線に対してオフセットされ、押しロッカアーム5
の揺動に伴ってバルブ7オロワ5bからバルブ4に対し
て回転力を与える構成とする。第1図にも示すように、
上記押しロッカアーム5のバルブ7オロワ5bはロッカ
アーム5の先端面5eからバルブ4に向けて部分的に隆
起して形成され、バルブ4の弁端面4aに対する接触部
10を限定している。
次に作用について説明する。
エンジンに同期するカムシャフトの回転に伴って開弁用
カムが押し口・7カアーム5を押し下げることにより、
バルブ4をリフトさせ、続いて閉弁用カムが戻しロッカ
アーム15を押し上げることにより、リテーナ17を介
してバルブ4を引き上げて、バルブ4の開閉作動が行わ
れる。
カムが押し口・7カアーム5を押し下げることにより、
バルブ4をリフトさせ、続いて閉弁用カムが戻しロッカ
アーム15を押し上げることにより、リテーナ17を介
してバルブ4を引き上げて、バルブ4の開閉作動が行わ
れる。
このバルブ4の開閉作動時に、戻しロッカアーム15の
バルブ7オロワ15bに形成された倒れ係止面15dは
リテーナ17の各支持面17eに摺動可能に接合するこ
とにより、戻しロッカアーム15がバルブ4に対して大
きく傾斜することがな(、ピボット座6を介して揺動す
る両口ツカアーム5,15はカムシャフトに対して直交
して正立する姿勢が保たれる。
バルブ7オロワ15bに形成された倒れ係止面15dは
リテーナ17の各支持面17eに摺動可能に接合するこ
とにより、戻しロッカアーム15がバルブ4に対して大
きく傾斜することがな(、ピボット座6を介して揺動す
る両口ツカアーム5,15はカムシャフトに対して直交
して正立する姿勢が保たれる。
これにより、複数のカムに従動するロッカアームを互い
に連接して設けたり、あるいは各ロッカアームに摺接す
るカムの中を増大させる必要が無く、部品数を削減する
とともに、動弁装置の小型化がはかれ、慣性質量を小さ
く抑えてエンジンの高速化に対応できる。
に連接して設けたり、あるいは各ロッカアームに摺接す
るカムの中を増大させる必要が無く、部品数を削減する
とともに、動弁装置の小型化がはかれ、慣性質量を小さ
く抑えてエンジンの高速化に対応できる。
ただし、リテーナ17は戻しロッカアーム15のバルブ
7オロワ15bに挟持されることにより、その回転が係
止されるため、コイル状のバルブスプリング8の伸縮に
伴いリテーナ17に与えられる回転力がバルブ4に伝え
られない。この対策として、押しロッカアーム5のバル
ブ7オロワ5bとバルブ4の弁端面4aとの接触部10
がバルブ4の中心線に対してオフセラ)3れ、押しロッ
カアーム5の揺動に伴ってバルブ7オロワ5bからバル
ブ4に対して回転力が与えられるため、バルブ4はその
開閉作動に伴って図示しないバルブシートに対して相対
回転し、カーボンの噛み込みや、片当たりを防止するこ
とができる。
7オロワ15bに挟持されることにより、その回転が係
止されるため、コイル状のバルブスプリング8の伸縮に
伴いリテーナ17に与えられる回転力がバルブ4に伝え
られない。この対策として、押しロッカアーム5のバル
ブ7オロワ5bとバルブ4の弁端面4aとの接触部10
がバルブ4の中心線に対してオフセラ)3れ、押しロッ
カアーム5の揺動に伴ってバルブ7オロワ5bからバル
ブ4に対して回転力が与えられるため、バルブ4はその
開閉作動に伴って図示しないバルブシートに対して相対
回転し、カーボンの噛み込みや、片当たりを防止するこ
とができる。
次に、第4図、第5図にそれぞれ示す他の実施例につい
て説明すると、戻しロッカアーム15と押しロッカアー
ム5とを互いに揺動自在に連結するボルト26は、押し
口γカアーム5と戻しロッカアーム15とに摺動自在に
嵌挿されるシャフト部26bと、一端に押しロッカアー
ム5の側部に接合するヘッド部26aと、他端にナツト
25を螺合させるネノ部26cとを有している。
て説明すると、戻しロッカアーム15と押しロッカアー
ム5とを互いに揺動自在に連結するボルト26は、押し
口γカアーム5と戻しロッカアーム15とに摺動自在に
嵌挿されるシャフト部26bと、一端に押しロッカアー
ム5の側部に接合するヘッド部26aと、他端にナツト
25を螺合させるネノ部26cとを有している。
ボルト26のシャフト部2C3bの一端には段部26e
が形成され、この段部26eにナツト25を着座させる
