JPH0453195Y2 - - Google Patents

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JPH0453195Y2
JPH0453195Y2 JP2339686U JP2339686U JPH0453195Y2 JP H0453195 Y2 JPH0453195 Y2 JP H0453195Y2 JP 2339686 U JP2339686 U JP 2339686U JP 2339686 U JP2339686 U JP 2339686U JP H0453195 Y2 JPH0453195 Y2 JP H0453195Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、整流方向を切換えて直流モータを正
逆回転させる直流モータ可逆回転回路に関する。
〔従来の技術〕
第2図には、パラボラアンテナの方位角を変更
する直流モータの制御回路が示されており、トラ
ンス10の2次側に整流回路12、リレー接点
RS1,RS2を介して直流モータ14が接続されて
いる。
正転信号SF及び逆転信号SRがローレベルLの状
態で、正転信号SFがハイレベルHになると、リレ
ーコイルRL1が通電してリレー接点RS1が切換わ
り、矢印f方向へ直流電流が流れて直流モータ1
4が正転する。次いで正転信号SFがローレベルL
になると、第2図に示す状態となり、直流モータ
14がブレーキ抵抗18により終端されて直流モ
ータ14の惰性回転が停止する。
次いで逆転信号SRがハイレベルHになると、リ
レーコイルRL2が通電してリレー接点RS2が切換
わり、矢印r方向へ直流電流が流れて直流モータ
14が逆転する。次いで逆転信号SRがローレベル
Lになると、第2図に示す状態となり、直流モー
タ14がブレーキ抵抗18により終端されて直流
モータ14の惰性回転が停止する。
しかしながら、現在製品化されている直流モー
タ14の定格直流電圧が36Vであるに対して、リ
レーの定格直流電圧は小型のものについては最高
24Vである。そのため、両素子間の定格電圧が異
り、リレーに合わせると直流モータ14のトルク
が極小となり、また、直流モータ14に合わせる
と定格電圧の高いリレーを用いざるを得ず、高価
且つ大型のリレーを必要とする。
また、RS1,RS2はc接点であり、リレーが高
価となる。
このような問題点は、第3図に示すような直流
モータ可逆回転回路(未公知)によれば、解決で
きる。
すなわち、リレー接点RS11,RS12,RS21
RS22をトランス10の2次側とダイオードD1
D2,D34との間に介装することにより、安価な
交流定格のリレーを用いることができる。また、
前記リレー接点はa接点であり、更に安価とな
る。この回路ではトライアツク16を介してブレ
ーキ抵抗18を直流モータ14に並列接続してい
るが、これは、トライアツク16を点弧する接点
RS3の容量を小さくし、安価な小型リードリレー
等を用いることができるようにするためである。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、正転信号と逆転信号を急に切換えた
場合、コンデンサ22,24が完全に放電してお
らずトライアツク16がオンしていて直流モータ
14の制動状態にあるにも拘らず、トライアツク
16は消弧されずに点弧状態を接続してしまう。
このため、常時ブレーキ抵抗にモータ駆動用の電
流が流れることになる。
本考案は、上記問題点に鑑み、正転信号と逆転
信号を急に切換えても、切換後においてトライア
ツクが消弧されずにブレーキ抵抗にモータ駆動用
の電流が流れるのを避けることができる直流モー
タ可逆回転回路を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、正転信号SFによりオンされる正流
スイツチAと逆転信号SRによりオンされる逆流ス
イツチBにより直流を正逆方向へ切換え可能な直
流電源に直流モータ14を接続した直流モータ可
逆回転回路において、前記直流モータ14にトラ
イアツク16を介してブレーキ抵抗18を並列接
続し、前記正流スイツチAと逆流スイツチBに直
列に切換中止スイツチCを接続し、前記ブレーキ
抵抗18に流れる電流を分流して該分流電流が所
定値以上のときに切換中止スイツチCをオフにす
る切換中止スイツチ制御回路Dを設けたことを特
徴としている。
〔作用〕
たとえば、正転信号SFがオンし逆転信号SRがオ
フしていて直流モータ14が正転している場合
に、正転信号SFをオフした後直ちに逆転信号SR
オンすると、正流スイツチAがオフしてから所定
時間が経過するまでの間はトライアツク16は点
