JPH0516689Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0516689Y2 JPH0516689Y2 JP11844285U JP11844285U JPH0516689Y2 JP H0516689 Y2 JPH0516689 Y2 JP H0516689Y2 JP 11844285 U JP11844285 U JP 11844285U JP 11844285 U JP11844285 U JP 11844285U JP H0516689 Y2 JPH0516689 Y2 JP H0516689Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- attached
- magnetic disk
- belt
- locking member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 8
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は磁気デイスク表面上の同心記録トラツ
クに沿つてヘツドを半径方向に動かして、情報を
磁気的に書き込み、または記録されている情報を
読み出すための磁気デイスク装置、詳細にはその
ヘツドの振動を防止するヘツド振動防止構造に関
するものである。
クに沿つてヘツドを半径方向に動かして、情報を
磁気的に書き込み、または記録されている情報を
読み出すための磁気デイスク装置、詳細にはその
ヘツドの振動を防止するヘツド振動防止構造に関
するものである。
従来のこの種の磁気デイスク装置としては第２
図に示すようなものがある。すなわち図におい
て、１は磁気デイスク（プラツター）、２は基部
が支軸３に揺動自在に軸支された略く字アーム状
のスイングアームで、この揺動端部には前記磁気
デイスク１に対向配置したヘツド４と、このヘツ
ド４を保持するヘツドアーム５とより成るヘツド
アセンブリ６が取り付けられている。７はステツ
プモータで、そのモータ軸にはプーリ８が取り付
けられている。このプーリ８にはベルト９が巻き
付けられており、該ベルト９の一端は前記スイン
グアーム２の遊端にネジ１０を介して取り付けら
れたベルト係止部材１１に係止され、他端は同じ
くスイングアーム２の基部にネジ１２を介して取
り付けられたバネ材よりなるロードスプリング１
３に係止されている。前記ベルト９はその略中央
部において、スポツト溶接等により前記プーリ８
に固定されている。
図に示すようなものがある。すなわち図におい
て、１は磁気デイスク（プラツター）、２は基部
が支軸３に揺動自在に軸支された略く字アーム状
のスイングアームで、この揺動端部には前記磁気
デイスク１に対向配置したヘツド４と、このヘツ
ド４を保持するヘツドアーム５とより成るヘツド
アセンブリ６が取り付けられている。７はステツ
プモータで、そのモータ軸にはプーリ８が取り付
けられている。このプーリ８にはベルト９が巻き
付けられており、該ベルト９の一端は前記スイン
グアーム２の遊端にネジ１０を介して取り付けら
れたベルト係止部材１１に係止され、他端は同じ
くスイングアーム２の基部にネジ１２を介して取
り付けられたバネ材よりなるロードスプリング１
３に係止されている。前記ベルト９はその略中央
部において、スポツト溶接等により前記プーリ８
に固定されている。
しかして、磁気デイスク１上の所定のトラツク
にヘツド４をアクセスさせるには、ステツプモー
タ７の軸をある所定の角度回転させる。かくして
ステツプモータ７の軸に取り付けられたプーリ８
が回転し、プーリ８に巻き付けられたベルト９
は、プーリ８に巻き付けられると同時にプーリ８
から巻きほぐされるので、スイングアーム２が移
動し、このスイングアーム２に取り付けられたヘ
ツドアセンブリ６のヘツド４が磁気デイスク１上
の所望のトラツクに移動するものである。
にヘツド４をアクセスさせるには、ステツプモー
タ７の軸をある所定の角度回転させる。かくして
ステツプモータ７の軸に取り付けられたプーリ８
が回転し、プーリ８に巻き付けられたベルト９
は、プーリ８に巻き付けられると同時にプーリ８
から巻きほぐされるので、スイングアーム２が移
動し、このスイングアーム２に取り付けられたヘ
ツドアセンブリ６のヘツド４が磁気デイスク１上
の所望のトラツクに移動するものである。
なお、この基本技術に類似する技術は例えば特
開昭60−52972号公報に記載されている。
開昭60−52972号公報に記載されている。
ところで、このような磁気デイスク装置にあつ
ては、可能な限り短期間にヘツド４を所望トラツ
ク位置に持来させることが懸案事項となつてい
る。しかしながら、従来の構造では、ヘツド４が
トラツク間を移動する場合において、位置決めさ
