JPH0452842Y2 - - Google Patents

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JPH0452842Y2
JPH0452842Y2 JP13953584U JP13953584U JPH0452842Y2 JP H0452842 Y2 JPH0452842 Y2 JP H0452842Y2 JP 13953584 U JP13953584 U JP 13953584U JP 13953584 U JP13953584 U JP 13953584U JP H0452842 Y2 JPH0452842 Y2 JP H0452842Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はビイデオテープレコーダ(以下VTR
という)に係り、特にテープカセツトを所定位置
に装填し、かつ取出すVTRのカセツト装填装置
に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般にVTRのカセツト装填装置(フロントロ
ーデイング装置)は、以下のように構成されてい
る。すなわちVTRのテープカセツトを保持した
カセツトホルダはホルダガイドに従つて、まず水
平方向へ移動した後下降して、所定の装填位置に
至る。一方、テープカセツトをカセツトホルダに
挿入しそのままカセツトホルダと共に水平方向へ
押込んでいくと、やがてカセツトホルダによりス
イツチが投入されてモータが起動する。このモー
タの回転はウオームギヤとウオームホイールから
なる減速機構を介してカセツトホルダと連動関係
にある連動ギヤに伝達される。そのためモータ起
動後はモータの回転力でカセツトホルダは水平移
動し、さらに下降して装填位置に到達する。
また、テープカセツトの取出し(イジエクト動
作)は、モータを逆回転させてカセツトホルダを
上昇させたのち、カセツト着脱位置まで水平移動
させることにより可能となる。
ところで、カセツトホルダがカセツト着脱位置
からスイツチ投入位置まで移動する間はモータは
停止状態にあり、しかもモータと連動ギヤとの間
にはウオームギヤとウオームホイールからなる減
速機構が介在しているので、カセツトホルダが少
なくともスイツチ投入位置に達するまではモータ
と連動ギヤとの連動関係を遮断しておく必要があ
る。
そこで、モータから連動ギヤに至る回転伝達経
路中には同軸で相互に一定の範囲で回転可能な2
つのギヤ(モータ側の回転伝達ギヤと連動ギヤ側
の操作力吸収ギヤ)を配置するとともに、両ギヤ
間にスプリングを介在させて、カセツトホルダが
カセツト着脱位置から少なくともスイツチ投入位
置に達するまではスプリングを蓄勢方向へ変位さ
せることによりカセツトホルダの移動、すなわち
操作力吸収ギヤの回転を許容するようにし、イジ
エクト操作時には操作力吸収ギヤが上記スプリン
グを介して回転伝達ギヤに追従し、カセツトホル
ダを上昇および水平移動させるようにしている。
このようなテープカセツトの装填およびイジエ
クト操作において、例えばテープカセツトを挿入
する場合には、前記スプリングが弱ければ弱い程
手動操作時の操作力が軽減されることになり、操
作性が良好であるといえるが、その反面スプリン
グが弱い場合には、イジエクトする場合、スプリ
ングがテープカセツトの重さに負けてウオームホ
イールのみ回転して操作力吸収ギヤが回転せず、
その間スプリングが蓄勢方向へ変位し続けるとい
う現象が発生する。そしてある量蓄勢されて始め
てウオームホイールの回転が操作力吸収ギヤに伝
達され、さらに回転伝達ギヤに伝達されてカセツ
トホルダが移動する。そして上昇工程から水平方
向への移動に移行した時点で、前記スプリングに
蓄えられた蓄勢力が一気に開放されて、カセツト
ホルダ内のテープカセツトが勢いよく飛出すとい
う現象が発生してしまう。勿論このようなカセツ
トの飛出しすぎは好ましいイジエクト動作とはい
えない。したがつてスプリングとしては少なくと
もテープカセツトの重みに勝る強いものでなけれ
ばならず、これは逆に前述した挿入時の操作性を
悪化させ、いわゆる「操作が重い」ということに
なる。このようにイジエクト動作が適切に行なわ
れることを重視した場合にはその操作性が悪くな
り、逆に操作性を重視した場合には適切なイジエ
