JPH0452611B2 - - Google Patents
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- JPH0452611B2 JPH0452611B2 JP58147773A JP14777383A JPH0452611B2 JP H0452611 B2 JPH0452611 B2 JP H0452611B2 JP 58147773 A JP58147773 A JP 58147773A JP 14777383 A JP14777383 A JP 14777383A JP H0452611 B2 JPH0452611 B2 JP H0452611B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/32—Gas-filled discharge tubes
- H01J37/32431—Constructional details of the reactor
- H01J37/3244—Gas supply means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 発明の技術分野
本発明はプラズマ処理装置に係り、特に枚葉式
のプラズマ処理装置に関する。
のプラズマ処理装置に関する。
(b) 従来技術と問題点
例えばフオトマスクの製造工程をインイラン化
する際には、遮光膜のエツチング処理、レジスト
のアツシング処理等に枚葉式のプラズマ処理装置
が用いられる。
する際には、遮光膜のエツチング処理、レジスト
のアツシング処理等に枚葉式のプラズマ処理装置
が用いられる。
従来の枚葉式プラズマ処理装置は第1図にその
断面構造を模式的に示したように、単数若しくは
複数の真空排気口1を有する基台2と、該基台2
上に該基台2と絶縁されて配設された円板状のタ
ーゲツト電極3と、該ターゲツト電極3の上部に
該ターゲツト電極3と平行に配設された円板状の
対向電極4と、該対向電極4を囲んでリング状に
形成され、ターゲツト電極3面に向つて反応ガス
を噴出する複数個のガス噴出孔5を有する反応ガ
ス供給管6と、該対向電極4及び反応ガス供給管
6を支持し、該真空排気口1とターゲツト電極3
を含む基台面を覆うように真空パツキングを介し
て気密に該基台2上にかぶせられる円形のベルジ
ヤー8によつて主として構成されていた。(図中
9はリング状の置換ガス供給管、10は絶縁体) そして例えばエツチングに際しては、前記反応
ガス供給管6から所定の反応ガスを流入し、真空
排気口1から所定の排気を行つて該ベルジヤー8
内を所定の反応ガス圧(通常10-3〔Torr〕程度)
とし、ターゲツト電極3と対向電極4間に所定の
高周波(13.56〔MHz〕)電圧を印加して主として
ターゲツト電極3と対向電極4間にプラズマを発
生させ、該プラズマによつて励起された反応ガス
の活性種によつてターゲツト電極3上に載置した
被処理基板11面にエツチングがなされる。
断面構造を模式的に示したように、単数若しくは
複数の真空排気口1を有する基台2と、該基台2
上に該基台2と絶縁されて配設された円板状のタ
ーゲツト電極3と、該ターゲツト電極3の上部に
該ターゲツト電極3と平行に配設された円板状の
対向電極4と、該対向電極4を囲んでリング状に
形成され、ターゲツト電極3面に向つて反応ガス
を噴出する複数個のガス噴出孔5を有する反応ガ
ス供給管6と、該対向電極4及び反応ガス供給管
6を支持し、該真空排気口1とターゲツト電極3
を含む基台面を覆うように真空パツキングを介し
て気密に該基台2上にかぶせられる円形のベルジ
ヤー8によつて主として構成されていた。(図中
9はリング状の置換ガス供給管、10は絶縁体) そして例えばエツチングに際しては、前記反応
ガス供給管6から所定の反応ガスを流入し、真空
排気口1から所定の排気を行つて該ベルジヤー8
内を所定の反応ガス圧(通常10-3〔Torr〕程度)
とし、ターゲツト電極3と対向電極4間に所定の
高周波(13.56〔MHz〕)電圧を印加して主として
ターゲツト電極3と対向電極4間にプラズマを発
生させ、該プラズマによつて励起された反応ガス
の活性種によつてターゲツト電極3上に載置した
被処理基板11面にエツチングがなされる。
しかし上記従来の装置に於ては例えば真空排気
口1が一個所に設けられている場合、図中に矢印
し12a,12bで示してあるような反応ガスの
流路を生じ、該流路に沿つてエツチングが進の
で、例えばガラス基板上の遮光膜のエツチングを
