JPH0452074A - 鋼構造物における構造部材の接合方法 - Google Patents

鋼構造物における構造部材の接合方法

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JPH0452074A
JPH0452074A JP2161128A JP16112890A JPH0452074A JP H0452074 A JPH0452074 A JP H0452074A JP 2161128 A JP2161128 A JP 2161128A JP 16112890 A JP16112890 A JP 16112890A JP H0452074 A JPH0452074 A JP H0452074A
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武藤 昌太郎
Hisahiro Onoe
尾上 久浩
Takeshi Yamada
武 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はめっきが施された構造部材を現場で互いに溶
接して接合する、鋼構造物における構造部材の接合方法
に関するものである。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕橋梁や広
告鉄塔等、鋼製の構造物の構造部材は常に曝露状態に置
かれることによる腐食防止の必要から防錆処理が施され
るが、従来の防錆は主に、耐用年数に限界がある塗装に
依存するため数年毎に現場で補修.再塗装のメインテナ
ンスを行う状況にあり、その作業に膨大な費用を投じて
いるのが実情である。
このメインテナンスの煩雑さを解消する目的で近年では
、構造物の構築前に補修の必要性のない、溶融亜鉛めっ
きを施す防錆方法が広く用いられつつある。
このめっきは浴槽の規模の都合上、規格化された構造部
材単位で行われ、その組立,接合は現場で行われること
になるが、溶接接合は、溶接時のヒユームの問題や,溶
接部への亜鉛の巻き込みに起因する溶接欠陥を防止する
ためにもめっき部を取り除いて行われる。また溶接接合
には、接合部近傍においては、溶接熱によるめっきの焼
損により防錆効果が失われる、という問題も伴うことか
ら、現在では構造部材同士の接合方法はボルト接合が主
流となっている。溶接による防錆効果損失の対策として
、めっき代用塗料のジンクリンチペイント塗装を行う方
法もあるが、この塗装は曝露された構造物に対しては防
錆効果が不十分であり、通常の塗装と実質的に変わりが
ないため、めっきと同等とみなすことはできない。
ボルト接合はめっきされた構造部材間に同じくめっきさ
れた継手プレートを渡してボルトを締め付ける方法であ
るが、この方法には孔明けや、摩擦接合のための表面処
理等の加工精度の問題、及び孔とプレートとの取合いの
難しさ、ボルト接合後の防錆処理の問題等、未だ多くの
問題を抱えている。
この発明はこうした背景を踏まえてなされたもので、溶
接に伴う問題を克服しながら、ボルト接合の問題を解消
する接合方法を新たに提案しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では予め構造部材に、防錆処理が不要なステンレ
ス鋼よりなる接合部材を一体化し、現場接合を、この接
合部材同士で溶接により行うことにより、ボルト接合に
伴う前記各種の問題を回避すると同時に、溶接箇所にめ
っきを施すことによる、溶接時のめっき焼失の問題を解
決する。
接合部材は鋼製よりなる構造部材の端部に予め溶接され
てその一部となり、構造部材と共に溶融亜鉛めっきされ
、現場において互いに溶接接合される。
構造部材に施されるめっきは、接合部材同士が溶接され
ることにより溶接後も残存し、構造部材間の接合部はめ
っきと耐食性を有する接合部材とにより万全な防錆処理
が施されることになる。
〔実施例〕
以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて説明する。
この発明は第6図−■〜■に示すような橋梁の、■の一
部拡大図である第7図に示す橋桁、特に構造部材1.1
である主桁の継手等を溶接により行う方法であり、構造
部材1,1の双方の接合部に予め、めっき被覆の必要の
ない、すなわち溶接熱によるめっき焼損の恐れのないス
テンレス鋼よりなる接合部材2.2を溶接接合し、これ
ら一体化した構造部材1と接合部材2を共に溶融亜鉛め
っきで被覆した後、現場において側構造部材1.lの接
合部材2,2を溶接して構造部材1.1を互いに接合す
る方法である。
第1図はH形鋼の構造部材1.1同士の継手部を、第3
図は角形鋼管(箱形断面材)の構造部材1,1同士の継
手部をそれぞれ示したものである。
第1図、第3図に示す実施例は現場で継手を形成し、構
造部材1,1を連続させる場合であるが、これらの場合
、構造部材1にはこれと同一断面の接合部材2が溶接さ
れ、接合部材2は構造部材1の一部となる。
調製の構造部材1とステンレス鋼の接合部材2との接合
は第2図に示すように例えば、突き合わせ継手の要領で
双方の接合端面に開先を形成しておき、両者を突き合わ
せてアーク溶接することにより行われる。
この溶接はアーク溶接の他に、双方の接合面にステンレ
ス鋼等のインサート金属を挟んだ拡散溶接、あるいはエ
レクトロスラグ溶接等によっても行われる。これらの溶
