JPH045247B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH045247B2
JPH045247B2 JP57066722A JP6672282A JPH045247B2 JP H045247 B2 JPH045247 B2 JP H045247B2 JP 57066722 A JP57066722 A JP 57066722A JP 6672282 A JP6672282 A JP 6672282A JP H045247 B2 JPH045247 B2 JP H045247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
demagnetizing
demagnetized
moving
magnetic field
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57066722A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58182805A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6672282A priority Critical patent/JPS58182805A/ja
Publication of JPS58182805A publication Critical patent/JPS58182805A/ja
Publication of JPH045247B2 publication Critical patent/JPH045247B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F13/00Apparatus or processes for magnetising or demagnetising
    • H01F13/006Methods and devices for demagnetising of magnetic bodies, e.g. workpieces, sheet material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動脱磁装置、特に大形及び中形の
リング状部材を脱磁するのに好適な自動脱磁装置
に関するものである。
残留磁気を有する部材を電子ビーム溶接した場
合、この磁気によつてビームの偏向現象が生じ、
ビーム照射位置が開先から外れてしまう、いわゆ
る目外れの発生することが知られており、そのた
め溶接される部材は溶接前に完全に脱磁するのが
普通である。
そのための脱磁装置としては、第5図a〜cに
示すように、移動台車11に被脱磁部材Aを載置
し、これを馬蹄形の交流脱磁機12内部を通過さ
せることにより脱磁を行なうものが知られてい
る。
また、被脱磁部材が大径のリング部材であるよ
うな場合には、上記の馬蹄形の脱磁機を用いる代
わりに、第6図に示すように、リング部材13の
周囲にキヤブタイヤ14を巻き付け、このキヤブ
タイヤ14に脱磁用直流電源15から、第7図に
示すように連続パルス的に減少する電流を流して
脱磁することも知られている。ところで上記いず
れの方式にて脱磁を行う場合においても、脱磁終
了段階においては、被脱磁部材A、13に作用す
る交番磁界を次第に減少させ、最終的に略零にな
るよう制御する必要がある。それは交番磁界が作
用している途中の段階で脱磁を停止してしまえ
ば、当該時点において作用していた磁界による残
留磁気が発生してしまい、脱磁を行う趣旨に反す
ることになつてしまうためである。そして交番磁
界を減少させる方策として、第5図の場合には、
被脱磁部材Aが交流脱磁機12から次第に遠ざか
るように被脱磁部材Aを移動させているし、また
第6図の場合には、第7図のように通電電流が次
第に減少するようにその波形を制御している。
したがつて前者の場合、被脱磁部材Aが大形に
なると、交流脱磁機12を大形化しなければなら
ないことに加えて、さらに被脱磁部材Aを移動さ
せるための移動台車11を大形で、かつ頑丈なも
のにしなければならないという欠点がある。
また後者の場合には、電流制御を行うのに複雑
な制御構成が必要であるという欠点がある。
この発明は上記従来の欠点を解決するためにな
されたものであつて、その目的は、被脱磁部材が
大形化しても、比較的簡素な構成でもつてその脱
磁を行うことが可能な自動脱磁装置を提供するこ
とにある。
そこでこの発明の自動脱磁装置においては、交
番磁界を利用した脱磁手段と、環状の被脱磁部材
を定位置においてその軸心回りに回転させる回転
手段と、上記脱磁手段を被脱磁部材の周側面に近
接、離反させるため上記脱磁手段を上記被脱磁部
材の径方向又は接線方向に移動させる移動手段
と、上記被脱磁部材の回転状態において、近接し
た脱磁手段によつて上記被脱磁部材の周側面に交
番磁界を作用させるとともに、さらにこの状態に
おいて脱磁手段を作動状態のまま被脱磁部材の周
側面から離反させることで交番磁界の作用を次第
に減少させるように、少なくとも回転手段と移動
手段を制御する制御手段とを有することを特徴と
している。
上記自動脱磁装置では、被脱磁部材に交番磁界
を作用させたり、被脱磁部材に作用する交番磁界
を次第に減少させるため、被脱磁部材を移動させ
るのではなく、脱磁手段を移動させる構成を採用
していることから、大形の被脱磁部材を移動させ
る場合のような大形で頑丈な移動手段が必要とな
る訳ではない。
以下に本発明の実施例につき、図面を参照しつ