ことより、両座面26f、25b間の鉗離が規制され、
両口ツカアーム5,15を締付けないようにしている。
が形成され、この段部26eにナツト25を着座させる
ことより、両座面26f、25b間の鉗離が規制され、
両口ツカアーム5,15を締付けないようにしている。
この場合、ヘッド部26aおよびナツト25にはっは部
26d、25aがそれぞれ環状に突圧し、環状座面26
f、25bの各ロッカアーム5,15に対峙する接合面
積を拡げて、潤滑油が環状座面26f、25bと各ロッ
カアーム5,15の間隙によって潤滑油が集められ、各
ロッカアーム5,15とシャフト部26dの摺接部に潤
滑油が不足することを防止するようになっている。
26d、25aがそれぞれ環状に突圧し、環状座面26
f、25bの各ロッカアーム5,15に対峙する接合面
積を拡げて、潤滑油が環状座面26f、25bと各ロッ
カアーム5,15の間隙によって潤滑油が集められ、各
ロッカアーム5,15とシャフト部26dの摺接部に潤
滑油が不足することを防止するようになっている。
また、第6図に示すように、ヘッド部26aおよびナツ
ト25の各環状座面26f、25&のそれぞれに複数の
導油溝26g、25cが放射状に刻まれ、各導油溝26
g、25cの深さは径方向外側にかけて深く形成され、
潤滑油はこの導油溝26g。
ト25の各環状座面26f、25&のそれぞれに複数の
導油溝26g、25cが放射状に刻まれ、各導油溝26
g、25cの深さは径方向外側にかけて深く形成され、
潤滑油はこの導油溝26g。
25Cを通して各ロッカアーム5,15とシャフト部2
6dの摺接部に供給され、潤滑油膜を維持する効果をさ
らに高めるようになっている。
6dの摺接部に供給され、潤滑油膜を維持する効果をさ
らに高めるようになっている。
(発明の効果)
以上の通り本発明によれば、エンジンの弁強制開閉装置
において、共通のバルブに対して開弁用カムに摺接する
押しロッカアームと、閉弁用カムに摺接するの戻しロッ
カアームとが一対で設けられ、押しロッカアームはその
基端がエンジンブロックに対してピボットを介して揺動
自在に支持されるとともに、戻しロッカアームはその途
中が押しロッカアームの途中に揺動自在に連結され、バ
ルブに取付けられるリテーナにはバルブ輸方向に延びる
外周面が形成されるとともに、戻しロッカアームの揺動
先端にはリテーナの外周面を挾んで互いに平行に対向す
る一対の倒れ係止面が形成されるため、ピボットを介し
てバルブクリアランスの調整が容易に行うことが可能と
なる一方、リテーナを介して各ロッカアームの倒れが防
止されるので、複数のロッカアームを互いに連接して設
けたり、あるいは各ロッカアームに摺接するカムの巾を
増大させる必要が無くなり、動弁装置の部品数を削減す
るとともに小型化をはかり、慣性質量を小さく抑えてエ
ンジンの高速化に対応できる。
において、共通のバルブに対して開弁用カムに摺接する
押しロッカアームと、閉弁用カムに摺接するの戻しロッ
カアームとが一対で設けられ、押しロッカアームはその
基端がエンジンブロックに対してピボットを介して揺動
自在に支持されるとともに、戻しロッカアームはその途
中が押しロッカアームの途中に揺動自在に連結され、バ
ルブに取付けられるリテーナにはバルブ輸方向に延びる
外周面が形成されるとともに、戻しロッカアームの揺動
先端にはリテーナの外周面を挾んで互いに平行に対向す
る一対の倒れ係止面が形成されるため、ピボットを介し
てバルブクリアランスの調整が容易に行うことが可能と
なる一方、リテーナを介して各ロッカアームの倒れが防
止されるので、複数のロッカアームを互いに連接して設
けたり、あるいは各ロッカアームに摺接するカムの巾を
増大させる必要が無くなり、動弁装置の部品数を削減す
るとともに小型化をはかり、慣性質量を小さく抑えてエ
ンジンの高速化に対応できる。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は同
じく平面図、第3図は$1図のA−Aiに沿う断面図で
ある。第4図は他の実施例を示す平面図、第5図は同図
A−A線に沿う断面図である。第6図はさらに他の実施
例を示す断面図である。 4・・・バルブ、5・−・押しロッカアーム、5p・・
・ピボット座、6・・・ラッシュ7ノヤスタ、15・・
・戻しロッカアーム、15b・・・バルブ7オロワ、1