行つた場合第2図に模式的に示したようなエツチ
ング速度の分布を生ずる。
口1が一個所に設けられている場合、図中に矢印
し12a,12bで示してあるような反応ガスの
流路を生じ、該流路に沿つてエツチングが進の
で、例えばガラス基板上の遮光膜のエツチングを
行つた場合第2図に模式的に示したようなエツチ
ング速度の分布を生ずる。
そのため例えばフオトマスクを形成する際、通
常要求されるパターンの形成精度は5吋マスクに
於て3±0.2〔μm〕程度であるが、上記従来装置
に於ては前述したエツチング速度の分布を回避し
て該精度を得るために、ターゲツト電極3と対向
電極4の直径をマスク基板の対角線寸法の1.5倍
以上(5吋マスクの場合270〔mm〕以上)にする必
要があり、装置自体が非常に大型になるという問
題があつた。
常要求されるパターンの形成精度は5吋マスクに
於て3±0.2〔μm〕程度であるが、上記従来装置
に於ては前述したエツチング速度の分布を回避し
て該精度を得るために、ターゲツト電極3と対向
電極4の直径をマスク基板の対角線寸法の1.5倍
以上(5吋マスクの場合270〔mm〕以上)にする必
要があり、装置自体が非常に大型になるという問
題があつた。
そこで上記エツチング速度の分布を解消すべ
く、被処理基板の周囲に複数の真空排気口を均等
配置する構造も試みられたむ、このようにすると
反応ガス供給管のガス噴出孔から流入された反応
ガスがその下部の真空排気口に直に流入するガス
流路が形成され、被処理基板の中央部に供給され
る新しい反応ガスの量が減少するため、エツチン
グ速度が低下すると同時に被処理基板の周縁部か
ら中央部に向うエツチング速度の分布を生ずる。
く、被処理基板の周囲に複数の真空排気口を均等
配置する構造も試みられたむ、このようにすると
反応ガス供給管のガス噴出孔から流入された反応
ガスがその下部の真空排気口に直に流入するガス
流路が形成され、被処理基板の中央部に供給され
る新しい反応ガスの量が減少するため、エツチン
グ速度が低下すると同時に被処理基板の周縁部か
ら中央部に向うエツチング速度の分布を生ずる。
上記従来装置に於ける処理速度の分布は、レジ
スト膜をアツシング除去する際にも同様に生じ、
そのためレジスト膜の下部に配設されている遮光
膜パターンが場所により変形するというような問
題も生じていた。
スト膜をアツシング除去する際にも同様に生じ、
そのためレジスト膜の下部に配設されている遮光
膜パターンが場所により変形するというような問
題も生じていた。
(c) 発明の目的
本発明は処理速度分布の小さい枚葉式のプラズ
マ処理装置を提供するものであり、その目的とす
るところは処理装置の小型化を図ると同時に、半
導体装置やフオトマスク等の製造歩留まりを向上
せしめるにある。
マ処理装置を提供するものであり、その目的とす
るところは処理装置の小型化を図ると同時に、半
導体装置やフオトマスク等の製造歩留まりを向上
せしめるにある。
(d) 発明の構成
即ち本発明はプラズマ処理装置に於て、板状の
ターゲツト電極と、該ターゲツト電極の上部に該
ターゲツト電極とほぼ平行に配設された板状の対
向電極と、該ターゲツト電極と対向電極の間の空
間部を囲むように形成された隔壁とにより閉ざさ
れた処理室を具備し、該処理室内への反応ガスの
供給又は該処理室からの反応ガスの排出の双方
が、それぞれ多孔質板、或いは多孔質板と同等の
作用をする多孔板で形成されたガス流路を通し
て、該被処理基板の周囲からなされることを特徴
とする。
ターゲツト電極と、該ターゲツト電極の上部に該
ターゲツト電極とほぼ平行に配設された板状の対
向電極と、該ターゲツト電極と対向電極の間の空
間部を囲むように形成された隔壁とにより閉ざさ
れた処理室を具備し、該処理室内への反応ガスの
供給又は該処理室からの反応ガスの排出の双方
が、それぞれ多孔質板、或いは多孔質板と同等の
作用をする多孔板で形成されたガス流路を通し
て、該被処理基板の周囲からなされることを特徴
とする。
(e) 発明の実施例
以下本発明を実施例について第3図及び第4図
を用いて詳細に説明する。
を用いて詳細に説明する。
第3図は本発明に係るプラズマ処理装置の一実
施例を模式的に示したもので、イは縦方向断面
図、ロはA−A矢視断面図、ハはB−B矢視断面
図で、第4図は他の一実施例の模式断面図であ
る。
施例を模式的に示したもので、イは縦方向断面
図、ロはA−A矢視断面図、ハはB−B矢視断面
図で、第4図は他の一実施例の模式断面図であ
る。
本実施例の装置は例えば第3図に示すように、
絶縁体21を介して基台22に固定されたターゲ