クト動作が行なわれなくなるが、現状ではイジエ
クト動作が適切に行なわれることをを重視して、
いわゆる「重い操作」を余儀なくされていた。
〔考案の目的〕
本考案は以上の点に基づいてなされたものでそ
の目的とするところは、イジエクト動作が適切に
行なわれて、しかもカセツト挿入時の操作性の向
上を図ることが可能なVTRのカセツト装填装置
を提供することにある。
〔考案の概要〕
すなわち本考案によるVTRのカセツト装填装
置は、VTRのカセツトを着脱自在に保持するカ
セツトホルダと、このカセツトホルダを水平ガイ
ド部に沿つてカセツト装填位置より所定量水平移
動させた後、上下ガイド部に沿つて所定量下降さ
せて装填位置へ導き、且つ逆の経路で装填位置よ
りカセツト着脱位置へ導くホルダガイドと、一部
に広歯幅部を有する連動ギヤと、この連動ギヤと
同軸で連動ギヤに対し一定の範囲で回動可能に設
けられ、且つカセツトホルダと常時連動して回動
する可動部材と、この回動アームと連動ギヤとの
間に介在し、カセツトホルダがホルダガイドの上
下ガイド部に沿つて装填位置まで下降した後の連
動ギヤの過剰な回転量を弾性変位により吸収する
装填方向押さえスプリングと、前記連動ギヤと常
時噛合する操作力吸収ギヤと、この操作力吸収ギ
ヤと同径、同歯数及び同軸で操作力吸収ギヤに対
し一定の範囲で回転可能に設けられカセツトホル
ダがホルダガイドの上下ガイド部に沿つて移動す
る間だけ連動ギヤの広歯幅部に噛合する回転伝達
ギヤと、この回転伝達ギヤと操作力吸収ギヤとの
間に介在しカセツトホルダがホルダガイドの水平
ガイド部に沿つて移動した後の回転伝達ギヤの過
剰な回転量を弾性変位により吸収する取出し方向
押さえスプリングと、前記カセツトホルダがホル
ダガイドの水平ガイド部に沿つて挿入方向に移動
する間に起動し、水平ガイド部に沿つて脱出方向
に移動する間に停止する正逆回転可能な駆動モー
タと、この駆動モータと前記回転伝達ギヤとの間
の回転伝達経路中に介挿されたウオームギヤ及び
ウオームホイールからなる減速機構ととを具備し
たことを特徴とするものである。
つまり連動ギヤの歯部を操作力吸収ギヤに常時
歯合させるとともに、その一部にカセツトホルダ
が上下方向に移動するときにのみ回転伝達ギヤに
歯合する広歯幅部を設け、テープカセツトを上昇
させる場合には、スプリングとは無関係に駆動モ
ータからの回転力を直接連動ギヤに伝達して行な
うようにしたものである。
したがつてテープカセツトを上方向に移動させ
る場合には、スプリングに無関係に行なうことが
できるので、従来のようにテープカセツトの重さ
に勝る強さを有したスプリングを必要とすること
はなく、従来に比べて弱いスプリングで事足りる
こととなり、その結果テープカセツト挿入時の手
動操作力も小さくてすみ、いわゆる「軽い操作」
を実現することが可能となる。
〔考案の実施例〕
以下第1図乃至第16図を参照して本考案の一
実施例を説明する。第1図は本実施例によるカセ
ツト装填装置を備えたVTRの概略構成を示す平
面図であり、図中符号1は基台を示す。この基台
1上にはテープ供給リール2Aおよびテープ巻取
リール2Bが回転可能に取付けられている。これ
らテープ供給リール2Aおよびテープ巻取リール
2Bの上方には、図中二点鎖線でその外形線のみ
を示したカセツト装填装置が設置されている。
このカセツト装填装置によりテープカセツト
(図中二点鎖線で示す)4を上記テープ供給リー
ル2Aおよびテープ巻取リール2B上の所定の位
置に装填する。テープカセツト4を装填したら、
次にテープ6をカセツト4内から引出し、前記基
台1上に回転可能に設置された回転ヘツドシリン
ダ5の外周に半周以上に亘つて巻付ける為のロー
デイング動作がなされる。すなわち基台1上には
一対のローデイングアーム7Aおよび7Bが基台
1上に立設された軸8Aおよび8Bを中心に回動
可能に設置されている。これらローデイングアー
ム7Aおよび7Bの先端には、ローデイングポス
ト9Aおよび9Bが夫々設置されている。また上
記ローデイングポスト7Aおよび7Bと図中略水
平をなし、上記テープ巻取リール2Bの図中上方
位置には、キヤプスタン軸10が立設されてい
る。そして上記テープカセツト4が装填される
際、前方に位置する扉が図示しない扉開閉機構に
より開放され、前面側に位置しているテープ6
