JPH0445439Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0445439Y2 JPH0445439Y2 JP7347683U JP7347683U JPH0445439Y2 JP H0445439 Y2 JPH0445439 Y2 JP H0445439Y2 JP 7347683 U JP7347683 U JP 7347683U JP 7347683 U JP7347683 U JP 7347683U JP H0445439 Y2 JPH0445439 Y2 JP H0445439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- switching
- phase advance
- voltage
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 27
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンデンサラン電動機の正・逆転切
換え操作を半導体スイツチ素子で処理するような
際に、そのスイツチ素子の破損を防止するように
したコンデンサラン電動機の反転制御装置に関す
る。
換え操作を半導体スイツチ素子で処理するような
際に、そのスイツチ素子の破損を防止するように
したコンデンサラン電動機の反転制御装置に関す
る。
コンデンサラン電動機においては、主巻線又は補
助巻線のいずれかに進相コンデンサを接続するこ
とによつてその回転方向を変えることができるの
で、このような切換え操作を例えば機械的スイツ
チで構成する場合にはそれ程支障はないが、切換
スイツチを半導体スイツチ素子で構成するように
すると、切換えタイミングによつては進相コンデ
ンサの放電電流が半導体スイツチ素子を通つて流
れるのでその過電流によつてスイツチ素子を破損
させる恐れがある。そこで、第1図のように、主
巻線2及び補助巻線3に各別にサイリスタ等のス
イツチ素子5,6を接続してこれらを交流電源1
にそれぞれ並列に接続し、かつ進相コンデンサ4
に直列に抵抗7又はこれに加えてインダクタを接
続するようにして、このコンデンサ4の放電電流
をスイツチ素子5,6の許容値以下に抑制するよ
うに構成するか、又は、第2図の如く、コンデン
サ4にではなく、各スイツチ素子5,6にそのよ
うな抵抗8等を直列に挿入するようにしている。
反転切換時における進相コンデンサの放電電流抑
制のための上記のような手段は、その抵抗等とし
ては相当大容量のものを必要とするので、回路構
成を大型化してコストアツプの要因となる他、大
きな過電流が流れる恐れがあるので信頼性を損ね
るという問題がある。
助巻線のいずれかに進相コンデンサを接続するこ
とによつてその回転方向を変えることができるの
で、このような切換え操作を例えば機械的スイツ
チで構成する場合にはそれ程支障はないが、切換
スイツチを半導体スイツチ素子で構成するように
すると、切換えタイミングによつては進相コンデ
ンサの放電電流が半導体スイツチ素子を通つて流
れるのでその過電流によつてスイツチ素子を破損
させる恐れがある。そこで、第1図のように、主
巻線2及び補助巻線3に各別にサイリスタ等のス
イツチ素子5,6を接続してこれらを交流電源1
にそれぞれ並列に接続し、かつ進相コンデンサ4
に直列に抵抗7又はこれに加えてインダクタを接
続するようにして、このコンデンサ4の放電電流
をスイツチ素子5,6の許容値以下に抑制するよ
うに構成するか、又は、第2図の如く、コンデン
サ4にではなく、各スイツチ素子5,6にそのよ
うな抵抗8等を直列に挿入するようにしている。
反転切換時における進相コンデンサの放電電流抑
制のための上記のような手段は、その抵抗等とし
ては相当大容量のものを必要とするので、回路構
成を大型化してコストアツプの要因となる他、大
きな過電流が流れる恐れがあるので信頼性を損ね
るという問題がある。
本考案は、上記の如き抑制用抵抗等を使用する
ことによる不都合を解消できるように、進相コン
デンサの端子間電圧の零ボルト又はその近傍の時
点を検出することにより、スイツチ素子の反転切
換え処理を行なうようにしたコンデンサラン電動
機の反転制御装置を提供するもので、第3図はそ
の一実施例を示す。
ことによる不都合を解消できるように、進相コン
デンサの端子間電圧の零ボルト又はその近傍の時
点を検出することにより、スイツチ素子の反転切
換え処理を行なうようにしたコンデンサラン電動
機の反転制御装置を提供するもので、第3図はそ
の一実施例を示す。
第3図において、第1図及び第2図と同一番号
は同一要素を示し、9は進相コンデンサ4に並列
に設けたトランス又はフオトカツプラ等からなる
電圧検出素子、10は該素子9による検出電圧を
受けてそれが零ボルト又はその近傍の状態でスイ
ツチ素子5,6を相互に逆にオン・オフ制御する
比較回路等からなる切換え制御回路である。この
ような回路構成によれば、切換え制御回路10に
回転方向の反転指令を与えると、電圧検出素子9
が検出した進相コンデンサ4の端子間電圧の零ボ
ルト又はその近傍の値を以つてこの回路10は例
えば導通状態にある一方のスイツチ素子5を非導
通状態に、そして他方のスイツチ素子6を反対に
非導通から導通状態にそれぞれ同時に切換えるか
ら、電動機は回転方向を反転させられることとな
る。そして、この反転時に進相コンデンサ4の両
端電圧は零ボルトかその近傍の低い電圧状態であ
るから、両スイツチ素子5,6の相互に反対状態
への切換え時においてこれら両素子5,6及び進
相コンデンサ4を流れる電流は実質的に阻止され
