JPH0452859Y2 - - Google Patents

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JPH0452859Y2
JPH0452859Y2 JP17329687U JP17329687U JPH0452859Y2 JP H0452859 Y2 JPH0452859 Y2 JP H0452859Y2 JP 17329687 U JP17329687 U JP 17329687U JP 17329687 U JP17329687 U JP 17329687U JP H0452859 Y2 JPH0452859 Y2 JP H0452859Y2
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JP
Japan
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center core
floppy disk
magnetic
magnetic material
sheet
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JP17329687U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、デイスク状記録媒体であるフロツ
ピーデイスクのセンターコアに関するものであ
る。
〔考案の概要〕
この考案は、フロツピーデイスクのセンターコ
アの高い制振性を持たせたものである。
〔従来の技術〕
例えば、実公昭60−6938号公報に見られるデイ
スク状記録媒体としてのフロツピーデイスクは、
従来から、シート状記録媒体である磁気シートの
中央部にステンレス板等のセンターコアを接着等
にて固着している。
そして、このフロツピーデイスクは、デイスク
テーブル上にセンターコアによつてマグネツトチ
ヤツキングされ、モータにて回転駆動される一
方、磁気シートの両面に接触された上下一対の磁
気ヘツドによつて所望の記録、再生が行われる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のフロツピーデイスクのセ
ンターコアを構成しているステンレス板は、制振
性(振動減衰能力)が第5図に示すように極めて
低かつた。
このため、従来のフロツピーデイスクでは、デ
イスクテーブルの駆動モータ等の振動をセンター
コアで制振させることが全くできず、そのモータ
等の振動がそのままセンターコアを通じて磁気シ
ートに伝播されてしまつて、磁気シートの両面に
接触されている磁気ヘツドに、通称「ヘツド鳴
き」と呼ばれる微振動を発生させてしまい、磁気
ヘツドの記録、再生のための電磁交換特性に著し
い悪影響を及ぼしていた。
この考案は、記録、再生時におけるセンターコ
アが振動の伝播、反射、共振、増巾等を殆んど発
生させないフロツピーデイスクを提供しようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案のフロツピーデイスクは、センターコ
アを高い制振性を有する磁性材で構成したもので
ある。
〔作用〕
この考案のフロツピーデイスクは、センターコ
アが、第3図に示すような高い制振性を有するの
で、モータ等の振動をセンターコアが吸収するこ
とができて、センターコアが振動の伝播、反射、
共振、増巾等を殆んど発生しない。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面によつて説明
する。
先ず、第4図によつてフロツピーデイスク装置
を説明する。
このフロツピーデイスク装置には、シート状記
録媒体である磁気シート1の中央部に磁性材のセ
ンターコア2を接着等にて一体に結合させたフロ
ツピーデイスク3が使用される。なお、センター
コア2には中心位置と偏心位置とは正方形状の中
心孔4と長方形状の偏心孔5とが設けられてい
る。
一方、駆動装置7は、金属のシヤーシ8にスピ
ンドルモータ9を取付け、その金属のスピンドル
10に金属のデイスクテーブル11を固着してい
る。このデイスクテーブル11には金属の駆動ピ
ン12及びマグネツト13等からなるチヤツキン
グ機構14と、金属のセンターコア受け15(な
おこのセンターコア受け15はデイスクテーブル
11と一体に形成することもできる)とが設けら
れ、センターコア受け15上にはセンターコア2
とセンターコア受け15との間の摩擦を少なくす
るための合成樹脂(非磁性材)のシート16が接
着やコーテイング等にて設けられている。
そして、フロツピーデイスク3が装着される
と、センターコア2がデイスクテーブル11上に
マグネツトチヤツキングされて、スピンドル10
及び駆動ピン12がセンターコア2の中心孔4及
び偏心孔5に嵌合される。一方、このフロツピー
デイスク3の装着と共に、ヘツドキヤリツジ17
と、それに回動自在に取付けられているヘツドア
ーム18とに取付けられた上下一対の磁気ヘツド
19がフロツピーデイスク3の磁気シート1の上
下両面に接触される。
そして、このフロツピーデイスク3の装着後
に、スピンドルモータ9によつてデイスクテーブ
ル11を介してフロツピーデイスク3が回転駆動
されると共に、ヘツドキヤリツジ17によつて両
磁気ヘツド19が磁気シート1の半径方向に移動
されて、磁気シート1の所望の記録、再生が行わ
れる。
ところで、この考案のフロツピーデイスク3
は、センターコア2を、高い制振性を有する磁性
材で構成したものであり、第1図は上記磁性材の