が、上記ローデイングポスト7A,7Bおよびキ
ヤプスタン軸10をテープカセツト4内に収容す
るような位置にセツトされる。そして上記ローデ
イングアーム7および7Bが軸8Aおよび8Bを
中心にアームストツパ11Aおよび11Bに当接
するまで回動すると、第2図に示すようにローデ
イングポスト9Aおよび9Bによりテープ6が図
中上方に引出され、前記回転ヘツドシリンダ5の
外周に半周以上に亘つて巻付けられる。以上がい
わゆるローデイング動作である。ローデイング動
作終了後、ピンチローラ12が回動してテープ6
をキヤプスタン軸11に圧接し、これによつてテ
ープ6は走行する。また回転ヘツドシリンダ5を
挟持するような位置に、一対のインピーダンスロ
ーラ13および14が前記基台1上に設置されて
おり、これらインピーダンスローラ13および1
4によりテープ6の走行を安定なものとする。ま
たこれらインピーダンスローラ13および14の
近傍には、ロツクアーム15および16が基台1
上に回動自在に設置されている。すなわちローデ
イングアーム7Aおよび7Bがアームストツパ1
1Aおよび11Bに当接するまで回動すると、上
記ロツクアーム15および16が回動してローデ
イングポスト9Aおよび9Bをアームストツパ1
1Aおよび11Bに押し付け、その位置を固定
し、安全を期する。また図中符号17はテンシヨ
ンアームを示し、このテンシヨンアーム17は、
第2図に示すように図中反時計方向に回動して、
該先端に設置されているテンシヨンポスト17A
をテープ6に当接させ、走行せんとするテープ6
にいわゆるバツクテンシヨンを与え、テープ6の
たるみ等を防止している。なお図中符号21は全
幅消去ヘツド、22は音声消去ヘツド、23は音
声コントロールヘツドを夫々示し、また符号24
および25は、夫々スタートセンサおよびエンド
センサを示すとともに、符号26は操作部を示
す。
次にカセツト装填装置の構成について詳細に
説明する。第3図はカセツト装填装置の平面図
であり、第4図は正面図、第5図および第6図は
夫々右側面図、左側面図である。第3図中符号3
1Aおよび31Bは前記基台1から立設された一
対の側壁を示す。この側壁31Aおよび31Bと
の間のフロント下部(第3図中下部)には、フロ
ントブラケツト32が設置されている。また上記
側壁31Aおよび31Bとの間の上面側にはトツ
ププレート33が設置されている。これら一対の
側壁31A,31B、フロントブラケツト32お
よびトツププレート33はケース状に組立られて
いる。なおフロントブラケツト32およびトツプ
プレート33の斜視図を第7図および第8図に
夫々示す。上記フロントブラケツト32上には、
カセツトホルダ34が設置されている。カセツト
ホルダ34は第9図にも示すように板体の両端を
折曲して、底部34Aおよび一対の側部34B,
34Cとした形状をなしている。上記側部34B
には3箇所に亘つて摺動棒35A,35Bおよび
35Cが突設されており、これら各摺動棒35
A,35Bおよび35Cは、前記側壁31Aに3
箇所に亘つて形成されたホルダガイド溝36A,
36Bおよび36Cに挿通する。なお上記各ホル
ダガイド溝36A,36Bおよび36Cは第5図
にも示すように、水平ガイド部と、この水平ガイ
ドの終端から下方に向かつて連続する上下ガイド
部とから構成されている。一方上記側部34Cに
は、上記摺動棒35Bおよび35Cに夫々対応す
る位置に、摺動棒37Bおよび37Cが突設され
ている。これら摺動棒37Bおよび37Cは前記
側壁31Bに形成されたホルダガイド溝38Bお
よび38Cに挿通する。このホルダガイド溝38
Bおよび38Cは、前記溝36Bおよび36Cに
夫々対応した位置に同様の形状で形成されてい
る。すなわちカセツトホルダ34は、上述した各
摺動棒35A乃至35Cおよび37B,37Cを
各溝36A乃至36Cおよび38B,38Cに沿
つて摺動させながら所定の範囲内で水平方向およ
び鉛直方向に移動する。
次に上記カセツトホルダ34を水平方向および
鉛直方向に移動させる駆動機構の構成について説
明する。すなわち上記側壁31Aには、第5図お
よび第10図の分解斜視図にも示すように、軸4
1および42が立設されており、その内軸41に
は操作力吸収ギヤ43が回転可能に装着されてい
る。この操作力吸収ギヤ43には取出し方向押さ