5d・・・倒れ係止面、16・・・ボルト、17〜・リ
テーナ、17c・・・支持面。 第1図 17−一一リテーナ 15b−−−パ゛ルフフ万ロワ
じく平面図、第3図は$1図のA−Aiに沿う断面図で
ある。第4図は他の実施例を示す平面図、第5図は同図
A−A線に沿う断面図である。第6図はさらに他の実施
例を示す断面図である。 4・・・バルブ、5・−・押しロッカアーム、5p・・
・ピボット座、6・・・ラッシュ7ノヤスタ、15・・
・戻しロッカアーム、15b・・・バルブ7オロワ、1
5d・・・倒れ係止面、16・・・ボルト、17〜・リ
テーナ、17c・・・支持面。 第1図 17−一一リテーナ 15b−−−パ゛ルフフ万ロワ
Claims (1)
- エンジンに同期して回転駆動されるカムシャフトに、開
弁用カムと閉弁用カムとがそれぞれ形成され、共通のバ
ルブに対して開弁用カムに摺接する押しロッカアームと
、閉弁用カムに摺接する戻しロッカアームとが一対で設
けられ、押しロッカアームはその基端がエンジンブロッ
クに対してピボットを介して揺動自在に支持されるとと
もに、その揺動先端がバルブの押し下げ方向に係合する
一方、戻しロッカアームはその途中が押しロッカアーム
の途中に揺動自在に連結され、その揺動先端がリテーナ
を介してバルブの引き上げ方向に係合し、リテーナには
バルブ軸方向に延びる外周面が形成されるとともに、戻
しロッカアームの揺動先端にはリテーナの外周面を挾ん
で互いに平行に対向する一対の倒れ係止面が形成された
ことを特徴とするエンジンの弁強制開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10776390A JPH045407A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | エンジンの弁強制開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10776390A JPH045407A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | エンジンの弁強制開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH045407A true JPH045407A (ja) | 1992-01-09 |
Family
ID=14467378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10776390A Pending JPH045407A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | エンジンの弁強制開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH045407A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995012749A1 (fr) * | 1993-11-05 | 1995-05-11 | Hiroyuki Kakizawa | Dispositif de soupape a fonctionnement mecanique intermittent force |
CN109915224A (zh) * | 2012-11-05 | 2019-06-21 | 伊顿公司 | 用于接合凸轮的摇臂 |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP10776390A patent/JPH045407A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995012749A1 (fr) * | 1993-11-05 | 1995-05-11 | Hiroyuki Kakizawa | Dispositif de soupape a fonctionnement mecanique intermittent force |
CN109915224A (zh) * | 2012-11-05 | 2019-06-21 | 伊顿公司 | 用于接合凸轮的摇臂 |
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