JPH0453319Y2 - - Google Patents

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JPH0453319Y2
JPH0453319Y2 JP1986197087U JP19708786U JPH0453319Y2 JP H0453319 Y2 JPH0453319 Y2 JP H0453319Y2 JP 1986197087 U JP1986197087 U JP 1986197087U JP 19708786 U JP19708786 U JP 19708786U JP H0453319 Y2 JPH0453319 Y2 JP H0453319Y2
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bumper
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arm
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車用バンパの取付構造に関するも
のである。
従来の技術 従来の自動車用バンパは、実開昭57−141151号
公報に示されるように、自動車のフレームメンバ
に、バンパアームが、自動車中軸線に対する上下
方向からのボルト締めで固定される構造か、ある
いは本書第2図に示されるように、フレームメン
バAに対し、バンパBに固着されているバンパア
ームCが、矢印で示されるように、自動車中軸線
に対する左右方向からのボルト締めで固定される
構造である。第2図中符号Eはボデーのメンバで
ある。
考案が解決しようとする問題点 前述の実開昭57−141151号公報に示されるもの
では、ボルト穴をルーズとすることにより、自動
車中軸線に対し、左右、前後の位置は調節できる
ものの上下方向の位置調節はできないし、前述の
第2図に示す構造では、自動車中軸線に対し、左
右方向Z−Zの位置調節はできない欠点がある。
上記したように、従来のバンパの取付構造は、
自動車中軸線に対する上下Y−Y、左右Z−Z、
前後X−Xの3次元中のいずれか2次元方向の位
置調節の自由度を有しているにすぎないので、自
動車のフレームとボデーとの組み付けに結合ずれ
が存すると、その結合ずれをバンパの取付構造の
みでは吸収消去できず、バンパ外形とボデーとの
間に位置ずれを生じ、外観が損なわれる問題が存
した。
このため、本考案は、バンパの取付構造を、自
動車中軸線に対する3次元方向の位置調節の自由
度を有する構造とし、バンパをボデー基準で正確
に固定しうるようにすることを目的としている。
問題点を解決するための手段 本考案は、上述の目的を達成するため、自動車
のフレームの前後方向の端部に、バンパ取付用の
ステーが、自動車中軸線に対する上下、左右の2
次元方向の位置調節の自由度を有してボデー基準
で固定され、バンパに溶接されているバンパアー
ムがその上辺において、前記ステーの上辺に載置
され、自動車中軸線に対し、前後方向の位置調節
の自由度を有してボデー基準で固定されていると
いう構成としている。
作 用 本考案の構成によると、ステーは、バンパおよ
びバンパアームと別体の比較的小型、軽量のもの
となり、格別の保持手段を用いず、手で把持した
まま位置決め、固定ができる。
またバンパに溶接されているバンパアームは、
フレームに既に位置決めされ、固定されているス
テーの上辺に載置されて位置決め、固定できるの
で作業中の保持手段が不要となる。
しかも自動車中軸線に対する上下、左右方向に
おいてステーがフレームに位置決め、固定されて
いるので、バンパアームは自動車中軸線に対し前
後方向の位置を決め固定すれば足りる。
また前後方向の衝撃によるバンパの位置ずれ
は、バンパアームと前記ステーとの間で前後方向
に生ずるのみで、調整が容易となるし、フレーム
とボデーとの間に結合ずれが生じていても、その
ずれは、バンパの取付構造で吸収消去され、ボデ
ーに対するバンパの取付姿勢を設計通りに実現で
きる。
実施例 第1図は実施の一例の分解斜視図であつて、自
動車の箱形フレームまたは周囲形フレームのごと
きフルフレームタイプのフレーム1の端部2に本
考案を適用した実施例であつて、該端部2には、
自動車中軸線方向たる前後方向X−Xをネジ込み
方向としたウエルドナツト3,4を前面に有する
ブラケツト5を溶接等により固着されており、こ
のブラケツト5に、バンパ6取付用のステー7
が、前記ウエルドナツト3,4に対応するルーズ
なボルト孔8,9によりボルト締めで固定されて
いる。このステー7の固定は、ボデー10に形成
されている基準孔11,12を基準として位置決
めされ、前記ルーズなボルト孔8,9の作用によ
り、ステー7は、自動車中軸線方向たる前後方向
X−Xに対し、上下方向Y−Yおよび左右方向Z
−Z方向の2次元方向に位置調節の自由度を有し
て固定されるので、ボデー基準の正確な位置に固
定される。
前述のステー7の上辺13と下辺14とには、
上下方向Y−Yをネジ込み方向とするウエルドナ
ツト15,16が固着されている。
他方バンパ6に溶接で固着されたバンパアーム
17には、ステー7の上辺13の上面に載置され
る上辺20と、ステー7の下辺14の下面に当接