えスプリング44を介して回転伝達ギヤ45が装
着されており、この回転伝達ギヤ45は上記操作
力吸収ギヤと同一径、同一歯数である。そしてこ
れら操作力吸収ギヤ43および回転伝達ギヤ45
は、夫々に形成された溝43Aおよび45Aに上
記スプリング44の端部を係合させ、スプリング
44を所定量蓄勢する方向に回転させ、その状態
でそれぞれに形成された突起43Bおよび45B
を係合させてセツトされている。よつて操作力吸
収ギヤ43と回転伝達ギヤ45は一定範囲内にて
相互に回転可能になつている。さらにこの回転伝
達ギヤ45には、扇型をなすストツパ46を介し
てウオームホイール47が一体に回転するように
装着されている。このウオームホイール47に
は、駆動モータ48の回転軸48Aに連結された
ウオームギア49が歯合している。このウオーム
ギヤ49および上記ウオームホイール47とで舷
側機構を構成している。なお図中符号50は上記
駆動モータ48を前記側壁31Aに固定している
架台を示す。また上記ストツパ46は側壁31A
から折曲された折曲片51とでウオームギヤ47
の回転量を所定量に制限して、いわゆる安全装置
の機能を果たしている。
一方前記軸42には、可動部材61が回転可能
に装着されているとともに、この可動部材61に
は連動ギヤ62が同軸上に装着されている。上記
可動部材61の外周位置には一対の突出片61A
および61Bが突設されており、この一対の突出
片61Aおよび61Bとの間に前記カセツトホル
ダ34の摺動軸35Bを係合させる。よつて可動
部材61が回転することによりカセツトホルダ3
4が移動する構成となつている。なお同様の構成
をなす可動部材が側壁31B側にも設置され摺動
棒37Bに係合しており、この構成については後
述する。上記連動ギヤ62の最外周位置からやや
内側に接近した位置に円弧状の開口部62Aが形
成されており、この開口部62Aには、上記可動
部材61から突設された係止片63が挿通してい
る。そして挿通した上記係止片63と連動ギヤ6
2の凸部64との間には、スプリング65が張設
されている。このスプリング65の付勢力により
可動部材61側の係止片63は開口部62Aの図
中時計方向側に付勢されており、また同時にかか
る構成により連動ギヤ62と回転アーム61とが
一体に回転する。上記連動ギヤ62は前記操作力
吸収ギヤ43に常時歯合しているが、一部に歯幅
の広い広歯幅部67Aを有し、この広歯幅部67
Aを前記回転伝達ギヤ45に歯合するように構成
されている。すなわち装填されているテープカセ
ツト4をイジエクトする場合には、カセツトホル
ダを上昇させる間だけ前記駆動モータ48からの
回転力を従来のようにスプリングを介して連動ギ
ヤ62に伝達するのではなく、スプリング44と
は無関係に回転伝達ギヤ45から上記連動ギヤ6
2へ直接伝達することにより行なうものである。
上記駆動モータ48からの回転力は側壁21B
側にも伝達される。以下その構成について説明す
る。すなわち第4図にも示すように側壁31Aお
よび31Bとの間には、断面が六角形をなすシン
クロシヤフト71が配設されており、このシンク
ロシヤフト71の両端部は夫々上記側壁31Aお
よび31Bを貫通しており、夫々シンクロギア7
2Aおよび72Bが固着されている。上記シンク
ロギア72Aは、前記連動ギヤ62に歯合してお
り、よつてこのシンクロギア72Aを介して駆動
モータ48からの回転力がシンクロギア72B側
に伝達され、側壁31B側に伝達される。一方上
記側壁31B側には、前記側壁31A側に突設さ
れた軸42と対称な位置に軸81が突設されてい
る。この軸81には前記可動部材61と同様の形
状をなす可動部材82が回転可能に取り付けられ
ている。またこの可動部材82と同軸上に連動ギ
ヤ83が可動部材82と一体に回転するように取
り付けられている。この連動ギヤ83は上記シン
クロギア72Bに歯合している。上記可動部材8
2の最外周位置には一対の突出片82Aおよび8
2Bが突設されている。これら一対の突出片82
Aおよび82Bとの間には、前記カセツトホルダ
34から突出された摺動棒37Bが係合してい
る。また連動ギヤ83には、前記連動ギヤ62に
形成された開口部62Aと対称な位置に同様の形
状をなす開口部83Aが形成されている。この開
口部83Aには、上記可動部材82から突設され