ツト電極23と、該ターゲツト電極23上にOリ
ング等の真空パツキング24を介して気密にかぶ
せられた上部に真空排気管25を有し側面下部に
ガス導入管26を有するベルジヤー27と、該ベ
ルジヤー27内の上部に固定された多数の真空排
気孔28を有する絶縁板29と、該絶縁板29に
前記ターゲツト電極23に平行に対向するように
固定された例えば前記絶縁板29と同様の配置で
多数の排気孔28が形成された対向電極30と、
前記ターゲツト電極23と対向電極30との間に
形成される空間部を囲むような例えば筒状を有
し、上部が前記絶縁板29に固定され下面がOリ
ング等の真空パツキン24を介してターゲツト電
極23に密接する多孔質板例えば多孔質セラミツ
ク板31とによつて主として構成され、ベルジヤ
ー27内にはターゲツト電極23と対向電極30
と多孔質セラミツク板31とによつて処理室32
が、又ベルジヤー27と多孔質セラミツク板31
とによつてガス供給室33が、又ベルジヤー27
と絶縁板29とによつて真空排気室34がそれぞ
れ形成されている。なお該真空排気室34内には
ガス流を均等に配分するためのパンチングプレー
ト35と抵抗板36が設けられている。
絶縁体21を介して基台22に固定されたターゲ
ツト電極23と、該ターゲツト電極23上にOリ
ング等の真空パツキング24を介して気密にかぶ
せられた上部に真空排気管25を有し側面下部に
ガス導入管26を有するベルジヤー27と、該ベ
ルジヤー27内の上部に固定された多数の真空排
気孔28を有する絶縁板29と、該絶縁板29に
前記ターゲツト電極23に平行に対向するように
固定された例えば前記絶縁板29と同様の配置で
多数の排気孔28が形成された対向電極30と、
前記ターゲツト電極23と対向電極30との間に
形成される空間部を囲むような例えば筒状を有
し、上部が前記絶縁板29に固定され下面がOリ
ング等の真空パツキン24を介してターゲツト電
極23に密接する多孔質板例えば多孔質セラミツ
ク板31とによつて主として構成され、ベルジヤ
ー27内にはターゲツト電極23と対向電極30
と多孔質セラミツク板31とによつて処理室32
が、又ベルジヤー27と多孔質セラミツク板31
とによつてガス供給室33が、又ベルジヤー27
と絶縁板29とによつて真空排気室34がそれぞ
れ形成されている。なお該真空排気室34内には
ガス流を均等に配分するためのパンチングプレー
ト35と抵抗板36が設けられている。
このパンチングプレート35は耐エツチング性
を有する板に多数の小孔を分散配置したものでガ
スの流量を制限して全面からの排気量を均一化す
る働きをする。又抵抗板36はパンチングプレー
ト35の中央の排気量を周辺部に比べて少くする
効果を持ち、例えば端部が折れ曲つた円筒によつ
て形成される。そしてこの両者により絶縁板29
上面の排気が一様になされるようにしてある。
を有する板に多数の小孔を分散配置したものでガ
スの流量を制限して全面からの排気量を均一化す
る働きをする。又抵抗板36はパンチングプレー
ト35の中央の排気量を周辺部に比べて少くする
効果を持ち、例えば端部が折れ曲つた円筒によつ
て形成される。そしてこの両者により絶縁板29
上面の排気が一様になされるようにしてある。
そしてターゲツト電極23、対向電極30、及
びベルジヤー27は通常通り所定の反応ガスプラ
ズマに対する耐性を有するステンレス等により形
成され、対向電極30に形成される真空排気孔2
8は、ターゲツト電極23上に載置された被処理
基板36の上面全体から均等に排気がなされるよ
うに例えば第3図ロのように放射状に多数個配置
され、且つ外側に向つて順次孔径が大きく形成さ
れる。又多孔質セラミツク板(筒)31には例え
ば直径0.2〜0.4〔μm〕程度の孔を有するものが
用いられる。又絶縁板29には反応ガスに対して
耐性を有するセラミツク材が用いられ、真空排気
孔28の配置及び形状は例えば前記対向電極30
と同様に形成される。
びベルジヤー27は通常通り所定の反応ガスプラ
ズマに対する耐性を有するステンレス等により形
成され、対向電極30に形成される真空排気孔2
8は、ターゲツト電極23上に載置された被処理
基板36の上面全体から均等に排気がなされるよ
うに例えば第3図ロのように放射状に多数個配置
され、且つ外側に向つて順次孔径が大きく形成さ
れる。又多孔質セラミツク板(筒)31には例え
ば直径0.2〜0.4〔μm〕程度の孔を有するものが
用いられる。又絶縁板29には反応ガスに対して
耐性を有するセラミツク材が用いられ、真空排気