れるトラツクにヘツド４が到達してもしばらくは
振動する現象がみられる。第３図において、実線
で示す曲線Ａはこれを示すもので、点ａで移動開
始したヘツド４は時間T0で所望トラツク位置に
達するがその後時間T2まで比較的周期の短い振
動が持続し、振動が収まるまで情報の読み書きが
出来ず、全体のアクセスタイムが制限されている
という問題点があつた。
ては、可能な限り短期間にヘツド４を所望トラツ
ク位置に持来させることが懸案事項となつてい
る。しかしながら、従来の構造では、ヘツド４が
トラツク間を移動する場合において、位置決めさ
れるトラツクにヘツド４が到達してもしばらくは
振動する現象がみられる。第３図において、実線
で示す曲線Ａはこれを示すもので、点ａで移動開
始したヘツド４は時間T0で所望トラツク位置に
達するがその後時間T2まで比較的周期の短い振
動が持続し、振動が収まるまで情報の読み書きが
出来ず、全体のアクセスタイムが制限されている
という問題点があつた。
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、所望トラツク位置に達したヘツド
の特に短い周期の振動が短時間で収まるように
し、これにより全体のアクセスタイムを短縮する
ようにした磁気デイスク装置のヘツド振動防止構
造を提供することを目的とする。
されたもので、所望トラツク位置に達したヘツド
の特に短い周期の振動が短時間で収まるように
し、これにより全体のアクセスタイムを短縮する
ようにした磁気デイスク装置のヘツド振動防止構
造を提供することを目的とする。
本考案はかかる目的を達成するため、ヘツドが
取り付けられた揺動自在なスイングアームの遊端
に、ステツプモータの軸に取り付けられたプーリ
にその略中央部が固定されたベルトの一端が係止
されるベルト係止部材が取り付けられている磁気
デイスク装置において、前記ベルト係止部材を、
二枚の板材と、これら板材との間に介在する板状
振動吸収体とを重合し、前記振動吸収体と少なく
とも、前記板材のうち一方とを接着させないよう
に構成したものである。
取り付けられた揺動自在なスイングアームの遊端
に、ステツプモータの軸に取り付けられたプーリ
にその略中央部が固定されたベルトの一端が係止
されるベルト係止部材が取り付けられている磁気
デイスク装置において、前記ベルト係止部材を、
二枚の板材と、これら板材との間に介在する板状
振動吸収体とを重合し、前記振動吸収体と少なく
とも、前記板材のうち一方とを接着させないよう
に構成したものである。
ヘツドが所望トラツク位置に達し、スイングア
ームが振動すると、ベルト係止部材の互に重合し
ている板材が摩擦し合つて振動エネルギーを熱に
変換して吸収する。
ームが振動すると、ベルト係止部材の互に重合し
ている板材が摩擦し合つて振動エネルギーを熱に
変換して吸収する。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
なお、従来と同一の部品、部位には同一の符号
を付す。
を付す。
第１図において、１は磁気デイスク（プラツタ
ー）、２は基部が支軸３に揺動自在に軸支された
略く字アーム状のスイングアームで、この揺動端
部には前記磁気デイスク１に対向配置したヘツド
４と、このヘツド４を保持するヘツドアーム５と
より成るヘツドアセンブリ６が取り付けられてい
る。７はステツプモータで、そのモータ軸にはプ
ーリ８が取り付けられている。このプーリ８には
ベルト９が巻き付けられており、該ベルト９の一
端は前記スイングアーム２の遊端にネジ１０を介
して取り付けられたベルト係止部材１１に係止さ
れ、他端は同じくスイングアーム２の基部にネジ
１２を介して取り付けられたバネ材よりなるロー
ドスプリング１３に係止されている。前記ベルト
係止部材１１は二枚の板材１１ａ，１１ｂと、こ
れら二枚の板材１１ａ，１１ｂの間に介在する合
成ゴム、合成樹脂等で形成した板材振動吸収体１
１ｃとを重合し、振動吸収体１１ｃを前記板材１
１ａ，１１ｂと全く接着させないか、一方１１ａ
又は１１ｂと接着し、他方１１ｂ又は１１ａと接
着しないようにして構成されている。前記ベルト
９はその略中央部において、スポツト溶接等によ
り前記プーリ８に固定されている。
ー）、２は基部が支軸３に揺動自在に軸支された
略く字アーム状のスイングアームで、この揺動端
部には前記磁気デイスク１に対向配置したヘツド
４と、このヘツド４を保持するヘツドアーム５と
より成るヘツドアセンブリ６が取り付けられてい
る。７はステツプモータで、そのモータ軸にはプ
ーリ８が取り付けられている。このプーリ８には
ベルト９が巻き付けられており、該ベルト９の一
端は前記スイングアーム２の遊端にネジ１０を介
して取り付けられたベルト係止部材１１に係止さ
れ、他端は同じくスイングアーム２の基部にネジ