た係止片84が挿通している。そして挿通した上
記係止片84と連動ギヤ83の凸部85との間に
は装填方向押さえスプリング86が張設されてい
る。このスプリング86の機能は前記スプリング
65のそれと同様である。このように側壁31A
側の駆動モータ48からの回転力は、シンクロギ
ア72A、シンクロシヤフト71およびシンクロ
ギア72Bを介して側壁31B側の連動ギヤ83
に伝達され、この連動ギヤ83を介して回転アー
ム82を回転させることにより、側壁31A側の
動作に側壁31B側を同期させることが可能とな
る。なお上記シンクロギア71の中央には、カセ
ツトストツパ112が回動自在に取り付けられて
いる。このカセツトストツパ112は、スプリン
グ113により第4図中矢印で示す方向に付勢さ
れており、テープカセツト4を挿入する前の段階
ではカセツトホルダ34の底部34Aにより上記
矢印と逆の方向に付勢され、テープカセツト4の
挿入が可能な状態となつている。そしてテープカ
セツト4を挿入して装填動作を開始すると、カセ
ツトホルダ34が移動して上記カセツトストツパ
112に対する付勢が解除されるので、カセツト
ストツパ112は回動して立上がる。よつてテー
プカセツト4が装填された状態で仮に他のテープ
カセツト4を装填しようとしても、挿入不能とな
る。
次に駆動モータ48のオン、オフ等を制御する
制御系の構成について説明する。まずテープカセ
ツト4を手動操作にてカセツトホルダ34内に挿
入すると、テープカセツト4の先端部が前記トツ
ププレート33に設置された一対のスイツチ91
Aおよび91Bを同時にオンさせる。このスイツ
チ91Aおよび91Bのオン動作により、図示し
ない制御装置が機能して駆動モータ48を第5図
中実線矢印で示す方向に起動させる。駆動モータ
48は駆動を継続し、その結果テープカセツト4
を載置した状態のカセツトホルダ34は、基台1
上の所定の位置に向つて移動する。そして所定量
移動すると前記連動ギヤ83より突設された付勢
棒83Bが、側壁31B側にサポート111を介
して取り付けられた基板92に設けられたスイツ
チ93をオンさせる。これによつて上記制御装置
は上記駆動モータ48を停止させる。これがテー
プカセツト4を装填する場合の制御装置の機能で
ある。
次に装填されているテープカセツト4をイジエ
クトする場合について説明する。この場合にはま
ず前記操作部26のイジエクト操作部を操作す
る。この操作により制御装置は、駆動モータ48
にテープカセツト装填時とは逆回転に起動する旨
の起動指令信号を送る。この信号によつて駆動モ
ータ48はテープカセツト装填時とは逆向に回転
する。これによつてイジエクト動作が行なわれ
る。なお上記制御装置はこのようなテープカセツ
ト4の装填およびイジエクト動作以外にも、前述
したローデイング動作等の制御をもなすものであ
る。またテープカセツト4の装填およびイジエク
トが行なわれる場合には、側壁31Aおよび31
Bとの間に開閉自在に設けられた扉(図示せず)
が開閉する。すなわち第3図および第6図にも示
すように、側壁31Bには回動部材101が軸1
02を中心に回動自在に取り付けられている。こ
の回動部材101の一端側には、第3図に示すよ
うに付勢棒101Aが突設されており、この付勢
棒101Aは、側壁31Bに形成された円弧状の
開口部103を挿通している。一方他端側は係合
片101Bとなつて前記連動ギヤ83の外側の面
上に位置している。又この連動ギヤ83側には、
上記係合片101Bに係合する係合片104が突
設されている。上記回動部材101は第3図に示
すように側壁31Bとの間に張設されたスプリン
グ105により常時は第6図中時計方向に付勢さ
れている。すなわち図示しない扉が閉成している
状態である。そしてまずテープカセツト4を装填
する場合には、前述したように手動操作によりテ
ープカセツト4をカセツトホルダ34内に挿入す
る。その際テープカセツト4の先端部が扉を内側
に回動させて開放させる。その後上記テープカセ
ツト4全体が収容されると、回動部材101がス
プリング105の付勢力により第6図中時計方向
に回動して扉は閉成する。次にイジエクト動作を
行なう場合には、前述したように連動ギヤ83が
第6図中時計方向に回動する。この連動ギヤ83
の時計方向への回動により、前記係合片106が
