JPS6016458Y2 - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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JPS6016458Y2
JPS6016458Y2 JP13360579U JP13360579U JPS6016458Y2 JP S6016458 Y2 JPS6016458 Y2 JP S6016458Y2 JP 13360579 U JP13360579 U JP 13360579U JP 13360579 U JP13360579 U JP 13360579U JP S6016458 Y2 JPS6016458 Y2 JP S6016458Y2
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JP
Japan
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guide rail
welding
fixed
pair
magnets
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JP13360579U
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JPS5650593U (ja
Inventor
隆男 中谷
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、固定管などの被溶接物の周面を溶接する装
置において溶接トーチの位置を検出する装置に関するも
である。
一般に、管が水平に固定された状態で円周縦部分を溶接
する場合、その溶接は全姿勢溶接と呼ばれその作業には
極めて高度な技量を要するものとされている。
自動溶接で、これに対応する手段として溶接姿勢、すな
わち下向き、王道、上向き、上進の4姿勢に応じて溶接
条件を変化させる方法が通例となっている。
従って、溶接条件の切換えをするため、所定の位置に溶
接トーチが到達したことを確認する必要が生じる。
従来この手段として次の例がある。
溶接トーチの1周旋回時間を予め算出しておき、所定の
溶接条件切換地点までの時間を逆算し、これをタイマー
に置換させ動作する方法があった。
しかし、この方法は、溶接トーチが一周する移動動作に
おいで機械的な移動時間に全く変動がないという前提に
立たなければならない。
少しでも移動速度に変動が生じると所定の位置とは異な
る地点で溶接条件が切換えられ、溶接品質に悪影響を与
えかねないという欠点があった。
さらに別の例として、トーチ近傍にリミットスイッチを
設け、他方固定管表面に被検出片を所要数配置し、溶接
トーチの移動と共に、リミットスイッチが被検出片に液
上信号を得るという手段も考えられている。
しかし、この例では被検出片を管表面に配置しなければ
ならず、作業が非常に煩雑になる。
さらに、別の従来例を説明すると、第1図において、1
は溶接合車、2は溶接合車に装着された1対の車輪、3
は台車1の装着された加圧輪であり、この加圧輪は幅が
一定でかつ2分割可能なガイドレール4のフランジ5内
側6に後味台車1の旋回中ガイドレール4より台車1が
逸脱するのを防止するため設けられたものである。
7は台車1に装架される溶接トーチである。
8は台車1の一端に固定されたリミットスイッチ。
9はガイドレール4外周に配置された被検出片である。
ガイドレール4のフランジ5の外周で接した1対の車輪
2とフランジ5内面6に接した加圧輪3により保持され
た台車1は、それ自身に搭載した駆動源(図示せず)に
よりガイドレール4の外周を旋回する。
同時に、台車1の一端に固定されたリミットスイッチ8
も旋回し、ガイドレール4外周に配置された被検出片9
に接触し信号を発生する。
リミットスイッチ8の取付位置と溶接トーチ7の相互関
係を確認し、被検出片9を配置すれば必要な溶接条件を
任意な数切換えることが可能である。
第1図では外1aφの管につい記しているが、管につい
ては様々な用途にあわせて種々の外径の製品が生産され
ている。
そこで、dφより小さい径の管に第1図の台車を適用す
る場合が第2図に示されている。
径の異なる管を対象とした場合、台車自身は同一のもの
を使用し、ガイドレールのみを適用する管に合わせたも
のを使用する。
管径がd′φ(<dφ)の場合、ガイドレール10の外
径はD′φ(<Dφ)となる。
ガイドレール10には前述と同様の被検出片9が配置さ
れている。
一方、台車1には第1図に示したと同様に、リミットス
イッチ8が固定されている。
このリミットスイッチ8の一例を第3図に示している。
スイッチ本体11には板バネ作用を有するアクチュエー
ター12が固定され、アクチュエータ12の先端にロー
ラー13が設けられている。
リミットスイッチ8は、通常外部より機械的負荷がない
場合、ローラー13は実線に示す位置になり、負荷が与
えられると破線のようにたわみながら変位し本体内の接
点が動作する。
一般にその相互変位置りは数肋である。
この装置の場合機械的負荷とは被検出片9を指している
が、ガイドレールが異なっても被検出片9は上記変位量
に適合する関係に配置されていなければリミットスイッ
チ8はスイッチとして動作しなくなる。
すなわち、第2図ではローラー13がガイドレール10
外周面より浮き上がっており、従ってスイッチ機能を得
るため、リミットスイッチ8を図示位置より垂直に下方
へ移動させるか、もしくは水平に移動しローラー13が
ガイドレール10外周に接する近傍まで移動させる必要
が生じる。
換言すれば、仮に8″、10″、12z・・というよう
に各管径毎にガイドレールを用意した場合、その都度リ
ミットスイッチ8を移動させ、最適位置に固定するとい
う作業が必要となり、自動化溶接に逆行するものとなっ
てしまう。
さらに、ガイドレールの外周面に突起物を配置するよう
にした場合不測の出来事でこれを欠落させてしまう可能
性もあり、その場合所期の機能を果たし得なくなるとい
う欠点があった。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、ガイドレール外周面に永久磁石を
、溶接条件切換数に応じて複数配置させ、一方、台車に
はリードスイッチを固定し、それによりスイッチの間隙
調整を要することなく、径の異なるガイドレールに適用
出来、さらには外周面に何ら突起物を出さないガイドレ
ールが提供出来るものである。
以下この考案の一実施例を図について説明する。
第4図において1は台車、7は溶接トーチ、14は台車
1の一端に固定された磁気感応素子、例えばリードスイ
ッチ、15はガイドレール、16a、16bはガイドレ
ール15の外周に埋設された永久磁石である。