るので、従来の如く切換えタイミング如何によつ
ては進相コンデンサ4の放電電流でスイツチ素子
5,6のいずれかが破損する等の事態を好適に解
消することが可能となる。なお、切換え制御回路
10は、両スイツチ素子5,6を共にオン状態に
して巻線2,3に制動電流を流すような機能を具
備することができる。
は同一要素を示し、9は進相コンデンサ4に並列
に設けたトランス又はフオトカツプラ等からなる
電圧検出素子、10は該素子9による検出電圧を
受けてそれが零ボルト又はその近傍の状態でスイ
ツチ素子5,6を相互に逆にオン・オフ制御する
比較回路等からなる切換え制御回路である。この
ような回路構成によれば、切換え制御回路10に
回転方向の反転指令を与えると、電圧検出素子9
が検出した進相コンデンサ4の端子間電圧の零ボ
ルト又はその近傍の値を以つてこの回路10は例
えば導通状態にある一方のスイツチ素子5を非導
通状態に、そして他方のスイツチ素子6を反対に
非導通から導通状態にそれぞれ同時に切換えるか
ら、電動機は回転方向を反転させられることとな
る。そして、この反転時に進相コンデンサ4の両
端電圧は零ボルトかその近傍の低い電圧状態であ
るから、両スイツチ素子5,6の相互に反対状態
への切換え時においてこれら両素子5,6及び進
相コンデンサ4を流れる電流は実質的に阻止され
るので、従来の如く切換えタイミング如何によつ
ては進相コンデンサ4の放電電流でスイツチ素子
5,6のいずれかが破損する等の事態を好適に解
消することが可能となる。なお、切換え制御回路
10は、両スイツチ素子5,6を共にオン状態に
して巻線2,3に制動電流を流すような機能を具
備することができる。
従つて、本考案によれば、従来のように進相コ
ンデンサによる回転方向転換時の過電流抑制用抵
抗等を設ける必要はなくなり、実装スペースの低
減化、即ち小型化を達成できる一方、電動機の反
転制御を繰返し要求されるような場合でも電力ロ
スを防止しながらスイツチ素子の破損等を好適に
阻止して信頼性の高い反転制御を行なうことが可
能である。
ンデンサによる回転方向転換時の過電流抑制用抵
抗等を設ける必要はなくなり、実装スペースの低
減化、即ち小型化を達成できる一方、電動機の反
転制御を繰返し要求されるような場合でも電力ロ
スを防止しながらスイツチ素子の破損等を好適に
阻止して信頼性の高い反転制御を行なうことが可
能である。
第1図及び第2はコンデンサラン電動機の回転
方向切換え時において進相コンデンサによる過電
流でスイツチ素子が破損する事態を防止する為に
過電流抑制用抵抗等を設けるようにした従来方式
の回路図、第3図は本考案によるコンデンサラン
電動機の反転制御装置の回路図である。 1……交流電源、2……主巻線、3……補助巻
線、4……進相コンデンサ、5,6……スイツチ
素子、9……電圧検出素子、10……切換え制御
回路。
方向切換え時において進相コンデンサによる過電
流でスイツチ素子が破損する事態を防止する為に
過電流抑制用抵抗等を設けるようにした従来方式
の回路図、第3図は本考案によるコンデンサラン
電動機の反転制御装置の回路図である。 1……交流電源、2……主巻線、3……補助巻
線、4……進相コンデンサ、5,6……スイツチ
素子、9……電圧検出素子、10……切換え制御
回路。
Claims (1)
- コンデンサラン電動機の主巻線及び補助巻線に
それぞれ直列接続したスイツチング素子を有し、
一方、該電動機の進相コンデンサの両端電圧を検
出する素子を設け、該素子で検出した上記進相コ
ンデンサの端子間電圧の零ボルト近傍の検出信号
を以つて上記両スイツチング素子を開閉制御する
切換え制御回路を備えたコンデンサラン電動機の
反転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347683U JPS59179492U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | コンデンサラン電動機の反転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347683U JPS59179492U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | コンデンサラン電動機の反転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59179492U JPS59179492U (ja) | 1984-11-30 |
JPH0445439Y2 true JPH0445439Y2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=30203598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7347683U Granted JPS59179492U (ja) | 1983-05-17 | 1983-05-17 | コンデンサラン電動機の反転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59179492U (ja) |
-
1983
- 1983-05-17 JP JP7347683U patent/JPS59179492U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59179492U (ja) | 1984-11-30 |
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