回動部材101の係合片101Bに当接して回動
部材101を第6図中反時計方向に回動させる。
これによつて扉が開放される。なおこの時にはテ
ープカセツト4はまだ扉位置より手前にある。そ
してその後上記係合片106による回動部材10
1の付勢は徐々に解除されていくが、その時には
テープカセツト4後端部が扉の閉成を規制する位
置までイジエクトされているので、テープカセツ
ト4のイジエクト動作に支障を帰たすようなこと
はなく、イジエクト動作が完了した時点で扉は閉
成する。なお図中符号121は各部材を固定して
いるいわゆるEリングを示す。
以上の構成を基に第12図乃至第16図を参照
してその作用を説明する。第12図乃至第16図
はカセツト装填動作順にしたがつて装填装置
右側面の状態を示した図である。まずテープカセ
ツト4を装填する場合には、第12図に示すよう
に手動操作によりテープカセツト4をカセツトホ
ルダ34上に載置して水平方向に所定量挿入す
る。その際カセツトホルダ34の水平移動に伴な
つて、摺動棒35B、可動部材61を介して連動
ギヤ62が図中時計方向に回転する。なおこの時
同時に側壁31B側の連動ギヤ83も摺動棒37
Bおよび可動部材82を介して回転している。上
記連動ギヤ62の回転により操作力吸収ギヤ43
が図中反時計方向に回転する。このとき回転伝達
ギヤ45は回転しないから操作力吸収ギヤ43の
回転によりスプリング44は初期の蓄勢状態から
さらに蓄勢されることになる。この時スプリング
44は従来のスプリングに対して弱いものである
為に、テープカセツト4の挿入操作に要する操作
力は微少なもので足りる。そしてかかるテープカ
セツト4の挿入によりテープカセツト4の先端部
がスイツチ91Aおよび91Bに当接してこれを
同時にオンさせる。このスイツチ91Aおよび9
1Bのオン動作により、制御装置は駆動モータ4
8を図中矢印で示す方向に回転させる。この駆動
モータ48の起動によりウオームギア49を介し
てウオームホイール47に図中反時計方向の回転
が伝達される。このウオームホイール47の回転
により回転伝達ギヤ45が一体に回転する。そし
て前記突起部45Aが突起部43Aに当接したと
ころでスプリング44は初期状態に復帰し、その
後は操作力吸収ギヤ43も回転伝達ギヤ45と一
体に回転する。この操作力吸収ギヤ43の回転に
より連動ギヤ62が時計方向に回転し、以降自動
的にカセツトホルダ43は図中右方向に移動す
る。そしてカセツトホルダ34が第13図に示す
地点まで水平方向に移動すると、連動ギヤ62の
広歯幅部67Aが回転伝達ギヤ45に歯合し、そ
の直後にカセツトホルダ34は水平方向への移動
から鉛直下方向への移動に移行する地点にくる。
この状態を示したのが第14図である。そしてカ
セツトホルダ34は鉛直下方向に降下していき、
第15図に示す所定の位置に到達する。テープカ
セツト4が装填される位置の基台1上には、図示
しない4本の支持部材が突設されており、テープ
カセツト4はこれら4本の支持部材に支持される
ことになる。第15図はまさにテープカセツト4
の下面がそれら4本の支持部材上に載置された状
態を示している。このようにテープカセツト4が
所定の位置に載置されたら次は上方より適度な押
圧力で固定する工程にはいる。すなわち連動ギヤ
62には開口部62Aが設けられており、よつて
第15図に示すような状態からさらにその開口部
62Aの分だけ連動ギヤ62は時計方向に回転す
ることができる。この回転によつてスプリング6
5が蓄勢されてその蓄勢力を押圧部131,13
1をテープカセツト4の上面側に作用させること
により、テープカセツト4を4本の支持部材上に
安定支持する。この状態を第16図に示す。よつ
て最終的にはテープカセツト4はカセツトホルダ
34の底部34Aから若干浮上した状態で、下方
からは上記4本の支持部材により支持され、上方
からは上記押圧部131,131により押圧され
て固定される。そして第16図に示す位置まで連
動ギヤ62が回転すると、この連動ギヤ62と同
期して回転している側壁31B側の連動ギヤの付
勢棒83Bが基板92のスイツチ93に当接しこ
れを付勢する。これによつてテープカセツト4が
所定の位置に装填されたことが検出され、制御装
置はこの位置検出信号を入力することにより、駆