孔28の配置及び形状は例えば前記対向電極30
と同様に形成される。
このような構造のプラズマ処理装置に於ては、
前記処理室32内の排気は対向電極30に前記パ
ターンで配設された真空排気孔28を介して該処
理室32内のターゲツト電極23上に載置された
被処理基板36の上面全域上から均等になされ、
且つ処理室32内への反応ガスの供給は多孔質セ
ラミツク板(筒)31の抵抗によつて全域が均一
な圧力に保たれたガス供給室33から多孔質セラ
ミツク板(筒)31の細孔を通して被処理基板3
6の周囲全体から一様になされるので、該処理室
32内は反応ガスが一様に分布した所定圧力の低
真空状態に保たれる。
前記処理室32内の排気は対向電極30に前記パ
ターンで配設された真空排気孔28を介して該処
理室32内のターゲツト電極23上に載置された
被処理基板36の上面全域上から均等になされ、
且つ処理室32内への反応ガスの供給は多孔質セ
ラミツク板(筒)31の抵抗によつて全域が均一
な圧力に保たれたガス供給室33から多孔質セラ
ミツク板(筒)31の細孔を通して被処理基板3
6の周囲全体から一様になされるので、該処理室
32内は反応ガスが一様に分布した所定圧力の低
真空状態に保たれる。
従つて該装置に於ては、ターゲツト電極23と
対向電極30間に所定の例えば高周波電力を印加
した際、プラズマがターゲツト電極23、対向電
極30、及び多孔質セラミツク板(筒)31によ
つて処理室32内に閉じ込められると同時に、前
記した処理室32内の反応ガス分布が一様なため
に処理室32内のプラズマ強度分布が一様にな
る。
対向電極30間に所定の例えば高周波電力を印加
した際、プラズマがターゲツト電極23、対向電
極30、及び多孔質セラミツク板(筒)31によ
つて処理室32内に閉じ込められると同時に、前
記した処理室32内の反応ガス分布が一様なため
に処理室32内のプラズマ強度分布が一様にな
る。
そのため処理室32内に表出しているターゲツ
ト電極23の寸法とほぼ等しい大きさの被処理基
板36面をほぼ均一な速度でプラズマ処理するこ
とが可能になる。
ト電極23の寸法とほぼ等しい大きさの被処理基
板36面をほぼ均一な速度でプラズマ処理するこ
とが可能になる。
上記実施例の装置に於て処理室32内に表出す
るターゲツト電極23の寸法を200〔mmφ〕、ター
ゲツト電極23と対向電極30間の距離を80〔mm〕
程度とし、ガス導入管26から微量の酸素(O2)
を含んた四塩化炭素(CCl4)よりなる反応ガス
を数〔CC/sec〕程度の量で供給し、真空排気管
25から10-5〔Torr〕程度の到達真空度を有する
真空ポンプにより所定の排気を行つて処理室32
内のCCl4+O2反応ガス圧を10-3〔Torr〕程度とな
し、該処理室32内に収容した126〔mm〕角(対角
線長約180〔mm〕)のクロムマスク基板のパターン
ニングを行つた結果、該マスク基板全域にわたつ
て3±0.18〔μm〕のパターニング精度が得られ
ている。
るターゲツト電極23の寸法を200〔mmφ〕、ター
ゲツト電極23と対向電極30間の距離を80〔mm〕
程度とし、ガス導入管26から微量の酸素(O2)
を含んた四塩化炭素(CCl4)よりなる反応ガス
を数〔CC/sec〕程度の量で供給し、真空排気管
25から10-5〔Torr〕程度の到達真空度を有する
真空ポンプにより所定の排気を行つて処理室32
内のCCl4+O2反応ガス圧を10-3〔Torr〕程度とな
し、該処理室32内に収容した126〔mm〕角(対角
線長約180〔mm〕)のクロムマスク基板のパターン
ニングを行つた結果、該マスク基板全域にわたつ
て3±0.18〔μm〕のパターニング精度が得られ
ている。
なお該装置を用いてレジストマスク膜のアツシ
ング処理(02プラズマによる)を行つた際にはマ
スク基板全域にわたつてほぼ一様な速度でアツシ
ングがなされるので、該アツシング完了の時点で
上記パターニング精度が損なわれることがない。
ング処理(02プラズマによる)を行つた際にはマ
スク基板全域にわたつてほぼ一様な速度でアツシ
ングがなされるので、該アツシング完了の時点で
上記パターニング精度が損なわれることがない。
第4図は本発明のプラズマ処理装置に於ける他
の一実施例を示したものである。
の一実施例を示したものである。
該実施例に於ては、前記多孔質セラミツク板
(筒)に相当するものが通常の絶縁体の筒37で
形成されており、該絶縁体の筒37にガスの流路
となる多孔質セラミツク板31が選択的に設けら
れる。
(筒)に相当するものが通常の絶縁体の筒37で
