JPH0452213Y2 - - Google Patents

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JPH0452213Y2
JPH0452213Y2 JP1987113586U JP11358687U JPH0452213Y2 JP H0452213 Y2 JPH0452213 Y2 JP H0452213Y2 JP 1987113586 U JP1987113586 U JP 1987113586U JP 11358687 U JP11358687 U JP 11358687U JP H0452213 Y2 JPH0452213 Y2 JP H0452213Y2
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JP
Japan
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spool
take
paper web
roll
reel
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JP1987113586U
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JPS6421162U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は抄紙機の最後段の巻取機におけるリー
ル枠替装置に関するものである。
[従来の技術] 紙厚の比較的厚い紙のリールの枠替は第3図及
び第4図に示すように、一定以上の巻径まで巻取
を完了した巻太りロールaをテーブルb上に移載
し、ブレーキcにより固定すると共に新らしい巻
取用スプールdを装填した後、エアノズルeから
急激にエアを紙匹fに向けて噴出するとリールド
ラムgの回転により送られる紙匹fがふくらみ、
次いで該ふくらみhが傾動する巻取用スプールd
上にかぶさり、該巻取用スプールdの回転により
該ふくらみhの先端部がリールドラムgと巻取用
スプールdとの間に入り、後続の紙匹fがその上
に重なるようにして巻取られ、巻太りロールaと
巻取用スプールdとの間の紙匹fは巻取用スプー
ルdに巻取られて張力が生じ、瞬間的に軸方向に
破断され、更に後続の紙匹fが、ライダロールに
より所望のニツプ圧が加えられつつ巻取用スプー
ルdに巻取られるようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、従来はエアノズルeからエアを噴出す
るときに、リールドラムg側から送られる紙匹の
長さが長くなると、第5図に示すようにふくらみ
hが大きくなりすぎてしまい、該ふくらみhの先
端部が巻取用スプールdに巻付いて、巻太りロー
ルaと連なる部分が破断するまでに時間がかかつ
てしまう。
従つて、下巻量がその分多くなると共に、ライ
ダロールの圧着までに時間がかかり、その間の紙
匹は製品として使用できないので、損紙量が多く
なり、不経済であつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上述の問題点を解決し、リール枠替を
短時間に行ない、損紙量を最少限とすることを目
的としたもので、リールドラム上に巻取用スプー
ルを装填し、紙匹を巻終つたロールを紙匹出側に
排出し得るようにしたリールにおいて、リールド
ラムとまきふとりロールとの間の下方に紙匹の幅
方向に配設したエアノズルと、リールドラムの上
方に巻太りロールと巻取用スプールとの間をおお
うように退避可能に設けられ且つ凹面が下方に向
くよう配設されたガイド板と、該ガイド板の両側
に夫々設けたガイドエアノズルとを備えてなるこ
とを特徴とする抄紙機のリール枠替装置にかかる
ものである。
[作用] 巻太りロールを紙匹出側に移動してブレーキを
かけ、リールドラム上に巻取用スプールを装填し
た後、エアノズルからエアを噴出すると、紙匹が
ふくらみガイド板に至る。
次いで、巻太りロール側のガイドノズルよりエ
アを噴出すると前記ふくらみは巻取用スプールに
倒れ、更に外側のガイドノズルよりエアを噴出す
ると、該ふくらみが巻取用スプールに押し付けら
れ巻取用スプールとリールドラムとの間に容易且
つ直ちにはさみこまれる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、1はフレーム、1′はスタンド、2は該フ
レーム1に回転駆動可能に載置したリールドラ
ム、3はテーブル、4は巻太りロール、5は巻取
用スプール、6は該巻取用スプール5のホルダー
であり、前記スタンド1′に前記巻取用スプール
5の上方に届くようアーム7をピン8により回動
可能に枢支し、該アーム7の下側面にブラケツト
9を設け、該ブラケツト9と前記スタンド1′と
の間をエアシリンダ10により連結し、該エアシ
リンダ10のピストンロツド11の突出によりア
ーム7を垂直方向の待機位置まで退避させるよう
にしてある。
該アーム7の先端下側に、湾曲した樋状のガイ
ド板12を、凹面が下方に向くよう所要の角度傾
動可能に中心ピン13、長溝14、ガイドピン1
5、固定用ピン16を介して取り付ける。該ガイ
ド板12は巻取を終了した巻太りロール4とリー
ルドラム2との間の隙間17の上方に位置するよ
うにアーム7の長さ及びガイド板12の取り付け
位置を調整する。該ガイド板12幅はリールドラ
ム2と同じ長さ若しくはそれ以下でよく、又分割
体としてもよい。
巻取りを完了した巻太りロール4とリールドラ
ム2との隙間17の下方に位置するようドクタ部
吹上ノズル18を、紙匹幅方向に上向きとなるよ
う配設し、更に、前記ガイド板12の巻太りロー
ル4側の側端部に、紙匹のふくらみ19を巻取用
スプール5側に倒すためのガイドノズル20を、
所要の間隔で適数配設すると共に、該ガイド板1
2のリールドラム2側の側端部に、巻取用スプー
ル5側に倒れた紙匹のふくらみ19を巻取用スプ
ール5に押し付けるためのガイドノズル21を同