つ詳述する。
まず第1図に本発明の第一の実施例を示すが、
図において、1は脱磁手段であつて、この場合に
は小型の交流脱磁コイルが用いられている。そし
てこの脱磁手段1は移動手段2としての移動台車
に載置され、移動手段2によつて図中矢線方向に
往復移動し得るようになされている。3は回転手
段であつて、図の場合、図示しないフレーム本体
に支持され同方向に回転する一対の回転ローラよ
り成り、その上に被脱磁部材Aとしてのリング部
材が載置され、回転ローラの回転によりリング部
材が回転運動をするようになされている。なお、
4は上記移動手段2を支持するベースフレームで
あり、その下部には上記脱磁手段1、移動手段2
及び回転手段3の各作動を制御する制御手段5が
配設されている。
次に上記の自動脱磁装置により脱磁を行なうシ
ーケンスについて説明する。第2図はそのブロツ
ク図であるが、まず被脱磁部材Aを回転手段3に
載置して脱磁サイクル開始信号S1を制御手段5に
与える。制御手段5はこの信号S1により移動手段
2に近接指令信号S2を送り、脱磁手段1を被脱磁
部材A直下の脱磁位置まで移動させる。この位置
はリミツトスイツチ(図示せず)により検出す
る。そしてこの検出信号S3に基づいて制御手段5
から回転手段3の回転指令信号S4及び脱磁手段1
の作動指令信号S5を順次出していき、脱磁を開始
する。脱磁時間はタイマーにより設定するが、こ
のタイマーからの時間経過信号S6によつて制御手
段5から移動手段2に離反指令信号S7を送り、脱
磁手段1を最初の位置まで後退させる。この位置
もリミツトスイツチ(図示せず)により検出す
る。そしてこの検出信号S8によつて制御手段5か
ら脱磁手段1の停止指令信号S9と回転手段3の停
止指令信号S10とを出して一連の脱磁サイクルを
終了する。
なお上記シーケンスは一部変更することが可能
であるが、被脱磁部材Aがリング部材である場合
には、被脱磁部材Aがまだ回転している間に、作
動中の脱磁手段1を被脱磁部材Aから離反させる
という部分は不可欠なシーケンスである。
上記装置及びシーケンスを用いて、直径500mm、
幅100mmの寸法で、機械加工後の残留磁気30〜50
ガウスを有する油圧モータ用のリング部材の脱磁
を行なつたところ、脱磁開始後約2分で、電子ビ
ーム溶接可能な3〜5ガウスまで脱磁することが
できた。なお用いた交流脱磁コイルは幅100mm、
長さ100mm、高さ60mmの小型のものであり、周波
数は60Hzの商用周波数である。
第3図a,bに本発明の第二の実施例を示す
が、これは回転手段3として被脱磁部材Aとなる
リング部材を水平に載置し得る回転テーブルを用
い、リング部材の外周面近傍に脱磁手段1を配設
したものであり、他の部分及びそのシーケンスは
上記第一の実施例と同様である。
この装置及び前記シーケンスを用いて、直径
2000mm、幅200mmの寸法で、機械加工後の残留磁
気30ガウスを有する大径リング部材の脱磁を行な
つたところ、約10分の脱磁時間で3ガウス以下に
脱磁することができ、このリング部材2組を電子
ビーム溶接することができた。なお用いた交流脱
磁コイルの幅は200mmであり、上記リング部材の
幅200mmの全域をカバーできた。
第4図a,bに本発明の第三の実施例を示す
が、これは被脱磁部材Aを回転テーブル上に水平
に載置し、脱磁手段1を移動させる移動手段2と
して回動アームを用い、この回動アームの回動に
よつてその先端に取着した脱磁手段1を被脱磁部
材Aの外周部に近接、離反させるようにしたもの
であり、そのシーケンスは前記第一の実施例とほ
ぼ同様である。この装置によつても上記第二の実
施例と同様な大径リング部材の脱磁を行なうこと
ができた。
以上に本発明の代表的な実施例を説明したが、
被脱磁部材Aとなるリング部材の直径が変化した
場合、前記第一の実施例においては回転ローラの
間隔を、また前記第二及び第三の実施例において
は回転テーブルの中心位置をそれぞれ調整するこ
とによつて対処する。
以上のように本願発明の自動脱磁装置では、被
脱磁部材に交番磁界を作用させたり、被脱磁部材
に作用する交番磁界を次第に減少させるため、被
脱磁部材を移動させるのではなく、脱磁手段を移
動させる構成を採用していることから、大形の被
脱磁部材を移動させる場合のような大形で頑丈な
移動手段を必要とせず、そのため被脱磁部材が大
形化しても、比較的簡素かつ安価な構成でもつて
その脱磁を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例の正面から見た
説明図、第2図は前記実施例での自動脱磁サイク
ルのシーケンスを示すブロツク図、第3図a,b
は本発明の第二の実施例を示す図で、aは平面か
ら見た説明図、bは正面から見た説明図、第4図
a,bは本発明の第三の実施例を示す図で、aは
平面から見た説明図、bは正面から見た説明図、
第5図a,b,cは従来例を示す説明図で、aは
正面、bは平面、cは側面からそれぞれ見た図、
第6図は他の従来例を示す説明図、第7図は前図
に示す従来例にて用いられる電流波形を示す説明
図であり、図において、1は脱磁手段、2は移動
手段、3は回転手段、5は制御手段、Aは被脱磁
部材をそれぞれ示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交番磁界を利用した脱磁手段と、環状の被脱
    磁部材を定位置においてその軸心回りに回転させ
    る回転手段と、上記脱磁手段を被脱磁部材の周側
    面に近接、離反させるため上記脱磁手段を上記被
    脱磁部材の径方向又は接線方向に移動させる移動