うちの単板構造の磁性材21を示し、第2図は同
じく複合板構造の磁性材を示したものである。
なお、上記単板構造の磁性材21としては、ジ
エンタロイ(鉄やアルミの粉末の焼結体であり、
東洋アルミニウム株式会社の商品名)、磁性アル
ミ合金(アルミ粉末と強磁性体とを混合させて固
化成形したものであり、株式会社神戸製鋼所の商
品名)や超塑性アルミニウム合金(結晶が微細で
複合型(共析)金属組織に構成されたものであ
り、住友軽金属工業株式会社の商品名)等があ
る。また、上記複合板構造の磁性材22として
は、フイルム形ダンプレー(第2図に示すよう
に、2枚の鋼板22aの間に制振性樹脂フイルム
22bをサンドイツチしたものであり、株式会社
神戸製鋼所の商品名)等がある。
そして、これら単板構造の磁性材21及び複合
板構造の磁性材22は、何れも、振動の損失係数
が大きく、第3図に示すような高い制振性を発揮
する。
従つて、この考案のフロツピーデイスク3によ
れば、第4図に示した記録、再生時において、ス
ピンドルモータ9等の振動をセンターコア2が制
振するため、そのスピンドルモータ9等をセンタ
ーコア2が吸収することができる。このため、ス
ピンドルモータ9等の振動がセンターコア2を介
して磁気シート1に伝播されることが殆んどな
く、両磁気ヘツド19が微振動される「ヘツド鳴
き」を防止することができる。
なお、この考案のセンターコア3は、上記振動
の伝播の他、振動の反射、共振、増巾等も防止す
る。
ところで、第4図に示したフロツピーデイスク
装置において、上記単板構造材21や複合板構造
材22を、シヤーシ8、デイスクテーブル11及
びセンターコア受け15、チヤツキング機構14
部分に使用して、フロツピーデイスク装置全体の
防振効果や磁気シールド効果を向上させることが
可能である。
以上、この考案の実施例に付き述べたが、この
考案は実施例に限定されることなく、この考案の
技術的思想に基づいて各種の有効な変更が可能で
ある。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のフロツピーデイスク
によれば、センターコアがモータ等の振動を吸収
することができて、センターコアが振動の伝播、
反射、共振、増巾等を殆んど発生しないので、記
録、再生のための電磁変換特性を著しく向上させ
ることができて、高精度の記録、再生を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示したものであつ
て、第1図及び第2図はフロツピーデイスクの要
部を示した断面図、第3図は本考案のセンターコ
アの制振性を示した図面、第4図はフロツピーデ
イスク装置を示した断面図、第5図は従来のセン
ターコアの制振性を示した図面である。 なお、図面に用いられている符号において、1
……磁気シート(シート状記録媒体)、2……セ
ンターコア、3……フロツピーデイスク、21…
…単板構造の磁性材、22……複合板構造の磁性
材、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート状記録媒体のセンターコアを高い制振性
    を有する磁性材で構成したことを特徴とするフロ
    ツピーデイスク。
JP17329687U 1987-11-13 1987-11-13 Expired JPH0452859Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17329687U JPH0452859Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17329687U JPH0452859Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0178372U JPH0178372U (ja) 1989-05-26
JPH0452859Y2 true JPH0452859Y2 (ja) 1992-12-11

Family

ID=31465223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17329687U Expired JPH0452859Y2 (ja) 1987-11-13 1987-11-13

Country Status (1)

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JP (1) JPH0452859Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001008156A1 (fr) * 1999-07-22 2001-02-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Centreur de disque magnetique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001008156A1 (fr) * 1999-07-22 2001-02-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Centreur de disque magnetique

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0178372U (ja) 1989-05-26

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