様に所要の間隔で適数配設してある。
以上のように構成したので、抄紙機のリール枠
替を行なう場合は、巻太りロール4の巻取を終了
する前にエアシリンダ10のピストンロツド11
を引き込むことにより待期位置にあるアーム7を
略水平に倒し、ガイド板12を巻太りロール4と
リールドラム2との接点上方に位置させると共
に、新らしい巻取用スプール5をリールドラム2
と等速回転した状態で保持したホルダー6を、巻
太りロール4側に所要の角度傾動し前記ガイド板
12の下方に位置させる。
次いで、巻取りの終了した巻太りロール4をテ
ーブル3上に移動して、巻太りロール4とリール
ドラム2とを離し、ドクタ部吹上ノズル18から
エアを紙匹22に向つて噴射すると、リールドラ
ム2と巻取用スプール5との間から送られてくる
紙匹22が上方にふくらみ、該ふくらみ19の頂
部がガイド板12に達する。該ガイド板12にお
いては、ガイドノズル20からエアが噴出されて
いるためふくらみ19は巻取用スプール5側に倒
され、引き続きガイドノズル21からのエアーに
より倒れたふくらみ19が回転する巻取用スプー
ル5に押し付けられ、該巻取用スプール5とリー
ルドラム2との間に巻き込まれ、巻取用スプール
5に巻かれる。
このとき、巻取用スプール5に巻かれ始めた紙
匹とブレーキ23により固定された前記巻太りロ
ール4の紙匹との間に張力が発生し、瞬間的に紙
匹が幅方向に破断され、そのままニツプ圧が加え
られて巻取用スプール5への巻取りが継続され
る。
各ノズル18,20,21は所定の時間エアを
噴出した後、閉止し、その後エアシリンダ10に
よりアーム7及びガイド板12を待機位置に退避
させる。
なお、本考案の抄紙機のリール枠替装置は上述
の実施例のみに限定されるものではなく、本考案
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上述べたように本考案の抄紙機のリール枠替
装置によれば、下記の種々の優れた効果を奏し得
る。
() 下方に設けたエアノズルからエアを噴出
すると紙匹がふくらんでその頂部がガイド板に
達し、ガイド板により紙匹のふくらみの大きさ
が必要最小限におさえられ、紙匹の無駄が少な
くなる。
() ガイドエアノズルにより巻取用スプール
への紙匹の巻付が短時間に且つ確実に行なわれ
る。
()()によりニツプ圧をかけるまでの時間
が短縮される。
() ()()()により損紙量が大幅に
減少すると共に作業能率も著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例の説明図、第
2図は第1図の−方向矢視図、第3図は従来
のリール枠替初期状態の説明図、第4図は従来の
リール枠替終期状態の説明図、第5図は従来のリ
ール枠替における好ましくない状態の説明図であ
る。 2はリールドラム、4は巻太りロール、5は巻
取用スプール、6はホルダー、7はアーム、10
はエアシリンダ、12はガイド板、18はドクタ
部吹上ノズル、19はふくらみ、20,21はガ
イドノズル、22は紙匹を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リールドラム上に巻取用スプールを装填し、紙
    匹を巻終つたロールを紙匹出側に排出し得るよう
    にしたリールにおいて、リールドラムと巻太りロ
    ールとの間の下方に紙匹の幅方向に配設したエア
    ノズルと、巻取用スプールの上方に巻太りロール
    と巻取用スプールとの間をおおうよう退避可能に
    設けられ且つ凹面が下方に向くよう配設されたガ
    イド板と、該ガイド板の両側に夫々設けたエアノ
    ズルとを備えてなることを特徴とする抄紙機のリ
    ール枠替装置。
JP1987113586U 1987-07-24 1987-07-24 Expired JPH0452213Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987113586U JPH0452213Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987113586U JPH0452213Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6421162U JPS6421162U (ja) 1989-02-02
JPH0452213Y2 true JPH0452213Y2 (ja) 1992-12-08

Family

ID=31353553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987113586U Expired JPH0452213Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

Country Status (1)

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JP (1) JPH0452213Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6071444A (ja) * 1983-09-26 1985-04-23 Sumitomo Heavy Ind Ltd ワインダにおける紙端自動固定装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6071444A (ja) * 1983-09-26 1985-04-23 Sumitomo Heavy Ind Ltd ワインダにおける紙端自動固定装置

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Publication number Publication date
JPS6421162U (ja) 1989-02-02

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