動モータ48を停止させる。以上がテープカセツ
ト4の装填動作である。なお万一誤動作等により
回転が継続されるようなことがあつても、第10
図に示したストツパ46が側壁31Aから折曲さ
れた係止片51に係合してその回転は強制的に停
止される。すなわち安全機構が作動すことにな
る。
次に装填されているテープカセツト4をイジエ
クトする場合について説明する。かかるイジエク
ト動作は、上述した装填動作の逆の動作がなされ
る。まず手動操作により操作部26のイジエクト
操作部材を操作する。この操作により制御装置は
駆動モータ48に装填時の回転方向とは逆の方向
に回転する旨起動指令信号を出力する。この起動
指令信号の出力により駆動モータ48は装填時と
は逆向の回転方向で起動する。この駆動モータ4
8の起動によりウオームギア49も装填時とは逆
の方向に回転し、それによつてウオームホイール
47は図中時計方向に回転する。この時回転伝達
ギヤ45も一体に回転し、この回転伝達ギヤ45
の回転は広歯幅部67Aを介して連動ギヤ62に
反時計方向の回転として伝達される。この連動ギ
ヤ62の回転によりテープカセツト4を載置した
カセツトホルダ34は上昇し始める。この時従来
はモータ48からの回転力をスプリングを介して
カセツトホルダ34に伝達するようにしていたた
めに、上記スプリングが弱い場合には、スプリン
グが変位してカセツトホルダ34が上昇しない状
態が発生する恐れがあつたが、本実施例の場合に
は回転伝達ギヤ45から直接連動ギヤ62にその
回転が伝達される構成であるので、従来のような
問題はなく、よつてスプリング45に強さが要求
されることもなく、いわゆる弱いスプリングで事
足りることになる。これによつてテープカセツト
装填時の操作力の軽減を図ることが可能になる。
そして上記連動ギヤ62の回転によりカセツトホ
ルダ34は自動的に移動し、鉛直上方への移動か
ら水平方向への移動に移行する。そしてさらに水
平方向に移動して、第5図に示した位置まで移動
すると、連動ギヤ62と同期して回転している側
壁31B側の連動ギヤ83の付勢棒83Cが第6
図に示すような状態で前記スイツチ93に当接し
てこれを付勢する。これによつてテープカセツト
4がイジエクトされたことが検出され、かかる位
置検出信号により制御装置が作動して駆動モータ
48を停止させる。これでイジエクト動作が終了
するが、摺動棒35A,35B,35Cがホルダ
ガイド溝36A,36B,36Cの始端に達して
からモータ48が停止するまでの間の、モータ4
8の慣性による過剰な回転量、即ち回転伝達ギヤ
45の過剰な回転量は、スプリング65の弾性変
位により吸収され、このスプリング65の弾性力
により、カセツトホルダ34は第5図の位置に確
実に保持されることになる。なおこのイジエクト
動作の時に扉が自動的に開放することは前述した
通りであり、また誤動作により回転が継続される
ようなことがあつても、前記ストツパ46が折曲
片51に当接することによりその回転は強制的に
停止される。
以上本実施例によるVTRのカセツト装填装置
によると、操作力吸収ギヤ43とウオームホイー
ルギヤ47との間に回転伝達ギヤ45を設け、こ
の回転伝達ギヤ45はウオームホイールギヤ47
と一体に回転するとともに、操作力吸収ギヤと所
定量蓄勢されたスプリング44を介して設置され
ており、またこの回転伝達ギヤに歯合する広歯幅
部67Aを連動ギヤ62に形成して、イジエクト
動作を行なう際スプリング44とは無関係な状態
で回転伝達ギヤ45に連動ギヤ62の広歯幅部6
7Aを歯合させることにより行なうようにしてい
る。したがつて従来のように、単にスプリングが
蓄勢されるだけでカセツトホルダが上昇しないと
いう事態を解消することができ、その結果スプリ
ング44にテープカセツト4の重さに勝るだけの
強さが要求されることもなく、従来に比べて弱い
スプリングで事足りることになる。これはとりも
なおさずテープカセツト装填時の手動操作力の軽
減となり、操作性の向上を図ることが可能とな
る。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本考案によるVTRのカセ
ツト装填装置は、連動ギヤの歯部を操作力吸収ギ
ヤに常時歯合させるとともに、その一部にカセツ
トホルダが上下方向に移動するときにのみ回転伝