接の場合は第4図に示す断面となる。
接合部材2には、相互間の溶接時の溶接熱の影響を構造
部材工、特にそのめっきに及ぼさない程度の長さ(最高
加熱温度が約300°C以下の範囲で20〜30mm程
度を必要とする)が与えられる。
構造部材1と接合部材2との接合後、両者は共に溶融亜
鉛めっきが施され、現場に搬入される。
めっきは、その接合部材2,2同士の溶接時の焼失と溶
接金属の母材への溶着性を考慮して第2図、第4図に被
覆区間を破線で示すように、接合部材2,2の接合端面
倒を残して施される。
めっきの施されない区間は後述するようにジンクリッチ
ペイント塗装で被覆される。
接合部材2.2の端面にも図示するように同様に開先が
形成されており、現場で、接合部材2と同一材料のステ
ンレス鋼等の溶接棒を用い、同じくアーク溶接されて接
合される。
また接合端面に、ステンレス鋼の接合部材2゜2の代わ
りに予め溶接によるステンレス鋼のバタリング(肉盛り
溶接)を施しておく場合もある。
接合部材2.2同士の溶接は従来の現場溶接と同じく、
エレクションボルトにより仮止めした状態で行われる。
接合部材2,2の接合後、その両面には、前記しためっ
きされない区間の被覆と、一部の、溶接によるめっきの
焼失を補うと同時に、亜鉛とステンレス鋼の異種金属隣
接部における、亜鉛の犠牲防食効果による亜鉛の消耗を
防ぐため、ジンクリッチペイント塗装による被覆が施さ
れる。ジンクリッチペイント塗装の区間は第2図。
第4図に鎖線で示しである。
第5図は構造部材1が、並列する主桁の構造部材1.1
間に跨って設置され、その独立した挙動を互いに拘束し
、横倒れやねじれ等を防止するスウェイブレーシング材
である場合の実施例を示したものである。
この場合、スウェイブレーシング打倒のガセットプレー
トと、主桁例のパッドプレートがそれぞれの接合部材2
となり、ガセットプレートはスウェイブレーシング材に
、またパッドプレートは主桁に重ね継手等で予め溶接さ
れ、それぞれの構造部材1と共にめっきされた後、現場
に搬入される。パッドプレートには継手の場合の接合部
材2と同様に、ガセットプレートとの溶接時に溶接熱の
影響を背面側の構造部材1とめっきに及ぼさない程度の
厚さが与えられる。
そして各構造部材1.1の接合部材2,2は互いにT継
手の要領で隅肉溶接により接合される。
この実施例の場合も現場溶接の箇所には必要によりジン
クリッチペイント塗装が施される。
〔発明の効果〕
この発明は以上の通りであり、鋼製の構造部材の端部に
、溶接熱によるめっき焼損等の恐れのないステンレス鋼
よりなる接合部材を予め溶接し、これを含め構造部材を
溶融亜鉛めっきした後、側構造部材の接合部材同士を現
場で溶接するものであるため、接合部材やこれから距離
をおいた構造部材が溶接によって影響を受けることはな
(、溶接後も健全なめっき状態を維持することができ、
メインテナンスが不要な構造物を構築することが可能で
ある。
また現場接合を溶接により行う結果、ボルト接合に伴う
加工の問題や防錆処理の問題が回避されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図は構造部材として主桁の継手部を示した
斜視図、第2図、第4図は継手部の詳細を示した断面図
、第5図−■は主桁とスウェイブレーシング材との接合
部を示した斜視図。 ■はその接合部の拡大図、第6図−Iは橋桁を示した平
面図、n、mはそれぞれその正面図側面図、第7図は第
6図−■の一部拡大図である。 1・・・・・・構造部材、2・・・・・・接合部材。 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の鋼製の構造部材を接合して構築される構造
    物において、構造部材の双方の接合部にステンレス鋼よ
    りなる接合部材を溶接接合し、構造部材と接合部材を共
    に溶融亜鉛めっきした後、各構造部材の接合部材を互い
    に溶接して接合する鋼構造物における構造部材の接合方
    法。
  2. (2)接合部材の接合端面にはステンレス鋼のバタリン
    グを施してあることを特徴とする第1請求項記載の鋼構
    造物における構造部材の接合方法。
JP2161128A 1990-06-19 1990-06-19 鋼構造物における構造部材の接合方法 Expired - Lifetime JPH0669614B2 (ja)

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JPH0452074A true JPH0452074A (ja) 1992-02-20
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017110394A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 日本鉄塔工業株式会社 鉄骨床版橋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017110394A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 日本鉄塔工業株式会社 鉄骨床版橋

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