形成されており、該絶縁体の筒37にガスの流路
となる多孔質セラミツク板31が選択的に設けら
れる。
他の部分は総て第3図と同じで、同記号で表わ
してある。
してある。
(f) 発明の効果
以上説明したように本発明によれば、ターゲツ
ト電極の大きさを被処理基板の大きさに近い寸法
まで縮小することが可能になるので、プラズマ処
理装置が従来の比べ小型化され該プラズマ処理装
置のスペース・フアクタが減少し、且つ動作機構
の構成が容易になる。従つて本発明はプラズマ処
理をインライン化する際に極めて有効である。
ト電極の大きさを被処理基板の大きさに近い寸法
まで縮小することが可能になるので、プラズマ処
理装置が従来の比べ小型化され該プラズマ処理装
置のスペース・フアクタが減少し、且つ動作機構
の構成が容易になる。従つて本発明はプラズマ処
理をインライン化する際に極めて有効である。
又本発明によればプラズマ処理精度(エツチン
グ精度、アツシング精度等)も向上するので、サ
プミクロン・パターン等微細パターンの形成に有
利である。
グ精度、アツシング精度等)も向上するので、サ
プミクロン・パターン等微細パターンの形成に有
利である。
なお本発明のプラズマ処理装置に於て、対向電
極30側から反応ガスを供給しても良い。但しこ
の場合絶縁体29を、真空排気孔を設けない多孔
質セラミツク板に変えることが望ましい。
極30側から反応ガスを供給しても良い。但しこ
の場合絶縁体29を、真空排気孔を設けない多孔
質セラミツク板に変えることが望ましい。
なお又本発明のプラズマ処理装置はマスク製造
に限らず、半導体装置の製造工程にも適用でき
る。
に限らず、半導体装置の製造工程にも適用でき
る。
又多孔質板は上記多孔質セラミツク板に限ら
ず、ステンレス等エツチングガスに耐性を有する
金属で形成されてもよい。
ず、ステンレス等エツチングガスに耐性を有する
金属で形成されてもよい。
第1図は従来の枚葉式プラズマ処理装置の模式
断面図、第2図は従来の装置に於けるエツチング
速度の分布図で、第3図は本発明のプラズマ処理
装置の一実施例に於ける模式断面図イ、模式A−
A矢視断面図ロ、模式B−B矢視断面図ハ、第4
図は他の一実施例に於ける模式断面図である。 図に於て、23はターゲツト電極、24は真空
パツキン、25は真空排気管、26はガス導入
管、27はベルジヤー、28は真空排気孔、29
は絶縁板、30は対向電極、31は多孔質セラミ
ツク板(筒)、32は処理室、33はガス供給室、
34は真空排気室、35は抵抗板、36は被処理
基板、37は絶縁体の筒を示す。
断面図、第2図は従来の装置に於けるエツチング
速度の分布図で、第3図は本発明のプラズマ処理
装置の一実施例に於ける模式断面図イ、模式A−
A矢視断面図ロ、模式B−B矢視断面図ハ、第4
図は他の一実施例に於ける模式断面図である。 図に於て、23はターゲツト電極、24は真空
パツキン、25は真空排気管、26はガス導入
管、27はベルジヤー、28は真空排気孔、29
は絶縁板、30は対向電極、31は多孔質セラミ
ツク板(筒)、32は処理室、33はガス供給室、
34は真空排気室、35は抵抗板、36は被処理
基板、37は絶縁体の筒を示す。
Claims (1)
- 1 板状のターゲツト電極と、該ターゲツト電極
の上部に該ターゲツト電極とほぼ平行に配設され
た板状の対向電極と、該ターゲツト電極と対向電
極の間の空間部を囲むように形成された隔壁とに
より閉ざされた処理室を具備し、該処理室内への
反応ガスの供給又は該処理室からの反応ガスの排
出の双方が、それぞれ多孔質板、或いは多孔質板
と同等の作用をする多孔板で形成されたガス流路
を通して、該被処理基板の周囲からなされること
を特徴とするプラズマ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14777383A JPS6039832A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | プラズマ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14777383A JPS6039832A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | プラズマ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6039832A JPS6039832A (ja) | 1985-03-01 |