達ギヤに歯合する広歯幅部を設け、テープカセツ
トを上昇させる場合には、スプリングとは無関係
に駆動モータからの回転力を直接連動ギヤに伝達
して行なうようにしたものである。
したがつてイジエクト動作を適切に行なうとと
もに、テープカセツト挿入時の操作性の向上を図
ることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第16図は本考案による一実施例を
示す図で、第1図はVTRの概略構成を示す平面
図、第2図はローデイング動作がなされた状態を
示すVTRの平面図、第3図はカセツト装填装置
の平面図、第4図はカセツト装填装置の正面図、
第5図はカセツト装填装置の右側面図、第6図は
カセツト装填装置の左側面図、第7図はフロント
ブラケツトの斜視図、第8図はトツププレートの
斜視図、第9図はカセツトホルダの斜視図、第1
0図および第11図は装填装置の駆動部の分解斜
視図、第12図乃至第16図は作用を説明するた
めの図でテープカセツト装填動作を動作順に示し
た装填装置の右側面図である。 1……VTR基台、……カセツト装填装置、
4……テープカセツト、5……テープ、31A,
31B……側壁、34……カセツトホルダ、35
A,35B,35C……摺動棒、36A,36
B,36C……ホルダガイド溝、37B,37C
……摺動棒、38B,38C……ホルダガイド
溝、43……操作力吸収ギヤ、44……取出し方
向押さえスプリング、45……回転伝達ギヤ、4
7……ウオームホイール、48……駆動モータ、
49……ウオームギア、61……可動部材、61
A,61B……突出片、62……連動ギヤ、65
……装填方向押さえスプリング、67A……広歯
幅部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 VTRのカセツト4を着脱自在に保持するカセ
    ツトホルダ34と、 このカセツトホルダ34を水平ガイド部に沿つ
    てカセツト装填位置より所定量水平移動させた
    後、上下ガイド部に沿つて所定量下降させて装填
    位置へ導き、且つ逆の経路で装填位置よりカセツ
    ト着脱位置へ導くホルダガイド36B,36C
    と、 一部に広歯幅部67Aを有する連動ギヤ62
    と、 この連動ギヤ62と同軸で連動ギヤ62に対し
    一定の範囲で回動可能に設けられ、且つカセツト
    ホルダ34と常時連動して回動する可動部材61
    と、 この回動アーム61と連動ギヤ62との間に介
    在し、カセツトホルダ34がホルダガイド36
    B,36Cの上下ガイド部に沿つて装填位置まで
    下降した後の連動ギヤ62の過剰な回転量を弾性
    変位により吸収する装填方向押さえスプリング6
    5と、 前記連動ギヤ62と常時噛合する操作力吸収ギ
    ヤ43と、 この操作力吸収ギヤ43と同径、同歯数及び同
    軸で操作力吸収ギヤ43に対し一定の範囲で回転
    可能に設けられカセツトホルダ34がホルダガイ
    ド36B,36Cの上下ガイド部に沿つて移動す
    る間だけ連動ギヤ62の広歯幅部67Aに噛合す
    る回転伝達ギヤ45と、 この回転伝達ギヤ45と操作力吸収ギヤ43と
    の間に介在しカセツトホルダ34がホルダガイド
    36B,36Cの水平ガイド部に沿つて移動した
    後の回転伝達ギヤ45の過剰な回転量を弾性変位
    により吸収する取出し方向押さえスプリング44
    と、 前記カセツトホルダ34がホルダガイド36
    B,36Cの水平ガイド部に沿つて挿入方向に移
    動する間に起動し、水平ガイド部に沿つて脱出方
    向に移動する間に停止する正逆回転可能な駆動モ
    ータ48と、 この駆動モータ48と前記回転伝達ギヤ45と
    の間の回転伝達経路中に介挿されたウオームギヤ
    49及びウオームホイール47からなる減速機構
    と を具備したことを特徴とするVTRのカセツト装
    填装置。
JP13953584U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH0452842Y2 (ja)

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