    手段と、上記被脱磁部材の回転状態において、近
    接した脱磁手段によつて上記被脱磁部材の周側面
    に交番磁界を作用させるとともに、さらにこの状
    態において脱磁手段を作動状態のまま被脱磁部材
    の周側面から離反させることで交番磁界の作用を
    次第に減少させるように、少なくとも回転手段と
    移動手段を制御する制御手段とを有することを特
    徴とする自動脱磁装置。
JP6672282A 1982-04-21 1982-04-21 自動脱磁装置 Granted JPS58182805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6672282A JPS58182805A (ja) 1982-04-21 1982-04-21 自動脱磁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6672282A JPS58182805A (ja) 1982-04-21 1982-04-21 自動脱磁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58182805A JPS58182805A (ja) 1983-10-25
JPH045247B2 true JPH045247B2 (ja) 1992-01-30

Family

ID=13324071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6672282A Granted JPS58182805A (ja) 1982-04-21 1982-04-21 自動脱磁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58182805A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60209306A (ja) * 1984-03-31 1985-10-21 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ中子保持用弾性リング
JPS617180U (ja) * 1984-06-19 1986-01-17 株式会社富士通ゼネラル 消磁装置
JP4470720B2 (ja) * 2004-12-10 2010-06-02 横浜ゴム株式会社 タイヤ表面ゴム厚さ測定装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58135614A (ja) * 1982-02-08 1983-08-12 Hitachi Ltd 脱磁装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58135614A (ja) * 1982-02-08 1983-08-12 Hitachi Ltd 脱磁装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58182805A (ja) 1983-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014114353A1 (en) Magnetic welding fixture for a laser welding system and method
JPH045247B2 (ja)
GB1475450A (en) Method of butt-welding and apparatus therefor
JPH06123730A (ja) 連続消磁・磁気探傷方法及び装置
JP2748356B2 (ja) 電気溶接機およびその溶接方法
JPH0394407A (ja) 大径管等の脱磁装置
US3445622A (en) Welding control
TW225007B (en) Lens driving device
US6414265B1 (en) Method and apparatus for drawn arc welding with magnetically impelled arc
JPH01124204A (ja) 着磁方法
JPH0438286Y2 (ja)
JP2538418Y2 (ja) 応力自動測定装置
JPS62254409A (ja) 溶接鋼管の簡易脱磁方法
JPH06124833A (ja) 磁石の着磁装置
GB2008458A (en) Apparatus for positioning a welding means in relation to a workpiece weld preparation
JPS61214902A (ja) 容器底加工方法およびこれを実施するための装置
JPH0415422Y2 (ja)
JPS5833564Y2 (ja) プロツド磁粉探傷装置
JPS6016458Y2 (ja) 溶接装置
SU582080A2 (ru) Зажимное устройство машины дл сварки трением
Leskov et al. Demagnetization of Turbine Rotors Before EBW(Electron Beam Welding)
JPS6262509A (ja) 着磁装置
JPS6250046B2 (ja)
JPS5696241A (en) Method and device for magnetic particle test of seam welded steel tube
JPS6449372U (ja)