JPH0452611B2 true JPH0452611B2 (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=15437850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14777383A Granted JPS6039832A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | プラズマ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039832A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4718976A (en) * | 1982-03-31 | 1988-01-12 | Fujitsu Limited | Process and apparatus for plasma treatment |
JPS61278144A (ja) * | 1985-06-01 | 1986-12-09 | Anelva Corp | プラズマ処理装置 |
JPS63237528A (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-04 | Fujitsu Ltd | 半導体製造装置 |
JPH0237717A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-07 | Tokyo Electron Ltd | 処理装置 |
US5058527A (en) * | 1990-07-24 | 1991-10-22 | Ricoh Company, Ltd. | Thin film forming apparatus |
US5174825A (en) * | 1990-08-23 | 1992-12-29 | Texas Instruments Incorporated | Uniform gas distributor to a wafer |
US5248371A (en) * | 1992-08-13 | 1993-09-28 | General Signal Corporation | Hollow-anode glow discharge apparatus |
KR100276093B1 (ko) * | 1992-10-19 | 2000-12-15 | 히가시 데쓰로 | 플라스마 에칭방법 |
JP2748886B2 (ja) * | 1995-03-31 | 1998-05-13 | 日本電気株式会社 | プラズマ処理装置 |
EP0854210B1 (en) * | 1996-12-19 | 2002-03-27 | Toshiba Ceramics Co., Ltd. | Vapor deposition apparatus for forming thin film |
CN101488446B (zh) * | 2008-01-14 | 2010-09-01 | 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 | 等离子体处理设备及其气体分配装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57185982A (en) * | 1981-05-06 | 1982-11-16 | Perkin Elmer Corp | Plasma etching device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738920Y2 (ja) * | 1977-12-29 | 1982-08-27 |
-
1983
- 1983-08-12 JP JP14777383A patent/JPS6039832A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57185982A (en) * | 1981-05-06 | 1982-11-16 | Perkin Elmer Corp | Plasma etching device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6039832A (ja) | 1985-03-01 |
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