弧したままであるが、この間は切換中止スイツチ
Cがオフされるので、これに直列接続された逆流
スイツチBもオフとなり、逆転信号SRはオン状態
であつても受け付けられることはない。そしてト
ライアツク16が消弧した後に逆流スイツチBが
オンして直流モータ14が逆転する。
したがつて、この直流モータ逆転中にはブレー
キ抵抗18に電流が流れない。
同様にして、上記と逆に正転信号SFがオフし逆
転信号SRがオンしていて直流モータ14が逆転し
ている場合に、逆転信号SRをオフした後直ちに正
転信号SFをオンすると、切換中止スイツチCがオ
フされるのでこれに直接接続された正流スイツチ
Bもオフとなり、正転信号SFは、オン状態であつ
ても受け付けられることはない。そして、トライ
アツク16が消弧後に直流モータ14が正転し、
この正転中にはブレーキ抵抗18に電流が流れな
い。
〔実施例〕
第1図に本考案の一実施例を示す。ここで、第
2図と同一符号は同一素子を示すものであり、そ
の詳細は省略する。
変圧器10を介して得られる交流電圧は、リレ
ー接点RS11、ダイオードD1、ダイオードD2およ
びリレー接点RS12の全波整流直列回路と、リレ
ー接点RS21、ダイオードD3、ダイオード4および
リレー接点RS22の全波整流列回路とに共通に供
給されるようになつている。
正転信号SFおよび逆転信号SRはダイオードD4
およびダイオードD5で成るオア回路に印加され、
その論理和出力信号がエミツタ接地のトランジス
タQ3のベースに供給されるようになつている。
ところで、第2図の場合と異つて、トランジス
タQ1およびトランジスタQ2の両エミツタは直接
に接地されずに、新たに設けたトランジスタQ4
のコレクタ−エミツタを介在させている。
トランジスタQ3のコレクタ電位でオン、オフ
するトランジスタQ5を更に設け、そのコレクタ
に接続したリレーコイルRL3に応動するリレー接
点RS3の閉開で、トライアツク16の点消弧が制
御される。このスイツチング素子たるトライアツ
ク16とブレーキ用負荷18との直列接続回路は
直流モータ14に並列接続されており、ダイオー
ドD1,D2,D3およびD4で成る整流回路からの駆
動直流電圧が供給されるようになつている。
ブレーキ抵抗18の両端に別な整流回路20を
接続し、その出力側にトランジスタQ6およびリ
レーコイルRL4を直列接続している(切換中止ス
イツチ制御回路D)。このリレーコイルRL4に応
動するリレー接点RS4をトランジスタQ4のベース
と接地との間に挿入している(切換中止スイツチ
C)。
なお、正流スイツチAはトランジスタQ1及び
リレーRL1より構成され、逆流スイツチBはトラ
ンジスタQ2及びリレーRL2より構成されている。
次に、上述構成の動作を以下に述べる。
なお、トランジスタQ4は、そのベースが正バ
イアスされているので、コレクタの電位がハイレ
ベルになるとオンする状態にある。
先ず、正転方向の駆動制御についてみる。正転
信号SFがHとなると、トランジスタQ1,Q4がオ
ンとなつてリレー接点RS11およびRS12が共に閉
路する。すると、交流電圧がダイオードD1,D2
によつて全波整流され、平滑用のコンデンサ2
2,24により平滑化される。直流モータ14に
矢印f方向の電流が流れる。また、正転信号SF
ダイオードD4を介してトランジスタQ3をベース
バイアスするので、トランジスタQ3がオン、ト
ランジスタQ5がオフとなり、リレー接点RS3は閉
路しない。その状態では、トライアツク16が点
弧されることはない。
しかる後、正転信号SFがLに遷移すると、リレ
ー接点RS11およびRS12は共に開路するが、コン
デンサ22およびコンデンサ24の充電電圧及び
直流モータ14の惰性回転による発電電圧が直流
モータ14に供給される。ところが、トランジス
タQ3はオフしトランジスタQ5がオンするので、
リレーコイルRL3が通電してリレー接点RS3が閉
路する。そのため、トライアツク16がゲートバ
イアスされ点弧して、電流はブレーキ抵抗18側
を流れ、直流モータ14の惰性回転が制動される
こととなる。
また、逆転方向の駆動制御も同様である。つま
り、逆転信号SRがHとなると、トランジスタQ2
Q4がオンとなり、直流モータ14には負の直流
電圧が印加されて、当該直流モータ14は逆転駆
動される。このときも同様にして、ダイオード
D5を介してトランジスタQ3がベースバイアスさ
れるのでリレー接点RS3は開放状態のまゝであ
る。
次いで、逆転信号SRがLとなると、トランジス
タQ3がオフ、トランジスタQ5がオンとなり、リ
レー接点RS3が閉じてトライアツク16が点弧す
る。従つて、直流モータ14の逆転方向の惰性回
転が制動されることとなる。