１２を介して取り付けられたバネ材よりなるロー
ドスプリング１３に係止されている。前記ベルト
係止部材１１は二枚の板材１１ａ，１１ｂと、こ
れら二枚の板材１１ａ，１１ｂの間に介在する合
成ゴム、合成樹脂等で形成した板材振動吸収体１
１ｃとを重合し、振動吸収体１１ｃを前記板材１
１ａ，１１ｂと全く接着させないか、一方１１ａ
又は１１ｂと接着し、他方１１ｂ又は１１ａと接
着しないようにして構成されている。前記ベルト
９はその略中央部において、スポツト溶接等によ
り前記プーリ８に固定されている。
かかる構成につき、ヘツド４の作動は前記従来
例と同様であるが、ヘツド４が所望トラツク位置
に到達し、スイングアーム２が振動すると、ベル
ト係止部材１１の互いに重合している板材１１
ａ，１１ｂおよび振動吸収体１１ｃの接着してい
ない面間が摩擦し合い、振動エネルギーを熱に変
換して吸収する。その結果ヘツド４の振動は短時
間で収まる訳である。すなわち第３図の点線で示
す曲線Ｂはその様子を明瞭に表し、点ａで移動開
始し時間T0で所望トラツク位置に達したヘツド
４は従来の時間T2より著しく短い時間T1で振動
が収まる。かくして全体のアクセスタイムが短縮
できるものである。
例と同様であるが、ヘツド４が所望トラツク位置
に到達し、スイングアーム２が振動すると、ベル
ト係止部材１１の互いに重合している板材１１
ａ，１１ｂおよび振動吸収体１１ｃの接着してい
ない面間が摩擦し合い、振動エネルギーを熱に変
換して吸収する。その結果ヘツド４の振動は短時
間で収まる訳である。すなわち第３図の点線で示
す曲線Ｂはその様子を明瞭に表し、点ａで移動開
始し時間T0で所望トラツク位置に達したヘツド
４は従来の時間T2より著しく短い時間T1で振動
が収まる。かくして全体のアクセスタイムが短縮
できるものである。
以上説明してきたように本考案によれば、所望
トラツク位置に達したヘツドの振動を短時間で収
め、全体のアクセスタイムを短縮することができ
る効果が得られる。
トラツク位置に達したヘツドの振動を短時間で収
め、全体のアクセスタイムを短縮することができ
る効果が得られる。
第１図は本考案の一実施例を示す平面図、第２
図従来例を示す平面図、第３図は従来例および本
考案に係る特性曲線である。 ２……スイングアーム、４……ヘツド、７……
ステツプモータ、８……プーリ、９……ベルト、
１１……ベルト係止部材、１１ａ，１１ｂ……板
材、１１ｃ……板状振動吸収体。
図従来例を示す平面図、第３図は従来例および本
考案に係る特性曲線である。 ２……スイングアーム、４……ヘツド、７……
ステツプモータ、８……プーリ、９……ベルト、
１１……ベルト係止部材、１１ａ，１１ｂ……板
材、１１ｃ……板状振動吸収体。
Claims (1)
- ヘツドが取り付けられた揺動自在なスイングア
ームの遊端に、ステツプモータの軸に取り付けら
れたプーリにその略中央部が固定されたベルトの
一端が係止されるベルト係止部材が取り付けられ
ている磁気デイスク装置において、前記ベルト係
止部材を、二枚の板材と、これら板材との間に介
在する板状振動吸収体とを重合し、前記振動吸収
体と少なくとも、前記板材のうち一方とを接着さ
せないようにして構成したことを特徴とする磁気
デイスク装置のヘツド振動防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11844285U JPH0516689Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11844285U JPH0516689Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6226675U JPS6226675U (ja) | 1987-02-18 |
| JPH0516689Y2 true JPH0516689Y2 (ja) | 1993-05-06 |
Family
ID=31004896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11844285U Expired - Lifetime JPH0516689Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516689Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP11844285U patent/JPH0516689Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6226675U (ja) | 1987-02-18 |
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