第5図において上記ガイドレール15をさらに説明する
と、17はガイドレール15の外周に加工されガイドレ
ールの幅方向に長い長穴で、この長六内に上記永久磁石
16a、16bが埋設される。
18は一対の永久磁石16a、16bにより出来る磁力
線である。
次に動作について説明する。
台車1に固定されたリードスイッチ14は台車1の旋回
と共に移動する。
従って、台車1の移動と共にリードスイッチ14は長穴
17の真上を通過することとなる。
ところで、リードスイッチの原理は第6図に示す通りで
ある。
ガラス管19の内部20に2本の磁性体より成るリード
片21a、21bが封入され、リード片21a、21b
の長さ方向に磁界が存在すると接点が閉じる構造となっ
ている。
上記ガラス管19を樹脂材料にて成形したものが第7図
に示されている。
一方、長穴17の内部には、所定の距離離したl対の永
久磁石16a、16bが置かれているが、この永久磁石
16a、i6bは第8図に示すように円柱状を威してお
り、1対の磁石16a。
16bは相互の極性が逆になるように取付けられている
その結果、磁力線18は第5図に示すごとくなり、また
リードスイッチ14は永久磁石16a、16b相互の中
央を通過するように台車1に固定されている。
従来の装置で記述したごとく、ガイドレール15の外径
が異なる毎にリードスイッチ14とガイドレール15外
周面この距離lは変化し、ガイドレール15の外径が小
になる程、距離では犬となる(第4図)。
これを実際に測定すると、4″(外径175φ)と16
“(外径472φ)用のそれぞれのガイドレール間で、
lの差は13mもの値になる。
ところで、磁石の磁力は磁石より遠ざかる程弱まること
はよく知られているところであり、また第5図で示した
各々のリードスイッチ14の位置は前述の距離でに対応
すると考えることが出来、従って上述のこの考案のもの
においても動作限界距離があることは否定出来ない。
しかし、永久磁石の材料、外形、あるいは相互間の距離
を適宜選択することにより、すなわち必要とする距離範
囲で作動しうるものを用いることによりその問題は実用
上問題にならない程度にまで解決できる。
例えば永久磁石の材料として、2相分離希土類磁石を使
用することにより上記問題を解決することができるもの
である。
なお、磁石埋設後、長穴周囲の空間に樹脂等を充てんし
、磁石の保護を計ればさらに取扱い上有益となる。
以上のように、この考案によれば、溶接トーチ位置検出
のために用いるスイッチなどの検出素子の動作点をガイ
ドレールが異なる毎に調整するといった作業が全く不要
となり、台車をガイドレールに装着するとそれと同時に
位置検出機能が働きうる状態になるものである。
またガイドレール外周には何ら突起物は生じないため、
使用に当って従来装置のように突起を破損しないような
注意を払う必要もなくなり、取扱いが簡単になるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置を示す正面図、第2図は小径のガイ
ドレールを使用した状態を示す正面図、第3図はリミッ
トスイッチの外形図、第4図は本考案の一実施例を示す
正面図、第5図は第4図の■−■断面図、第6図はリー
ドリレーの原理図、第7図はリードリレーの外観図、第
8図は永久磁石の外観図、第9図はガイドレールの長穴
部を示す部分図、第10図はガイドレール外観図、第1
1図a、bは従来のものとこの考案のもののがイドレー
ルをそれぞれ示す断面図である。 1・・・・・・溶接台車(台車)、2・・・・・・車輪
、3・・・・・・加圧輪、4・・・・・・ガイドレール
、5・・・・・・フランジ、6・・・・・・内面、7・
・・・・・溶接トーチ、8・・・・・・リミットスイッ
チ、9・・・・・・被検出片、10・・・・・・ガイド
レール、11・・・・・・本体、12・・・・・・アク
チュエーター、13・・・・・・ローラー、14・・・
・・・リードスイッチ、15・・・・・・ガイドレール
、16a、16b・・・・・・永久磁石、17・・・・
・・長穴、18・・・・・・磁力線、19・・・・・・
ガラス管、20・・・・・・内部、21a、21b・・
・・・・リード片。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)被溶接物の局面に固定しガイドレールと、ガイド
    レールに案内されて被溶接物の局面に沿って旋回し溶接
    姿勢を変えながら移動する溶接合車より成る溶接装置に
    おいて、前記ガイドレール外周面に設けた長穴部に2相
    分離希土類磁石を極性を逆にして一対収納固定し、上記
    溶接合車には信号出力素子としてリードスイッチをその
    リード片が上記一対の磁石の作る磁力線に対して平行と
    なる位置に設けたことを特徴とする溶接装置。
  2. (2)上記一対の磁石は、ガイドレール周面に設けられ
    る樹脂が充填される穴部に収納固定されていることを特
    徴とする実用新案登録請求第1項記載の溶接装置。
JP13360579U 1979-09-27 1979-09-27 溶接装置 Expired JPS6016458Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13360579U JPS6016458Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27 溶接装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13360579U JPS6016458Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27 溶接装置

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Publication Number Publication Date
JPS5650593U JPS5650593U (ja) 1981-05-06
JPS6016458Y2 true JPS6016458Y2 (ja) 1985-05-22

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JP13360579U Expired JPS6016458Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27 溶接装置

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JPS5650593U (ja) 1981-05-06

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