する下辺21とが形成され、該上辺20と下辺2
1とに、ステー7のウエルドナツド15,16に
対応するルーズなボルト孔18,19が形成され
ており、該バンパアーム17も、ボデー10の基
準孔11,12を基準として位置決めされてステ
ー7の上辺13上に載置され、ルーズなボルト孔
18,19の作用により、前後方向X−X方向に
位置調節の自由度を有してステー7に固定され
る。ところで左右方向Z−Zにおける位置調節
は、既にステー7によつて完了しているので、バ
ンパアーム17によつては前後方向X−Xのみの
位置調節を行なえば足りるものであり、バンパ6
は3次元方向の位置調節の自由度を有して、正確
なボデー基準の下にフレーム1に固定されること
となる。
考案の効果 本考案は、以上説明した構成、作用のものであ
つて、従来のバンパ取付部材にステーを1個付加
するという簡単な構成により、自動車中軸線に対
し、上下、左右、前後の3次元方向における位置
調節の自由度を持し、ボデー基準の正確な位置で
バンパをフレームに固定できる効果を奏する。
さらに、ステーは、バンパに溶接されているバ
ンパアームと別体の、比較的小型、軽量のものと
しうるので、格別の保持手段を要することなく、
フレームに固定できるし、バンパに溶接されてい
るバンパアームは、フレームに既に位置決めされ
て固定されているステーの上辺に載せられて位置
決め、固定が施されるので、位置決め、固定の作
業中の保持手段が不要であり、作業製を著しく良
好としうる効果を奏する。
またバンパに前後方向の衝撃力が作用した場合
でも前後方向の位置ずれの生ずる部位は、ステー
とバンパアームとの固定部分のみであり、バンパ
交換時にも、バンパアームによる前後方向の位置
調節のみで足り、交換作業が簡単となる効果も有
している。
加えて、本考案ではバンパアームがバンパに溶
接されており、バンパアームとバンパとの間に位
置調節機能を持たせていないので、ステールバン
パにも、ウレタンバンパにも適用できる効果があ
り、またバンパ外面にボルト頭部が露出すること
もないので外観が良好となる利点もある。
また、ステーおよびバンパアームをウエルドナ
ツトとボルトとで固定する際には、ネジ込み方向
の自由度が大きいので、ボデーにエアサスペンシ
ヨンのサブタンク等が付設されている場合でも、
良好な作業性の下でバンパ取付作業を行ないうる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の一例の要部のみの分解斜視図、
第2図は従来構造の一例の要部のみの分解斜視図
である。 1……フレーム、2……端部、6……バンパ、
7……ステー、10……ボデー、11,12……
基準孔、13……ステーの上辺、17……バンパ
アーム、20……バンパアームの上辺。X−X…
…前後方向、Y−Y……上下方向、Z−Z……左
右方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のフレームの前後方向の端部に、バンパ
    取付用のステーが、自動車中軸線に対する上下,
    左右の2次元方向の位置調節の自由度を有してボ
    デー基準で固定され、バンパに溶接されているバ
    ンパアームがその上辺において、前記ステーの上
    辺に載置され、自動車中軸線に対し、前後方向の
    位置調節の自由度を有してボデー基準で固定され
    ている自動車用バンパ。
JP1986197087U 1986-12-22 1986-12-22 Expired JPH0453319Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986197087U JPH0453319Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986197087U JPH0453319Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63100349U JPS63100349U (ja) 1988-06-29
JPH0453319Y2 true JPH0453319Y2 (ja) 1992-12-15

Family

ID=31156495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986197087U Expired JPH0453319Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

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JP (1) JPH0453319Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6224604Y2 (ja) * 1981-05-08 1987-06-23

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Publication number Publication date
JPS63100349U (ja) 1988-06-29

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