このようにして、直流モータ14の正逆転駆動
およびその制動が行われる。
次に、正転信号と逆転信号を急に切換えた場
合、コンデンサ22,24が完全に放電しておら
ずトライアツク16がオンしていて直流モータ1
4が制動状態にあるにも拘らず、トライアツク1
6は消弧されずに点弧状態を持続してしまう。
そこで、本実施例ではこれに対処するために、
次のような動作を行うようになつている。
一旦、正転信号SFあるいは逆転信号SRの1パル
スによつて上述した直流モータ14の駆動が行わ
れて、その後上記パルスを中止するとトライアツ
ク16が点弧してブレーキ抵抗18に電流が流れ
ると共に、整流回路20にも分流して整流され
る。その整流出力電圧によつてトランジスタQ6
がオンとなり、リレーコイルRL4が通電してリレ
ー接点RS4が閉路する。そのため、トランジスタ
Q4のベースバイアスが断たれることとなつて、
当該トランジスタQ4はオフになり、トランジス
タQ1およびトランジスタQ2のエミツタを浮動状
態としてしまう。従つて、次に正転信号SFあるい
は逆転信号SRのパルスが到来してもトランジスタ
Q1およびトランジスタQ2がオンとなることはな
いので、そのように速すぎるパルスに対しては不
感応となる。
このような“不感応状態”の終了は、ブレーキ
抵抗18に電流が流れなくなつてトライアツク1
6が完全に消弧すると共に、整流回路20の整流
出力電圧が無くなつてトランジスタQ6がオフと
なる時点である。但し、厳密にはトライアツク1
6が消弧する時点とトランジスタQ6がオフとな
る時点とは異なるが、それらの電圧に対する両閾
値を同じとするか、あるいは少なくともトランジ
スタQ6をオフとする閾値が小さくなるように回
路定数を定めておけばよい。
トライアツク16が消弧しトランジスタQ4
オンとなつて不感応状態が終了すると、次の正転
信号SFあるいは逆転信号SRのパルスに応動できる
ような態勢となる。
リレー接点RS11,RS12,RS21,RS22、はトラ
ンス10の2次側端子に接続されているので、直
流モータ14の定格電圧及び供給電圧がDc36V
であつても交流定格の小型リレーを用いることが
でき、安価となる。また、前記各接点はa接点で
あり、第2図に示すようなc接点を用いる必要が
ないので、この点からも安価となる。また、リレ
ー接点RS3,RS4に流れる電流値は小さいので、
これらのリレーはパツケージ型の小型リードリレ
ーを用いることができ、安価な構成となる。
〔考案の効果〕
本考案に係る直流モータ可逆回転回路では、直
流モータにトライアツクを介してブレーキ抵抗を
並列接続し、前記正流スイツチと逆流スイツチに
直列に切換中止スイツチを接続し、前記ブレーキ
抵抗に流れる電流を分流して該分流電流が所定値
以上のときに切換中止スイツチをオフにする切換
中止スイツチ制御回路を設けたことを特徴として
おり、正転信号と逆転信号を急に切換えても、そ
の切換時に切換中止スイツチが所定時間オフし、
この間正流スイツチと逆流スイツチがオフし、ト
ライアツクが消弧した後に正流スイツチ又は逆流
スイツチがオンするので、正転又は逆転中に常時
ブレーキ抵抗に電流が流れるのを避けることがで
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用された一実施例を示す直
流モータ可逆回転回路図、第2図は従来例の直流
モータ可逆回転回路図、第3図は従来例を改良し
た、本考案と対比される直流モータ可逆回転回路
図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正転信号によりオンされる正流スイツチと逆転
    信号によりオンされる逆流スイツチにより直流を
    正逆方向へ切換え可能な直流電源に直流モータを
    接続した直流モータ可逆回転回路において、前記
    直流モータにトライアツクを介してブレーキ抵抗
    を並列接続し、前記正流スイツチと逆流スイツチ
    に直列に切換中止スイツチを接続し、前記ブレー
    キ抵抗に流れる電流を分流して該分流電流が所定
    値以上のときに切換中止スイツチをオフにする切
    換中止スイツチ制御回路を設けたことを特徴とす
    る直流モータ可逆回転回路。
JP2339686U 1986-02-20 1986-02-20 Expired JPH0453195Y2 (ja)

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JPS62135594U JPS62135594U (ja) 1987-08-26
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